釧路湿原国立公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
釧路湿原国立公園(くしろしつげんこくりつこうえん)は北海道東部にある国立公園である。1987年7月31日に指定された。日本で第28番目の国立公園である。
釧路湿原は、面積は19357haにおよぶ、日本一大きな湿原である。 1980年日本がラムサール条約に加盟する際に最初に登録した湿地。 1967年湿原そのものが国の天然記念物に指定されている。 そのため立入が厳しく制限されており、北海道で最も北海道らしい景観を維持できている。
ヨシ・スゲ・ミズゴケ湿原やハンノキ林、曲がりくねった河川や湖沼群など様々な環境を含んでいる。タンチョウやイトウ、キタサンショウウオやエゾカオジロトンボといった貴重な野生動物の宝庫である。