新店線 (台湾鉄路管理局)
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管理者 | 台湾鉄路管理局 |
営業距離 | 万華-新店間10.4km |
開業日 | 1921年1月22日開業 |
廃止日 | 1965年3月24日廃止 |
駅数 | 12(廃止時) |
電化区間 | 無 |
複線区間 | 無 |
新店線(しんてんせん)は、かつて存在した台湾鉄路管理局の鉄道路線。戦前は台湾総督府鉄道ではなく、私鉄・台北鉄道の路線であり、台湾総督府鉄道部年報には萬華—新店線(まんかしんてんせん)と掲載された
1960年代になり道路が整備されたことにより乗客が激減し、台湾鉄路管理局として最初に廃止された。全長10.4km。廃線後の線路敷地は、現在の「汀洲路」、「羅斯福路」(ルーズベルト通り)、「北新路」である。
廃止30年後、新店線跡地の羅斯福路、北新路の地下に台北捷運新店線の線路が建設された。現在の捷運新店線には当時の台鉄新店線の駅と同じ駅名が多い。
[編集] 歴史
- 1921年 - 台北鉄道株式会社の路線として開業、軌間1067mm
- 1945年 - 戦後、台北鉄道株式会社は台北鉄路公司と改称
- 1949年 - 台湾鉄路管理局が台北鉄路公司から買収
- 1965年3月20日 赤字廃止
[編集] 駅一覧
駅名 | 駅番号 | 駅間 キロ |
累計 営業 キロ |
等級 | 接続路線・備考 | 所在地 | |
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万華駅 | 101 | 0.0 | 0.0 | 一等 | 縦貫線 | 台北市 | 万華区 |
堀江駅 | 0.5 | 0.5 | - | 貨物専用駅 | 中正区 | ||
和平駅 | 0.6 | 1.1 | 招呼 | 旧名は馬場町駅 | |||
蛍橋駅 | 0.8 | 1.9 | 三等 | 旧名は蛍町駅 | |||
古亭駅 | 0.7 | 2.6 | - | 旧名は古亭町駅 | |||
仙公廟駅 | 0.8 | 3.4 | - | 戦後廃止 | |||
水源地駅 | 0.5 | 3.9 | 三等 | ||||
公館駅 | 0.6 | 4.5 | 簡易 | ||||
万隆駅 | 1.3 | 5.8 | 簡易 | 旧名は十五分駅 | 文山区 | ||
製缶会社前駅 | 0.7 | 6.5 | - | 戦後廃止 | |||
景美駅 | 0.3 | 6.8 | 三等 | 旧名は景尾駅 | |||
二十張駅 | 0.8 | 7.6 | - | 戦後廃止 | |||
公学校前駅 | 0.4 | 8.0 | - | 戦後廃止 | 台北県 | 新店市 | |
大坪林駅 | 0.5 | 8.5 | 簡易 | ||||
七張駅 | 0.5 | 9.0 | - | 戦後新設 | |||
新店駅 | 1.4 | 10.4 | - | ||||
郡役所前駅 | 0.3 | 10.7 | - | 戦後廃止 |
[編集] 関連項目
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西部幹線 | 縦貫線 (北段) - 海岸線 - 成追線 - 台中線 - 縦貫線 (南段) - 屏東線 |
東部幹線 | 宜蘭線 - 北廻線 - 台東線 |
南廻線 | 南廻線 |
旅客支線 | 平渓線 - 旧山線 - 内湾線 - 集集線 - 林口線 |
貨物支線 | 深澳線 - 基隆臨港線 - 台中港線 - 高雄臨港線 - 花蓮臨港線 |
建設線 | 沙崙線 - 六家線 - 桃園機場捷運 |
計画線 | 恒春線 - 海生館線 - 北宜直線鉄道 - 中横鉄道 |
廃止線 | 新店線 - 淡水線 - 新北投線 - 中和線 - 松山飛機場線 - 東勢線 - 神岡線 - 水上機場線 - 東港線 |