魔導物語及びぷよぷよシリーズの登場人物
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魔導物語及びぷよぷよシリーズの登場人物(まどうものがたりおよびぷよぷよシリーズのとうじょうじんぶつ)では、コンピュータゲーム『魔導物語』シリーズおよび『ぷよぷよ』シリーズに登場する架空の人物や魔物、幻獣などについて述べる。『魔導物語』においては、敵キャラクターの大半が個人名・個体名ではなく種族名である。これらのキャラクターは通称「魔導キャラ」と呼ばれていた。これは元々『ぷよぷよ』の登場人物が、『魔導物語』の登場人物であったことからつけられた名称である。
1998年に『ぷよぷよ』シリーズの権利がセガに移ったことにより、現在では今までに一度でも過去の『ぷよぷよ』シリーズに登場したことがある者の権利元はセガにある。それ以外の旧コンパイルのゲームのみに登場する者の権利元は、2003年にコンパイルが解散した際にアイキに移り、さらに2007年からはアイキの商標を引き継いだD4エンタープライズにある。
魔導物語のキャラクターの血液型は、「不明」または「設定なし」とされている。神話や伝承が元になった魔物には名前に内部リンクを設けている。また、ウィンドウズ版ディスクステーションに収録されたゲーム名の後には「(DSx号)」と付記している。
- 『魔導物語』シリーズは厳密な公式設定を定めていないため、作品によって同一人物でも性格や人物関係が大きく異なっている場合が多い。このため、この記事にある情報も作品によっては矛盾している可能性がある。
- 括弧内の声優は全ゲームでそのキャラを演じたと言うわけではないが例として記しておく。また、PCエンジン版、『ぷよぷよ〜ん』、『ぷよぷよフィーバー』ではプロの声優が声を当てているが、それ以外のタイトルは特に明記しない限り当時のコンパイル社員が声を当てている。
- メインキャラ | 商人 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行・ん | フィーバー
[編集] メインキャラクター
以下に示す6名は、『魔導物語1-2-3』の時点で既に個人として明確になっていた者達である。
- アルル・ナジャ
- 多くの『魔導物語』および『ぷよぷよ』シリーズにおける主人公で、魔導師の卵の女の子。明るくさばさばした性格。『ぷよぷよ』シリーズにおいては、彼女が会得した禁断の魔法「オワニモ」によりぷよぷよが消える。一人称は「ぼく」または「ボク」。7月22日生まれの16歳。
- カーバンクル
- アルルの肩にいることが多い、ウサギの耳のようなふたつの突起がある黄色い生き物で、舌が異様に長く伸び、体は非常に柔らかい。ルベルクラクという赤い宝石を額につけていて、ここからビームを出すことができる。好物はカレーライスとらっきょである。元々、サタンのペット、または心の友であり、サタンは彼を婚約者にプレゼントする予定であったが、ルベルクラクを探しにやってきたアルルが、サタンを倒して連れ帰ってしまった。その後も「女の子の方がいい」という理由で、サタンの元に帰らずに自分の意志でアルルの傍にいる。ちなみに、『ファイナルファンタジーシリーズ』の同名の召喚獣との血縁関係はないとのこと。
- シェゾ・ウィグィィ
- 古代魔導「アレイアード」と闇の剣を持つ闇の魔導師で、他の魔導師の魔力を吸収することによって魔力を高めている。銀髪青眼の美青年であるが、ナルシストであり、魔力を吸収することに失敗したアルルからは変態扱いされている。ちなみに、初期の作品ではきちんと「お前の力をもらう」と言っており、「お前が欲しい」と言い出したのは「ぷよぷよ(無印)」以降である。「シェゾ・ウィグィィ」とは「神を汚す華やかなる者」の意。
- ルルー
- 自称サタンの婚約者。気位の高いお嬢様で魔法は使えないが格闘技の達人。アルルに高い対抗意識をもっている。初期作品では、ミノタウロスを「呪文」で召喚していた。『魔導物語A・R・S』の内1つのエピソード、『ルルーの鉄拳春休み』 (DS14号)では主人公。2月24日生まれの18歳。
- ミノタウロス
- 愚直かつ誠実にルルーに仕える半牛半人の牛男。すさまじい怪力の持ち主で巨大な斧を振り回す。ぷよぷよの思考ルーチンの中では最強クラスの強さ。誕生日はルルーと同じ2月24日。
- サタン
- 「自称」魔界のプリンス。膨大な魔導力をどーでもいい事に無駄使いするのが趣味。しばしば冗談交じりで、「サタンさま」のように、「さま」も名前の一部と紹介・説明されることがある(サンタと呼ばれることもある)。諸迷惑の根源。カーバンクルを愛し、アルルに求婚しつつ、つけまわす10万25歳。ただしコンパイルクラブ内での98魔導の記事では10万26歳となっていた。10万26歳とは第1作であるMSXDS魔導物語が発売された当時のデーモン小暮閣下の年齢である。
[編集] 商人
魔導物語は一部の作品を除き、終始ダンジョンの中だけが舞台になっており、買い物をしに町へ出ることも無い。その為買い物もダンジョンの中で店を開いている魔導商人と行う。
- タウタウ
- 猫の商人。GG魔導Iではスタッフのミスでパララの姿になっている。更にぷよぷよ通では言い回しをもももに取られた。更にその後はパララに取られた。
- のほほ
- 緑色のカエルの商人。右三列に素早くぷよを積み連鎖を発動する「かえる積み」と呼ばれるぷよぷよ内でのぷよの組み方は秀逸。『SUN』では、カレーを食べてアレルギーが出ていたが、これは声を当てた社員の実体験。『ぷよぷよ通』では商人の中で彼だけぷよを消した際のエフェクトがコインでなかったので、彼が商人だということに気が付かなかったユーザーも多いようである。しかし『SUN』以降では商人が彼のみだったので、エフェクトがコインになった。
- パキスタ
- パキスタン生まれで、「いらっしゃり〜の」、「ありがた〜な」といったフランス語(実際はイタリア語)訛りの日本語を使う大根の姿の商人。「マドモアゼル」や「メルシー」といったちゃんとしたフランス語の使用も確認されている。
- パララ
- 色白の商人。アルビノらしく、体力が無いようで、売買を繰り返していると疲れてしまう。何を言っても頷くだけだったが、途中からやたら明るくなる。ぷよは回せない。
- ピグラ
- グレートスタッフを作ってくれる豚の商人(職人?)。ただし膨大な金を請求してくる上一度しかつかえない。
- ふふふ
- 金庫のうえにのった金魚の商人。しゃべる時は常に不気味なふふふ笑いを忘れない。
- むほほ
- 紫または赤色をしたカエルの商人。のほほの従兄弟らしい。のほほが登場しない98魔導では緑色をしている。
- ももも
- 大きなリュックを背負った丸い体の一本角の商人。売買を繰り返していると、「も〜、しつこい客」と言って追い返されてしまう。コンパイルが行っていた直営の通販「ももも通販」のイメージキャラクターに選ばれ、一族全員が商人で、そのネットワークを利用して通販を行っていると言う設定が付与された。
- よよよ
- かたつむりの商人。『はなまる』では用務員をしている。
- リディア
- 兎のような姿をした商人。他の商人と違い、特にこれといった特徴(奇妙な所)が無いのであまり目立たない。
[編集] あ行
- アーちゃん
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- (声:りさ吉 - わくわくぷよぷよダンジョン)
- (声:後藤邑子 - ぷよぷよ〜ん)
- 弓矢を持っている女の子。時折、弓の弦が切れて泣き出す。嘘泣きが得意。
- アウルベア
- フクロウとクマのハーフだという魔物。他者の心を読むことができ、大抵の攻撃をかわしてしまう。が、短気だからなのか読まずに襲い掛かってくることが多い。サケを捕ろうとしたり蜂蜜が好物であったりと、クマの性格が強く出ている模様。
- 元々は『魔導物語』のスタッフが『魔導物語』以前に製作した『魔導師ラルバ』というゲームに登場した魔物で、読心術も同作品からの出展。
