本部中継局
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本部中継局(もとぶちゅうけいきょく)は沖縄県国頭郡本部町にあるテレビ・ラジオの中継局。
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[編集] 本部テレビ中継局
[編集] 概要
本部町字渡久地川底にあり、近くには本部高校や本部中学校がある。1970年代後半に設置(琉球朝日放送は1995年の開局と同時に設置)、本部町の中心地である渡久地周辺を放送エリアとしている。
[編集] 地上アナログテレビジョン放送送信設備
放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|
QAB琉球朝日放送 | 54 | 映像1W 音声250mW |
映像2.2W 音声560mW |
沖縄県 | 約1,000世帯 |
RBC琉球放送 | 56 | ||||
OTV沖縄テレビ放送 | 58 | ||||
NHK沖縄総合 | 60 | ||||
NHK沖縄教育 | 62 | 全国放送 |
[編集] ラジオとしての本部中継局
今帰仁村との境界線にまたがる本部町字伊豆味の乙羽岳にあるFM沖縄の今帰仁中継局の別称。同中継局は鉄塔が2つあり、NHK・琉球放送(RBC)アナログテレビ・沖縄テレビ(OTV)の今帰仁村側のメイン鉄塔と琉球放送(RBC)デジタルテレビ・FM沖縄・琉球朝日放送(QAB)の本部町側のサブ鉄塔に分かれる。2つとも距離が近いため正式には今帰仁中継局というものの、ラジオライフ(三才ブックス発行月刊雑誌)の年2回の臨時増刊号として発行されている「ラジオ番組表」では一時期、今帰仁ではなく「本部」と表記されていた(なおFM沖縄では今帰仁中継局といっている)。したがってFM沖縄における「今帰仁中継局」と「本部中継局」は同じである。