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佐藤博 (ミュージシャン) - Wikipedia

佐藤博 (ミュージシャン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐藤 博
基本情報
出生名 佐藤 博
出生日 1947年6月3日(61歳)
出身地 日本鹿児島県知覧町
職業 シンガーソングライター
作曲家
編曲家
プロデューサー
担当楽器 キーボード
ギター
ドラムス
活動期間 1970年
レーベル サラ・ミュージック
事務所 株式会社ヒップランドミュージックコーポレーション
影響 ビートルズ
エルヴィス・プレスリー
レイ・チャールズ
ナット・キング・コール
ハリー・ベラフォンテ
プラターズ
公式サイト [1]
  

佐藤 博(さとう ひろし、1947年6月3日 - )は日本のシンガーソングライターキーボーディスト作曲家編曲家プロデューサー鹿児島県川辺郡知覧町(現南九州市)生まれ。京都府育ち。

目次

[編集] 概要

  • 当初はギターの弾き語りをしていたが、東京ユニオンの藤尾正重(p)氏のアドバイスにより、二十歳より独習でピアノを始める[1]
  • 二年間の独習の後、1970年頃より、大阪にてジャズコンボ系のバンドのピアニストとしてプロ・ミュージシャンとしての活動を開始する[1]。1972年頃より京都にて、ウエストロード・ブルーズバンドや上田正樹といったブルース系のミュージシャンや、オリジナル・ザ・ディラン、大塚まさじ加川良といったフォーク系のミュージシャンの演奏に参加。
  • 加川良のバッキングで鈴木茂と知り合い上京する。以降、ハックル・バック結成~ティン・パン・アレーへの参加といった活動と平行して、1976年よりソロ・アルバムを発表。
  • いわゆる同世代のシンガー・ソングライターと同様、エルヴィス・プレスリーレイ・チャールズビートルズに影響され音楽を始めたものの、前述の通り、ブルースを下敷きにしている部分が他の同世代ミュージシャンより大きい[1]
  • キーボード奏者ではあるものの、ピアノに関しても、大滝詠一氏曰く「ラグタイム(ピアノ)ならば日本一」と評価されており、彼の鍵盤演奏は初期の山下達郎作品や大滝詠一の「ナイアガラ・ムーン」、細野晴臣の「トロピカル・ダンディー」、「泰安洋行」、「はらいそ」といったトロピカル三部作、吉田美奈子の初期作品で聴く事ができる。
  • 細野晴臣よりイエロー・マジック・オーケストラ (YMO) への参加を呼びかけられる[2]も、1979年に渡米。アメリカ滞在中にアルファ・レコードと契約し、1982年に帰国。3rdソロアルバムアルバム『awakening』を発表。以降国内に拠点を移して音楽活動を行う。
  • 帰国後の1980年代以降は、非常に多くのCM音楽やテレビ番組のテーマ曲を発表している。その為、それら提供曲も多数収録されたベスト・アルバム「記憶の中の未来(1988年12月)」には、TVグラフィティというサブ・タイトルが付けられているほどである。
  • 音楽制作に関しての特徴として、氏は基本的に一人多重録音というスタイルを取っている。
  • 国内でも、いち早くシンセサイザーやリズムマシン、シーケンサーやコンピューターといった最新の機器を表現の道具として駆使したミュージシャンとして知られている[3]
  • しかし、氏が他の音楽家と一線を画する点は、「コンピューター」を自分がイメージしたサウンドを具現化する為の「道具」として捉えている事である[4]
  • つまり、その作品には「機械任せ」や「他人任せ」といった、いわば「おまかせ」の要素が一切ないのが特徴[3]でもある。
  • 氏は基本的にレコーディングにおいて、ミュージシャンを起用することは「気分転換」と位置づけている[4]
  • 村上"ポンタ"秀一氏によると「YOU'RE MY BABY」(Awakening)のドラムが彼が打ちこみで作ったものであると知って、衝撃を受けており、「こんな人間くさい打ちこみ作れる奴いない」語っている。
  • そうしたひとり多重録音の成果は、近年では特にリズム・トラックの制作において顕著に現れており、2008年現在、オリジナル作品へのドラマーの参加は、1990年2月発表の「Good Morning」(ドラムはジョン・ロビンソン)が最後である。
  • また、デジタル録音における音響のスタンダードを確立する為、その初期からレコーディングに際して、自らコンソールを駆使しているのも大きな特徴であるが、中でも、プライベートスタジオ『Studio SARA』ではトラック・ダウンを行えることは特筆するべき点である[2]

