マリオカート ダブルダッシュ!!
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ジャンル | レースゲーム |
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対応機種 | ニンテンドーゲームキューブ Wii |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1~4人 |
メディア | GC用8cm光ディスク |
発売日 | 2003年11月7日 2003年11月14日 2003年11月17日 |
価格 | 6,090円(税込) |
売上本数 | 約82万本 |
『マリオカート ダブルダッシュ!!』(Mario Kart: Double Dash!!:MKDD)は任天堂が発売したマリオカートシリーズの4作目である。
今回はニンテンドーゲームキューブ(GC)用ソフトであるが、名前に「GC」がついていない。ニンテンドーゲームキューブの周辺機器“ブロードバンドアダプタ”に対応している。
目次 |
[編集] 概要
本作の最大の特徴は「2人乗り」である。カートに乗るキャラを2人選んでレースに挑む。そのため、操作キャラクターが隠しキャラクター含めて20人と、これまでのシリーズでは最多である。また、歴代シリーズ同様、ファイナルラップになるとBGMのテンポが上がるが、それに加えて、本作以降は音程も上がる。
それぞれのキャラはスペシャルアイテムというそのキャラ専用のアイテムを使用できるので、キャラ選択は特に重要である。(全てのスペシャルアイテムを使えるキャラもいる)
また、コイン制が再び廃止され、ミニジャンプができなくなり、アイテム装備が不可能になった。
さらにコースアウトの判定が厳しくなり、以前まで可能だった大幅なショートカットが不可能となった。逆に、落下によってコースの前半まで戻されるという初心者泣かせの現象も、これによって解消された。
グランプリ (GP) のルールが大幅改正され、最下位でもリタイアすることなく次のコースへ進める。ドライバーズポイントも7位まで入るが、リタイア・リトライが出来なくなった。そのためゲームオーバーがない。
GPのコンピュータはシリーズ中最も攻撃的になった。排気量が上がるほど強くなる。特に150ccはミニターボ、ロケットスタートといった中級テクニックを使いこなし、アイテムでこちらの攻撃をガードするなどかなり手強い。1ステージ中で複数回トゲゾーのこうらやサンダーをくらうこともよくある。
バトルモードに従来のルール「ふうせんバトル」のほかに「シャイン」をカウントがゼロになるまで死守する「いただきシャイン」とボムへいで敵を攻撃しポイントを競う「ドッカン!ボムへい」が登場。そして、「ふうせんバトル」「いただきシャイン」ではキャラに関係無く、バトルモードで出現するスペシャルアイテムが使える。「ドッカン!ボムへい」はボムへいしか手に入らない。
また、本作は、2人乗りであること、操作性が複雑なことに不満を感じる人もいて、売り上げ数は82万本というヒットになっているものの、シリーズで最も売り上げが低い。ただし、ハードソフト全体の販売本数が不振のゲームキューブであり、累計売り上げは同機種の中でも第4位に属する。
しかし複雑ではあるものの創り込まれているだけあってゲームバランスは非常によく、キャラとカートの組み合わせで様々な個性が出るほか、アイテムの効果が64版ほど凶悪ではなく、そのうえアイテムを二つまで持てるため、一つをストックしながらレースを進めることが出来、レース中での判断によってレース運びに非常に影響するようになっているなど実力が左右される要素が大きくなっている。また、凶悪な性能を持っていた赤コウラをストックアイテムで簡単に回避できるようになった他、ノーアイテムでもよけることが出来るようになった。そうでありながら、64版のようにプレイヤーの実力に差が無ければそれほど独走を許すことはあまり無くなっている。
ただしこのような要素はすべてゲームに慣れているプレイヤーのためのものであって、以前からマリオカートにはタイムアタックなどやりこむユーザーも非常に多いものの、そうではないプレイヤーも非常に多いことは明白であり、複雑なこのゲーム全般のシステムについていけなかったユーザーも多く、そうでなくとも複雑に絡まりあった要素の上に成り立ったゲームバランスゆえに一部のシステムについていけないとほかシステムに関する部分がかなりアンバランスとなってしまう要素も多かったので、ライトユーザーからの評価がよかったとは言い難い。
[編集] ゲームモード
- グランプリ
- 標準の3つの大会と隠しカップの大会2つがある。
- タイムアタック
