固体ロケットブースタ
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固体ロケットブースタ(Solid Rocket Booster、SRB)は、ロケットの打ち上げ時に必要な推力を得るために、外部に配置される固体燃料式ロケットである。多くはロケット本体を取り囲むように配置され、打ち上げ時に点火する。燃焼が済むと、無駄な質量になるため、空中で切り離されるものが多い。 役目を終えたブースタを海上へ落下させ回収し、整備後に再利用される場合もある。
固体燃料ロケットはしばしば地上での取扱いに起因する事故が発生する場合があるので取り扱いには細心の注意を要する。万が一誤って点火した場合は打つ手がない。一例として2003年、8月22日、ブラジルでロケットの爆発事故があり21人が死亡した。[1]