長崎女子短期大学
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長崎女子短期大学(ながさきじょしたんきだいがく 英称:Nagasaki Women's Junior College)とは、長崎県長崎市にある私立短期大学。笠原田鶴子により創設された長崎女子学院が起源となっている。開学以来、「真珠のような女子短期大学」という言葉を大切にしている。長崎短期大学・長崎ウエスレヤン短期大学と同年開学の長崎県3短大の一つとなっている。
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[編集] 沿革
- 1966年 鶴鳴女子短期大学(かくめいじょしたんきだいがく)として開学。
- 家政科:当初の在学者数は85人となっている。
- 1967年 家政科を専攻分離する。
- 家政専攻:1982年に従来の被服意匠専攻を編入して生活文化専攻に改組。
- 食物栄養専攻
- 1969年 長崎女子短期大学と改称。
- 1970年 家政科に新たな専攻課程を設置。
- 被服意匠専攻
- 1973年 幼児教育学科を増設する。
- 家政科→家政学科とする。
- 1988年 学科及び専攻の名称変更。
- 家政学科→生活科学科
- 生活文化専攻→生活情報専攻
- 家政学科→生活科学科
- 2001年 生活科学科に生活福祉専攻を増設。
- 2005年 財団法人短期大学基準協会の第三者評価により適格と認定される。
[編集] 運営主体
[編集] 歴代学長
[編集] 学科
- 生活科学科
- 生活情報専攻:情報ビジネスコース、医療事務コースからなっている。
- 食物栄養専攻:ユニークな科目として「長崎食育学」がある
- 生活福祉専攻:長崎県内をはじめ介護実習先が多数確保されている。
- 幼児教育学科:実習先の一つに長崎女子短期大学附属幼稚園がある。
- かつて家政学科に設置されていた専攻課程
[編集] 取得資格について
[編集] 学生生活
- 入学式・開学記念日:4月
- スポーツフェスタ:5月
- 学園創立記念日:10月
- 短期大学祭:「弥生祭」という名称で概ね毎年11月に行なわれている。所在地が「弥生町」であることに因んで命名されたものとみられる。
- 学友自治会研修:1月
- 卒業式:3月
[編集] 就職実績
- 家政学科・生活科学科
- 被服意匠専攻:
- 家政専攻・生活文化専攻・生活情報専攻:十八銀行・親和銀行・佐賀銀行・南日本銀行・たちばな信用金庫・長崎三菱信用組合・SFCG・日本信販・三井生命保険・第一生命保険・ニッポンレンタカー・平安閣・五島汽船・クラシックホテルなどの一般企業や事業所のほか長崎女子短期大学職員に就いている人もいる。
- 食物栄養専攻:在学中に取得した資格を活かして、日清医療食品・杉永かまぼこ・シダックス・富士産業などの一般企業やその他[各種[社会福祉施設]]や保育園など活躍の場は多彩であり、概ね半数は専門職に就いている。それに関連して調理職に就く人もいる。ほかニューオータニ・日本生命保険などの一般職に就く人もいる。
- 生活福祉専攻:介護職として特別養護老人ホームをはじめとした介護職に就く人が大半。
- 幼児教育学科:長崎女子短期大学附属幼稚園・鎮西学院幼稚園・時津東保育園・聖マリア保育園ほか保育職に携わる人が多い。
[編集] 編入学・進学実績
- 家政学科&生活科学科
- 幼児教育学科:調査中
[編集] 当短期大学が主催している公開講座
[編集] 所在地
- 〒850-8512 長崎県長崎市弥生町666
[編集] 連絡先
- ℡:095-826-5344
[編集] アクセス
[編集] 参考文献
- 当短期大学記事を執筆するにあたり、以下の文献を参照(確認含む)にした。
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『長崎女子短期大学』入学案内小冊子