片倉工業
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種類 | 株式会社 | ||||
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市場情報 |
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本社所在地 | 〒104-8312 東京都中央区京橋3-1-2 |
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電話番号 | 03-3281-3161 | ||||
設立 | 1920年(大正9年)3月23日 | ||||
業種 | 繊維製品 | ||||
事業内容 |
医薬品製造販売、ショッピングセンター等の不動産運営・賃貸、自動車部品等の機械製造販売、繊 維製品の製造販売 |
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代表者 | 代表取締役社長 岩本謙三 | ||||
資本金 | 18億円(2007年12月31日現在) | ||||
売上高 | 単体210億5,800万円、連結497億3,100万円(2007年12月期) | ||||
総資産 | 単体470億1,700万円、連結1,129億5,000万円(2007年12月31日現在) | ||||
従業員数 | 単体432人、連結1,451人(2007年6月30日現在) | ||||
決算期 | 12月 | ||||
主要株主 | 三井物産12.88%、損害保険ジャパン6.01%、みずほコーポレート銀行4.80%、農林中金4.80%、大成建設3.98%(2007年6月30日現在) | ||||
主要子会社 | 関係会社の項を参照 | ||||
外部リンク | http://www.katakura.co.jp/ | ||||
片倉工業株式会社(かたくらこうぎょう)は東京都中央区京橋に本社を置くショッピングセンター等の不動産運営・賃貸、自動車部品等の機械製造販売、繊維製品の製造販売を行う企業である。
目次 |
[編集] 概要
明治期から大正期にかけての日本の主力輸出品であった絹糸の製造を行い、片倉財閥を構築した老舗企業である。かつて操業していた富岡工場(富岡製糸場)は日本の工業近代化の貴重な遺産として地元の富岡市に寄贈された。
2006年現在は伝統事業である蚕糸事業からは撤退し、不動産資産を活かしたショッピングセンター運営・不動産賃貸事業・小売事業の他、第二次世界大戦後に進出した自動車用部品製造、繊維製品の販売などを行っている。また肌着の「キャロン」の発売元としても、その名を知られている。
また、連結決算においては子会社のトーアエイヨーを介して製造販売する医薬品が主力となっており、蚕由来のビタミンB2製剤の技術に強みを持つ。
その他、農業用機械、産業用機械の製造子会社や消防車製造子会社も持つ。
2007年12月期の連結売上構成は医薬品事業37.1%、サービス事業26.4%、機械関連事業19.4%、繊維事業16.1%となっている。
[編集] 沿革
- 1873年(明治6年) 長野県諏訪郡川岸村(現在の岡谷市川岸)で片倉市助が10人取りの座繰り製糸を開始。
- 1878年(明治11年)6月 片倉兼太郎が川岸村に垣外(かいと)製糸場を開設。32人繰りの洋式器械を備えた工場であった。
- 1895年(明治28年) 片倉組を設立。
- 1914年(大正3年)10月 蚕種の改良普及を目的とした合資会社大日本一代交配蚕種普及団を設立。
- 1919年(大正8年)4月 朝鮮・大邱府に製糸工場を開設。
- 1920年(大正9年)3月 片倉組を継承する組織として片倉製糸紡績株式会社を設立(片倉工業の創立日)
- 1930年(昭和5年)7月 蚕品種の改良・育成研究を目的として研究開発部蚕業試験所(現在の生物科学研究所)を開設。
- 1939年(昭和14年)9月 旧官営富岡製糸場(株式会社富岡製糸所)を合併。
- 1943年(昭和18年)11月 片倉工業株式会社に改称。
- 1945年(昭和20年)5月 白石製糸所(現在の白石片倉ショッピングセンター)を開設。
- 1946年(昭和21年)11月 機械製作事業に進出。
- 1946年(昭和21年)12月 財閥解体第2次指定において解体対象となる[1]。
- 1947年(昭和22年)2月 韮崎製糸所を開設。1960年(昭和35年)からメリヤス事業の拠点とする。
- 1949年(昭和24年)5月 東京証券取引所第1部、大阪証券取引所第1部、名古屋証券取引所に上場。
- 1949年(昭和24年)6月 広島証券取引所に上場。
- 1949年(昭和24年)7月 京都証券取引所、福岡証券取引所、新潟証券取引所に上場。
- 1950年(昭和25年)12月 札幌証券取引所に上場。
- 1954年(昭和29年)5月 片倉ハドソン靴下株式会社を設立(1968年(昭和43年)1月に合併)。衣料品事業に進出。
- 1967年(昭和42年)6月 大宮工場にゴルフ練習所を併設。これにより土地開発事業に進出。
- 1973年(昭和48年)3月 取手製作所をショッピングセンターに再開発。
- 1973年(昭和48年)12月 中央蚕研株式会社を設立(1977年(昭和52年)3月に吸収し中央蚕研事業所(現在の生物科学研究所)とする。)
- 1975年(昭和50年)4月 カタクラ園芸センターを開店(現在のニューライフカタクラ)し、小売事業に進出。
- 1981年(昭和56年)3月 松本カタクラモールをオープン。
- 1987年(昭和62年)3月 富岡工場の操業を休止。
- 1994年(平成6年)12月 熊谷工場の操業を休止し、蚕糸業から撤退する。
- 2000年(平成12年)3月 広島証券取引所、新潟証券取引所より上場廃止。
- 2001年(平成13年)3月 京都証券取引所より上場廃止。
- 2002年(平成14年)7月 片倉明和株式会社を合併。
- 2003年(平成15年)3月 名古屋証券取引所第1部、福岡証券取引所、札幌証券取引所より上場廃止。
- 2004年(平成16年)9月 コクーン新都心をオープン。
- 2005年(平成17年)9月 富岡工場(富岡製糸場)の建物等を富岡市に寄付。
- 2006年(平成18年)1月 富岡工場の敷地を富岡市に売却。
[編集] 事業所・工場等
[編集] ホテル・ショッピングセンター
- スマイルホテル松本
- レストラン松本
- 松本カタクラモール
- 加須カタクラパーク
- 松江片倉フィラチャー
- いわき片倉フィラチャー
- 熊本ショッピングセンター
- 宮之城片倉フィラチャー
- 熊谷片倉フィラチャー
- 白石片倉館
- 沼津カタクラパーク
- ニューライフカタクラ
- カタクラ新都心モール(コクーン新都心)
- 大宮カタクラパーク
- 大宮ゴルフセンター
[編集] 工場等
- 加須工場
- 生物科学研究所
[編集] 関係会社
[編集] 連結子会社
- ニチビ(東京都中央区)(繊維事業)
- トーアエイヨー(東京都中央区)(医薬品事業)
- 片倉機器工業(東京都中央区)(機械関連事業)
- 片倉キャロンサービス(東京都中央区)(サービス事業)
- カフラス(東京都中央区)(繊維事業)
- 日本機械工業(東京都中央区)(消防車製造・機械関連事業)
[編集] 脚注
- ^ 片倉工業公式サイトの記述によると6月に指定とされている。