[編集] 年表

  • 1947年 - 寺の長男として鹿児島県にて生まれる。
  • 1949年 - 京都に移住。以降、1975年 に上京するまで、京都にて生活する。中学時代にギターを、16~17歳にてベースギターを演奏し始め、以降多重録音に没頭する。
  • 1967年 - 独習にてピアノを始める。
  • 1970年 - 荒川たつひこBANDに参加。
  • 1972年 - 上田正樹とMZA、上田正樹とバッドクラブ・バンド結成。この頃よりウエストロード・ブルースバンド達と京都のライブ・ハウス(拾得)等でセッションを行いだす。
  • 1973年 - オリジナル・ディラン、 西岡たかし等のレコーディングに参加。
  • 1974年 - 春一番ライヴ 74に出演(金森幸介、石田長生、中川イサト、田中章弘、岩崎順、西岡たかし、長野隆、喜多浩二、佐藤博)。
  • 1975年 - 上京。鈴木茂、林敏明、田中章弘でハックルバックを結成。また、ティン・パン・アレーに参加。
  • 1976年 - 初渡米。現地にて録音したファースト・ソロアルバム『SUPER MARKET』を日本コロムビアより発表。吉田美奈子バンド結成(大村憲司村上"ポンタ"秀一坂本龍一、高水健司、松木恒秀、佐藤博、土岐英史)。
  • 1977年 - 鳥山雄司、青山純、伊藤広規、ペッカー等とセッション・グループ、ハイ・タイムスを結成。
  • 1979年 - キティレコードと契約。3rdアルバム『オリエント』を発表。L.A.に本拠地を移す。
  • 1980年 - アルファ・レコードと契約し、アルファ・アメリカの専属アーティスト兼プロデューサーになる。また、Rogers&Burginと共演する[5]
  • 1981年 - Spencer Davis Groupと10ヶ月ほどクラブを回る。Randy Crawfordらと共演し、高い評価を得る。その後、Wendy Mattewsと出会う[5]
  • 1982年 - 帰国。アルファ・レコードよりリズム・マシンLINN LM-1を駆使して、バック・トラックの殆どを多重録音で仕上げた4thアルバム『awakening(featuring WENDY MATTHEWS)』を発表。
  • 1983年 -1984年この頃より、機械的なアルペジオの部分などで補助的に使用していたローランドのMC-4から、コンピューターAPPLEⅡ を作品制作に使用し始める。それ以降はMARK OF THE UNICORNのMac用MIDIシーケンサーソフトのPerformerを用いている。
  • 1990年 - HIROSHI SATO PC Network Station “AQUALANGUE”。また海外録音のアルバム『Good Morning』を発表。これが生ドラムを起用した最後のオリジナル・アルバムとなる。スタジオ「Studio SARA」を建設。
  • 1991年 -角松敏生、渕上祥人の作品等に参加する。「Studio SARA」にてMIX&TRACK DOWNを行った「SELF JAM」を発表する。
  • 1992年 - アースヴォイスコンサート '92にキーボーディストとして出演する(音楽監督はリー・リトナー。共演者はマイケル・マクドナルドデヴィッド・サンボーンブレンダ・ラッセルボビー・コールドウェルフィル・ペリー、マキシ・プリースト、リサ・フィッシャー、ジルベルト・ジル、アニタ・ベイカージェイムス・イングラムロバータ・フラック角松敏生)。
  • 1993年 - この頃「Studio SARA」を改修。また、「HAPPY & LUCKY」を発表する。
  • 1994年 - ソニー・ミュージックエンタテインメントよりサウンド・トラック『七都市物語』を発表。また、東芝EMIと契約する。
  • 1995年 - アルバム『ALL OF ME』を発表。
  • 1999年 - ハックルバック再活動(バンド名は「Talk-Age」)。又、ほぼ10年振りに単独ライブを行う(「佐藤博 LIVE at PIT INN」)。
  • 2000年 - Tin Pan CONCERT 1975/2001(2000.12.20、渋谷 NHKホール)
  • 2001年 - FM802主催の「MEET THE WORLD BEAT 2001」に小坂忠&FRIENDS(細野晴臣、鈴木茂、林立夫、浜口茂外也、佐藤博、佐橋佳幸)として参加する (2001.7.22) 。小坂忠「People」発売記念インストアイベントに参加 (2001.11.10、タワーレコード 渋谷店。2001.11.11、ヴァージンメガストア新宿)。
  • 2002年 - 小坂忠「Love Peple Concert in Tokyo」(2002.9.8、六本木スイートベイジルSTB139)。2年半ぶりに単独ライブ活動を再開する。
  • 2003年 - ボーナストラック追加+リマスタリングにて『Time』を再発。また、7年ぶりにオリジナル・アルバム『THAT'S ALL RIGHT』を発表。佐藤博LIVE『THAT'S ALL RIGHT』を行う(2003.6.21、六本木スイートベイジルSTB139)。
  • 2004年 - 『HIROSHI SATO New Year LIVE 2004 “THAT'S ALL RIGHT 2”』を行う(2004.1.20、六本木スイートベイジルSTB139)。オリジナル・アルバム『Amazing』、同・ミニ・アルバム『Take it』を発表。原宿Blue Jay Wayにて2 DAYS LIVEを行なう(2004.10.30、31)。
  • 2005年 - バンド『TAINUI』を結成。オリジナル・アルバム『Amazing2』を発表。
  • 2007年 - ジョー・サンプル『ベスト・オブ・ベスト~セレクテッド・バイ 佐藤博(限定盤)』発売 (2007.6.20) 。ドリームズ・カム・トゥルー『DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007』に音楽監督兼キーボーディストとして参加。またSoulJaのサウンドプロデュースを手掛ける。
  • 2008年 -青山テルマ『そばにいるね』の編曲およびサウンドプロデュースを手掛ける。I.H.L『ロマンチスタ』、『I HAVE LOVE 2008』のサウンドプロデュースを手掛ける。

