ビリー・コブハム
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ビリー・コブハム | |
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ビリー・コブハム(2006年) |
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基本情報 | |
出生名 | William E. Cobham Jr. |
出生日 | 1944年5月16日(64歳) パナマ |
ジャンル | フュージョン |
担当楽器 | ドラム |
活動期間 | 1968年- |
レーベル | アトランティック・レコード |
共同作業者 | ホレス・シルヴァー ランディ・ブレッカー マイケル・ブレッカー マイルス・デイヴィス マハヴィシュヌ・オーケストラ ジョージ・デューク |
公式サイト | BillyCobham.com |
ビリー・コブハム(Billy Cobham、1944年5月16日-)は、パナマ生まれのドラマー。本名William E. Cobham Jr.。主にジャズ/フュージョンの分野で活動。
目次 |
[編集] 来歴
3歳の時にアメリカ合衆国ニューヨーク州に引っ越す。7歳の頃には現在の奏法に疑問を感じてオープンハンド奏法に切り替えたというエピソードを持つほど、幼少の頃からドラムに親しむ。1968年、ホレス・シルヴァーのバック・バンドに加入。同年にはジョージ・ベンソンのアルバムにも参加。1970年、ランディ・ブレッカーやマイケル・ブレッカーと共にドリームスというバンドで活動。更にマイルス・デイヴィスにも認められて、『ビッチェズ・ブリュー』のCDボーナス・トラック「フェイオ」や、『ジャック・ジョンソン』などに参加。
1971年から1973年にかけて、ジョン・マクラフリン率いるマハヴィシュヌ・オーケストラのメンバーとして活動。また、1973年にはトミー・ボーリンなどを迎えて、初のリーダー・アルバム『スペクトラム』を制作・発表。激しいリズムと、エレクトリック楽器の多用が話題となる。
その後現在に至るまで、多数のリーダー・アルバムを発表。サイドマンとしても、スタンリー・クラーク、ジャック・ブルース、ピーター・ガブリエルなど多くのミュージシャンと共演。
[編集] 作品
[編集] マハヴィシュヌ・オーケストラ
- Inner Mounting Flame(1972年)
- Birds of Fire(1973年)
- Between Nothingness & Eternity(1973年)
[編集] リーダー・アルバム
- Spectrum(1973年)
- Shabazz - Live In Montreux(1973年)
- Crosswinds(1974年)
- Total Eclipse(1974年)
- A Funky Thide of Sings(1975年)
- Life and Times(1976年)
- Live On Tour In Europe(1976年) - ジョージ・デュークとの連名
- Alivemutherforya(1977年)
- Magic(1977年)
- Simplicity of Expression Depth Of Thought(1977年)
- Inner Conflicts(1978年)
- Simplicity of Expression - Depth Of Thought(1978年)
- Stratus(1980年)
- Warning(1985年)
- Power Play(1986年)
- Picture This(1987年)
- By Design(1991年)
- The Traveller(1993年)
- Live at the Greek(1994年) - スタンリー・クラーク、ラリー・カールトンとの連名
- Nordic(1996年)
- Off Color(1997年)
- Ensemble New Hope Street(1997年)
- Focused(1998年)
- North By NorthWest(2000年)
- Culture Mix(2002年)
- Drum'n'voice(2002年)
- Live on Tour in Europe(2004年)
- Drum'n'voice 2(2006年)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 公式サイト(英語)