ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権
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ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権( - こくさい - はやぐいせんしゅけん)は、ニューヨーク・ブルックリンのコニーアイランドにある「Nathan's Famous Hot Dogs」(ネイサンズ)が主催するホットドッグの早食い大会。ホットドッグの早食い大会は他にも多数あるが、歴史の長さと知名度では他に並ぶもののない大会である。
1916年に、4人の移民が誰が一番愛国心を持っているかを示すために、ネイサンズの販売スタンド(1号店)の前でホットドッグの早食い大会を開いたのが起源と伝えられている。この時は12分間で13個のホットドッグを食べた、アイルランド生まれのJim Mullenが優勝している。その後この大会は毎年7月4日の独立記念日に開かれている(ただし1939年~1941年にかけては第二次世界大戦への抗議のため、1971年には暴動に対する抗議のために中止されている)。1993年には一度だけ、Mike “The Scholar” DeVitoとOrio Ito(伊藤織恵)による1対1の対決がブルックリン橋の下で行われたことがある。
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[編集] ルール
1997年に国際大食い競技連盟(IFOCE)が設立されて以降、IFOCEがこの大会を統括している。それ以前のルールは現在のものと異なっているが、そのほとんどは紛失しており確認できない。
7月4日の昼、ネイサンズの1号店にて約20人の参加者が壇上に上り、ホットドッグと飲み物が置かれた長さ30フィートのテーブルの後方に立つ。ケチャップやマスタードなども用意されているが通常は使われない。ホットドッグは調理された後、食べたときの火傷防止のために冷やされる。12分間の間に最も多くホットドッグとパンを食べた(そしてそれをもどさなかった)ものが優勝者となる。食べかけのホットドッグも1/8単位でカウントされる。12分間終了時点で口の中にあるホットドッグは、その後で飲み込まれた場合のみカウントの対象となる。ロンドンの「The Wimpy National Hotdog championships」と異なり、両手が使用可能。
それでも論争がしばしば起きる。例えば1999年には、NY1のニュースレポーターであるAdam Balkinがビデオテープを確認していたところ、Steve Keinerがフライングで大会の開始前に約1/2個のホットドッグを食べていたことが判明した。Keinerの真正面に立っていた審判はそれを見逃していたが、さもなくばKeinerは失格していたところだ。ルールでは「審判の判断が最終結論となる」となっていたため、Keinerは証拠のビデオテープがあったにも関わらず優勝となった。
優勝者が宣言された後、優勝者の食べたホットドッグの個数が刻まれたプレートが掲げられる。優勝者にはトロフィーとマスタードイエローのベルト(IFOCEの創立者であるGeorge Shea曰く「何年前からあっていくらなのかよくわからない」という)、ネイサンズのホットドッグ1年分が贈られる。賞金はないのが普通だが、時にはスポンサー賞が用意されているときがある(2004年にはOrbitzが旅行を贈呈した)。ベルトはディフェンディングチャンピオンの国に保管される。
大会の参加者は満18歳以上でなくてはならない。
2003年には元アメフト選手のWilliam "The Refrigerator" Perryが招待選手として大会に参加した。彼は予選では12本のホットドッグを平らげたにも関わらず、本戦では5分間で4本のホットドッグを食べただけで棄権した。George Sheaは2004年7月1日に、今後この大会で招待選手を呼ぶつもりはないという方針を明らかにした。
[編集] 予選大会
本戦に参加するためには、世界中で開催される予選の一つに勝利しなくてはならない(本戦も、翌年の本戦の参加権が懸かった予選の一つである)。参加者は最大3回まで予選に参加できる。一度予選で勝利した場合、同じ年の他の予選には参加できない。1回の予選に参加できるのは最大15名。最初の国際的な予選は1993年、最初の日本予選は1997年に行われた。現在は約20ヶ所で予選が行われており、予選の優勝者には7月4日の本戦出場のための旅費が贈られる。
例えばDon "Moses" Lermanは、2004年8月22日にニューヨーク近郊のサラトガ競馬場で行われた予選に勝利しているので、2005年の本戦に参加する資格を得ている。
