京成臼井駅
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京成臼井駅(けいせいうすいえき)は、千葉県佐倉市にある京成本線の駅である。
旅客向け案内では「京成」を省略して「臼井」とされ、表記では「うすい」とされる。(詳細は後述)。
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[編集] 駅構造
2面2線のホームを有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。隣のユーカリが丘駅と同じように2面4線に拡張できる用地を備えているが、上下線のどちらにも待避線は引かれていない。上り線に関しては、エレベータの設置によって待避線を敷くことはできなくなった。
LED発車標がコンコースと上下線ホームにそれぞれ1台ずつ設置されている。
自動改札設置の有人駅である。駅舎は駅ビルとなっており、サンクス、サイゼリヤ、マクドナルド等がある。
車椅子利用者のためのエレベーターも設置されている。
京成佐倉駅寄りに、始発電車の待機場所がある(8両編成対応)。
[編集] 利用状況
2007年度の1日平均乗降人員は24,283人である。 京成線内で64駅中第16位であり、佐倉市内の京成電鉄の駅では乗降人員が最も多い。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
当駅の南口とJR東日本の四街道駅と佐倉駅、京成佐倉駅、志津駅、北口と北総鉄道北総線印旛日本医大駅、印西牧の原駅を結ぶ路線バスが運行されている。
[編集] 歴史
- 1926年12月9日 - 開業。開設当初は国道296号線と交差する踏切の京成佐倉駅よりに存在。
- 1978年10月 - 区画整理事業により志津駅側へ約580m移転。同時に橋上駅舎化。臼井駅始発を設定。
- 1996年 - 駅ビル営業開始。
[編集] その他
京成電鉄に乗り入れる列車に掲示される路線図では「うすい」とひらがなで表記される。これは駅開業当時からそうであったが、後に北総鉄道北総線が開通し、京成高砂駅から分岐、乗り入れが行われるようになってからは、漢字表記がよく似ている白井駅との誤認を防ぐ意味を持つようにもなった。同時に車両の方向幕も「うすい」表記となった。
各駅停車による3社直通列車がないため本来はうすい行きが存在しない京急線の一部主要駅(横浜駅・京急久里浜駅など)でも、LED化されていない運行案内板では「うすい Usui」の表示が可能になっている。
日中の普通電車は当駅で折り返す。
当初駅ビルは、ホテルなどを含む地上10階地下1階建ての大規模な物になる予定であったが、現在の形に縮小された。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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