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1979 FIFAワールドユース選手権は、日本で開催された、第2回目のFIFAワールドユース選手権である。大会は1979年8月25日から9月7日まで東京、横浜市、大宮市、神戸市の4都市で合計32試合行われた。決勝は東京国立霞ヶ丘競技場で行われアルゼンチンが初優勝を果たした。又、MVPにあたるゴールデンボール賞にディエゴ・マラドーナが選ばれた。
大会はマラドーナ擁するアルゼンチンの圧倒的な強さの優勝で幕を下ろした。アルゼンチンはワールドカップ・アルゼンチン大会で同国を初優勝に導いたセサル・ルイス・メノッティがユースの監督も務め、マラドーナ以外にも、ラモン・ディアスらのタレントを擁し、技巧的なパスワークと圧倒的な攻撃力で大会を席巻し日本のサッカーファンの人気を集めた。
日本は地元開催という事もあって松本育夫監督の厳しい指導の下、海外遠征や長期合宿を繰り返し大会に挑んだが0勝2分1敗で1次リーグ敗退に終わっている。
[編集] 出場国
- アジア
- アフリカ
- 北中米カリブ海
- 南米
- 欧州
- 開催国
[編集] グループリーグ
[編集] グループA
国名 |
勝点 |
試合 |
勝 |
分 |
負 |
得 |
失 |
差 |
スペイン |
4 |
3 |
2 |
0 |
1 |
3 |
2 |
+1 |
アルジェリア |
4 |
3 |
1 |
2 |
0 |
2 |
1 |
+1 |
メキシコ |
2 |
3 |
0 |
2 |
1 |
3 |
4 |
-1 |
日本 |
2 |
3 |
0 |
2 |
1 |
1 |
2 |
-1 |
1979年8月25日
1979年8月27日
1979年8月29日
[編集] グループB
1979年8月26日
1979年8月28日
1979年8月30日
[編集] グループC
国名 |
勝点 |
試合 |
勝 |
分 |
負 |
得 |
失 |
差 |
パラグアイ |
4 |
3 |
2 |
0 |
1 |
6 |
1 |
+5 |
ポルトガル |
3 |
3 |
1 |
1 |
1 |
2 |
3 |
-1 |
大韓民国 |
3 |
3 |
1 |
1 |
1 |
1 |
3 |
-2 |
カナダ |
2 |
3 |
1 |
0 |
2 |
3 |
5 |
-2 |
1979年8月25日
1979年8月27日
1979年8月29日
[編集] グループD
国名 |
勝点 |
試合 |
勝 |
分 |
負 |
得 |
失 |
差 |
ウルグアイ |
6 |
3 |
3 |
0 |
0 |
8 |
0 |
+8 |
ソビエト連邦 |
4 |
3 |
2 |
0 |
1 |
8 |
2 |
+6 |
ハンガリー |
2 |
3 |
1 |
0 |
2 |
3 |
7 |
-4 |
ギニア |
0 |
3 |
0 |
0 |
3 |
0 |
10 |
-10 |
1979年8月26日
1979年8月28日
1979年8月30日
[編集] 決勝トーナメント
[編集] 準々決勝
1979年9月2日
[編集] 準決勝
1979年9月4日
[編集] 3位決定戦
1979年9月6日
[編集] 決勝
[編集] 最終成績
1979 FIFAワールドユース選手権優勝国
アルゼンチン
初優勝 |
[編集] 表彰
[編集] ゴールデンボール賞(MVP)
[編集] ゴールデンシューズ賞(得点王)
[編集] フェアプレー賞
[編集] 得点ランキング
[編集] 今大会に出場した著名な選手