- インキュバス
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- (声:川畑竜也/小竜(コンパイル自社オーディション) - ぷよぷよSUN, 魔導物語〜魔導師の塔〜, SS魔導物語, わくわくぷよぷよダンジョン)
- (声:松本保典 - ぷよぷよ〜ん)
- 甘い言葉で誘惑、魅了されて動けなくなった隙に唇を奪い、脳味噌を吸い取ってしまう。この他にビンタや頭突きを使ってくる。魔導商人もももの頭を空っぽにした犯人だと思われる。ある個所の壁に連続してぶつかっていると、「お馬鹿な脳味噌買い取ります。割れた頭をお出しください」という紙切れが出てきて、更にもう1回ぶつかると、「貴方の脳味噌買い取って上げます、カモン」とインキュバスが出てくることから、頭が空になるというのは魅了の喩えではなく、本当に脳味噌を主食にしているのではなかろうか。この表現がきわど過ぎたのか、ゲームギア版やぷよぷよ通以降は、怪しげな英語を話しながら魅了技を使ってくるただのキザ男になった。
- ウィッチ
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- (声:榎本明美 - ぷよぷよ PCエンジンCD-ROM²版)
- (声:野田純子/のだすみ - ぷよぷよSUN, 白熱!ぷよりんぴっく!, 魔導物語〜魔導師の塔〜, SS魔導物語, わくわくぷよぷよダンジョン)
- (声:水谷優子 - ぷよぷよ〜ん)
- 魔女族の女の子。半人前の魔法使い。高レベルな魔法(使いこなせないが)とプライドを併せ持つ、ややタカビーな性格。人気が出てくるにつれ個人として独立するようになり、親族まで登場することになった。その為魔女一族は西の大陸出身で、一人前になるまで名を持たないという設定が付け加えられた。元ネタは北斗の拳の修羅の国だと思われる。『コメットサマナー』(DS20号)では主人公。ぷよぷよ〜んのストーリーで、勝利後に仲間になって、一緒にカーバンクル探しを手伝ってくれる。
- ウィル・オー・ウィスプ
- 軽い人魂。
- うろこさかなびと(鱗魚人)
- 迷宮に住む人魚、宙を泳ぐ人魚などの異名を持つ。口から毒水を出し宙を泳ぐ。仲間を呼ぶが、孤独なので誰も助けに来ない。ぷよぷよシリーズに登場するうろこさかなびとには、セリリという個人名がある。臆病な性格。『アルルのルー』に登場する者は、町中に出てきているためか、割と社交的。
- 『ぷよぷよ通』以降は「うろこさかなびと」と平仮名で表記されることが多いが、『PC-98版1-2-3』で初登場した際は「鱗魚人」と漢字表記になっていた。同作品ではディスク内のファイル名が「RINGYO」となっていること、『なぞぷよアルルのルー』の取扱説明書では「鱗魚人」いう漢字表記に「りんぎょじん」とルビが振ってあったことから、当初は「りんぎょじん」という読みだった可能性がある。もっとも、魔導物語においては作品毎に細かな表記が異なることは珍しくない。
- シリーズでは他に、「うろこにんぎょ」や「メロウ」という人魚が登場する。
- おおかみおとこ
- 擬人化された狼。しかし犬にしか見えない。「攻撃しますね」と言って攻撃する律儀な性格。噛み付こうともするが口が小さくて噛み付けない。ぷよぷよ通では感情の起伏が激しい性格で、月を見ると変身するらしいが、顔は元から狼、というより犬。
[編集] か行
- キキーモラ
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- (声:さかなやさん - SS魔導物語, わくわくぷよぷよダンジョン)
- (声:引田有美 - ぷよぷよ〜ん)
- お掃除お姉さん。きれい好きというよりは、きたないのがダメらしい。おばさんに差し掛かっているのかもしれないが、本人はそう言うとやたら怒る。掃除した後を汚しても怒る。メイド服とモップが特徴。DS4号『魔導物語 道草異聞』で初登場、メイドと言うその外見から一躍人気者になり、3号後のDS7号『キキーモラのおそうじ大作戦』で主人公に抜擢されてしまった。カーバンクル以外の魔物が主人公に選ばれたのはこれが最初であり、いわばこの作品から、一般の魔物が主人公のアルルと同格になっていった。
- ゲイ
- オカマのクジラ。クジラの音読みのゲイと同性愛者という意味のゲイを掛けている。『魔導物語〜魔導師の塔〜』(DS16号)ではシェゾを女装させようとした。
- コカトリス
- 石化ブレスを吐き出すニワトリ。
- コドモドラゴン
- 広島弁の野生児と彼が騎乗するトカゲのような姿のドラゴン。名前はコモドドラゴンのもじり。
[編集] さ行
- さそりまん
- サソリの着ぐるみを着ているように見える丸っこい体型の目が細い関西弁のサソリ人間。恐ろしく愛想がいいが「ぷよぷよ」の場合、申し訳無さそうに対戦を申し込んでくる。よく勘違いされているが商人では無い。
- サキュバス
- 男をたらしこむ事が生きがいの色っぽい悪魔。男女見境ない場合もある。当初は裸に布を纏っただけと言う露出度の高い出で立ちだったが、SS魔導以降はボンデージに鞭と言うSM女王様になった。このため「女王様」キャラとして、ルルーとややかぶる存在となった。
- サムライモール
- 声が主食の武士道なモグラ。声を食べて呪文詠唱を妨害する。BGMまで食べてしまうことがある。
- ジャァーン
- ジンの一種。ジャーンと呼ばれる場合もある。他人を驚かせるのが趣味で、その為だけに手を巨大化させる。魔導物語では敵として登場するので巨大化した手で攻撃を行う。同じくジンの一種であるハクション大魔王のような喋り方をする。ちなみに女性である。SS魔導では悪戯好きで語尾に「じゃーん」をつける喋り方をするが、これは同種族の別人の可能性がある。
- スキヤポデス
- 小人のような上半身に巨大な一本足を持つ。足のことを話題にしてはいけない。スキヤポデスというのは一本足の異人の事。「三十文キ~ック!」と叫んで飛び蹴りすることもある。
- スキュラ
- ヘソから下が犬の女の子。手癖が悪く、すぐに人のものを盗むうえ、毒攻撃までしてくる。温泉が好き。
- すけとうだら
- 手と足が生えたスケトウダラで、怒りっぽく、やたらに人にからむ。人間と魚のハーフ。ひたいの青すじは標準装備。セリリに恋をしている設定がよく見受けられる。踊りが趣味で踊っているシーンをよくみかけるが、「美しくない」といつもアルルなどに言われ怒り出す。ほか、ぷよぷよSUNの家庭用版のTVCMに出演しシンクロナイズドスイミングを披露していた。リアル指向のPC98版魔導物語ではデザインをそのまま、実物の介党鱈に手足を生やした異様なキャラクターである。ぷよぷよでは対戦開始直後にぷよを4段目までランダムに積む。
- スケルトンT(スケルトン・T)
- 日本茶をこよなく愛する骸骨。魔導物語では自分の骨を投げつけてくるが、それが元で体が崩れて自滅する。ぷよぷよでは、ぷよは回せない、高速落下もできないという最弱キャラ。TはTeaのT。98魔導では骸骨剣士になっている。この場合は何のTなのやら。
- セリリ
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- (声:ぎゃらりぃぐりこ - わくわくぷよぷよダンジョン)
- (声:川崎恵理子 - ぷよぷよ〜ん)
- 被害妄想のケがあるうろこさかなびと(人魚)。お友達を欲しがっている。『セリリのはっぴーばーすでぃ』(DS18号)では主人公。セイレーンの様に魅了の歌を歌える。ぷよぷよ通ではピンチになると半泣きになり、ばたんきゅーすると完全に泣く。ぷよぷよ〜んのストーリーで、勝利後に仲間になって、一緒にカーバンクル探しを手伝ってくれる。
- ぞう大魔王
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- (声:安元洋貴 - ぷよぷよ!)