[編集] ディスコグラフィー

[編集] オリジナルアルバム

  1. 『SUPER MARKET』(1976.5)
  2. 『Time』(1977.1)
  3. 『ORIENT』(1979.6)
  4. 『awakening』(1982.6)
  5. 『SAILING BLASTER』(1984.6)
  6. 『SOUND OF SCIENCE』(1986.7)
  7. 『FUTURE FILE』(1987.5)
  8. 『AQUA』(1988.6)
  9. 『TOUCH THE HEART』(1989.6)
  10. 『Good Morning』(1990.7)
  11. 『Self Jam』(1991.7)
  12. 『HAPPY & LUCKY』(1993.6)
  13. 『ALL OF ME』(1995.5)
  14. 『Oracle』(1996.11)
  15. 『Time』【リマスター+ボーナス・トラック追加】(2003.3)
  16. 『THAT'S ALL RIGHT』【ミニ・アルバム】(2003.6)
  17. 『Amazing』(2004.1.20)
  18. 『awakening』【リマスター】(2005.9)
  19. 『AMAZINGⅡ』(2006.4)

[編集] シングル

  1. 『いとしのマリー』(1977年)
  2. 『孫悟空』(1979.5)
  3. 『Sun Grow』(1984.11)
  4. 『アンジェリーナ』(1985.4)
  5. 『LOVE ME DO(12インチシングル)』(1985.10)
  6. 『宇宙のエトランゼ』(1986.6)
  7. 『スウィート・インスピレーション(12インチシングル)』(1987.2)
  8. 『Seat For Two』(1988.6)
  9. 『Fuzzy Love』(1989)
  10. 『EVEの朝を』(1989.10.25)
  11. 『HEART TO YOU』(1995.5)
  12. 『約束』(1996.11)
  13. 『Day by Day』(1996.6)
  14. 『Take it』(2004.12)

[編集] ベスト・アルバム等

  1. 『THIS BOY』【コンピレーション・アルバム】(1985)
  2. 『記憶の中の未来』(1988.12)
  3. 『HIROSHI SATO'90-SNOW LAND』【コンピレーション・アルバム】(1990)
  4. 『HIROSHI SATO BEST SELECTION』(1990.9)
  5. 『PROSUMER』(1992.11)
  6. 『佐藤博べスト』(1994.2)
  7. 『FLY TO YOU 2000』(2000.4.12)
  8. 『CREAMY AQUA』(2007.8)

[編集] サウンド・トラック

  1. 『七都市物語』サウンドトラック(1994.4.21)

