矢野哲朗

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**参議院議員矢野哲朗**
生年月日	1946年 11月6日
出身地	栃木県宇都宮市
最終学歴	慶應義塾大学法学部政治学科
前職	（株）三共物産（株）ホンダベルノ栃木中栃木県議会議員
役職	防衛政務次官農林水産政務次官外務副大臣参議院自民党国会対策委員長
世襲の有無	伯父：矢野政男衆議院議員父：矢野登参議院議員
選挙区	参議院議員栃木県選挙区
当選回数	3回
所属党派	自由民主党（伊吹派）
党の役職	参議院自民党国会対策委員長
会館号室	参議院議員会館729号室
ウェブサイト	矢野哲朗ホームページ

矢野哲朗（やのてつろう、1946年 11月6日 - ）は、日本の政治家、栃木県選挙区選出の参議院議員。

[編集] 来歴・人物

栃木県議会議員を三期務めた後、大島友治元科学技術庁長官の引退に伴い、参議院議員栃木県選挙区の後継候補選びで、当時県内で絶大な力を誇っていた渡辺美智雄元副総理派の若手、西川公也（現衆議院議員）、増渕賢一（現栃木県議会議員）の中から選ばれ出馬し初当選。連続当選3回。防衛政務次官、農林水産政務次官、外務副大臣などを歴任後、2004年から2007年まで参議院自民党国会対策委員長を務めた。

2005年、郵政国会の参議院審議では所属派閥領袖の亀井静香が郵政法案廃案を主張し、参議院最高幹部の青木幹雄参院会長が郵政法案成立を主張したため、参院国対委員長であった矢野は双方の狭間で苦しんだが、青木らとともに参議院執行部として郵政法案の参議院採決に尽力した。

2007年 8月に行われた安倍内閣改造時には、参議院会派の執行部からの推薦^[1]を受けていわゆる参議院枠での入閣が確実視されていたが、結局入閣はならなかった ^[2]。当日、モーニングコートまで用意して記者団と部屋で待機していたが、最後まで官邸から呼び出しの電話が鳴ることは無かった。これについて矢野は「何のために汗をかいてきたのか」「到底承服できない」と憤慨し、尾辻秀久参議院議員会長も「矢野議員の入閣は疑わなかったのに。官邸に説明を求める」と不満を述べた。後になって矢野は安倍本人になぜ自分が入閣できなかったのかと約25分にわたって電話で詰問した。