- インド風の格好をし額にビンディを付けた二足歩行の象。語尾に「〜だぞう」をつけて話す。自らを魔王と呼ぶが、本当に大魔王なのかは不明。モデルはインドの神、ガネーシャと思われるが、魔王と自称しているのでギリメカラである可能性もある。歩くだけで地面を揺らし、足踏みで地震を起こせる体重の持ち主。この体重で圧し掛かられると、アルルは「象が踏んでも壊れないよう」と言うが、ポリカーボネートで作られたサンスター文具製の「象が踏んでも壊れない筆入れ」との関連は不明。少なくともアルルは大ダメージを受けてしまう。PC-98版ぷよぷよをメモリー不足の状態で立ち上げると、銀河鉄道999のメーテルのコスプレをしたぞう大魔王が拝める。
- ぷよぷよシリーズではぷよぷよ~ん以外に登場し、ぷよが地面につくとゆれる
- ゾンビ
- 腐った死体。体が崩れても相手を追いかけて、手足が無くなっても空手チョップやキックをしてくる。子供、女性、ボディービルダーなどバリエーションが豊富。
[編集] た行
- チコ
- 神殿を守っている女の子。『ぷよぷよ〜ん』で初出。コンパイルとして制作された最後のキャラ。『ぷよぷよBOX』ではストーリーパートに登場せず、結局ストーリーを持って登場したのは『ぷよぷよ〜ん』だけで終わった。(声:南杏子)
- ちょっぷん
- 頭に紙袋をかぶり、メガネをかけている怪しい人。アルルのコスプレをしている。一児の父。当時のコンパイル社員がモデルになっている。セーラー服を着ている場合もあり、こちらはちょっぷんRという。元ネタは美少女戦士セーラームーン。モデルになった社員がセーラームーンのファンだったらしい。
- ドッペルゲンガー
- 主人公であるアルルまたはシェゾの姿をした魔物。バリエーションが大変豊富。
- MSX魔導での表記はドッペル。主人公が装甲魔導スーツを着けているのに対し、普段着の姿になっていることから、ドッペルゲンガーと留年を意味する「ドッペる」を掛けていると思われる。
- 98魔導での表記はドッペルケンガー。この作品のみ、鏡に映したようにアルルと利き手を含め左右逆転した姿になっている。
- GG-IやPCEでの表記はドッペルだが、98魔導のように装甲魔導スーツを着けている。しかし左右逆転はしていない。
- A・R・Sでの表記はドッペルゲンガー。シェゾ編に登場するので、シェゾの姿をしている。鏡の迷宮に登場するが、左右逆転していない。
- なぞぷよアルルのルーでは食事を奪いに現れる。ゲーム中で名前の表記は無い。やはり服装は左右逆転していない。
- はめきんでの表記はゲーム中ではドッペルゲンガーだが、DS誌面ではドッペルゲンガーアルルと記されたので、以後この呼び名かそれを略したドッペルアルルがユーザーの間で定着する。アルルの前世とも母親とも云われる人物。
- わくわくぷよぷよダンジョンでは、時空の水晶がシェゾの魔導力を吸収した結果、シェゾの姿と能力を得た。ゲーム中での表記はドッペルゲンガー。ユーザーの間ではドッペルゲンガーシェゾまたはドッペルシェゾと呼ばれることが多い。
- ぷよぷよ〜んでの表記はドッペルゲンガーアルル、またはドッペルアルル。カーバンクルをさらったが、その目的も正体も明かされなかった。
- その為、ぽけっとぷよぷよ〜んとしてGB版に移植された際にストーリーが変更された。アルルに成り代わろうとするが、最後はアルルに誰かの代わりになるなんて誰にも出来ないと諭される。また、表記がドッペルになっている。
- ドラコケンタウロス
- アルルと美少女度を競い合いたがる半竜半人の女の子。また胸の大きさも競っている。とっても威勢がいい。尚、彼女以外にもドラコケンタウロスは大勢おり、その中にはサタン様ファンクラブの会員もいるが、個人名は不明。略称は「ドラコ」または「ドラケ」。当初はユーザーから「ドラゴンケンタウロス」と間違われることが少なくなかったようだが、98版ぷよぷよの説明書では既に「ドラコ」が使用されている。一方の「ドラケ」はスタッフの使用頻度が少なく、ゲーム製品ではPS版ぷよぷよ通決定盤のオマケのシールでしか使用を確認できず、ゲーム中で一度も使われたことが無い。尚、ドラコとはギリシャ語でドラゴンの事で、ドラコケンタウロスとはドラゴンのケンタウロスと言う意味。
- MSX魔導では女性的な声だったが、98魔導では中性的な声になって名前も女性的でなかったこともあり、女性だと認識するユーザーは少なく、『ぷよぷよ』のデモではじめて女性と知ってショックを受けたユーザーも多かったようだ。『ぷよぷよ通』での「ときどき男の子と間違えられる」という説明は、こういったことに基づいていると思われる。『ぷよぷよ』では序盤で登場し、思考スピードが遅く「三級品もんすたあ」と呼ばれていたが、『ぷよぷよ通』では終盤で登場し、思考スピードも上がりかなり強くなっている。説明書でも「作為的なものを感じる」とあり、スタッフの中に彼女のファンがいることをほのめかしていた。このことについては、スタッフの中にPCエンジンCD-ROM²版で彼女の声を当てた水谷優子のファンがいたからで、他のキャラでも水谷優子が声を当てていたら強くしたと説明していたが、同じく水谷優子が声を当てたスキヤポデスは強くならなかった(しかも声優が変更された)。『ぷよぷよSUN』では「やさしい」ルートの主人公を務めるが、主人公に格上げされたとみるか、練習モードに格下げされたとみるかは人次第とも言える。「ふつう」ルートでは一番手で登場、頭が暑さでやられているせいか再び弱くなっている。
- ぷよぷよ〜んのストーリーで、勝利後に仲間になって、一緒にカーバンクル探しを手伝ってくれる。
- ドラゴン
- 『魔導物語』では、赤ん坊のドラゴンなので老化の魔法を使うと若人になる。
- 『ぷよぷよ通』と『ぷよぷよ〜ん』に登場するドラゴンはそれぞれ別竜で、『ぷよぷよBOX』では両者のグラフィックが描き分けられている。
- トリオ・ザ・バンシー
-
詳細はトリオ・ザ・バンシーを参照
- しっかり者で打算的な緑髪メリグ、おてんばで行動派の赤髪ショス、甘えん坊で人見知りの金髪エミィからなる3人組のバンシー。かしましい。名前の由来はデータイーストのゲーム『トリオ・ザ・パンチ』からとされる。
[編集] な行
- ナスグレイブ
- おたんこなーすと言いながら飛んでくる、眼鏡をかけたナス。モデルは『魔導物語』の企画者でありナス嫌いな米光一成。口から火を吐くが、ときどきその火で自分が焼きナスになる。その他、太鼓を叩いてその音で相手の脳味噌にダメージを与えたり、ヘタをブーメランのように飛ばしたりと攻撃手段は豊富。意外と繊細。
