鈴木慶一
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鈴木 慶一(すずき けいいち、1951年8月28日 - )は、音楽家(ミュージシャン)、音楽プロデューサー、ムーンライダーズのボーカル。東京都大田区出身。東京都立羽田高等学校卒業。
父は俳優・声優の鈴木昭生(すずき しょうせい)。
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[編集] 来歴、人物
1970年にあがた森魚と出会い本格的な音楽活動を開始。はっぴいえんどのバックミュージシャンなどを経験した後、自らのグループはちみつぱいを結成。1975年に実弟である鈴木博文らとムーンライダーズを結成した。翌年にアルバム「火の玉ボーイ」を発売。1986年から1991年ムーンライダーズは活動を休止するがその間、当時夫人であった鈴木さえ子の「緑の法則」のプロデュースなどをてがける。
1981年には高橋幸宏とのコンビでビートニクスを結成、断続的に活動し4枚のアルバムを出す。また、鈴木博文とはTHE SUZUKIというユニットでも断続的に活動している。他にBeautiful Songs(矢野顕子、大貫妙子、奥田民生、宮沢和史)としてアルバム、秩父山バンド(KERA、現ケラリーノ・サンドロヴィッチとのユニット)としてシングル、P.K.O.(Panta Keiichi Organizationの略、PANTAとのユニット)としてアルバム、Three Blind Moses(棚谷佑一、小谷和也とのユニット)としてシングルを発表。ライブのみではローガンズ(泉谷しげる、どんと、高田渡)、小林兄弟(友田真吾)、野宮真貴とのユニットなど多数。
映画音楽も手がけ、2003年公開の北野武監督の『座頭市』では、第36回シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)最優秀音楽賞、第27回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した。漫画雑誌「COMIC CUE」では漫画の原作を担当したこともある(作画:やまだないと)。
CM音楽では、代表曲として素人の出演者がきちんと歌っているのに下手に聞こえるメロディラインが話題を呼んだ『きいてアロエリーナ きいてマルゲリータ』(マンナンライフ)や、宮崎美子が着替えるシーンでブームを起こした『今の君はピカピカに光って』(作詞・糸井重里、歌・斉藤哲夫、ミノルタカメラ)などがある。
音楽プロデューサーとしてはPANTA & HAL、杏里、糸井重里、藤真利子、クリス、原田知世、あがた森魚およびヴァージンVS、ハルメンズ、カーネーション、ISSAY、渡辺美奈代、桐島かれん(高橋幸宏と共同)、cali≠gari、高田渡等のアルバムを手がけている。 他のアーティストへの楽曲提供も多く、坂本龍一、立花ハジメ、宮崎美子、チロリン、伊藤つかさ、安田成美、野田幹子、ザ・ぼんち、宮村優子、吉田拓郎他多数。
コンピューターRPGゲームのMOTHERで使用した『エイト・メロディーズ』が音楽教科書に採用されたこともある。
[編集] ソロアルバム
- 火の玉ボーイ(1976年、鈴木慶一とムーンライダース名義)
- S.F.(1978年、鈴木慶一プロデュース、宇宙からの物体X名義)
- SUZUKI白書(1991年)
- THE LOST SUZUKI TAPES(1993年、未発表曲&テイク集)
- TOKYO TARO is living in Tokyo(1993年、東京太郎名義)
- satelliteserenade(1994年、suzuki Ki >> 7.5cc名義)
- Yes, Paradise, Yes | M.R.B.S.(1999年、suzuki Ki >> 7.5cc名義)
- No.9(2004年、Keiichi Suzuki with moonriders名義)
- 鈴木慶一CM WORKS ON・アソシエイツ・イヤーズ(1977-1989) (2007年、CM音楽集)
- ヘイト船長とラヴ航海士(2008年)
[編集] 映画音楽
[編集] 出演
- TV番組
- モグラネグラ(水曜日。鈴木杏樹と「W鈴木」と称してレギュラー出演)
- CM
- 映画
- 良いおっぱい悪いおっぱい(1990年。中原三郎役)
- Love Letter(1995年。藤井樹(男)の父・精一役で冒頭の法事のシーンのみ出演)
- スワロウテイル(1996年。楠木役)
- PiCNiC(1996年。牧師役)
- ボディドロップアスファルト(2000年。野村役)
[編集] 著書
- 火の玉ボーイとコモンマン―東京・音楽・家族1951‐1990(新宿書房), 1989
[編集] 関連項目
- ムーンライダーズ
- MOTHER(コンピューターゲーム)
- 糸井重里
- 高橋幸宏
- ヴァージンVS
[編集] 関連サイト
- 我がメインテナンスの日々 - 本人の Weblog
- 養命酒テレビCM