上園啓史

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上園 啓史 阪神タイガース No.41
基本情報
国籍	日本
出身地	福岡県福岡市
生年月日	1984年6月30日（23歳）
身長 体重	184cm 84kg
選手情報
投球・打席	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2006年 3巡目（大学生・社会人）
初出場	2007年6月8日（対オリックス戦）
年俸	3,000万円
経歴
東福岡高等学校 武蔵大学 阪神タイガース（2007 - ）
■Template  ■ウィキプロジェクト 野球選手

上園 啓史（うえぞの けいじ、1984年6月30日 - ）は阪神タイガースに所属するプロ野球選手（投手）。130km/h中盤から140km/h前半の伸びのある直球とフォーク、カーブが持ち味。

目次 1 経歴 2 プレースタイル 3 記録 4 年度別投手成績 5 表彰 6 関連リンク

[編集] 経歴

大阪府生まれだが、生後すぐ福岡県福岡市に移り住む。小学3年生のとき「香椎オリオンズ」でソフトボールを始める。中学1年生から野球を始め、フレッシュリーグ「福岡東コンドル」で投手・内野手を務める。東筑高校の受験に失敗し、東福岡高校に進学。2年時に春の甲子園に出場するが、登板機会はなかった。

大学は、第一志望であった立教大学の推薦入試を受験するも不合格となり、首都大学リーグ二部の武蔵大学に入学。2年の春季リーグは自身の活躍で二部リーグ優勝を果たし、帝京大学との入れ替え戦でも全3試合に登板するものの、武蔵大学の1勝2敗に終わり、一部昇格はならなかった。翌年の秋季リーグでは、前年春季と同様に自身の活躍によりチームを優勝に導いた末、獨協大学との入れ替え戦では全3試合に登板し、武蔵大学が2勝1敗で一部昇格を果たすのに大きく貢献した。4年時には岸孝之・永井怜・金刃憲人らとともに日米大学野球・世界大学野球日本代表にも選出された。野球にひたむきで、他の部員が冬休みにアルバイトをしたり実家へ帰ったりする中、上園は黙々とトレーニングに打ち込んでいた。

2006年のドラフト大学・社会人3巡目で阪神タイガースから指名を受けて入団。入団時の体力測定で「プロで1年間やる体じゃない」とダメ出しされたため、腹筋を毎日600回から1000回行うことを約束した。

ルーキーイヤーの2007年は開幕二軍スタートだったが、福原忍・杉山直久ら先発投手陣の不調を補うため6月上旬に一軍に昇格、すぐに結果を出し先発ローテーションに定着。最終的にはセ・リーグの新人投手では最多、チーム3位となる8勝を挙げ、新人王を受賞した。

[編集] プレースタイル

普段はおとなしい性格だが、マウンドに立つと人が違ったように攻めのピッチングをし、野村克也・東北楽天ゴールデンイーグルス監督には「今時珍しい投手らしい投手」と言わせた。ピッチャーとしてのフィールディングも評価が高い。

ベテラン捕手野口寿浩とは二軍時代にバッテリーを組んでいた関係で、一軍昇格後もコンビで出場している。

[編集] 記録

• 初登板：2007年6月8日、オリックス・バファローズ3回戦（甲子園球場）
• 初勝利：2007年6月20日、対東北楽天ゴールデンイーグルス4回戦（甲子園球場）
• 初完投：2007年8月22日、対東京ヤクルトスワローズ16回戦（神宮球場）

[編集] 年度別投手成績

年度	所 属 球 団	登 板	勝 利	敗 北	セ 丨 ブ	完 投	完 封	無 四 球	打 者	投 球 回	被 安 打	被 本 塁 打	与 四 球	与 死 球	奪 三 振	暴 投	ボ 丨 ク	失 点	自 責 点	防 御 率
2007年	阪神	17	8	5	0	1	0	0	348	85.2	70	9	32	1	83	4	0	28	23	2.42
通算成績		17	8	5	0	1	0	0	348	85.2	70	9	32	1	83	4	0	28	23	2.42

[編集] 表彰

• セ・リーグ新人王（2007年）

[編集] 関連リンク

• 阪神タイガースの選手一覧
• 岡田彰布
• 吉村裕基（高校時代の同期）

先代: 梵英心

セ・リーグ新人王 2007

次代: -

阪神タイガース 2006年ドラフト指名選手
大学生・社会人 − 希望入団枠：小嶋達也 / 3巡目：上園啓史 / 4巡目：清水誉 / 5巡目：大城祐二
高校生 − 1巡目：野原将志 / 3巡目：橋本良平 / 4巡目：横山龍之介