林口線
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林口線(りんこう/リンコウせん、ピンイン:Línkŏuxiàn、注音: ----)、Linkou Line)は、台湾鉄路管理局の鉄道路線。桃園駅~林口駅間を結ぶ鉄道なので桃林鉄路(とうりんてつろ)とも呼ばれる。林口火力発電所への石炭輸送を目的とした貨物専用線ので、林口郷市中心部より非常に遠い場所に設置されている。
目次 |
[編集] 路線データ
- 路線距離(営業キロ):18.4k(旅客線区間は11.7km)
- 軌間:1067mm
- 駅数:4旅客駅、2貨物駅(起終点駅含む)
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:なし(全線非電化)
[編集] 紹介
台北県林口郷にある林口火力発電所への石炭輸送を目的とした貨物専用線として1968年1月に開通した。全線非電化の単線で全長は18.4kmで、そのうち旅客線区間は11.7kmとなる。
1970年代後半ごろより周辺地域の宅地化が進み周辺の道路の混雑が激烈になるにつれ、地域住民より林口線の旅客化を訴える声が増加した。また台湾桃園国際空港の近くを走るため、先項の旅客化計画とは別に空港へのアクセス線とする計画もあったが、路線の規格が貧弱で空港アクセス線としては運用に耐えない事などからこの計画は見送られた。
なお空港アクセス線については、2013年開通をめどに台北~台湾桃園国際空港間を新設の捷運(桃園機場捷運)が担う事になった。
2005年10月27日より桃園県政府と台湾鉄路管理局の合弁のもと、試験的に平日2往復の旅客営業が始められた。なお旅客営業にかかる経費は桃園県政府の出資を元にまかなわれており、運賃は当面無料とされている。
旅客営業は周辺住民の通勤・通学の足として好評だが、発電所の石炭輸送へ影響が出てしまうため、現状ではこれ以上の増発は難しいとされている。なお、八里郷にある台北港は2008年に開港予定で、石炭輸送は海運で行われるようになれば増発及び線路改善などが可能になる。
桃林鉄路の桃園駅は縦貫線の同駅とは共有となっておらず、専用プラットホームが駅前横の駐車場内に設置されている。また出入口が車道と共有となっているために、立入る際には自動車の出入りに注意が必要である。
[編集] 駅一覽
駅名 | 駅間 キロ |
累計 営業 キロ |
等級 | 接続路線・備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|
桃園駅 | 0.0 | 0.0 | 一等 | 縦貫線 | 桃園県 | 桃園市 |
桃園高中駅 | 2.2 | 2.2 | 試験設置駅 | 桃園高校の意味。時刻表上は'桃中 | ||
宝山駅 | 2.3 | 4.5 | 試験設置駅 | |||
南祥駅 | 3.8 | 8.3 | 試験設置駅 | 亀山郷 | ||
五福駅 | 1.5 | 9.8 | 貨物 | 貨物専用駅 | ||
長興駅 | 1.9 | 11.7 | 試験設置駅 | 旅客輸送終点 | 蘆竹郷 | |
林口駅 | 6.7 | 18.4 | 貨物 | 台北県 林口郷 |
[編集] 時刻表
3301 | 3305 | 番号 | 3302 | 3306 |
---|---|---|---|---|
06:55 | 17:30 | 桃園 | 08:05 | 18:40 |
07:01 | 17:36 | 桃園高中 | 07:59 | 18:34 |
07:06 | 17:41 | 宝山 | 07:54 | 18:29 |
07:16 | 17:51 | 南祥 | 07:44 | 18:19 |
07:25 | 18:00 | 長興 | 07:35 | 18:10 |
- 土、日曜日運転休止
- 無料
[編集] 歴史
[編集] 関連項目
[編集] 其の他の言語
[編集] 外部リンク
- 桃園縣政府交通局桃林鐵路公式サイト(繁体字中国語)
- 台灣鐵路管理局公式サイト(繁体字中国語)
- 台湾鉄道路線図
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南廻線 | 南廻線 |
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