毎日新聞ニュース
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毎日新聞ニュース(まいにちしんぶんにゅ-す)とは、毎日新聞が提供するニュース。またはそれを主体とした放送番組のこと。
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[編集] 放送番組
[編集] テレビ
- 1953年9月2日よりいわゆる3社ニュースの一環として日本テレビ(日テレ)で放送されたテレビニュース番組。当初『毎日TVニュース』のタイトルで放送。
当初はニュース映画で、毎日新聞社が直接制作に携わった。(1955年1月毎日映画社発足に伴い、制作を同社に移管。)
1955年4月よりラジオ東京(現・TBSテレビ)でも放送。日本テレビとは異なり、同局の自主制作で、毎日新聞記者がニュースを読みながら番組を進行し、解説も行う現在のニュース番組に近い内容だった。しかしながら時期尚早だったのか、同年10月23日以降は日本テレビと同内容のニュース映画に代わった。
1956年12月、大阪テレビ放送(OTV)の開局で、同局でも放送開始。(1959年2月まで)
1958年3月、ラジオ九州(現・RKB毎日放送)、12月東海テレビ、1959年3月毎日放送(MBS)、4月札幌テレビ(STV)等が開局。これらの局へもラジオ東京をキーステーションに放送された。
そして1962年4月名古屋テレビ(メ~テレ)が開局し、名古屋地区のネット局が東海テレビ・CBCテレビ(1959年4月~)から同局に切り替わった。
1973年12月20日に読売・朝日・毎日各首脳間で在京テレビ局の持株交換に関する合意がなされたのを受け、「毎日新聞ニュース」も1974年4月から東京地区ではTBSテレビでの連日放送になった。
1975年9月一杯でTBSテレビでの放送が打ち切られた後も、暫くはTBSテレビから毎日新聞社が関係する地方局、あるいは関東圏独立UHF放送局(5社ニュース枠)に向けて裏送りされる形で放送は継続していたが、放送局主体のテレビニュースネットワークの充実や、放送時間であった夕方に地方各局もローカルニュース番組を拡充する動きが出てきたのに呼応するかのごとく、1978年3月一杯で制作が打ち切られ、放送終了となった。 - 毎日新聞テレビ夕刊 毎日放送で毎週日曜日の夕方に放送されている近畿圏のローカルニュース番組。(詳しくはその項参照)
- 毎日新聞 記者の目 関東圏のUHFテレビ5社ニュースなどで放送されたレポート番組。(詳しくはその項参照 なおそれ以前はデイリーニュースを放送していた)
- テレポートTBS6 TBSで平日の夕方に放送されたローカルニュース番組。毎日新聞は同番組の制作に協力。タイトルに「協力 毎日新聞」のクレジットが付き、番組内に「毎日新聞 今日のアングル」のコーナーが設けられて、毎日新聞記者が隔日交替で登場。日々のテレビコラムを放送した。
- MBSナウ 毎日放送で平日の夕方に放送されたローカルニュース番組。毎日新聞は同番組の制作に協力し、タイトルに「協力 毎日新聞」のクレジットが付いていた。
- RKBニュースワイド RKB毎日放送で平日の夕方に放送されたローカルニュース番組。毎日新聞は同番組の制作に協力し、タイトルに「協力 毎日新聞」のクレジットが付いていた。
- この他、札幌テレビ(STV)でも開局時から1977年まで日曜日の午前中に15分間のローカルニュース番組「毎日新聞週間トピックス」を放送していた。
- また、TBS・毎日放送での地上波アナログデータ放送「データパレード」でも「毎日ニュースキャスト」の題名で文字ニュースを放送していた時期がある。BSデジタル放送でも、角川書店等と合弁で設立したメガポート放送で開局当初の一時期「毎日新聞ニュース」の文字放送を行っていた。
- 2006年より、メガポート放送を合併した日本BS放送でBSデジタルテレビ放送のデータ放送として「毎日新聞データニュース」を再び放送を開始し、2007年9月30日に同局が閉局されるまで放送された。なお、同社は2007年12月1日からBS11デジタルで再開局をしており、毎日新聞社もまた「BS11ニュース」を連日提供している。
[編集] テーマソング
1については、3社・5社ニュースともにワルツ風のテーマソング(曲名・作曲者不明)が使われ、パレスサイドビルディング(毎日ビルディング保有)にある毎日新聞東京本社を飛び交う鳩を写した後、東京都都心の空撮映像が使われた。
[編集] ラジオ
- 毎日新聞社が関係する民間放送ラジオ局が放送するラジオニュース。