- のみ
- 小さすぎてどこに居るか判りづらいので、ユーザーに対しては基本的に「ここにいる」とメッセージが表示される。小さいが手強く、連続攻撃のほか、吸血または小さいのでよく見えない踊りで魔導力を吸収してくる。ぷよぷよの対戦中に有利になると、「よろこんでいる」に変わり、ピンチになると「うっ・・・」に変わる。
[編集] は行
- ハーピー
- 天使のような容姿と悪魔のような歌声を兼ね備えた鳥人。要するに音痴なのだが、ぷよ1やぷよぷよ〜んのように音程が外れているだけで特に害が無い場合と、ぷよぷよSUNやわくぷよのように聞いた者が耳を手で押さえて倒れこんでしまう程の酷い声の場合がある。ぷよ1での本名は「田村ヨーコ」(「アイドル伝説えり子」と「アイドル天使ようこそようこ」の主人公からとったものというのが通説)、白または金色の翼を持った既婚者。ぷよ通以降は14歳の金色の翼を持った少女。左右一列(または二列)で積むハーピー積みで知られる。
- 98魔導では伝承に沿った姿をしているが、それ以外の作品では薄絹を纏い背中に羽を生やした少女という天使かニンフのような姿をしている。その上、伝承のハーピーは歌わない。歌う鳥人はハーピーでは無くセイレーンである。
- ハニービー
- 時代劇マニアのハチ。ベル型注射器を持っており、「お注射でござる」と叫びながら誰彼かまわず注射をしようとするはた迷惑な奴。『SUN』の漫才デモのみ特大注射器を持っている。
- パノッティ
- いたずら好きな笛吹き小僧。笛の音にあわせて踊らないと怒る。パノッティというのは耳の尖った異人の事だが、彼の外見は緑の服に尖がった赤い帽子という、フェアリーや小人に近く、実際98魔導ではぷよぷよやカーバンクルと大差ない大きさである。
- バロメッツ
- 下半身がトマトの実の羊。バロメッツというのはヨーロッパに伝わる、根の生えた羊の事。主に「めぇー」と鳴くが、怒った時などは「もー」とも鳴く。アルルもみとめるかわいさ。
- ピエロ
- 『ぷよぷよ〜ん』に登場するサーカスのピエロ。GB版のみ勝負をすることになるが、特技は使えない。
- ビリーバーン
- いつも燃えている男。修行のため、放浪の旅をしている。コンパイルのゲーム『ジャンプヒーロー』の主人公「ビリード・バ・ビーン」の兄。
- ふたごのケットシー
- 双子のシャムネコ。元々はシャムという名称で、シャムネコとシャム双生児と掛けている。ドロップアイテムもソーセージだった。
- ぷよぷよ
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詳細はぷよぷよ (ゲームキャラクター)を参照
- ぷよ科ぷよ目に属する哺乳類だとも、進化の前段階だとも、スライムの別称だとも言われているゼリー状の魔物。敵に向かって飛ばす体液は仲間の魔物を呼び寄せる臭いを放ち、弾力性に富んだその体は魔法をはじき返す。実は腕や口がある。「ぷよぷよ」はゲーム名で、この魔物の名前は「ぷよ」だと認識しているユーザーも多いようだが、少なくともオリジナルでの名称は「ぷよぷよ」である。
- ブラック・キキーモラ
- 黒色のメイド服を着ているお掃除お姉さん。モップを使って床に罠を仕掛ける。乱暴で怒りっぽい性格であり、キキーモラとは反対の性格である。
- 『キキーモラのおそうじ大作戦』のラストボスとして初登場。キキーモラとは逆に床を汚す。ゲーム中のグラフィックはただのキキーモラの色違いであったが、イメージイラストでは表情が切れ目になっており、キキーモラと違う独自の性格を想像させるものがあった。
- 『ルルーの鉄拳春休み』では鏡の実を食べて性格が逆になったキキーモラとして登場。再度鏡の実を食べさせることで元に戻る。
- 『わくぷよ』ではキキーモラが落ちているアイテムや魔法陣を消してしまうのに対し、床に罠を仕掛けるという行動を取る。性格はやや短気で無愛想、悪口を聞きつけると容赦なくモップで殴りつけてくる。
[編集] ま行
- マスクドサタン
- マスクをつけた誰かさん。ルルー以外は気付かないふりをしている。ルルーだけは素で気付かない。「ぷよぷよ通りみっくす」の説明書には「マスクドなんとかさん」という表記で全身がシルエットで紹介されている。表記によればナイーブらしい。
- ぷよぷよ通では一定点数以上取ると登場し、機種によってはぷよを置く音や消えるときの音(正確に言うと破裂する音)がでる。
- マミー
- 包帯がよく絡まるミイラ。語尾に「だわさ」をつけて話す。見た目では分からないが、男性のマミーと女性のマミーがいるらしい。
- まもの
- まものという名の魔物。鳥の様な外見をしている。見た目は怖いが心は優しく「顔が怖い」「凶悪そう」と言われると泣いてしまう。
- マンドレイク
- 頭に花を生やした女の子のように見えるが、正しくは根が女の子の形をした花。ダンジョン内に自生しており、引き抜くことで手に入る、高く売ることが出来る換金用アイテム。引き抜く際に「恥ずかしい」と悲鳴は上げるが、わずかにダメージを受けるだけで命を落とすことは無い。例外的に98魔導では根のグラフィックが無く、悲鳴も上げない。ゲームギア版では戦闘中に使用することで悲鳴を上げ、成功すると相手を一撃で倒すことが出来るが、耳を塞がれると失敗する。また『はなまる』では幼稚園内に一体だけ生えており、あるアイテムを与えることで戦闘を回避することが出来る。
- ミニゾンビ
- エピソード1に登場する子供のゾンビ。幼稚園児のアルルに合わせて敵キャラも幼くなっている訳である。
[編集] や行
[編集] ら行
- ラグナス・ビシャシ
-
- (声:さかなやさん)
- 魔導物語に出典を一切持たない、初のぷよぷよシリーズオリジナルキャラクター(厳密にはルルーの執事である「じい」という前例がいるが)。初登場の『ぷよぷよSUN』では呪いにより子供の姿に変えられているがレベルアップすると青年の姿になる。しかし、実力は伴わないという勇者のパロディ。『SS魔導物語』で時空をさまよう勇者として、突然重要なキーキャラクタに変貌。突然の扱いの変わり様に戸惑いを覚えたユーザーも多いようだ。結局、この勇者そのものであるシリアスなラグナスの出番はゲーム作品ではこの一作で終わった。その後に発売された『ぷよぷよBOX』では、事務所を設けて職業勇者を営んでいるが、市民から「森から聞こえる下手な歌声のせいで眠れません」という救いの声が寄せられているにも関わらず、彼はこの程度は勇者が出るような事件ではないと動こうとしない。
