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トランスフォーマー ザ・ムービー - Wikipedia

トランスフォーマー ザ・ムービー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トランスフォーマー ザ・ムービー』(The Transformers: The Movie)は、『トランスフォーマー』シリーズのアニメーション映画の一作。

目次

[編集] 解説

内容としては、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』と『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』を繋ぐストーリーである。アメリカでは1986年8月、イギリスでは同年12月に公開されたが、日本では諸事情によりその時期に劇場公開されず(権利上の都合という説が有力だが詳細は不明)、1989年に東京と大阪でチャリティー上映会がなされ、ビデオLDでの販売がなされた。

なお、原語版でユニクロンの声をつとめた俳優オーソン・ウェルズは、この作品が遺作となった。

制作は東映動画が担当。作画はTV版からは考えられないほど、クオリティーが高く当時最高水準の出来を誇っている。

アメリカ側から日本円にして40億という予算が降りたが、使い切れず半分ほどを返却したという逸話がある。

[編集] あらすじ


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


地球暦2005年。セイバートロン星はデストロンの占領下にあった。そしてサイバトロンは、セイバートロン星にある2つの月に設けたムーンベース、そして地球のサイバトロンシティを拠点とし、故郷奪還の悲願に燃えていた。

サイバトロンのプロール、アイアンハイド、ラチェット、ゴングの4人は地球にエネルゴンの調達に向かう途中、デストロンの襲撃によってシャトルを乗っ取られた挙句、4人とも殺害されてしまう。そして、デストロンは地球の防空網をパスできるこのシャトルを使って地球に向かった。

その頃地球では、サイバトロンの若者ホットロディマスは、父スパイクの不在に寂しがっている地球人の少年、ダニエルを元気付けるために一緒に釣りをしていた。シャトルが地球に下りてきたのを発見したダニエルは、それに父スパイクが乗っていると思い、追いかけ始める。監視タワーからシャトルを見ようとしたダニエルとホットロディマスだったが、乗っているのがスパイクではなくデストロンであった。ロディマスは迎撃を試みるが、デストロンはシャトルを捨てサイバトロンシティに降下し、シティ攻略を開始する。

応戦するサイバトロンはムーンベースのコンボイに増援を要請し、デストロンを食い止めにかかるが、ホイルジャックやチャージャー等戦死者を出し、数に勝るデストロンに次第に押されてゆく。

増援を率いてサイバトロンシティに到着したコンボイは、デストロン兵士を蹴散らしながらメガトロンに迫った。そして、コンボイとメガトロンは壮絶な一騎打ちの果てに双方瀕死の重傷を負い、メガトロンが負傷した事でシティ攻略を断念したデストロンはセイバートロン星に引き返していった。

死の淵にあったコンボイは、シティコマンダー・ウルトラマグナスにサイバトロンのリーダーに代々受け継がれてきた叡智の結晶「マトリクス」を託し、静かに息を引き取る。

この瞬間を宇宙の彼方から見ていた者がいた。ユニクロンである。彼は彼自身を滅ぼしうる唯一の物体「マトリクス」を遂に発見したのである。丁度その頃、撤退中のデストロン達を乗せたアストロトレインはエネルギー不足のため「積荷」を軽くする事を要請。これに応えようと野心家スタースクリームは傷病兵を全員宇宙空間に放逐、その中にはメガトロンの姿もあった。メガトロンを放逐した事でリーダー不在となったデストロンは、そのまま新リーダーを決めるためのバトルロイヤルを開始した。

放逐されたメガトロンらデストロンの傷病兵たちはユニクロンに捕捉された。「マトリクス」破壊のために彼らを利用しようというのだ。頭脳を痛めつけられ渋々従うことになったメガトロンはガルバトロンに、その他の兵士達はサイクロナスやスカージらスウィープスに姿を変えられ復活した。ガルバトロンはスタースクリームの戴冠式を襲撃、彼を塵に変え、デストロンの真のリーダーが誰であるかを知らしめたのだった。