日本における予選は以前はテレビ東京が主催し『TVチャンピオン』内で放送が行われていたが、2002年に愛知県の中学生が早食い競争をして死亡した事故を契機に大食い競技のテレビ番組の制作が自粛され2002・2003年には実施されなかった。しかしネイサンズの日本進出に伴い2004年より再開され、2004年は東京・汐留にある「ネイサンズ日テレプラザ店」、2005年は「ネイサンズ原宿店」、2006年は六本木・ヴェルファーレにおいて開催されている。
[編集] アメリカ国内の予選開催地(予定も含む)
- アリゾナ州テンペ - Arizona Mills Mall(1999年より)
- カリフォルニア州ハリウッド - Kenny Rogers Roasters
- コネチカット州イーストハートフォード - Route 1A/Main Street
- フロリダ州
- マイアミ
- ペンブロークパインズ - Pembroke Lakes Mall
- ジョージア州アトランタ - アトランタ動物園
- マサチューセッツ州ボストン - Hot Dog Safari
- ネバダ州ラスベガス - ホテル「ニューヨークニューヨーク」(2005年5月19日)
- ニュージャージー州
- ベーカーズビル
- クランバリー - Molly Pitcher Travel Plaza
- ジャージーシティ - Newport Center Mall
- ニューヨーク州
- セントラルイズリップ - Long Island Ducks Stadium (the Citibank Park)
- エルモント - ベルモントパーク競馬場
- ニューヨーク
- シェイ・スタジアム
- South Street Seaport (Civil Service contestants only)
- 世界貿易センタービル(1998年)
- サラトガスプリングス - サラトガ競馬場(2002年より)
- Rye Playland
- Oceanside, Long Island
- Mamaroneck (2004)
- Rockaway Park (1991)
- ペンシルバニア州フィラデルフィア - Independence Visitors Center
- バージニア州ノーフォーク - MacArthur Center Mall(2003年より)
[編集] アメリカ国外の予選開催地(予定も含む)
- 東京
- ロンドン
- バーミンガム(イギリス)
- マンチェスター(イギリス)
- オークランド(ニュージーランド)
- ハノーバー(ドイツ)
- ウレインセン(ドイツ)
- パタヤ(タイ)
[編集] メディア
[編集] 新聞
コンテストの模様は"'Tsunami' is eating contest's top dog again"、"couldn't cut the mustard" (AP), "Nathan's King ready, with relish" (Daily News)、"To be frank, Fridge faces a real hot-dog consumer" (ESPN)などといった具合で報じられるのが典型だ。
ニューヨークポスト紙の記者・Gersh Kuntzmanは、1990年代初頭からこのイベントを追いかけており、2000年からは審判も務めている。ESPNのDarren Rovellは予選を勝ち抜き大会に参加したことがある。
[編集] 映画・テレビ
この大会の模様は以下のドキュメンタリーや番組で取り上げられている。
- "Nathan's Hot Dog Eating Contest" (1997) - camcorder footage of Joe Terwilliger's 1997 qualifying attempt
- "Red, White, and Yellow" (1998)
- "A Hot Dog Program: An All-American, Culinary Cruise Through Hot Dog History" (1999)
- "Gut Busters" (2002) Made for TV - Discovery Channel
- "King of the Hill", "The Fat and the Furious" episode (2002)
- "Footlong" (2002) - not the 2003 short film of the same name
- "The Tsunami - Takeru Kobayashi" (2003) Japanese
