仙台ハイランド
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仙台ハイランド(せんだいハイランド)とは、宮城県仙台市西部の山間にある複合レジャー施設である。青葉区と太白区を分ける分水嶺上で両区にまたがってあるが、所在地は青葉区新川早坂12で、青葉区側からしかアクセス出来ない。積雪地区にあるため、冬季閉鎖となる。営業期間は、例年3月中旬から11月末まで。
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[編集] 施設
[編集] 仙台ハイランド遊園地
南東北遊園地協議会加盟の遊園地。八木山ベニーランド(仙台市)およびリナワールド(山形県上山市)との間で共通サービスがある。また、山形県鶴岡市(旧朝日村)の「ブリッジバンジー」と友好提携をしており、共通サービスがある。
[編集] 遊具
[編集] プール
- レジャープール(屋外プール)
- キャニオンライド(ウォータースライダー)
- ウェットバブル
- アクアドーム(室内プール)
- 流水プール
- ウォーターボブスレー(ウォータースライダー)
[編集] その他
[編集] 仙台ハイランドカントリークラブ
フェアウェイが広いため視野はいいが、フェアウェイ上に点在する松の木立のために攻略ルートが限られる難コース。
[編集] 仙台ハイランドレースウェイ
1994年から1998年まで全日本GT選手権も行なわれたサーキット。
コースのレベルの割りには車両が少なく、走り込むにはもってこいのコースである。 2007年現在もスーパー耐久レース、全日本F3選手権が行われているが、 路面の荒れがひどくレースの開催時の参加車数自体も減っている。 そのため、他の同レベルのレースを行うサーキットに比べミューも低く、 タイヤ戦略が難しい。2007年にはコースの舗装が一部改修された。
また、日本で唯一の常設SS1/4Mileが計測できるドラッグレースコースがある場所でもある。
[編集] 沿革
- 1974年8月 仙台市の西に隣接する宮城郡宮城町に、西仙台ハイランドとしてオープン
- 1987年11月 宮城町が仙台市と合併したため、仙台市内となる。
- 1989年4月 仙台市が政令指定都市化。住所が仙台市青葉区となる。
- 1990年8月 現在の名称に変更
- 2006年5月 仙台ハイランドカントリークラブ、仙台地裁に民事再生法適用申請
[編集] その他
- テレビ朝日のドラマ「西部警察PART-III」第32話で、クライマックスのロケに使われた。
- ジャッキー・チェンの映画「デッドヒート」の撮影に使われた。
- 90年(平成2年)に仙台地区に流れた仙台ハイランドのCM(TVCM)にて、現在の「ハリケーンコースター」とは全く違うタイプのジェットコースターがCMで流されていた。[1]
- 日産・GT-Rの開発に使用され、左ハンドル仕様がセーフティカーに使用されている。
[編集] 周辺
[編集] アクセス
- 仙台市営バス「仙台ハイランド前」下車。
- 現在、公共交通機関を利用して到達する唯一のコース。
- JR仙山線作並駅や熊ヶ根駅の駅前の公衆電話から仙台ハイランドに電話して、無料シャトルバスを呼ぶ。
- 国道48号の西仙台ハイランド駅前のT字路を曲がり、道なりに約3km。
なお、JR仙山線には開設当初の名称を冠した西仙台ハイランド駅が存在するが、現在この駅に停まる列車はない。