[編集] 主な提供曲

  1. 『熱い砂』(1977)りりィ[アルバム『りりシズム』]
  2. 『フライングソーサー』(1977)小坂忠[アルバム『モーニング』]
  3. 『ジェントルじゃいられない』(1984)秋本奈緒美[アルバム『My Friend』]
  4. 『想い出の After Hours』(1985)亜蘭知子[アルバム『IMITATION LONELY』]
  5. 『SOMETHING IN THE AIR』(1986)シンディ[アルバム『LOVE LIFE』]
  6. 『PRECIOUS TIME』、『CURTAIN CALL』(1986)杏里[アルバム『Trouble in Paradise』]
  7. 『MYSTERY ZONE』(1986)杏里[アルバム『MYSTIQUE』]
  8. 『OOH BABY...(Come Closer)』(1987)マリーン[アルバム『THIS TIME』]
  9. 『Tandem Run』(1988)鈴木雅之[アルバム『Radio Days』]
  10. 『TRIANGLE LOVE AFFAIR』、『スノー・ホワイトの街』(1988)中山美穂[アルバム『CATCH THE NITE』]
  11. 『山手ホテル』(1989)角松敏生[アルバム『Special Live '89.8.26〜MORE DESIRE〜』]
  12. 『ROSY HEART』他(1989)羽根田征子[アルバム『SORA』]
  13. 『無口な夢』、『雪のクリスマス・カード』他編曲(1989)南佳孝[アルバム『東京物語』(1989)
  14. 『明るくなるまで』(1989)今井美樹[アルバム『mocha under a full moon』]
  15. 『バスルームでランチ』(1992)野田幹子[アルバム『CUTE』]
  16. 『風になろう』(1996)YOU[アルバム『南向き』]
  17. 『THE FIGHT(HIRO P.J.名義)』(1998)オルケスタ・デル・ソル[(シングルCD) 1998年FIFAワールドカップのオフィシャル・サポート・ソング]
  18. 『ふうりん』(1998)高中正義[アルバム『Bahama』]
  19. 『去る者は日々に疎し~OUT OF SIGHT,OUT OF MIND』(2002)高橋真梨子[アルバム『time of love』]
  20. 『ここにいるよ』(2007)SoulJa feat.青山テルマ[マキシシングル] (編曲)
  21. 『そばにいるね』(2008)青山テルマ feat.SoulJa[マキシシングル] (編曲)
  22. 『ロマンチスタ』|『I HAVE LOVE 2008』(2008)I.H.L[マキシシングル] (サウンド・プロデュース)

[編集] 企画アルバム等

  1. 『幻のハックルバック』(1976)鈴木茂とハックルバック
  2. 『SEASIDE LOVERS』(1983年)オリジナル3曲起用(松任谷正隆井上鑑とともに参加)。
  3. 『SNOW LAND '90』(1989年)ホイチョイプロダクション「極楽スキー'90」コンピレーションアルバム
  4. 『ゆりかごのうた』(1992年)(挿し絵:永田萌

[編集] CM等に起用された主な作品

  1. 『輝きに向けて』(1982年~)鹿児島放送テーマ曲(オープニング・クロージングで使用)
  2. 『Sun Glow』(1984年)小杉産業“ジャンセン”CM曲
  3. 『アンジェリーナ』(1985年)小杉産業“ジャンセン”CM曲
  4. 『Shiny Lady』(1985年)小杉産業“ジャンセン”CM曲
  5. 『記憶の中の未来から』(1985年)小杉産業“ジャンセン”CM曲
  6. 『Future File』(1987年)東京建物CM
  7. 『Sweet Inspiration』(1987年)テレビ朝日EAT9”オープニング・テーマ曲
  8. 『TOGETHER』(1987年)TBSテレビ男女7人夏物語”挿入曲
  9. 『I WANT TO HOLD YOUR HAND』(1987年)テレビ朝日“EAT9”エンディング・テーマ曲
  10. 『FUNKY MULTI』(1987年~)フジテレビ“ねるとん紅鯨団”、テレビ朝日“EAT9”挿入曲、ヤナセ“ゴルフ”CM曲
  11. 『LOVE IS THE ANSWER』(1988年)国際証券CM
  12. 『ON THE WIND』小杉産業“ジャンセン”CM曲
  13. 『SEAT FOR TWO』(1988年)丸大食品“適塩食生活”CM曲
  14. 『ALL OF ME』(1995年)西友企業
  15. 『約束』(1996年)フジテレビTHE WEEKテーマ曲
  16. 『DOLPHIN』(1996年)関西テレビ・フジテレビ系花王ファミリースペシャルオープニング・タイトル曲
  17. 『THE FIGHT』オルケスタ・デル・ソル(1998年) 1998 FIFAワールドカップ・オフィシャル・サポート・ソング(HIRO P.J.名義にて作曲)
  18. 『ここにいるよ』SoulJa feat.青山テルマ(2007年) テレビ東京「JAPAN COUNTDOWN(2007年9月度)」、「やりすぎコージー」、「メデューサの瞳」、「カウントダウンTV」エンディングテーマ、「PVTV」オープニングテーマ(編曲、サウンド・プロデュース)
  19. 『そばにいるね 』青山テルマ feat. SoulJa NTTドコモCMソング(2008年)(編曲、サウンド・プロデュース)
  20. 『ロマンチスタ』I.H.L(2008年)NHK新大学生・新社会人応援キャンペーン 「がんばれ。ルーキー!」 キャンペーンソング(サウンド・プロデュース)
  21. 『I HAVE LOVE 2008』I.H.L(2008年)テレビ東京たけしの誰でもピカソエンディングテーマ(サウンド・プロデュース)