- 初登場作品である『ぷよぷよSUN』では、「勇者ラグナス・ビシャシ」、「勇者ラグナス」のように「勇者」も名前の一部と思われるような表記がされている。
[編集] わ行・ん
[編集] ゲストキャラクター
特定の作品にしか登場しないが、その作品においてイベントやシナリオ全体に深く関わる者。
- 腐導士(腐導師)
- 98版1-2-3に登場。ゾンビの魔導師。MSX版に登場したまものに代わって、エピソード1のラストボスを務める。以後、GG版、はなまる、PCE版に登場したが、MD版では再度まものと交代した。
- カミュ
- GG版とMD版の魔導物語Iに登場。GG版では卒園試験のライバル、MD版では魔導幼稚園でのアルルの先輩で、卒園試験の審判。
- 園長先生
- 魔導幼稚園園長。『はなまる』では若い男性。MD版では鷲鼻をした魔女のような老婆でカミュの祖母。
- すけとうだらJr.
- 『はなまる』に登場。サングラスをした不良じみた子供で、徒党を組んで悪さをしている。
- ウィッシュ
- 『魔導師の塔』に登場。ウィッチの祖母。極めて高い魔導力を持つ。魔導力で若さを保っているらしく、ウィッチと変わらぬ少女のような容貌をしている。
- セプテム
- 『魔法のジュエル』に登場。頭に羊の角が付いてる子。設定では性別不明。アルルに関わる重要人物の一人。
- グラベル
- i-mode版魔導物語に登場。初出はアイキの代表作(当初はコンパイルから出る予定であった)で、魔導物語の1000年後という設定のパズルゲームポチッとにゃ〜であり、300年前に活躍したという勇者の幽霊であった。i-mode版では生前の姿で登場するが、700年後の人物が登場していることになる。本人ではなく彼の祖先なのかもしれない。年齢は不明だが比較的若い印象を受ける。この作品に登場する時点で既に髪のことを気にしているようで将来髪がすべて無くなることを予期していたのかも知れない。しかしこの作品に登場した時点ではアルルやシェゾ、ラグナス以上にフサフサである。
[編集] ぷよぷよフィーバーシリーズの登場人物
以下のキャラクターは『ぷよぷよフィーバー』シリーズで出演するキャラで、多くは『魔導物語』シリーズには登場しないためここで紹介する。
- ぷよ Puyo
- 同色の“ぷよ”が周囲4方向にいる場合、それらは互いにくっつくという不思議な生き物。
- アミティ Amitie(声:菊池志穂)
- フィーバーシリーズの主人公でプリンプタウンの魔導学校に通う明るい女の子。成績は中の下ぐらい。赤ぷよ帽を被っており、本人曰く自分はこの子と運命を共にしているとのこと。他にも、どんぐりガエルを生き別れの兄だと言い張ったり、おにおんを弟にしようとしたりと、奇妙な言動が多い。『チュー!』では複数持っているからと赤ぷよ帽を譲ってくれる。これらは運命を共にしていない赤ぷよ帽なのだろうか。因みにばたんきゅーした際赤ぷよ帽と彼女の表情が一緒になる(気になるが、他のときも一緒なのだろうか)。最低限、「あかぷよぼう」がただの帽子でないことは明らかである。シェゾが言うには、「あかぷよぼう」には特別な力が込められているらしい。
- 第1作発売当初のゲーム雑誌に、女神の生まれ変わりだがその力は複数の世界に散らばっている。という設定が公開された。現在のところ劇中でこのことを明確に示唆する描写は無く、アコール先生が彼女に秘められた力を感じているに留まっている
- amitiéはフランス語で「友好」の意。「アミーゴ」と同源。
- 5月5日生まれのおうし座。血液型はO型。年齢は13~15歳程。特技はぷよを頭につむこと。好きなものはあかぷよぼう、苦手なものはキノコや0点テスト、つまり勉強。ただし、「ぷよぷよ!」において「学校だいすき〜! だって新しい魔導が覚えられるもん」等と、勉強は嫌っておらず、むしろ問題なく知識を吸収していることを連想させる発言をしている。魔導学は得意だが他科目(一般教養?)がズタボロでおしなべて中の下なのか、「ぷよぷよフィーバー2」の頃から比較して成績が上がったのか、それとも単なる下手の横好きなのか。若しくは、筆記が苦手だが実技はそうでもないのか。
- ラフィーナ Raffine (声:並木のり子)
- フィーバーシリーズのもう一人の主人公。主人公であるアミティとは同級生(現在は隣のクラス)で、ライバル視している。良家のお嬢様で誰に対しても高飛車かつ高圧的な唯我独尊系少女。先天性の障害で自力で魔法を扱うことは出来ないが、そのかわりに体術を得意とし、腰につけたポーチで体術の力を魔導力に変換している。ただし初期の設定では魔法が全く使えないと言及はされていなかった。クルークとは犬猿の仲である。
- 7月25日生まれのしし座。血液型はA型である。特技は格闘。好きなものはエステとなっているが、劇中の言動を見る限り、それと同じぐらい宝石やご褒美が好きな守銭奴という印象がある。苦手なものはないと本人は語るが、劇中の言動を見る限りバルトアンデルスが苦手なようだ。ぞう大魔王を調教してペットにしようとしたりと大胆不敵な性格をしている。
- raffinéはフランス語で「上品」や「洗練」の意。
- シグ Sig(声:渕崎ゆり子)
- 『フィーバーチュー!』から登場。男の子主人公。クラス替えでアミティと同じクラスになった。虫を愛好する非常にマイペースな少年。オッドアイで赤い左目と赤い異形の左手を持つが、そのことも大して気に留めていない様子。頭の触覚のような髪はことあるごとに動く。三食昼寝散歩付きと、おまけにおやつで、意味も分かっていないのにさかな王子のシモベになってしまった。魂らしき青い生き物(シグみたいな髪のような触覚つき)が体から出ていることがある。常にボーっとしており、いわゆる天然ボケ。
- あやしいクルークから「我が血を受け継ぐもの」と呼ばれたこと、あやしいクルークの魂と共鳴し、左手が赤いオーラに包まれたことから、クルークの本に宿っていた紅き魂(邪な魂)の無くなった魔物だと思われる。ただ、「血を受け継ぐ者」なので、その魔物から紅き魂が消えたことにより生まれた少年の子孫であり、本人ではないのであろう。連鎖ボイスも一部あやしいクルークと共通してるところがある。
