ロイ・オズワルト

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ロイ・オズワルト Roy Oswalt ヒューストン・アストロズ No.44
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ミシシッピ州ウィア
生年月日	1977年8月29日（30歳）
身長 体重	6' 0" ＝約182.9cm 185 lb ＝約83.9kg
選手情報
投球・打席	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	1996年 23巡目
初出場	2001年5月6日 エクスポズ戦
年俸	13,000,000ドル[1]（2007年）
経歴
ヒューストン・アストロズ（2001年 - ）
■Template  ■ウィキプロジェクト 野球選手

オリンピック
男子 野球
金	2000	野球

ロイ・エドワード・オズワルト（Roy Edward Oswalt , 1977年8月29日 - ）は、アメリカ合衆国ミシシッピ州ウィア出身の野球選手。投手、右投右打。現在はMLBヒューストン・アストロズに在籍している。

目次 1 経歴 1.1 マイナーリーグ 1.2 メジャーリーグ 2 特徴 3 年度別投球成績 3.1 獲得タイトル・表彰 4 脚注 5 外部リンク

[編集] 経歴

[編集] マイナーリーグ

1996年、ホームズ・コミュニティ・カレッジ1年生時にヒューストン・アストロズからドラフト23巡目（全米683位）指名され1年後の1997年5月18日に入団。2000年のシドニーオリンピックでは、トミー・ラソーダ率いるアメリカ合衆国代表チーム入り。韓国戦2試合に先発し、自身に勝ち負けはつかなかったものの合計13回で防御率1.38を記録。アメリカ代表チームの金メダル獲得に貢献した。

[編集] メジャーリーグ

2001年5月6日メジャーデビュー。リリーフで8試合2勝1敗・防御率1.93の成績を残して先発入り、28試合で14勝3敗・防御率2.73を記録した。防御率と勝率はこの年のメジャー新人投手の中で1位となる成績で、奪三振と投球回数はC.C.サバシアに次ぐ2位にランクしたが^[1]、新人王投票ではアルバート・プホルスが満票で受賞し、オズワルトはプホルスに次ぐ2位だった^[2]。

2002年は防御率3.01、19勝9敗、自己最多の208奪三振を記録した。7月27日から9月8日にかけて球団記録となる9戦9勝を記録し、8月にはピッチャー・オブ・ザ・マンスに選出されている^[3]。9月8日に19勝目を記録したが、その後の4試合の登板では0勝3敗で20勝を逃した^[4]、サイ・ヤング賞の投票ではエリック・ガニエとともに4位の票を得た^[5]。

2003年は故障のため21試合の先発登板にとどまった。2004年、開幕投手を務め、以後3年間、ロジャー・クレメンスやアンディ・ペティットというメジャー史に残る大投手と共に先発ローテーションを形成しながら、開幕投手を務め、2004年リーグ最多の35試合に先発しリーグ1位、自身初の20勝を記録した。サイ・ヤング賞の投票ではロジャー・クレメンス、ランディ・ジョンソンに次ぐ3位だった。

2005年は球団史上ジョー・ニークロ（1979年 - 1980年）以来となる2年連続20勝となる20勝を記録した^[6]。2006年は打線の援護を受けられず勝ち星は伸びなかったものの、9月に5勝0敗^[7]を記録して15勝8敗。防御率2.98で最優秀防御率のタイトルを獲得し、8月29日5年総額7,300万ドル、6年目の2012年はオプションで契約延長した^[8] 。9月18日のレッズ戦では球団史上8人目となる通算1000三振を達成している^[9]。

2007年4月13日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で1957年以降6番目に少ない191試合の登板で通算100勝を達成した^[10]。

[編集] 特徴

打者の手元で素晴らしい伸びを見せるフォーシーム、パームのような握りからの鋭い縦のカーブ、スピンの効いたスライダー、それらとの球速差を生かすチェンジアップを主な武器としている。打者をねじ伏せる迫力がある^[要出典]。また内外角の高低への制球も良い。

[編集] 年度別投球成績

年度	球団	勝利	敗戦	試合	先発	完投	完封	完了	セーブ	ホールド	投球回	被安打	失点	自責点	被本塁打	四球	奪三振	死球	暴投	打者	防御率	WHIP
2001	HOU	14	3	28	20	3	1	4	0	0	141.2	126	48	43	13	24	144	6	0	575	2.73	1.059
2002	HOU	19	9	35	34	0	0	0	0	0	233.0	215	86	78	17	62	208	5	3	956	3.01	1.189
2003	HOU	10	5	21	21	0	0	0	0	0	127.1	116	48	42	15	29	108	5	1	514	2.97	1.139
2004	HOU	20	10	36	35	2	2	0	0	0	237.0	233	100	92	17	62	206	11	5	983	3.49	1.245
2005	HOU	20	12	35	35	4	1	0	0	0	241.2	243	85	79	18	48	184	8	5	1002	2.94	1.204
2006	HOU	15	8	33	32	2	0	1	0	0	220.2	220	76	73	18	38	166	6	1	896	2.98	1.169
2007	HOU	14	7	33	32	1	0	0	0	1	212.0	221	80	75	14	60	154	7	1	910	3.18	1.325
通算	7年	112	54	221	209	12	4	5	0	1	1413.1	1374	523	482	112	323	1170	48	16	5836	3.07	1.201

※数字は2007年までのもの。太字はリーグ1位。

[編集] 獲得タイトル・表彰

• 最多勝利　1回：2004年（20勝）
• 最優秀防御率　1回：2006年（2.98）
• MLBオールスターゲーム選出　3回：2005年 - 2007年

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

• 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube

先代: ロジャー・クレメンス

ナ・リーグ最優秀防御率 2006年

次代: ジェイク・ピービー

先代: ラス・オルティス

ナ・リーグ最多勝利 2004年

次代: ドントレル・ウィリス

表・話・編・歴 ヒューストン・アストロズ ロースター
投手	41 ブランドン・バック / 26 ダグ・ブロケイル / 48 ティム・バーダック / 65 ジャック・キャセール / 30 ショーン・チャコーン / 68 ポール・エストラーダ / 29 ジェフ・ゲイリー / 63 サムエル・ヘルバシオ / 35 ライアン・ヒューストン / 37 ブラッド・ジェームズ / 38 ブライアン・モーラー / 64 フェルナンド・ニエベ / 44 ロイ・オズワルト / 52 フェリペ・ポーリーノ / 39 チャド・ライネック / 51 ワンディ・ロドリゲス / 43 クリス・サンプソン / 47 ホセ・バルベルデ / 56 オスカー・ビヤレアル / 53 ウェズリー・ライト
捕手	11 ブラッド・オースマス / 55 ハンベルト・クインテロ / 46 J.R.タウルズ
内野手	17 ランス・バークマン / 27 ジェフ・ブラム / 8 マーク・ロレッタ / 3 松井稼頭央 / 10 ミゲル・テハダ / 21 タイ・ウィギントン
外野手	60 レジー・アバークロンビー / 14 マイケル・ボーン / 2 ダリン・アースタッド / 45 カルロス・リー / 9 ハンター・ペンス / 30 ヨーダニー・ラミレス
監督・コーチ	15 セシル・クーパー（監督） / 6 マーク・ベイリー（ブルペンコーチ） / 12 ショーン・ベリー（打撃コーチ） / 25 ホセ・クルーズ（一塁コーチ） / 16 エド・ロメロ（三塁コーチ） / 4 ジャッキー・ムーア（ベンチコーチ） / 75 デューイ・ロビンソン（投手コーチ）
公式サイト(英語)より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2008年6月7日更新