- "Crazy Legs Conti: Zen and the Art of Competitive Eating" (2004)
- "The Most Extreme", "Big Mouths" episode (2004) (Animal Planet)
2004年には、ESPNが初めてこの大会の模様をライブ中継するため、開始時間が午後12時40分からになった。ESPNはWindfall Productions (Ralph J. Mole, Exec. Producer) に制作を委託し、彼らは6台のカメラと中継車を駆使し、1時間の特別番組として中継を行った。司会はGary Millerが務め、放送はタイムズスクエアにあるABCのジャンボトロンにも映し出された。
CNNのJeannie Moosは"A Different Story,"(1996年7月4日)の中で大会の模様を伝えた。
日本では『TVチャンピオン』(テレビ東京)が『全国大食い選手権』のスペシャルとして2001年まで同大会を取り上げてきたが、2002年以降はニュース等で内容が取り上げられる程度に留まっている。2007年にはJ SPORTS「これってスポーツ!?」の中で、ESPNの中継に日本語の実況・解説をつけた形で大会の模様が放送されたが、今後もこれが継続するかどうかは不明。
[編集] その他
大会には多くの観客や海外の報道機関が詰め掛け、菜食主義者の団体である「VivaVeggie Society」も抗議行動にやってくる。2004年には約5000人の観客が詰め掛けた。
2004年6月には、「ホットドッグ早食いの殿堂」が大会会場に立てられた。壁には1984年以降の記録が掲載され、また大会までの残り時間をカウントするデジタル時計も用意された。
大会2日前には、ニューヨーク市長やネイサンズ・IFOCEの関係者が出席して、マンハッタンのCity Hall Parkで歓迎セレモニーが行われた。
[編集] 日本人の強さ
1996年以降、1999年を除いて、2006年までの優勝者は全て日本人となっている。2000年には上位3位を日本人(新井和響、藤田操、赤阪尊子)が独占した。
アメリカ人の参加者の多くが背が高く太っているのに対し、日本人の参加者(白田信幸、藤田操、村野達郎は除く)は皆やせていて背も低い。また、白田も背は高いが比較的やせ形である。日本人の強さを説明する一つの仮説として、「太った参加者は胃腸周りに肉がついており、それがある一定以上の胃の拡張を妨げてしまう」という、Ed Krachieの"Belt of Fat"理論がある。1998年にKrachieは"Can abdominal fat act as a restrictive agent on stomach expansion? An Exploration of the Impact of Adipose Tissue on Competitive Eating"という論文を著したが、これは米国・カナダの科学雑誌の多くに却下された。
2001年に小林尊が50本を完食して鮮烈なデビューを飾って以降、2005年までの本大会はほとんど小林の独壇場となっていたが、2006年の大会ではアメリカのジョーイ・チェスナットが52本を完食し2位に入賞、53本と3/4を食べた小林にわずか1本と3/4差まで迫った。序盤には小林がチェスナットに後れを取るシーンも見られ、これまで本大会で圧倒的な強さを誇ってきた小林にもいよいよ強力なライバルが現れたと言われたが、翌2007年にはついにチェスナットが小林を破り、日本の王座が8年ぶりにアメリカに奪われることとなった。また近年小林以外の日本人参加者の記録は低下する傾向も見られており、日本人の強さに陰りが見えてきたとする説もある。なお、小林の記録を破ったチェスナットもまた、多くの日本人参加者と似たやせ形である。
[編集] 戦略とトレーニング
参加者はそれぞれ自分独自のホットドッグの食べ方を持っている。小林尊は「ソロモンメソッド」と呼ばれる方法を2001年大会で披露した。これはホットドッグを半分に割ってから、その割ったものを2つ同時に口の中に押し込み、最後にパンを食べるという方法だ。小林は食べている間微妙に腰を揺らすことでより食べたものが胃に入りやすくするというテクニックを併用しているが、彼は「単に音楽に合わせて動いているだけ」と主張する。いずれにしてもテーブルマナーはこの大会では求められない。Carlene LeFevreはホットドッグを胃に入りやすくするためにジャンプしたりする。参加者は大抵立ったままか前傾姿勢だ。
パンが水を吸収するため、参加者の中には可能な限り水を飲まないようにするものもいる。逆に飲み込みやすくする目的で、ホットドッグ(あるいはパンだけ)を水につけてから食べる者もいる。