- 定めた周回数のタイムを競うモード。メモリーカードにセーブすれば、ゴーストをだすことができる。なお、排気量はマリオカートアドバンスから引き続き150ccで固定されている。
- VS
- 2〜4台のカートで戦うモード。シングルプレイとタッグプレイがあり、タッグプレイだと8人でプレイできる。
- バトル
- ”ふうせんバトル”と”いただきシャイン”、”ドッカン!ボムへい”という3つのバトルをプレイできる。隠しステージが2つある。排気量は50ccで固定。
[編集] 排気量
今作では50cc~150ccと隠しモードの『ミラー』が用意されている。グランプリモードでは排気量が大きくなるほど敵が手強くなっていく。『ミラー』はマリオカート64の『おまけ』に相当するモードでコースが左右反転するほか、キャラクターのモデリングやモーションも左右反転する。排気量は64とは異なり150ccになっている。
[編集] 使用キャラクター及びカート分類
今作では2人乗りとなるため、カート側に重量が存在しており、キャラクターの組み合わせにより軽量級・中量級・重量級のどれかのカートに乗ることになる。また、「コンビを組む」という特性から、参加人数がマリオテニス64以来にかなりの大人数となった。
[編集] キャラクター分類
- 軽量級 - ノコノコ、パタパタ、キノピオ、キノピコ、ディディーコング、クッパJr.、ベビィマリオ、ベビィルイージ
- 軽量級のキャラクター同士では軽量級カート、中量級キャラクターとの組み合わせでは中量級カート、重量級キャラクターとの組みあわせでは重量級カートを使用することになる。余談だが、キノピオが隠しキャラで参戦したのは後にも先にもこのバージョンのみである。
- 中量級 - マリオ、ルイージ、ピーチ、デイジー、ヨッシー、キャサリン、ワルイージ
- 軽量級、中量級のキャラクターとの組み合わせでは中量級カート、重量級キャラクターとの組み合わせでは重量級カートを使用する。
- 重量級 - クッパ、ワリオ、ドンキーコング、キングテレサ、ボスパックン
- どのキャラクターとの組み合わせでも重量級カートを使用することになる。ボスパックン使用時のみカメラが通常より遠く設定される。
[編集] カート分類
カッコ内はそのカートの持ち主と、スペックの段階。
- 軽量級 プレイヤー両方が軽量級でないと乗れない。
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- ぶーぶーカート(ベビィマリオ)
- 全マシン中、最も加速性能に優れたカート。ハンドル性能も比較的良く、悪路でも性能がほとんど落ちないが、最高速と重量はかなり低いので、混戦になるととことん弱い。
- がらがらカート(ベビィルイージ)
- ぶーぶーカートの最高速を引き上げ、重量も高くなった。スペック上は加速性能・悪路での走行性能が落ちているとされるものの、実際の差は僅かなので、こちらを選んだ方が良い。100ccキノコカップで優勝すると使用可能。
- ノコノコダッシュ(ノコノコ)
- 上記2カートより重量が高め。そのため、最高速は上がり、加速・悪路走行の性能は落ちている。ただ、それ程顕著ではなく、安定性も上がっているので、総合的な性能はこちらの方が良い。
- パタパタウイング(パタパタ)
- ノコノコダッシュを基本に、加速を少し上げ、最高速と重量を下げたマシン。特に最高速はぶーぶーカートとほぼ同等なので、性能は若干劣った感がある。50ccスターカップで優勝すると使用可能。
- ピコピコカート(キノピコ)
- 姿は大きく異なるものの、実際の性能はぶーぶーカートと全く同じ。なお、個性的な姿をしたカートが多い本作において、ピオピオカートと共にかなりまともな姿(ディディーコングレーシングの物に近い)をしている。キノコカップのミラーで優勝すると使用可能。
- ピオピオカート(キノピオ)
- ふらつかず、安定した走行が出来るカート。最高速は高めだが、加速性能は他の軽量級マシンより低く設定されている。だが、重さは軽量級として標準。初心者も安心して使えるマシンの1つ。100ccスペシャルカップで優勝すると使用可能。
- タルポッポ(ディディーコング)
- 軽量級に分類されているが、重量は高め。スペック上も最高速が高く、加速が低く設定されており、重量級と変わらない性能を誇る。悪路での走行性能も悪くなく、グリップ性能が他車に比べて高いという特徴も併せ持つ。しかしそれに対して、ハンドル性能は鈍い。使いこなすにはかなりの熟練を必要とする。だが、ドリフト時の安定性から、使いこなすと全車中、トップクラスの性能を誇る。なので、上級者はこの車を使用していることが多い。ちなみに、タルポッポと言うだけあって、走行音、クラクション音が汽車に近く、排気口も前部に煙突として付いている。150ccスターカップで優勝すると使用可能。
- マグナムカート(クッパJr.)