一方ユニクロンはセイバートロン星の月を両方とも捕食、ムーンベースに駐留していたスパイクやバンブルらも飲み込まれてしまう。

悲しむ間もなく迫りくる新生デストロンとユニクロン。果たしてサイバトロンはマトリクスを守りきれるのか。

[編集] 登場人物

[編集] サイバトロン戦士/Heroic Autobots

コンボイ/Optimus Prime
:玄田哲章/英:ピーター・カレン
全宇宙の正義と平和の為に戦うサイバトロン総司令官。メガトロンと壮絶な死闘を繰り広げるが自らも致命傷を負う。仲間たちに看取られながらウルトラマグナスにリーダーの証であるマトリクスを託し、息を引き取った。
ホットロディマス/Hot Rod
声:石丸博也/英:ジャド・ネルソン
サイバトロンの若き騎士。ダニエルと親友である。その若さゆえか無鉄砲に敵に向かっていくが勇敢さは随一。ユニクロンの内部でガルバトロンと決闘。マトリクスを奪い返し、パワーと風格に満ちた新戦士ロディマスコンボイ/Rodimus Primeへと生まれ変わる。ホットロディマスではドラッグカー風のスーパーカー、ロディマスコンボイではキャンピングカー風のトレーラートラックに変形する。
ウルトラマグナス/Ultra Magnus
声:速水奨/英:ロバート・スタック
サイバトロンシティーコマンダーとして地球防衛の責任を担う。キャリーカーに変形。コンボイよりマトリクスを託されるがマトリクスを開放出来なかった。そのため、ガルバトロンに破壊されマトリクスは奪われてしまう。後にジャンキオンの手により、ガラクタ呼ばわりされながらも復活した。その後の出番は無かったが、ロディマスの凱旋時にはセイバートロンのTFと共にロディマスを迎えていた。
映画の予告編では本編と全く違う色(ダイアクロン時代のカラー)で登場しており、2001年に限定販売された。
スプラング/Springer
声:堀内賢雄/英:ニール・ロス
ロボット・装甲車ヘリコプターの3つの形態を持つトリプルボット。年若く血気盛んな戦士でアーシーの恋人(海外では本作でのアーシー救出シークエンスによって惹かれあうようになったとされている)。3段変形を駆使し、ローターブレードを用いてのレックガーとの格闘アクションは見所。
アーシー/Arcee
声:勝生真沙子/英:スーザン・ブルー
ウーマン(女性型)サイバトロン。優しく勇敢な性格である。正確無比な射撃力とスピードはサイバトロンでも屈指。スーパーカーに変形(本作の時点ではロディマスに惹かれているという設定がある)。
チャー/Kup
声:阪脩/英:ライオネル・スタンダー
経験豊かなベテラン戦士。口やかましく、ホットロディマスの無鉄砲さに頭を痛めていたが、クインテッサ星での一件により信頼しあうようになる。旧式のピックアップトラック型スーパーカーに変形する。
ウィーリー/Wheelie
声:小宮和枝/英:フランク・ウェルカー
クインテッサの星にいたサバイバリスト(設定ではクインテッサの星において一人で生き延びてきたとされていた)。パチンコと相手をいらつかせる口の悪さが武器である。ダイノボットと友人となり、共にホットロディマスらを救出。その後も彼らに同行する。スーパーカーに変形。
ブラー/Blurr
声:山口健/英:ジョン・モシッタ二世
早口で落ち着きがないが、任務は着実にこなすサイバトロン。自称・頼りになる男。本作では移動する際に残像処理がなされている。スーパーカーに変形。
レックガー/Wreck-Gar
声:石井敏郎/英:エリック・アイドル
ガラクタ惑星に住むバイク集団ジャンキオン族のリーダー。宇宙テレビで覚えた変な口調が特徴。当初はサイバトロンに襲い掛かるが、ホットロディマスの宇宙共通の挨拶により和解。ユニクロン打倒に手を貸す。ジャンキオンは優秀な技術者達でもある。
ブロードキャスト/Blaster
声:難波圭一/英:バスター・ジョーンズ
サイバトロンの通信員。コンボイに救援を要請する。通信機器破壊に乗り込んで来たカセットロンにカセットボット部隊で応戦した。ロディマス達が宇宙に旅立つ中、彼は地球に留まった。
カセットボット部隊/Autobot Cassettes