ホットドッグとパンを分けて食べるスタイルは「Tokyo style」または「Japanesing」と呼ばれる。
参加者は大会に向けて様々な方法でトレーニングを積む。断食するものもいるし、大量の水を飲みそれを直前に吐き出すものもいる。小林は瞑想し、水を飲みキャベツを食べ、それから断食するという。Kevin Lipsitzはかつては自分の飼い犬と早食い競走をしていたが、動物虐待に当たるということで今はそれはやっていないそうだ。Ed Jarvisなど複数の参加者は「空腹すぎるのも良くない」ということで、大会の朝に軽い朝食を取るようにしているという。
IFOCEは家庭でのトレーニングを認めていないし、いかなる特別なトレーニング手段も承認していないという。
[編集] 優勝者リスト(1984年以降)
赤のグラフは世界記録です。
[編集] 2004年の結果
- 53.5 小林尊 - 世界記録、個人記録
- 38 白田信幸 - 個人記録
- 32 Sonya Thomas - 個人記録、アメリカ記録、女性記録
- 27.75 Rich LeFevre - 個人記録
- -
- 22 Carlene LeFevre - 個人記録
- 21 Jim Reeves - 個人記録
- 20 Joe LaRue - 個人記録
- 19 Allen Goldstein - 個人記録
- 10 Yukari Kasama
[編集] 参加者リスト(予選・本戦における個人の最高記録)
※日本版では原則として決勝の最高記録のみ掲載。予選でそれ以上の記録を達成している場合や決勝記録がない場合のみ予選結果も掲載。
[編集] 40本以上
- ジョーイ・チェスナット (CA・サンノゼ) - 66(2007年1位)
- 小林 "The Prince" 尊(日本)- 63(2007年2位)
[編集] 30本以上
- 白田 "The Giant/Gutzilla" 信幸(日本)- 38(2004年2位)
- Sonya "The Black Widow" Thomas (2004年新人賞)(Alexandria, VA) - 37(2005年・2006年3位)
- Patrick "Deep Dish" Bertoletti - 34.25(2006年4位)
- Tim "Eater X" Janus (New York, NY) - 34(2006年5位)
- Chip Simpson - 33(2006年6位)
- 新井和響(日本)- 31(2001年2位)
- Ed "Cookie" Jarvis (Nesconset, NY) - 30.5(2003年2位)
- Rich "The Locust" LeFevre (Henderson, NV) - 27.75(2004年4位)、30.5(2006年5月18日、ラスベガス予選2位)
- Eric "Badlands" Booker (Copaigue NY) - 29.5(2003年3位)、30(2003年、ニューヨーク州ベルモント予選)
- "Humble" Bob Shoudt (Royersford, PA) - 30(2006年7位)
[編集] 20本以上
- 小国敬史(日本)- 29(2005年4位)
- Oleg "The Great Z" Zhornitsky (Brooklyn, USA) - 25.5(2002年3位)
- Patrick "Pat From Moonachie" Philbin (Moonachie, NJ) - 20(2005年12位)、25(2006年イーストハートフォード予選2位)
- Carlene "Madame of Ettiquete" LeFevre (Henderson, NV) - 25(2005年7位)
- "Big" Brian Subich, (Johnstown, PA) - 25(2006年5月27日、フィラデルフィア予選)
- 中島 "The Tokyo Terror" 広文(日本)- 24.5(1997年)
- 藤田 "The Big Banana" 操(日本)- 24(2000年2位)
- "Hungry" Charles Hardy (Brooklyn, NY) - 23.5(2001年3位)
- Ron Koch (Las Vegas, NV) - 23(2005年8位)
- Edward "The Animal"/"The Maspeth Monster" Krachie (Maspeth, NY) - 22.25(1996年2位)、18(予選、6分間での記録)
- 赤阪 "The Sweet Queen" 尊子(日本)- 22.25(2000年3位)
- Steve Addicks - 22(2001年4位?)
