再使用型宇宙往還機
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再使用型宇宙往還機 (RLV: reusable launch vehicle) とは、宇宙に繰り返し打ち上げることのできる宇宙船。使い捨て型ロケット (ELV) と対となる用語である。なお、単段式のRLVはSSTOとも呼ばれる。
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[編集] 概要
1960年代後半以降、各国で盛んに研究が行われたものの、2006年4月現在、軌道上まで到達できるRLVは存在しない。RLVに最も近い例はスペースシャトルである。そのオービターとメインエンジン、それに固体燃料ロケットブースタ (SRB) は、数ヶ月のメンテナンスの末、再利用される。外部燃料タンクは廃棄される。なお、軌道には届かないものの、宇宙空間には到達できるRLVとしてスペース・シップ・ワンがある。
RLVの実現により、1回の打ち上げごとに機体の製造費がかかる使い捨てロケットのコストモデルから、飛行機のような減価償却が可能なコストモデルへと転換が図れ、低コストで信頼性の高い宇宙へのアクセスが提供されると期待されている。しかし、スペースシャトルのように莫大な整備費は避けられないという見方もあり、実際にコストや信頼性がどうなるのかについては、まだはっきりと判っていない。
[編集] 主なRLV
低軌道以上への到達能力を持つRLV。
[編集] 運航中
[編集] 構想
[編集] 開発中止
[編集] 主な準軌道RLV
準軌道(弾道飛行)の能力を持つRLV。