1951年9月1日大阪・新日本放送(NJB。現・毎日放送)の開局に伴い、放送開始。
その後、12月1日ラジオ九州(RKB。現・RKB毎日放送)が開局し、福岡地区でも放送開始。
12月24日にはラジオ東京(JOKR。現・TBSラジオ)の開局で読売、朝日と交互で隔日ながら東京でも放送される。
以降、関係する地方ラジオ局の開局と共に放送される地域も増えたが、テレビの場合と異なり一社制作の全国ネットでは無く、毎日新聞東京本社のテレビ・ラジオ本部から原稿がファックス回線で各放送局に配信され、各放送局はそのまま、もしくは一部自社編集の上ローカルのニュース番組として放送されている。
東京地区では1958年12月24日ラジオ関東(現・RFラジオ日本)の開局に伴い、連日ニュースを放送(1977年12月31日まで)。また、1962年8月15日からはFM東海(現・TOKYO FM)からも連日ニュースが放送され、一時は3局で「毎日新聞ニュース」が放送されていた。
2005年現在、「毎日新聞ニュース」のクレジットを付けている放送局と、そうでない放送局が存在するが、現在もなお毎日新聞社提供のラジオニュースはTBSラジオをはじめ、全国数局の放送局で継続して放送されている。
(TBSラジオから「毎日新聞ニュース」のクレジットが消えたのは1974年4月。同時にラジオ版3社ニュースも姿を消したが、現在も毎日新聞はTBSラジオへ原稿を配信している。)
毎日新聞ニュース提供ラジオ局 TBSラジオ・毎日放送・RKB毎日放送・ラジオ福島・栃木放送・北陸放送・和歌山放送・山陰放送・中国放送・長崎放送・宮崎放送・FM NORTH WAVE・ふくしまFM・NACK5・FMヨコハマ・RADIO BERRY・FM群馬・ZIP-FM・CROSS FM・SHIBUYA-FM他 - 毎日新聞提供のラジオニュースは、上記民間放送の他、1925年東京放送局(JOAK。現・日本放送協会(NHK))の試験放送並びに開局当初の一時期に読売、報知等他社と交互に提供していた。
[編集] 各種媒体
- 毎日新聞社が製作または情報提供を行ったニュース映画。大阪毎日新聞社が製作した「大毎キネマニュース」を嚆矢として、「東日大毎国際ニュース」「毎日NBCテレビニュース」「毎日世界ニュース」「日活世界ニュース」「大毎ニュース」「毎日ニュース」と数多くの作品を1993年まで製作発表した。(詳しくはその項参照)
- 毎日新聞社提供の電光ニュース。古くは東京・有楽町の東京本社角に設置された電光掲示板から情報を流した。のち全国各地の電光掲示板から情報を提供。現在は新幹線車内でも読売・朝日・産経・日経・中日(山陽新幹線区間は読売・産経・日経のみ)と交互にニュース提供を行っている。製作は毎日新聞社と東京放送の合弁会社・東京データネットワーク(TDN)が主に行っている。
- 毎日新聞社のインターネット上のウェブサイトに掲載されているニュース。1995年8月ニュースサイト「JamJam」を開設。その後、1996年4月別個に毎日新聞ニュースサイト「AULOS」を開設。「JamJam」を速報ページと位置付け、「AULOS」はよりニュースの深層に迫るページに位置付けられた。1999年4月には、「JamJam」と「AULOS」が「毎日インタラクティブ」に統合され、2004年5月マイクロソフトが運営するポータルサイトMSNニュースと統合。「MSN毎日インタラクティブ」を開設していたが、2007年10月1日マイクロソフトとの提携を解消して新規に「毎日.jp」を開設。
- この他にヤフーやインフォシーク等のポータルサイトにニュースを提供している
- また、かつてパソコン通信のニフティサーブにも「毎日デイリークリック」の名で情報配信を行っており、現在は@ニフティの有料コンテンツとして電子新聞を配信しているほか、ポッドキャスト向けに2005年10月からはニフティが提供するポッドキャスティングページに「毎日新聞ポッドキャスト」を開設。音声ニュースを提供した。
- なお、かつてはビデオテックスのキャプテンシステムにも専用ページを解説していた時期があり、NTTの「ええぞうミニワールド」にも毎日新聞社製作の動画ニュースを流していた。携帯端末向け電子ブック形態としては、シャープの携帯端末「ザウルス」向け電子新聞「毎日ザウルス電子新聞」の配信を開始し、2006年3月まで携帯電話、Palm、PocketPC等の携帯端末向けニュースとして配信されていた。
- 毎日新聞社提供のテレホンサービス。当初は自社で、1972年からはニュース・サービス・センターで在京各紙の持ち回りにより情報提供を担当した。現在は休止。