- 軽量級の中では唯一、加速と最高速を両立させたマシン。しかし、とても軽く、カーブで外側に引っ張られるという欠点を持つ。悪路での走行性能もダントツで低い。ライバルのいないタイムアタック向き。50ccスペシャルカップで優勝すると使用可能。
- 中量級 軽量1人・中量1人か、中量2人の時に使える。
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- レッドファイアー(マリオ)
- 全ての性能が中間的で走りも安定し、ハンドル性能もそこそこ良いカート。飛び抜けて優れた性能は無いが、弱点となる低い性能もないので、初心者に最適。
- グリーンファイアー(ルイージ)
- 中量級では最もスピードが速いが、重量・加速に欠ける。安定性もレッドファイアーに比べて悪いので、重量級マシンが台頭してくる上級カップでは使いづらいので、上級者向き。50ccキノコカップで優勝すると使用可能。
- ロイヤルハート(ピーチ)
- 上記2車種に比べ、重量が軽く最高速が低い。その分、加速・悪路走行・ハンドル性能に長けているので、複雑なコースではこちらの方が有利。
- キューティーフラワー(デイジー)
- ロイヤルハートと同様、重量を削っているが、こちらは最高速ではなく悪路での走行性能を犠牲にしている。その他の部分はロイヤルハートと変わらない。50ccフラワーカップで優勝すると使用可能。
- ヨッシーターボ(ヨッシー)
- ロイヤルハートを基本に、重量を増したマシン。その為、悪路走行は苦手になったが、安定性は上がっている。
- キャサリンターボ(キャサリン)
- キューティーフラワーを基本に、重量を増したマシン。ヨッシーターボとは違い、加速性能が下がっているが、元々加速が良かったので、気になる程悪くはなってない。走行性能も安定している。150ccフラワーカップで優勝すると使用可能。
- ワルイージバギー(ワルイージ)
- レッドファイアーを基本にしているが、最高速、重量、悪路走行性能を中心に、ほぼ全てのスペックが上がっている。多少ハンドル性能が悪いものの、影響は少ないので、総合的には中量級最高の性能を持つと言える。100ccフラワーカップで優勝すると使用可能。
- 重量級 重量級が1人でもいると、このマシンを使う。
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- DKジャンボ(ドンキーコング)
- 最高速、重量共にそれなりで、重量級の中では普通と言えるカート。特筆すべき特徴はあまり無いが、ハンドル性能が微妙に良い事は挙げられる。ちなみに、悪路には弱い。
- キングクッパ(クッパ)
- 最高速、重量共に全カート中最高。逆に、その他は最低となっている。タイヤが6輪もあるためか、安定しすぎてハンドル性能も鈍い。プロフェッショナル仕様のマシン。
- ワリオカー(ワリオ)
- 重量級の中では軽く、それに伴い加速力も高いが、最高速が上記の2つより若干低い。走行も安定しているので初心者にも扱いやすいマシン。その為、CPUが使うと上位層に入りやすく、強敵となる。
- フラワードッカン(ボスパックン)
- 悪路に強く、最高速もかなり高いというスーパー的存在なマシン。重すぎるため、ハンドル性能は鈍いが、キングクッパ程酷くも無い。やはり、CPUに使わせると怖い。スターカップのミラーで優勝すると使用可能。
- ゴーストドッカン(キングテレサ)
- 加速が非常に高く、重さ以外は軽量級に近いスペックを持つカート。悪路にも強いが、ミニターボはあまり効果が無いという欠点もある。タルポッポとは対極の存在。スペシャルカップのミラーで優勝すると使用可能。
- スーパーパレードカート(全てのキャラクター組み合わせで使用できる)
