富士箱根伊豆国立公園
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富士箱根伊豆国立公園(ふじはこねいずこくりつこうえん)は山梨県、静岡県、神奈川県、東京都にまたがり、広域関東圏の南部に広がる国立公園で1936年2月1日に富士箱根国立公園として十和田国立公園(現・十和田八幡平国立公園)、吉野熊野国立公園、大山国立公園(現・大山隠岐国立公園)とともに指定されたのが始まりである。その後1950年3月15日に伊豆半島地域が編入され、現在の富士箱根伊豆国立公園に名称が変更された。さらに1964年7月7日には、伊豆諸島地域に指定されていた国定公園である「伊豆七島国定公園(1955年4月1日指定)」が編入された。現在の面積は 121,850ha。
富士五湖周辺、箱根温泉、伊豆半島と観光客が集中する地区を抱えていることから、年間利用者は毎年のべ1億人を突破する、日本国内で最も利用者が多い上級公園でもある。
「富士山」「箱根」「伊豆半島」「伊豆諸島」の4つのエリアで構成され、火山活動由来の山・湖・島などの自然美や温泉が楽しめる。
[編集] 関連項目
- 富士山地域 - 富士山や周辺の湖など
- 箱根地域 - 箱根火山と芦ノ湖
- 伊豆半島 - 天城山を中心とした火山と海岸の景色
- 伊豆諸島 - 海岸や火山