- 公式ウェブサイトでは当初「ぷよぷよシリーズ初の男の子の主人公」と紹介されていたが、この一文に対し一部ユーザーから「ぷよぷよSUNのシェゾは男の子の主人公ではないのか?」という指摘がされた(ぷよぷよSUNの主人公はぷよぷよで、シェゾとドラコはただのプレイヤーキャラという説もあるが、一般的とは言いがたい)。これを受けたのか、ウェブサイトでは「初登場の男の子の主人公」に修正されたが、パッケージの修正は間に合わなかったのかそのままとなっている。
- 6月16日生まれのふたご座。血液型はB型。特技は目を開けて寝ること。苦手なものは幽霊や0点テスト。
- ユウちゃん Yu (声:仲西環)
- 『フィーバー』から登場。オバケなのに明るく、オヤジギャグ大好き。レイくんの双子の姉である。ちなみに二人の名前を合わせると「幽霊」となる。生前は暗かったらしいが、本人は生前のことは何も覚えていない。フィールドの左右端にぷよを積む『ユウちゃん積み』という戦法を使う。『ハーピー積み』とは似ているようで微妙に異なっている。
- 6月9日生まれのふたご座。血液型はAB型。オヤジギャグの他にツッコミも好き。苦手なものはお札。『フィーバー』では喰らい強の時に苦手な札を貼られて、目が漫画によくありがちな目になっていた。
- リデル Rider(声:並木のり子)
- 『フィーバー』から登場。アミティの同級生(現在は隣のクラス)で頭のツノを気にしている亜人間の女の子。極度の恥ずかしがりや。タルタルと仲良しのはずなのだが、『ぷよぷよ!』でリデルがバルトアンデルスを見て、「大きな体のお友達が欲しい」と言っているので本当に仲が良いのか怪しい。自分と同じように角の生えた仲間を探しており、『ぷよぷよ!』で角の生えているサタンの事を「お兄様」と呼びたがっている。近頃は、悪気がないままに毒舌を吐き、それがしばしばトラブルの原因となるようだ。
- 1月17日生まれのやぎ座。血液型はB型。特技はひとりあやとりで、ぬいぐるみが好き。苦手なものは海。
- クルーク Klug (声:園崎未恵)
- 『フィーバー』から登場。成績優秀なアミティの同級生。反面他の生徒を見下しており、性格は思いっきり厭味。レムレスに憧れているが、アブナイ魔法に魅入られているという噂がある。偉そうな奴であるラフィーナとは犬猿の仲、彼とは別の意味でレムレスに憧れるフェーリとも犬猿の仲。手にしている本は図書館から借りたもので、返却と同時に貸出手続きをすることで借り続けている。
- klugはドイツ語で「賢い」「抜け目が無い」など、世俗的な賢さの意。
- 9月29日生まれのてんびん座。血液型はA型。特技はカードゲームで、好きなものは魔導研究。偉そうな奴が苦手とのことだが、同属嫌悪ということだろうか。『ぷよぷよ!』で「女王様」と自称するルルーの言いなりになってしまっているのはおそらくこのため。
- アコール先生 Ms. Accord (声:倖月美和)
- 『フィーバー』から登場。アミティ達の通うプリンプ魔導学校の女性教師。アミティのクラスの担任だが、ラフィーナのクラスの担当を始め、彼女以外の教師については現在のところ不明。おっとりした性格だが、生徒をハンマーで殴って記憶を消したことがある。ぬいぐるみ?の黒猫ポポイを持ち歩いている。
- 2月12日生まれのみずがめ座。血液型はAB型。チョーク投げ(クレ・ランス)を得意とし、時々練習しているらしい。
- accordはフランス語で「和音」という意味。
- タルタル Tarutaru (声:川村拓央)
- 『フィーバー』から登場。アミティの同級生(現在は隣のクラス)で体格のいい男の子。普段はおっとりとした性格。リデルと仲良し。『チュー!』では授業中、後ろの席のラフィーナがやたらと自分の方を見るので、彼女のことを意識するようになっているが、当のラフィーナは、タルタルの体が大きくて黒板が見えないだけ。
- 『フィーバー』では他の生徒が飛翔の杖を探しに出かけている中留守番をしている、『ぷよぷよ!』ではお休みしているという不遇な生徒。
- 7月19日生まれのかに座。血液型はO型。特技はトリを寄せること。生き物全般が好きだが、蜘蛛は苦手とする。アミティ同様勉強も苦手のようだ。
- さかな王子 Prince of ocean (声:若林直美)
- 『フィーバー』から登場。自称「海の世界の王子」。王族特有の喋り方をする。本名「サアルデ・カナール・シェルブリックIII世」。当初は魔法を掛けられて魚の姿になった人間とされていたが、『チュー!』ではどちらかというと魔法を掛けて貰ったという印象が強い。お忍びの旅をしているにも関わらず、自分が王子だと公言している。一度人間の姿に戻されてしまったが、再度魚の姿に戻っている。人間の姿は多くのユーザーに女の子扱いされた。全身ピンクのうえ、人間のときはやたらハイテンションになっているからか。因みに『ぷよぷよ!』では人間の姿で繰り出す技が加わった。
- 3月5日生まれのうお座。血液型はO型。特技はしもべづくり。好きなものはおしのび旅行、苦手なものは国の行事。
- ほほうどり Hohow bird(声:川村拓央)
- 『フィーバー』から登場。「ほほぅ」が口癖の大きな鳥。「ほほうどり」は種族名だが彼しか見かけない。『チュー!』では未完の塔(とことんぷよぷよがプレイできるコーナー)の建設に尽力している。自分をヒーローだと思いこんでいる。
- 12月5日生まれのいて座。血液型はO型。特技はアートな建築。月の無い夜が苦手。
- おにおん Onion pixy(声:並木のり子)
- 『フィーバー』から登場。学校裏の森に生息しているという一見するとたまねぎのような鬼の一族。タマネギ科 オニ目に属し、学名はsubsp cepa。「オーン!」と鳴く。タマネギの英語名onionからのもじりであろう。プレイヤーキャラとして登場するのはオスの個体だが、『チュー!』ではメスの個体も登場した。『チュー!』以降プレイヤーキャラとして登場するのは、おに子という恋人を持つ特定の個体。
- 9月29日生まれのてんびん座。血液型は秘密。このデータは恐らく上述の個体のもの。おに子は4月29日生まれのおうし座。
- おしゃれコウベ Oshare bones(声:保村真)
- フィーバーから登場。ファッションにうるさいオカマのスケルトン。自分の前から消えてしまった恋人(サタンに似ているらしい)を死後も待っている。『チュー!』ではアイテムショップを経営しており、プレイヤーは彼の店でアイテムを購入することが出来る。序盤で登場し、ぷよを回せない思考ルーチンだったが、『ぷよぷよ!』では登場順がバラバラであることもあり、回転を行うようになった。お洒落+しゃれこうべであろう。