- 元々は、優勝パレードでキノじいが運転していたカート。それを改造して、レース仕様にしている。悪路走行の性能がやや低いものの、気になるほどではなく、他の性能は総じて高い。また、広い車幅を利用して後続車の道を塞ぐ事も出来る。重量級(厳密に言えば無差別級)に分類されるだけあって、多少の接触なら耐えられる。オールカップツアーのミラーで優勝すると使用可能。唯一の欠点は、アイテム攻撃や障害物に対する耐性が低いこと。転倒してからのリカバリーがやや遅い(他のカートが1回転なのに対し、こちらは1回転半)。
[編集] ステージ紹介
[編集] キノコカップ
- ルイージサーキット (任天堂公式記録 1'21"542)
- ピーチビーチ (任天堂公式記録 1'14"206)
- リゾートビーチのコースである。モンテ族の住む市街地や貿易港を走り抜ける。砂浜は潮の満ち引きの激しく、それによってコース取りが大きく変わってくる。また砂浜にはポイハナが歩き回っており、カートを跳ね上げようとしてくる。なお、各カップ終了時の表彰式はこのコースで行われる。のちに、マリオカートWiiにも登場する。
- ベビィパーク (任天堂公式記録 1'07"975)
- マリオカートシリーズ史上最短のコース。1周10秒前後しかかからない為、グランプリでは7周走らなければいけない。頭上を走っているジェットコースターにぶつかることが稀にある(主に重量級)。のちに、マリオカートDSでも登場するが周回数は5周に改訂されている。
- カラカラさばく (任天堂公式記録 1'39"556)
- 広大な砂漠のステージ。アリジゴクやサンボなど自然のトラップが数多く設置されている。コースを逆走するように巨大な竜巻が巡回しており、巻き上げられると大きなタイムロスとなる。地面は全て砂地となっており滑りやすい上に、砂に足を取られて身動きが取れなくなることもある。仕掛けが多くてコース全長も長く、キノコカップの中では突出して難易度の高いコース。
[編集] フラワーカップ
- キノコブリッジ (任天堂公式記録 1'27"210)
- マリオサーキット (任天堂公式記録 1'35"163)
- デイジークルーザー (任天堂公式記録 1'46"424)
- 大型の豪華客船の上でレースをする。建造物の中であるために直角カーブが多く、初心者にはやや難しいコース。このコースにはほぼシングルアイテムボックスしか出現せず、波で船が揺られるとアイテムボックスも転がっていってしまうため、アイテム入手が難しい。船倉やデッキにあるプールに落ちないように注意が必要である。
- ワルイージスタジアム (任天堂公式記録 1'49"428)
- 巨大なスタジアムの中にある、オフロードのレースコース。地面が土でできている。コースがハーフパイプ状になっているとともにジャンプ台が多数設置され、迫力のあるレースが楽しめる。ただし、パイプ状の地面に乗り上げてしまうとタイムロスとなる。ジャンプ台の先には火の輪があり、ジャンプで輪の中心をくぐればアイテムを入手できる。なお、ダメージを受けると観客から嘆きの声が飛んでくる。のちに、マリオカートWiiにも登場する。
[編集] スターカップ(隠しカップ)
- シャーベットランド (任天堂公式記録 1'19"847)
- 雪国のコース。路面が氷でできている為、非常に滑りやすい。コースの最後にあるフリーザーに触れると一定時間凍る。氷上ではヘイホーがスケートをしているなどトラップが固まって登場するが、地面が滑るためうまく回避するのは非常に困難。グリップが効かず他のカートに跳ね飛ばされやすいので、軽量級カートにとっては苦しいコース。
- キノコシティ (任天堂公式記録 1'43"356)
- 夜景が美しい、キノコワールド深夜の大都会。高速道路から出発し、インターチェンジから市街地に降りる。街の中は道が入り組んでいる為、迷いやすい。気がついたら逆走していることもある。『マリオパーティ アドバンス』ではこの街が舞台になる。キノコブリッジでもあったトラックやバス、ボムへいカー、ハナチャンカー、キノコカーが走ってる。
