新潟県立加茂農林高等学校

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新潟県立加茂農林高等学校（にいがたけんりつかものうりんこうとうがっこう）は、新潟県加茂市神明町に所在する県立農業高等学校。

目次 1 概要 2 沿革 3 校歌 4 交通 5 部活動 6 著名な出身者 7 関連項目 8 外部リンク

[編集] 概要

1901年に4年制農学校（高等小学校卒業者対象）として開校。早くから農専昇格構想を持っており、1941年の本館焼失、1943年の中等学校令による3年制への年限短縮などが重なり、同窓会の農専昇格運動が本格化した。太平洋戦争末期の1945年に農専昇格が実現する（新潟県立農林専門学校、現新潟大学農学部）。戦前は静岡県の中泉農学校、愛知県の安城農学校と共に三大農学校と呼ばれ、全国から生徒を集めていた。

この様な経緯から1960年代までは農業高校でありながら進学校としての側面が強く、県央地区では三条高校と並ぶ位置にあった。県内では伝統校にあたる。しかし農業離れの加速化など様々な要因により、現在では学力は低下している。2006年度入学生から入試時に「農業科」として一括募集し、2年次から各専攻に移る新課程を開始した。

[編集] 沿革

• 1901年9月27日 新潟県より設立認可（高等小学校卒業者に対して修業年限3年、農科・林科を設置、初代校長 赤星朝暉）。
• 1903年5月11日 新潟県立農林学校として開校。程なく修業年限を4年に変更。
• 1906年3月8日 新潟県立加茂農林学校と改称。
• 1931年 農蚕科設置（1939年3月迄）。
• 1941年 農業土木科設置。
• 1941年11月 本館焼失。
• 1943年 中等学校令に基づき、農科を農業科・林科を林業科に改称し修業年限3年に変更。以後数年間大きく変遷を辿る。
• 1948年 新潟県立加茂農林高等学校となり、各科を課程と改称。定時制開設、農業課程（昼間）・普通課程（夜間）設置。
• 1948年6月1日 -定時制見附分校開校、農業課程（昼間）・普通課程（夜間）設置。
• 1955年 定時制圧瀬分校開校、農業課程（昼間）設置。
• 1957年 農村家庭課程設置。
• 1963年 各課程を科と改称、農村家庭課程を生活科へ変更、園芸科設置。
• 1964年 定時制見附分校普通科（全日制）を新潟県立見附高等学校へ移管。
• 1965年 川船農場設置。
• 1980年 定時制庄瀬分校閉校。
• 1981年 定時制農業科閉科。
• 1982年 定時制見附分校閉校。
• 1989年 農業科の一部を農業経済科に改組。
• 1993年 生活科の一部を生物工学科に改組。
• 1996年 農業科・園芸科・畜産科・生活科を生産技術科へ改組。
• 1998年 農業土木科・林業科を環境緑地科へ改組。
• 2002年10月26日 創立100年記念式典挙行、二世紀の杜竣工。
• 2006年 農業経済科を食品技術科に改組、入試時に農業科として一括募集開始。

[編集] 校歌

• 『新潟県立加茂農林高等学校校歌』（作詞：土井晩翠、作曲：岡野貞一）

[編集] 交通

• JR東日本信越本線加茂駅より徒歩15分

[編集] 部活動

• 野球部
• バスケットボール部
• バレーボール部
• 卓球部
• 柔道部
• 陸上競技部
• スキー部
• 空手道部
• 山岳部
• サッカー部
• バドミントン部
• 剣道部
• テニス部
• ゴルフ部　
• 生物部
• 写真部
• 美術部
• 書道部
• JRC部
• 囲碁・将棋部
• 茶道部
• 華道部
• 陶芸部
• 演劇部
• 吹奏楽部　
• 社会同好会
• マンガ研究同好会

[編集] 著名な出身者

• 捧賢一（株式会社コメリ創業者、現代表取締役会長）
• 田口直人（現十日町市長）
• 上村清隆（現湯沢町長）
• 山崎忠弥（元与板町長）

[編集] 関連項目

• 新潟県高等学校一覧
• 農業高等学校
• 日本の農業高等学校一覧
• 新潟県立農林専門学校 (旧制) - 第二次世界大戦中に附設
• 新潟青年師範学校 - 元・附設校
• 岐阜県立加茂農林高等学校 - 同名の高等学校

[編集] 外部リンク

• 新潟県立加茂農林高等学校