石川テレビ中継局 (沖縄県)
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石川テレビ中継局（いしかわてれびちゅうけいきょく）は沖縄県うるま市石川（旧石川市）東山本町にあるテレビの中継局。他府県の石川中継局との混合を避けるために沖縄石川と使う場合もある。なお2005年に具志川市などとの合併で現在のうるま市になったものの、「うるま石川」という名称はあまり使わない。当然ながら石川県にある石川テレビとは無関係。
当中継局から僅か2～3km西の国頭郡恩納村仲泊には恩納テレビ中継局があり、ここであわせて紹介する。
目次 |
[編集] 概要
地形的関係から豊見城市の親局からの受信がよくない石川市街地をカバーするために1975年にNHK沖縄放送局が設置。その後1981年に琉球放送（RBC）沖縄テレビ（OTV）の民放2局が同時開局。1995年には琉球朝日放送（QAB）が開局と同時に設置された。出力は長らく1W（音声250mW）だったが、2001年に近くに恩納中継局が3Wで開局したのをうけて、現在の3W（音声750mW）に増力した。
放送エリアはうるま市の旧石川市の中心部（沿岸部）と金武町屋嘉の一部（市町境）となっている。
沖縄自動車道石川インターチェンジに近く、同自動車道本線からでも当中継局の鉄塔が見える（石川ICよりも本線からのほうがはるかに近い）。
[編集] アナログテレビ放送送信設備
| 放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 運用開始 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| QAB琉球朝日放送 | 53 | 映像3W/ 音声750mW |
映像29W/ 音声7.2W |
沖縄県 | 約5,400世帯 | 1995年 |
| OTV沖縄テレビ放送 | 56 | 1981年 | ||||
| RBC琉球放送 | 58 | |||||
| NHK沖縄総合 | 60 | 1975年 | ||||
| NHK沖縄教育 | 62 | 全国放送 |
[編集] デジタルテレビ放送送信設備
| リモコンキーID | 放送局名 | 物理チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 運用開始 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | NHK沖縄総合 | 未定 | 300mW（予定） | -W | 沖縄県 | 約-世帯 | 2009年内の予定 |
| 2 | NHK沖縄教育 | 未定 | 全国放送 | ||||
| 3 | RBC琉球放送 | 未定 | 沖縄県 | ||||
| 5 | QAB琉球朝日放送 | 未定 | |||||
| 8 | OTV沖縄テレビ放送 | 未定 |
[編集] 恩納テレビ中継局
[編集] 概要
国頭郡恩納村字仲泊岳下原2370番3号にあり、2001年に沖縄本島北部難視聴解消事業の一環として設置された。沖縄県内におけるアナログテレビ放送の新規中継局開局としては最後となった。
恩納村では豊見城市にある親局よりも今帰仁村の乙羽岳にある今帰仁テレビ・FM中継局を受信するところが多いが仲泊など村南部では同中継局から遠く、地形的関係から親局からの受信もよくないため、沖縄米軍基地所在市町村に関する懇談会（島田懇談会）による関連事業（北部地域難視聴解消事業）の一環として設置された。
放送エリアは恩納村仲泊のほか、前兼久、真栄田の村南部一円となっている。また旧石川市街にある石川テレビ中継局とは僅か2～3kmしか離れてないが、親局から直接かそれとも同中継局経由での受信かは不明。
[編集] 地上アナログテレビジョン放送送信設備
| 放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
|---|---|---|---|---|---|
| QAB琉球朝日放送 | 35 | 映像3W/ 音声750mW |
映像27W/ 音声6.8W |
沖縄県 | 約1,350世帯 |
| OTV沖縄テレビ放送 | 37 | ||||
| RBC琉球放送 | 39 | ||||
| NHK沖縄総合 | 41 | ||||
| NHK沖縄教育 | 43 | 全国放送 |
