柴又
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古くより題経寺(柴又帝釈天)の門前町として知られていたが、映画「男はつらいよ」の舞台となったことで更に広く認知されるようになった。
柴又の郵便番号は125-0052である。
江戸川対岸の千葉県松戸市・矢切地区とを結ぶ渡し船「矢切の渡し」の渡し場がある。
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[編集] 地理
地域は江戸川の西岸に位置しており、対岸は千葉県である。概ね住宅地である。新柴又駅周辺には農地が存在する。
行政上の町界に隣接する町名は北は金町が、北東に金町浄水場がある。東は江戸川の対岸に千葉県の下矢切が、南に鎌倉が、西に高砂と新宿がある。
なお帝釈天界隈は、環境省の「日本の音風景100選」に選定されている。
[編集] ギャラリー
[編集] 交通
[編集] 鉄道
京成本線・京成金町線・北総鉄道北総線の京成高砂駅も徒歩圏内にある。
[編集] 路線バス
[編集] 道路・橋梁
- 東京都道307号王子金町江戸川線(柴又街道)
- 東京都道451号江戸川堤防線
- 東京都道468号堀切橋金町浄水場線
[編集] 施設
区役所出張所
- 葛飾区柴又区民サービスコーナー(柴又一丁目)
警察・消防
郵便局
- 葛飾柴又郵便局(柴又四丁目)
- 葛飾柴又一郵便局(柴又一丁目)
教育・保育
- 区立北住吉幼稚園(柴又二丁目)
- 区立東柴又幼稚園(柴又五丁目)
- 柴又帝釈天付属ルンビニー幼稚園(柴又七丁目)
- 区立白鷺保育園(柴又三丁目)
- 社会福祉法人北野保育園(柴又二丁目)
- 社会福祉法人柴又学園保育園(柴又四丁目)
- 社会福祉法人ひかり学園保育園(柴又六丁目)
- 区立北野小学校(柴又三丁目)
- 区立柴又小学校(柴又四丁目)
- 区立東柴又小学校(柴又五丁目)
- 区立桜道中学校(柴又四丁目)
観光
- 葛飾区観光文化センター・葛飾柴又寅さん記念館(柴又6-22-19)
- 葛飾区山本亭(柴又7-19-32)
[編集] 史跡
[編集] 歴史
正倉院に残る養老5年(721年)「下総国葛飾郡大嶋郷戸籍」に記されている「嶋俣里」(しままたのり)の比定地である。男165人、女205人の42戸370人が居住していたという。以後「嶋俣」の地名は応永5年(1398年)の葛西御厨田数注文に至るまで文書に多数見受けられ、永禄2年(1559年)の小田原衆所領役帳において初めて「柴俣」(しばまた)が登場する。
近代に入り、南葛飾郡柴又村と号したがほどなくして同郡金町村と併合して同村の一字となった。昭和7年、東京市に併合され葛飾区柴又町と名乗り、題経寺界隈を1丁目とし他2および3丁目を設けた。 。昭和42年、住居表示の変更が行われ、同区新宿町4丁目の半部を併合。新域に柴又1~3丁目と町名を付し、旧町を同4~7丁目と改めて今日に至っている。
柴又八幡神社の社殿下付近は「柴又八幡神社古墳」と呼ばれる古墳である。