[編集] 他ミュージシャンへの参加作品等

  • 1974年 加川良「アウト・オブ・マインド」、ザ・ディランII「さようなら~この世を悲しむ風来坊に捧ぐ~」。
  • 1975年 金森幸介「箱舟は去って」、大滝詠一「ナイアガラ・ムーン」、吉田美奈子「MINAKO」、岡林信康「誰ぞこの子に愛の手を」、西岡恭蔵「ろっかばいまいべい」、細野晴臣「トロピカル・ダンディー」、ブレッド&バター「Mahae」、南こうせつ「かえり道」。
  • 1976年 めんたんぴん「MENTANPIN SECOND」、細野晴臣「泰安洋行」、大貫妙子「グレイ・スカイズ」、吉田美奈子「FLAPPER」、南佳孝「忘れられた夏」、大塚まさじ「遠い昔ぼくは…」。
  • 1977年 小坂忠「MORNING」、渡辺勝「HELLO」、吉田美奈子「Twilight Zone」、山下達郎「SPACY」、やまがたすみこ「フライング」、いしだあゆみ「いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー/アワー・コネクション」、マザー・グース「貿易風にさらされて/マリンブルー」、高中正義「TAKANAKA」、HI-FI SET「LOVE COLLECTION」、大滝詠一「NIAGARA CALENDAR」、Linda Carriere「Linda Carriere」(未発売)。
  • 1978年 山下達郎「GO AHEAD!」、細野晴臣&イエロー・マジック・バンド「はらいそ」、大滝詠一「大滝詠一・デビュー」、秋山一将「DIG MY STYLE」、南佳孝「SOUTH OF THE BORDER」、尾崎亜美「STOP MOTION」、「プリズミイ」、後藤次利「ON BASS」、岡本一生「MOONLIGHT SINGING(編曲共)」、山本達彦「Sudden Wind」、細野晴臣&横尾忠則「コチンの月」、山下達郎/細野晴臣/鈴木茂「Pacific」。
  • 1979年 竹内まりや「UNIVERSITY STREET」、山下達郎「MOON GLOW」、サディスティックス「ザ・ラスト・ショウ」、アン・ルイス「PINK SPECIALS」、ブレッド&バター「LATE LATE SUMMER」、杏里「FEELIN’」、南佳孝「SPEAK LOW」、朝比奈マリア「MARIA」、池田典代「DREAM IN THE STREET」、古谷野とも子「NEUTRAL TINTS」、佐藤奈々子「Pillow Talk」、サーカス「NEW HORIZON」、ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット「ライヴ・イン・ジャパン」。
  • 1980年 山下達郎「ライド・オン・タイム」、エイモス・ギャレット「GO CAT GO」。
  • 1981年 吉田美奈子「ライトゥン・アップ」。
  • 1982年 山下達郎「FOR YOU」、フランク永井「WOMAN/愛のセレナーデ」。
  • 1983年 吉田美奈子「In Motion」、山下達郎「MELODIES」、南佳孝「DAY DREAM」、尾崎亜美「MIRACLE」、濱田金吾「MUGSHOT」、上田正樹「HUSKY」、大野方栄「MASAE ALA MODE」、井上鑑 松任谷正隆 佐藤博「シーサイド・ラバーズ」。
  • 1984年 石川秀美「SECRET」、秋本奈緒美「Poison 21」、竹内まりや「VARIETY」、角松敏生「AFTER 5 CLASH」、二名敦子「LOCO ISLAND」、太田貴子「GRADATION」、香坂みゆき「ジェット・ラグ(時差)」、尾崎亜美「PLASTICGARDEN」。
  • 1985年 小泉今日子「Today's Girl」、石野真子「Saffran」、石川秀美「I」、天宮良「TURN YOU ON」、鳥山雄司「A Taste Of Paradise」。
  • 1986年 シンディ「ラブ・ライフ」、EPO「PUMP! PUMP!」、高橋幸宏「ONLY WHEN I LAUGH」、山下達郎「POCKET MUSIC」、杏里「MYSTIQUE」、「TROUBLE IN PARADISE」。
  • 1987年 角松敏生「She is A Lady」、藤本健一「アペリティフ」、国分友里恵「STEPS」、下成佐登子「KEEP IN TOUCH」、吉野千代乃 「SAY GOOD-BYE」。
  • 1988年 鳥山雄司「Transfusion」、中山美穂「CATCH THE NIGHT」、TOKYO ENSEMBLE LAB(角松敏生)「BREATH FROM THE SEASON」、鈴木雅之「Radio Days」。
  • 1989年 羽根田ユキコ「SORA」、南佳孝「東京物語」、サディスティック・ミカ・バンド「天晴」。
  • 1990年 障子久美「RHYTHM OF SILENCE」。
  • 1991年 角松敏生「ALL IS VANITY」、「TEARS BALLAD」、渕上祥人「AGUA」、小森田実「パノラマ」。
  • 1992年 野田幹子「CUTE」、織田哲郎「ENDLESS DREAM」。
  • 1993年 障子久美「Scope Of Soul」。
  • 1995年 種市弦「両想いのススメ」。
  • 1996年 熊谷幸子「Bahia」。
  • 1997年 岩崎宏美「SHOWER OF LOVE」。
  • 1998年 山下達郎「COZY」。
  • 1999年 南佳孝「PURPLE IN PINK(HIRO P.J名義)」、岸田今日子、本木雅弘「泣かないで-小さな旅人へ」、Chappie水中メガネ(シングル)」。
  • 2000年 Tin Pan「Tin Pan」、KinKi Kids「KinKi Single Selection(Happy Happy Greeting)」
  • 2001年 スムース エース「REMAINS」、小坂忠「PEOPLE」。
  • 2002年 オムニバス「HAPPY END PARADE ~tribute to はっぴいえんど~」、銀河鉄道「ミルキーウェイ」(プロデュース。1977年制作)。
  • 2003年 村上“ポンタ”秀一「MY PLEASURE ~FEATURING GREATEST MUSICIANS~」。
  • 2005年 市原ひかり「一番の幸せ」、村井邦彦「COMPOSITIONS」。
  • 2007年 竹内まりや「明日のない恋」(シングル)、SoulJa「DOGG POUND」。
  • 2008年 青山テルマ「そばにいるね」、 DREAMS COME TRUE「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007」、I.H.L「ロマンチスタ」|「I HAVE LOVE 2008」[Maxi] 。

