豊後高田市
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2005年3月31日に西国東郡真玉町、香々地町と合併して新たな豊後高田市が誕生した。
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[編集] 地理
大分県北部の国東半島の北西部に位置し、周防灘に面する。市内中心部を二級河川の桂川等の川が流れる。中津市から車で約30分、大分市から車で約1時間ほどの位置にあり、旧豊前国と豊後国のほぼ境界に位置する都市である。大分県北部に位置することから、生活面、文化面等で中津市・宇佐市・福岡県豊前市との関係が深い。経済的に中津市を中心とする小規模経済圏の中津都市圏に属する。
- 山: 西叡山
- 河川: 桂川
[編集] 隣接している市町村
[編集] 歴史
[編集] 中世
[編集] 近世
- 1632年(寛永9年) 松平重直が豊前国竜王(大分県宇佐市安心院町)に入封し竜王藩が成立。
- 1639年(寛永16年) 居城を高田に移し高田藩と称する。
- 1669年(寛文9年)島原藩の飛び地となり島原領豊州陣屋が築かれる。
[編集] 近現代
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の町村が発足。
- 高田町・玉津町・来縄村・美和村・河内村・東都甲村・西都甲村・草地村・呉崎村・田染村・西真玉村・中真玉村・上真玉村・臼野村・岬村・三浦村・三重村
- 1907年(明治40年)4月1日 高田町・玉津町・来縄村・美和村が対等合併し、新町制による高田町となる。
- 1919年(大正8年)1月1日 岬村が町制施行し、香々地町となる。
- 1941年(昭和16年)4月1日 西真玉村・中真玉村が対等合併し、真玉村が発足。
- 1951年(昭和26年)4月1日 高田町・河内村・東都甲村・西都甲村・草地村が対等合併し、新町制による高田町となる。
- 1954年(昭和29年)3月31日
- 呉崎村を高田町に編入。
- 真玉村・上真玉村・臼野村が合併し、真玉村が発足。
- 1954年(昭和29年)5月10日 高田町が名称変更し、豊後高田町となる。
- 1954年(昭和29年)5月31日 田染村を豊後高田町に編入。同時に豊後高田町が市制施行し、豊後高田市となる。
- 1954年(昭和29年)8月31日 香々地町・三浦村・三重村が対等合併し、香々地町が発足。
- 1955年(昭和30年)1月1日 真玉村が町制施行し、真玉町となる。
- 1955年(昭和30年)3月31日 封戸村の水崎地区を豊後高田市に編入(封戸村の他地域は宇佐町・北馬城村と対等合併して宇佐町となる)。
- 2005年(平成17年)3月31日 豊後高田市・真玉町・香々地町が対等合併し、新市制による豊後高田市が発足。
[編集] 行政
[編集] 市長
- 市長職務執行者:安永信義(2005年3月31日から2005年4月23日)
- 市長:永松博文(2005年4月24日から)
[編集] 市役所
- 高田庁舎(旧豊後高田市役所・議会設置庁舎)
- 真玉庁舎(旧真玉町役場)
- 香々地庁舎(旧香々地町役場)
[編集] 経済
[編集] 産業
- 主な産業
- 産業人口
[編集] 豊後高田市に本社を置く主要企業
- 佐々木食品工業
- チアエンタープライズ
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
- 豊後高田市立高田中学校
- 豊後高田市立河内中学校
- 豊後高田市立都甲中学校
- 豊後高田市立田染中学校
- 豊後高田市立真玉中学校
- 豊後高田市立香々地中学校
[編集] 小学校
- 豊後高田市立高田小学校
- 豊後高田市立桂陽小学校
- 豊後高田市立河内小学校
- 豊後高田市立田染小学校
- 豊後高田市立都甲小学校
- 豊後高田市立草地小学校
- 豊後高田市立呉崎小学校
- 豊後高田市立真玉小学校
- 豊後高田市立臼野小学校
- 豊後高田市立香々地小学校
- 豊後高田市立三浦小学校
- 豊後高田市立三重小学校
[編集] 交通
[編集] 道路
[編集] 国道
[編集] 県道
- 大分県道23号中津高田線
- 大分県道29号豊後高田国東線
- 大分県道31号山香国見線
- 大分県道34号豊後高田安岐線
- 一般県道
- 大分県道525号高田港線
- 大分県道548号地蔵峠小田原線
- 大分県道655号新城山香線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 祭事・催事
[編集] 豊後高田市出身の有名人
[編集] 電波銀座
豊後高田市は、福岡県のテレビ7局が受信可能なため、市内では北九州中継局(皿倉山)にアンテナを向けた家を見かける事が非常に多い。また、山口防府局の電波も届いており視聴可能であり、さらに天候などの条件次第では愛媛、広島のテレビ放送が受信できる事もある。FM放送でも近県の福岡県(行橋・北九州局)、山口県(防府局)、愛媛県(松山局)の3県の放送が受信可能で、AM放送では大阪のラジオ局まで受信でき、夜間は大韓民国等の近隣諸国や東日本の局まで受信可能なため、地元局にも混信することもある。そのため「電波銀座」と呼ばれることもある。
このため、大分の民放局ではネットされていない番組の中継やロケが行われることがある。2006年7月31日には、テレビ西日本で視聴可能なフジテレビ系「めざましテレビ」の“めざまし体操キャラバン”が同市を訪れた。また、2004年にはTVQ九州放送で視聴可能な「開運!なんでも鑑定団」の出張鑑定が訪れたこともある。
[編集] 郵便番号
- 宇佐四日市支店豊後高田集配センター:879-06xx、879-07xx、879-08xx
- 宇佐四日市支店真玉集配センター:872-11xx
- 宇佐四日市支店香々地集配センター:872-12xx
[編集] 外部リンク
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