舟唄
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舟唄 | ||
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八代亜紀 の シングル | ||
リリース | 1979年5月25日 | |
ジャンル | 演歌 | |
レーベル | テイチク | |
チャート最高順位 | ||
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ゴールド等認定 | ||
八代亜紀 年表 | ||
涙の朝 (1979年) |
舟唄 (1979年) |
女だから (1979年) |
『舟唄』(ふなうた)は、1979年に発売された、八代亜紀のシングルである。
[編集] 解説
- 「雨の慕情」と並び、八代の代表曲とされる。
- 歌詞は「勇波節」ないしは「ダンチョネ節」からの本歌取りである。ダンチョネ節は神奈川の俗謡として花柳界で歌い慣わされていたもの。ダンチョネ節には様々な歌詞バージョンがあり、直接は特攻隊節やザ・ピーナッツ、小林旭のダンチョネ節と言葉廻しや世界観は近いが、作品や世界観は独自のものである。
- 1979年の日本レコード大賞の有力候補であったが受賞はならなかった。
- NHK紅白歌合戦では3度歌唱されている。発表した79年の紅白では、八代が同曲で大トリを務めて紅組を優勝に導いた。
- 1981年に製作された映画『駅 STATION』(降旗康男監督/東映)の劇中で、高倉健と倍賞千恵子が愛を語り合う場面で効果的に使用されている。
- 1986年、当時文化放送のアナウンサーだった梶原しげるがこの曲をイングリッシュ演歌としてカバーし、「A boatman's song」というタイトルで発売。こちらも宝酒造のCMソングに起用されるヒット曲となった。
- 2005年の紅白の出場者選考の参考として、NHKが実施した「スキウタ」にも「雨の慕情」と共にランクインした。しかし、八代はこの年の紅白に出場しなかった。
- 2006年は缶コーヒーのCMソングに「泣ける歌」として流され、多くの若者にも支持される結果となった。