- Andrew "The Real Meal" Becker (Lighthouse Point, FL) - 22(年不明)
- "Gentleman" Joe Menchetti - 22(年不明), 17(年不明、サラトガ競馬場予選)
- Crazy Legs Conti (New York, NY) - 21.5(2006年4月15日、フロリダ州サンライズ予選)
- Frank "Hollywood" Dellarosa - 21.5(1991年1位)
- Crazy Legs Conti (New York NY, USA) - 21(2003年6位?)
- Jim "Buffalo"/"Superman" Reeves (Buffalo NY, USA) - 21(2004年7位?)
- Seaver Miller - 20.5(2006年)、21(2006年6月22日、QVC Qualifier West Chester, PA)
- Don "Moses" Lerman (Levittown NY, USA) - 20(2001年5位?)、20.75(2004年8月22日、サラトガ競馬場予選)
- Hall Hunt (Jacksonville, FL) - 20.375(2006年バージニア州ノーフォーク予選2位)
- Steve "The Hot Dog Terminator" Keiner (Egg Harbor NJ, USA) - 20.25(1999年1位)
- Mike "The Scholar" DeVito - 20(1994年1位)
- Bartoszek Tadeusz - 20(1999年)
- Don Schaefer (Myrtle Beach, SC) - 12(2002年?)、約20(2002年、アトランタ予選)
- "Jammin'"/"Chef" Joe LaRue (Hollywood FL, USA) - 20(2004年8位?)、18(2004年6月19日、フロリダ州ペンブロークレイクス予選)
(最高記録が20本未満、あるいは情報のない参加者については省略)
[編集] 批判
大会は大食いを賞賛し、参加者の肥満をもたらすものだとして批判の対象ともなっている。フードファイター(大食い競技者)の中には、パンとホットドッグを分けて食べる方法を許可している大会側の姿勢に反対し、「ピクニックスタイル」による食べ方のみに限定すべきだと主張するものもいる。また別の参加者は、IFOCEが参加者に契約を結ぶことを強要していると反発している。さらに参加者の中には、大会の後で食べたものを吐いている者がおりフェアではないと信じている者もいる。IFOCEの「審判の判断が最終結果となる」というポリシーに対し、審判が間違っている場合にビデオテープによる判定を導入すべきだと主張する者もいる。
またこの大会は審判の判断やドキュメント化が厳正に行われているにも関わらず、なぜか優勝者の記録がギネスブックに掲載されない。ギネスブックは「大食い」の項目を1990年から削除したが、一方で2001年にWimpy National Hotdog championshipsでPeter Dowdeswellが記録した、3分間で4本のホットドッグを食べたという記録は依然掲載されたままである。
[編集] Quotes about the contest
“The Nathan’s Famous Fourth of July International Hot Dog-Eating Contest has become a highlight of America’s greatest patriotic holiday...It epitomizes the spirit associated with the start of summer each year.” - Wayne Norbitz, president and COO of Nathan’s Famous
"My congratulations to the guy from Japan who won the hot dog eating contest. He ate 25 hot dogs in 12 minutes. He's the big winner. He'll receive a check for $1,000 and colon cancer." - David Letterman (7/7/2000)
"By the fifth one, they're going to start tasting bad -- no matter how good they are. Your mind says stop, but you have to find a way to get over that and keep going." - George "Garbage Gut" Glum (1999?)
"We dropped those bombs on Japan. Now, they're using their super hot dog-eating Powers against us" - Russ Meneve (Tonight Show, 2005)
[編集] 外部リンク
- Nathan's(英語)
- ネイサンズ
- TVチャンピオン
- Two Dozen Hot Dogs Please, and No, They're Not to Go by Anthony Ramirez