- 12月24日生まれのやぎ座。生前の血液型はB型。本人の話によると生前はブロンドの髪をしていたとのこと。
- どんぐりガエル Dongurigaeru(声:若林直美)
- 『フィーバー』から登場。どんぐり科 カエル目に属し、学名はQuercus rana。必ず水と木の両方がある場所に生息しているというどんぐりの笠を履いたカエル。一方、どこにでもいるという記述もあるので、プリンプタウンが水と木が豊富な町ということなのだろうか。たくさんの仲間がいる。勝負が始まるとすぐにフィールド右側にぷよを積み上げるカエルならではの戦法を使う。
- 3月31日生まれのおひつじ座。血液型はAB型。というのは、アミティに兄と呼ばれた個体のことか。
- こづれフランケン Frankensteins(声:おやフランケン:不明・こフランケン:園崎未恵)
- 『フィーバー』から登場。親子のフランケンシュタイン。子フランケンは孤独を嫌った親フランケンによって作られたもの。子は喋れるが親は喋れない等、子供のほうが比較的頭が良く、親の言葉の通訳をすることもある。
- おやフランケンの声は川村拓央が当てているという説もあるが、川村拓央本人のウェブサイトにはタルタルとほほうどりを担当としか書いていないので除外させていただいた。ただし『ぷよぷよ!』では、タルタルとほほうどりとこづれフランケンが登場しないので、やはり川村拓央が当てているのではという考えも出来なくも無い。
- こフランケンは2月1日生まれのみずがめ座。血液型はO型。特技は電気工作。キャンディが好きなので虫歯が苦手。
- おやフランケンは2月11日生まれのみずがめ座。血液型はO型。特技は工作。雷を好む。
- ポポイ Popoi(声:倖月美和)
- 『フィーバー』から登場。アコール先生が操っている腹話術の黒猫のぬいぐるみのように見えるが、実は何者かが宿っている。アコール先生よりも上位の存在とも言われるが、ハンマーにしてアコール先生が振り回したり、ポポイランスとしてアコール先生に投擲されていたりするので少し疑問がある。『フィーバー』では巨大化?した姿で勝負を挑んでくるが、この際のBGMタイトルが「へっぽこ魔王最強伝説」と後に命名されたこともこの疑問を強めている。単体のキャラクターとして登場するのは第1作のみで、『チュー!』以降はアコール先生とセットになっている。
- 2月22日生まれのうお座。ネコパンチが得意でミントが苦手。また『ぷよぷよ!』のじゅぎょうモードでのひとりごとでシャンプーが嫌いとも言っている
- レイくん Rei(声:仲西環)
- 存在自体は『フィーバー』から公表されており、ゲーム中では『フィーバーチュー!』から登場。ユウちゃんの双子の弟だが、姉と違い非常に無口である。ぷよぷよ勝負の際は(こづれフランケンのように)「ユウちゃん&レイくん」として二人一組で対戦する。『チュー!』においてこづれフランケンと違いレイくんは対戦中の連鎖ボイスが無かったが、『ぷよぷよ!』においては「ブルーウイスプカモン」と反撃ボイス「リインカーネーション」は彼のものである。生前はユウちゃんと性格が反対だった。シグと同じく虫が好きらしい。
- 6月9日生まれのふたご座。血液型はAB型。特技は冷たい反応。好きなものは氷。苦手なものは犬。
- フェーリ Feli(声:前田ゆきえ)
- 『フィーバーチュー!』から登場。プリンプタウンの隣町の学校に通う生徒。占いやまじない、黒魔術が趣味で、自分の世界にどっぷりと漬かり込んでいるダークな少女。ダウジング用のL字形のロッドを両手に持ち、黒色のゴシック・アンド・ロリータの衣装を着ている。レムレスに恋をしており、彼に近づこうとする女の子にはその目的が何であれ容赦はしない。まじないの腕前はそれなりに高く、「ぷよぷよ!」ではバルトアンデルスの企みを看破した。
- 11月13日生まれのさそり座。血液型はB型。きれいごとは嫌い。0点テストに弱いことから、勉強も苦手のようだ。
- バルトアンデルス Baldanders(声:菅沼久義)
- 『フィーバーチュー!』から登場。フェーリによって誤って異世界から召喚された、犬のような謎の生物。鉄仮面を被り、背中には小さな翼がある。巨体で容貌は少し怖いが、性格は人懐っこく甘えん坊である。通称バル。
- 11月23日生まれのいて座。血液型はB型。
- あくま Akuma(声:山崎たくみ)
- 『フィーバーチュー!』から登場。プリサイス博物館(漫才デモを見たり音楽を楽しんだりできるコーナー)の館長を数千年前から務めている。外見はクマのぬいぐるみ。ポポイと近い種族であるらしい。『ぷよぷよ!』で霊物(れいぶつ)という存在だと判明した。シグの赤い手について何か知っているようだ。若い頃は夜の広場でよくブレイクダンスを踊っていたらしい。ヘッドスピンが得意だったそうである。
- 1月11日生まれのやぎ座。コーヒーは苦手。博物館で眠っていることが彼の秘密だというが、博物館に寝泊りしているという意味なのか、本体が博物館に眠っているという意味なのかは分からない。
- ゴゴット Gogotte(声:菅沼久義)
- 『フィーバーチュー!』に登場。最近になってナーエの森に現れた謎の料理人で、会う人会う人に謎の薬を飲ませようとすすめている。森にある珍しい材料に夢中になっている。
- 実は巨人だったらしいが薬を作る際、失敗して小さくなってしまった。現在は珍しい材料に気を取られており、元に戻る気はないようだ。
- 10月1日生まれのてんびん座。血液型はAB型。特技は手料理。好きなものは蜂蜜、苦手なものは日光。
- あやしいクルーク Strange Klug(声:園崎未恵)
- 『フィーバーチュー!』に登場。クルークが持っている本に封印されていた魔物が、魔導アイテムの力によってクルークの体を乗っ取った姿がこの「あやしいクルーク」である。眼鏡を初めとする服装や髪の色が、普段のクルークとは違うものになっている。この魔物は、シグの先祖の片割れである。再度本に封印されてしまったが、クルークは未だにこの本を手放していない。
- 6月16日生まれのふたご座。血液型はA型。掃除が得意な読書好き。本に封印される前は見るだけで身の毛がよだつような恐ろしい姿をしていて、周りからも恐ろしい魔物と噂される存在だったらしいが、面白半分で封印されてしまった為、本当に悪人だったのかは疑問が残る。
- レムレス Lemres(声:山崎たくみ)
