倚松庵
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倚松庵(いしょうあん)は兵庫県神戸市東灘区にある歴史的建造物。文豪谷崎潤一郎の旧居である。ここで執筆された小説から「『細雪』の家」とも呼ばれる。庵号は夫人の名前「松子」に因む。
1929年(昭和4年)に芦屋に建てられた和風建築で、谷崎潤一郎は1936年(昭和11年)11月から1943年(昭和18年)11月まで居住した。現在地に移築されたのは1990年(平成2年)である。
「倚松庵」と呼ばれる家は6軒あったが、一般的に「倚松庵」といえば、谷崎の居住期間の長さから当建築を指す。
目次 |
[編集] 館内
- 1階― 応接間(洋間)、西の部屋(洋間)、和室、和室、風呂、台所
- 2階― 「幸子の部屋」 、「悦子の部屋」、「こいさんの部屋」(全て和室)
[編集] 建築概要
- 竣工― 1929年8月 (1990年7月に現在地に移築)
- 構造― 木造瓦葺二階建
- 延床面積― 148.92m²(1階95.45m²、2階53.47m²)
- 敷地面積― 440.79m²
- 所在地― 〒658-0052 兵庫県神戸市東灘区住吉東町1-6-50
[編集] 利用情報
- 開館時間― 10:00~16:00
- 開館日― 土曜日、日曜日(年末年始は休館)
- 入館料― 無料
- 隔週土曜の午後2時・3時― 武庫川女子大学教授たつみ都志・谷崎潤一郎記念館学芸員永井敦子による解説がある(約30分間、無料)
[編集] 交通アクセス
[編集] 周辺情報
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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