パラセクト
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パラセクト | |
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全般 | |
英語名 | Parasect |
進化体系 | 1進化ポケモン |
進化前 | パラス |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | きのこポケモン |
タイプ | むし / くさ |
高さ | 1.0 m |
重さ | 29.5 kg |
特性 | ほうし / かんそうはだ |
パラセクトは、ポケットモンスターシリーズに登場する492種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
パラスの進化形。全身は赤く、背中に巨大なキノコを背負ったヤドカリのような姿をしている。背中のキノコのカサから出る胞子には毒があるが、中国ではこの胞子が漢方薬として用いられる。本体のパラセクトはキノコに身体を乗っ取られており、パラセクトの意思ではなくキノコの意思で行動する。
[編集] ゲームでのパラセクト
パラスがレベル24で進化するほか、一部のバージョンでは野生のものも出現する。「こうげき」が高いが、「すばやさ」は非常に低い。弱点となるタイプも多く、特にくさ・むしタイプが共に苦手とするほのお・ひこうタイプの技に対しては非常に弱い。
高い確率で相手を「ねむり」状態にする技「キノコのほうし」を覚える数少ないポケモン。『ルビー・サファイア』でキノココが登場するまでは、パラス・パラセクトのみが覚える技であった。
特性はGBA版では「ほうし」のみだったが、『ダイヤモンド・パール』より「かんそうはだ」が追加された。「かんそうはだ」の場合、ほのおタイプの技にはより弱くなる。
『ポケモンレンジャー』では、大きなキノコに擬態している。キャプチャするには強い風を起こせるポケモンのポケアシストを使用する必要がある。
[編集] アニメでのパラセクト
アーボックやマタドガスとの八百長試合で経験を積んだパラスが進化した。 D&P版のオープニングに登場。
[編集] ポケモンカードでのパラセクト
草タイプ。パラスから進化する1進化ポケモン。初登場は拡張パック『ポケモンジャングル』。一部の技・特殊能力は「どくのほうし」「アレルギーほうし」など、胞子を使用した技となっている。
[編集] 映画でのパラセクト
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』で、カイロスと共に海賊ファントムの手持ちポケモンとして登場した。
[編集] その他におけるパラセクト
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では、主人公の一人、クリスタルのポケモンとして登場する。ニックネームは「パラぴょん」。背中のキノコに星型の模様がある。ポケモン捕獲の際には「あまいかおり」で相手を誘い出し、「キノコのほうし」で眠らせる役割を持つ。