- 『フィーバーチュー!』から登場。プリンプタウンの隣町の学校に通う生徒で、フェーリの先輩にあたる。学生ながら非常に優秀な魔導師であり、その実力は広く知られているらしい。光の属性・彗星の魔導師を名乗っている。甘いもの、特にパフェが大好きで、よくお菓子を振る舞う人当たりのいい人物だが、胡散臭く見られがち。黒っぽい帽子を被っていることから黒魔導を扱うことが分かる。
- 8月25日生まれのおとめ座。血液型はA型。自分の家が苦手。
- オトモ Butler(声:菅沼久義)
- どこかの国の王子に教育係として仕えているお供。行方不明になった王子を探してプリンプタウンにやってきた。気が小さく頼りない人物だが、王子を想う気持ちはとても強い。『チュー!』ではプレイヤーキャラではないのでぷよぷよ勝負はしなかった。王子と再会はできたが逃げられてしまう。その後の王子とオトモの追いかけっこはプレイヤーに届く手紙で垣間見られる。そして何とか捕まえたようで、『ぷよぷよ!』では対戦中にしばしばさかな王子の助太刀(?)に入る。漫才デモには登場しないことと、フェーリがさかな王子のことを「恐らくオトモ付き」と言ったことから、隠れて王子のことを見守っていると思われる。
- 4月17日生まれのおひつじ座。血液型はB型。特技はあみもの。
[編集] ぷよぷよフィーバーシリーズに登場する魔導キャラ
以下のキャラクターは過去の『魔導物語』からのキャラクター(上記と重複もあり)。絵柄は全て『フィーバー』風に描き直されており、全て「異世界から飛ばされてきた」という設定になっている。
- アルル Arle(声:園崎未恵)
- 初代ぷよぷよからアルル・ナジャとしてお馴染みのキャラ。フィーバーシリーズでも第1作からずっとレギュラーで登場するが、主人公ではない。
- フィーバーシリーズでは遠い異世界から飛ばされた魔導師見習いの女の子という設定になっている。ぷよを消していればそのうち元の世界に戻れると信じている。アルルのみ3個ぷよや4個ぷよは降ってこない。『チュー!』ではふれあい広場(通信・CPU対戦ができるコーナー)で案内役もしている。
- 誕生日は以前の作品と同じく7月22日生まれのかに座で、血液型はAB型とされている。以前の作品での年齢は16歳だったが、フィーバーシリーズでは不明。名前はあくまで「アルル」であり、「アルル・ナジャ」と公式に表記されることは無い。0点テストに弱いことから、SS魔導やわくぷよの頃の純粋無垢とおバカの紙一重なアルル・ナジャがモデルになっている模様。『チュー!』では『魔導物語』シリーズのアルル・ナジャとは異なり、カーバンクルの言葉を理解できなかったが、『ぷよぷよ!』では理解できているようである。『フィーバー』シリーズ第1作目のみ瞳が青かったが、『チュー!』では『魔導物語』シリーズのアルル・ナジャと同様の茶色の瞳に変わった。
- カーバンクル Carbuncle(声:仲西環?)
- 体色は黄色。アルルと同じく初代ぷよぷよからのお馴染みのキャラ。選択可能キャラクターとして登場するのは『フィーバー』第1作のみ。
- 『チュー!』では対戦時はアルルとセットで戦っているが、漫才デモには登場せず、対戦時でのボイスもない。『ぷよぷよ!』では漫才デモにも登場するが、こちらも対戦時のボイスはない。
- シェゾ・ウィグィィ Schezo Wegey(声:森田成一)
- 『ぷよぷよ!』で登場した、旧シリーズでもおなじみの闇の(ヘンタイ)魔導師。とはいっても、あくま曰く、本当に悪い奴ではないとのこと。アルルの魔導の力を奪うことを望んでいるが、それ以上に「ヘンタイ」と呼ばれなくなることを望んでいる。なぜかアミティのかぶっている「赤ぷよぼう」に特殊な力があることを知っている。カフェオーレが好きらしい。「ぷよぷよ!」で「ヘ・ン・タ・イ」とは呼ばれなくなった。
- ルルー Rulue(声:近藤佳奈子)
- 『ぷよぷよ!』で登場した、旧シリーズでもおなじみの格闘女王。サタンの后になりたいあまり、恋敵のアルルに敵意を燃やす。また、そのうちプリンプ魔導学校の生徒に格闘の特別授業をすることになっている。他の旧シリーズのキャラクターは中期から後期の性格を基にしているが、彼女だけ初期のころの性格という印象が強い。なぜかおにおんの言葉を理解することが出来る。
- サタン Satan(声:逢坂力)
- 『ぷよぷよ!』で登場した、旧シリーズでもおなじみの自称・魔界の貴公子。カーバンクル狂で、カーバンクルを連れたアルルを婚約者だと言い張るが、当のアルルにサタンと結婚する気は一切ない。そのうちプリンプ魔導学校の生徒を合宿することになってしまった。旧シリーズではサタンは弱いというのがユーザーの一般的な見解であったが、『フィーバー』からCPUの思考力が強化されたことにより、彼も強くなっている。また、サタン戦のみぷよの落下速度が速くなり(特にゲームレベル「むずかしい」では最速)難易度の高さに拍車をかけている。
- ナスグレイブ Nasu Grave (声:阪口大助)
- 『ぷよぷよ!』で登場した、旧シリーズでもおなじみのナスの魔物。さみしがりな性格。カレーが好きらしい。彼女はいないらしく、彼女連れのおにおんに嫉妬したりもする。
- すけとうだら Suketoudara(声:菅沼久義)
- 『ぷよぷよ!』で登場した、旧シリーズでもおなじみの手足のはえた魚。ダンスを生きがいとしている。おなじみの『タラ積み』は健在だった。
- ぞう大魔王 Zoh-Daimaoh(声:安元洋貴)
- 『ぷよぷよ!』で登場した、旧シリーズでもおなじみの自称・大魔王のゾウ。ただ単に「ゾウ」と呼ばれると怒る。地面を揺らすぷよの置き方は健在。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- コンパイル編『魔導大全 1996年度版』コンパイル、1996年。
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コンパイル | ぷよぷよ - ぷよぷよ通 - ぷよぷよSUN - ぷよぷよ〜ん - なぞぷよ |
セガ | ぷよぷよフィーバー - ぷよぷよフィーバー2【チュー!】 - ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary |
その他 | 登場キャラクター - ぷよまん - 全日本ぷよ協会 - ハロのぷよぷよ |
関連項目 | 魔導物語 - 外伝的な作品一覧 |