- ヨッシーサーキット (任天堂公式記録 1'52"320)
- 上から見るとヨッシーの形をしている。S字カーブ2連続や傾斜の付いたヘアピンカーブなど、今まで以上に複雑なカーブが多い難関サーキットコース。道の片側は海となっているためコースアウトしやすい。地下には敵の攻撃から身を隠すことができる裏道が設置されている。のちに、マリオカートDSでも登場する。
- DKマウンテン (任天堂公式記録 1'54"604)
- 火山とジャングルのコースである。スタートしてしばらく山を登ると見えてくるタル大砲で、山頂まで飛ばされる。その後山頂から一気に直滑降でおりてくる豪快なコース。ヘアピンの連続で途中ぽっかりと大きな穴があり、要注意。ゴール手前の吊り橋は幅が狭く、バナナなどを置くとほとんど通行できない。さらに橋は風で大きく揺れるため、無事に通行するにはかなりのテクニックが要求される。のちに、マリオカートWiiでも登場する。
[編集] スペシャルカップ(隠しカップ)
- ワリオコロシアム (任天堂公式記録 2'10"849)
- 3次元的に複雑にからみ合ったコース。金網でできたコースが空中に浮いている。螺旋を描きながら下降する道や斜めに傾いている道、といったかなり個性的な造りのルートが含まれる。1周の距離が長い為、グランプリでは2周しか走らない。また、ワルイージスタジアムとは違ってダメージを受けても観客からの嘆きの声は来ない。
- ディノディノジャングル (任天堂公式記録 1'55"302)
- ジャングルや洞窟を通るステージ。走っていると巨大恐竜・ノッシーの頭と足に遭遇する。間欠泉が随所にあり、これに吹き上げられると大幅なタイムロスになる。コース中にいくつか橋があるが、幅が狭くてガードレールがなく、さらに曲がりくねっているためコースアウトの危険性がかなり高い。洞窟内の壊れた橋からキノコを使ってジャンプすればショートカットできる。
- クッパキャッスル (任天堂公式記録 2'32"540)
- 毎回登場するクッパ城のステージ。クッパの用意した数々の仕掛けがレーサーの行く手を阻む超難関コース。道幅が狭く直角カーブが多いため、かなり走りにくい。城の内部ではクッパ像がファイアボールを撃ち出してきたり、金網の下からバブルが襲ってきたり、というようにやはり炎が多い。ワルイージスタジアムのようにダメージを受けるとどこからかクッパの笑い声が響く。
- レインボーロード (任天堂公式記録 3'09"006)
- 毎回登場する空にある虹色のステージ。前作とは異なりガードレールが無い道が多く、ガードレールがない上にダッシュプレートが多数仕掛けられている地帯もある。ワリオコロシアム並みのコース全長にも関わらず三周しなければならず、ただでさえ高い難易度により拍車をかけている。これまでのレインボーロードでも最難関だと言われていた。下にはキノコシティが見える。流れ星がコースに衝突するとアイテムのスターが生まれることもある。このスターを取って加速したが故にコースアウト、という事例が多発。BGMはマリオカート64の同名コースのアレンジされたものが流れている。また、この曲は大乱闘スマッシュブラザーズXの曲の1つとしても使用されている。
[編集] バトル
- クッキーランド
- ブロックシティ
- 赤、青、緑、黄の4つのブロックに分けられたステージ。通路が狭いのでバナナやにせアイテムボックスの置き所が重要。
- ゲームキューブ
- ゲームキューブ本体の上が舞台のステージ。仕掛けや障害物が一切ないシンプルなコース。コース周辺には壁がはってあるのでコースアウトすることもない。
- どかんひろば
- 土管が4つあるステージ。土管に入るとカートが別の土管から飛び出る。相手が土管に入るタイミングを読んで出口の土管周辺に設置型アイテムやボムへいを仕掛けておくのが効果的。のちに、『マリオカートDS』でも登場する。