[編集] 主なプロデュース作品

  • 1983年 大野方栄「MASAE ALA MODE」
  • 1989年 羽根田ユキコ「SORA」、南佳孝「東京物語」、STAR-FIX「STAR-FIX」
  • 1992年 野田幹子「CUTE」
  • 2001年 スムース エース「REMAINS」
  • 2002年 銀河鉄道「ミルキーウェイ」(1977年制作)
  • 2005年 市原ひかり「一番の幸せ」(鈴木茂と共同プロデュース)
  • 2007年 DREAMS COME TRUE「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007」(音楽監督)
  • 2007年 SoulJa「DOGG POUND」「Spirits」(サウンド・プロデュース)
  • 2008年 青山テルマ「そばにいるね」(サウンド・プロデュース)
  • 2008年 I.H.L「ロマンチスタ」「I HAVE LOVE 2008」(サウンド・プロデュース)

[編集] 脚注

  1. ^ a b c キーボード・マガジン2008年4月号
  2. ^ a b Groovin' High - CREAMY AQUA「日本ポップス界のマエストロ佐藤博の世界」
  3. ^ a b キーボード・マガジン2004年10月号
  4. ^ a b 「FLY TO YOU 2000」のライナーノート参照
  5. ^ a b 『awakening』(2005年)ライナー・ノートより引用

[編集] 関連項目・人物

[編集] 外部リンク


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