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天知 俊一（あまち しゅんいち、1903年12月30日 - 1976年3月12日）は、プロ野球監督。兵庫県西宮市出身。
[編集] 来歴・人物
旧制下野中学校（現・作新学院高等学校）→旧制明治大学予科→明治大学本科。大学時代は捕手で、湯浅禎夫（のち毎日オリオンズ監督）とバッテリーを組んだ。1929年に東京六大学野球の審判。1931年辞職。その後報知新聞記者を経て旧制帝京商業学校（現・帝京大学高校）野球部監督。この時の教え子に杉下茂。杉下が明大に進学後も個人的に指導し、その際にフォークボールを伝授した。1949年、中日ドラゴンズ監督に就任。1952年に実権の無い総監督に異動となるが1954年監督に復帰、チームを初優勝と日本一に導いた。1955年に球団副代表。1957年に中日監督に復帰、1958年限りで退任。1959年～1960年はヘッドコーチ。以後野球評論家として活躍した。1970年野球殿堂入り。1976年3月12日死去。享年74（満72歳没）。
[編集] 監督としてのチーム成績
| 年度 |
年度 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗戦 |
引分 |
勝率 |
ゲーム差 |
チーム本塁打 |
チーム打率 |
チーム防御率 |
年齢 |
球団 |
| 1949年 |
昭和24年 |
5位 |
137 |
66 |
68 |
3 |
.493 |
19.5 |
136 |
.268 |
3.77 |
46歳 |
中日・名古屋 |
| 1950年 |
昭和25年 |
2位 |
137 |
89 |
44 |
4 |
.669 |
9 |
144 |
.274 |
3.73 |
47歳 |
| 1951年 |
昭和26年 |
2位 |
113 |
62 |
48 |
3 |
.564 |
18 |
67 |
.272 |
3.47 |
48歳 |
| 1954年 |
昭和29年 |
1位 |
130 |
86 |
40 |
4 |
.683 |
― |
70 |
.256 |
2.32 |
51歳 |
| 1957年 |
昭和32年 |
3位 |
130 |
70 |
57 |
3 |
.550 |
4 |
63 |
.219 |
2.26 |
54歳 |
| 1958年 |
昭和33年 |
3位 |
130 |
66 |
59 |
5 |
.527 |
9 |
86 |
.233 |
2.40 |
55歳 |
- ※1 太字は日本一。
- ※2 1953年から1962年、1966年から1996年までは130試合制
[編集] 監督通算成績
[編集] 関連項目
- ※カッコ内は監督在任期間。