- ルイージマンション(隠しステージ)
- 『ルイージマンション』の舞台であるオバケ屋敷をモチーフとしたステージ。階ごとに分かれた構造になっており、すぐ下の階の敵を一方的に攻撃できる屋上をキープすると展開を有利にもっていけることが多い。屋上へ繋がる唯一の通路を複数のバナナやにせアイテムボックスで封鎖しておくとさらに有利に。
- ぐらぐらマリオ(隠しステージ)
- 巨大な『スーパーマリオブラザーズ』のマリオの絵(通称:ドットマリオ)が描かれている。カートの場所によってステージが傾く。マリオの絵の外枠の白い部分はダート扱いになっており、カートスピードが低下するので注意。
[編集] アイテム
アイテムは、コース上にあるアイテムボックスを通過すると入手できる。本作は「ダブルアイテムボックス」という、アイテムが2つ入っているものもある。詳細はマリオカートシリーズの項目を参照。
[編集] 通常アイテム
- バナナ
- 仕掛けられたバナナに当たるとスピンする。スピンしているときはダッシュがキャンセルされるので、ダッシュボードのあるジャンプ台に置くと凶悪。スティック前を押しながら使うと前方に投げることができる。アカこうらを防ぐ防御アイテムとしても使用可能。本作ではブレーキを踏んでもスピンの回避はできない。
- ミドリこうら
- 投げると直進し、当たったカートは転倒する。後ろ向きにも投げることができる。壁に当たると跳ね返るが、水に入ると消える。数回反射すると消滅する。また、今作からカートのほかにも、道中のクリボーやポイハナといった一部の障害物を気絶させることが出来るようになった。
- アカこうら
- 投げると前方のカートをサーチして進み、当たったカートは転倒する。バトルの場合は近い相手を追う。後ろにも投げることもできるが、カートをサーチしない。今回はコースに沿って走るようになり、以前のように最短距離で進んで壁に当たるようなことがなくなったかわりにサーチ性能がやや甘くなっており、当たる直前にドリフトで切り返すとよけることができる場合がある。
- トゲゾーこうら
- 今作から羽根がつき、発射すると1位のカートを猛烈な勢いで追跡し、先頭まで来ると周囲のカートも巻き込む大爆発を起こす。その代わり、今までのように途中にいるカート(1位以外の)には攻撃しない。極まれにかわすことも可能だが、非常に高い確率で命中する。
- にせアイテムボックス
- アイテムボックスにそっくりなアイテム。接触するとクラッシュする。?マークと色で見分けることができる。前に投げることが出来るようになったが、アカこうらなどは通してしまうため防御アイテムとしては全く役に立たない。
- キノコ
- 一定時間だけカートがダッシュする。体当たりによって相手をはじき飛ばしたり、アイテムを奪うことができる。また、キノコを使ってしか入れないショートカットもいくつか存在する。タイムアタックでは前のキャラクターと後ろのキャラクターが1個ずつキノコを持った状態でスタートする。
- トリプルキノコ
- キノコの3個セット。3つか2つ持っている状態でスピンなどをした場合、キノコが1つになってしまう。
- スター
- 一定時間無敵状態になる。少しだけ速度が上がり、敵のカートをはね飛ばすこともできる。悪路でもスピードが落ちなくなるので、コースによってはショートカットできる。
- サンダー
- すべての敵カートにカミナリを落とす。一定時間小さくなり、速度が落ちるほかにもスピンし、持っているアイテムを落とすなど凶悪な効果がついている。カートのほかにも、アイテムで気絶したり倒せる障害物すべてにもカミナリを落とす。踏み潰されることはなくなったが、カートの重量に関わらず極端に当たり弱くなり、アイテムを落としやすくなる。スター使用中のカートや、コースアウト中のカート、バナナやコウラでスピンしていたりクラッシュしているカートには効果なし。
[編集] スペシャルアイテム
