産業道路駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
産業道路駅 | |
---|---|
駅舎(2005年8月撮影) |
|
さんぎょうどうろ - sangyōdōro | |
◄東門前 (0.6km)
(0.7km) 小島新田►
|
|
所属事業者 | 京浜急行電鉄 |
所属路線 | 大師線 |
キロ程 | 4.5km(京急川崎起点) |
所在地 | 川崎市川崎区大師河原二丁目 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
8,816人/日 -2006年- |
開業年月日 | 1944年(昭和19年)6月1日 |
産業道路駅(さんぎょうどうろえき)は、神奈川県川崎市川崎区大師河原2丁目4-25にある、京急大師線の駅である。
「産業道路」と呼ばれる神奈川県道6号東京大師横浜線が駅東側を南北に横切っている事から名付けられた。
現在、渋滞の原因となっている産業道路との踏切を撤去するため、当駅付近を含む東門前以東の地下化工事が行われている。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅である。ホームはほぼ東西に延びており、小島新田方に構内踏切を有する。
[編集] のりば
かつては列車の折り返し設備を使用しており、上り方の線路側に3番線(留置線)があった。
[編集] 利用状況
2006年度の当駅の1日平均乗降人員は8,816人だった(京急線72駅中57位、大師線7駅中4位)。
利用者は1990年代後半には減少傾向にあったが、2000年代に入ると概ね横ばいとなっている。その中で定期外利用者数は増加しており、1990年代に7割を超えていた定期利用者の比率は2004年に65.6%まで低下している(川崎市統計書による)。
[編集] 駅周辺
周辺は住宅地となっている他、工場も多い。駅の北側を国道409号(大師通り)が東西に、東側を産業道路及び首都高速横羽線が通過し、北方に大師出入口が立地する。現在、首都高速川崎線が川崎大師方面に延伸される工事が進められていて、首都高速横羽線と交差する部分に大師ジャンクションの建設が着々と進んでいる。
[編集] 路線バス
駅前に産業道路駅バス停があるが、乗り入れる路線は蒲田駅 - JFE の羽田京急バス線(蒲45、平日2往復運行)のみである。また近接する国道409号上に江川一丁目バス停があり、川崎駅と東方の殿町・浮島方面を結ぶ路線(川01・03)が運行されている。これらの詳細は川崎鶴見臨港バス及び川崎市バス塩浜営業所を参照の事。
[編集] 歴史
- 1925年(大正14年)8月15日 - 付近に海岸電気軌道の路線が開業。
- 1937年(昭和12年)12月1日 - 海岸電気軌道廃止。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 東京急行電鉄の駅として開業。
- 1944年(昭和19年)10月1日 - 当駅~入江崎駅間延伸。
- 1948年(昭和23年)6月1日 京浜急行電鉄の駅となる。
1980年頃までは列車の折り返し設備を使用し、川崎競馬開催日に京急川崎から当駅止まり及び小島新田行きの列車が交互に運転されていた。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
京急大師線 |
---|
京急川崎 - 港町 - 鈴木町 - 川崎大師 - 東門前 - 産業道路 - 小島新田 |