- アイテム名(使えるキャラクター)
- 説明
- ファイアボール(マリオ・ルイージ)
- 投げると5個に分裂しながら飛んでいき、命中したカートはクラッシュする。マリオは赤、ルイージは緑。プレイ人数によっては3個の場合もある。
- ハート(ピーチ・デイジー)
- カートの周りを回転し、ぶつかったアイテムをすべて取ってしまう。(2回まで)ライバルが投げたアイテムもゲットできる。 強力なアイテムだが、下位でしか出現しない。
- ヨッシーのたまご/キャサリンのたまご(ヨッシー・キャサリン)
- 投げると前方のカートを追跡し攻撃する。タマゴが割れると中からアイテムが3つ出てくる。
- ワンワン(ベビィマリオ・ベビィルイージ)
- 一定時間カートを引っぱってくれる巨大なワンワン。走っているカートをはね飛ばす。くさりが切れても、ワンワンはしばらくコース上を暴走する。アイテムで攻撃されると、くさりがすぐ切れる。さらにCPUが無敵状態でワンワンを使用すると、ワンワン使用時の音楽が中盤あたりで始めにリピートし、中途半端なところで音楽が止まる(くさりが切れる)。但しCPUがスターとワンワンを同時に使うことが少ないので、聞くチャンスは少ない。強力なアイテムだが、下位でしか出現しない。しかし、たまに4・5位でも出現する。
- トリプルこうら(ノコノコ・パタパタ)
- 64時代からあったこうらの3個セット。ミドリこうらかアカこうらかはランダムで決まり、ノコノコとパタパタのどちらを使っても差はない。今作ではカートの周囲を周らず手で持っているため気軽にアイテムを防ぐ、というわけにはいかない。2個又は3個セットで持っているときバナナ、ニセアイテムボックスなどに触れスピンするとこうらは1個になり、残りはコース上に落としてしまう。
- ジャンボバナナ(ドンキーコング・ディディーコング)
- 巨大なバナナ。カートがぶつかると普通のバナナ3つに分裂する。主に後続を邪魔するための物なので逆転は狙いづらいが、置く場所にっては避けるのが難しいため1位のプレイヤーに持たれると非常にいやらしい。
- ボムへい(ワリオ・ワルイージ)
- 強力な爆発力を持つ爆弾。投げると一定時間後に広い範囲を巻き込んで爆発する。設置してからのタイムラグがある上、使い方を間違うと自分も巻き込まれるので使いどころが難しいが、クッパこうらやワンワンよりもはるかに強力。敵がかたまっているところに投げれば効果的。
- クッパこうら(クッパ・クッパJr.)
- 投げると巨大化して直進。基本的に一直線にしか走らないが、壁に反射して戻ってくることもあるので、気をつけて使わないと自分で喰らうハメになる。直線コースで後ろ向きに投げると後続を一掃できる。バナナやニセアイテムボックスと違い、派手に転倒(後ろのキャラが引きずられる)するため、リカバリーに時間が掛かるのが利点。カートや障害物に当たっても消滅せず、カートを転倒させるほかにもキノコブリッジの車を吹き飛ばしたり、クリボーを一気に気絶させたり、サンボを倒したりと障害物の一掃にも使える。
- パワフルキノコ(キノピオ・キノピコ)
- これも64時代からのアイテム。5秒間だけキノコを何回でも使うことができる。悪路をキノコ連発でショートカットすると爽快。
[編集] 関連項目
- マリオカートシリーズ
- 稲垣吾郎(SMAP) - TVCMのイメージキャラクター。本人がマリオに扮して「イナガキマリオ」という名前で出演したCMも話題となった。
[編集] 外部リンク
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家庭用ゲーム | スーパーマリオカート - マリオカート64 - マリオカートアドバンス - マリオカート ダブルダッシュ!! - マリオカートDS - マリオカートWii |
アーケードゲーム | アーケードグランプリ - アーケードグランプリ2 |