ブロードキャストの胸のケースに収納されたカセットテープから変形する小型ロボットの部下。動物型のスチールジョー/Steeljawアムホーン/Ramhorn人型のリワインド/Rewindイジェクト/Eject4体が登場。通信塔に乗り込んできたカセットロンに苦戦するパーセプターを援護し見事撃退した。
パーセプター/Perceptor
声:城山知馨夫/英:ポール・エイディング
サイバトロンの科学者。望遠鏡にもなる顕微鏡に変形。ウルトラマグナスらと共に宇宙へ向かったと思われるが、その後の出番らしい出番は無かった。
グリムロック/Grimlock
声:喜多川拓郎/英:グレッグ・バーガー
ダイノボット部隊のリーダー。仲間のダイノボット部隊を率いる。戦いと戦いの話が好きで、サイバトロンが撤退を決めても宇宙船に乗ろうとしなかったり、チャーに過去の戦いの話を聞かせてくれとせがんでいた。ウィーリーにバカと呼ばれて怒るがロディマス達の救出に手を貸してくれた事から仲良くなる。ティラノサウルスに変形。
ダイノボット部隊/Dinobots
ブロントサウルスに変形するスラージ/Sludge(声:稲葉実/英:フランク・ウェルカー)、トリケラトプスに変形するスラッグ/Slag(声:山口健/英:ニール・ロス)、プテラノドンに変形するスワープ/Swoop(声:塩屋翼/英:マイケル・ベル)の三人が登場。サイバトロンシティでデバスターと戦い、クインテッサ星では裁判所に乱入してロディマスたちを救出した。最終決戦ではユニクロン相手にも果敢に突撃していたが、歯が立たずに撤退している。
ダイノボット部隊には他にステゴサウルスに変形するスナール/Snarlがいるが、デストロンが襲撃するシーンにわずかに映るのみだった。
マイスター/Jazz
声:稲葉実/英:スキャットマン・クローザース
クリフと共にムーンベース1にてセイバートロン星を監視していたが、そこにユニクロンが襲来。ムーンベース1を放棄し、シャトルで脱出を試みるが、ユニクロンに吸い込まれてしまい、消化されそうになるがダニエルの手で救い出され、仲間達と共に脱出する。
クリフ/Cliffjumper
声:喜多川拓郎/英:ケイシー・ケイサム
マイスターと共に監視任務についていたが、同じくユニクロンに吸い込まれてしまうが、寸での所で一命は取り留めた。
バンブル/Bumblebee
声:塩屋翼/英:ダン・ギルベザン
ミニボット部隊の一人。旧友スパイクと共にムーンベース2にてセイバートロン星を監視をしていたが、ユニクロンが襲来した際、ムーンベース2を自爆させ抵抗するも、結局吸い込まれてしまう。スパイクもろともユニクロンに消化されそうな所をダニエルに救われる。
アイアンハイド/Ironhide
声:速水奨/英:ピーター・カレン
コンボイのボディガード的な存在の戦士。シャトルで地球に向かう途中、デストロンの襲撃に遭い最後まで抵抗するが、メガトロンの攻撃に止めを刺された。出発前に、スパイクからダニエルへの「寂しい思いをさせてすまない」という伝言を託されていたが、それを伝える事は叶わなかった。チェリーバネットに変形。
ラチェット/Ratchet
声:江原正士/英:ドン・メシック
サイバトロンの医師。穏やかな性格であるが、仲間が次々と倒れる中で戦闘に参加。スタースクリームが発砲したメガトロンの直撃を受け死亡。救急車に変形する。
プロール/Prowl
声:石井敏郎/英:マイケル・ベル
サイバトロンの戦略家。フェアレディZタイプのパトロールカーに変形。シャトルで地球に向かう途中、デストロンの襲撃に遭い、スカベンジャーの一撃を受け死亡。口から煙を噴き上げて死ぬシーンは当時多くのファンを絶望させた。
ゴング/Brawn
声:稲葉実/英:コーリー・バートン
ミニボット部隊の一員。小柄だが「怪力コング」と自称するほどの力持ち。シャトルの異変に気づき、調査に向かったがデストロン軍団の襲撃に遭い、スタースクリームの発砲したメガトロンの直撃を受け死亡、また彼の親友であるチャージャー/Windchargerも地上での戦闘で戦死した・・。4WD車に変型。

その他、ドラッグ/Hufferホイルジャック/Wheeljackサンストリーカー/Sunstreakerハウンド/Houndが登場する。

[編集] デストロン軍団/Evil Decepticons

メガトロン/Megatron
声:加藤精三/英:フランク・ウェルカー
ガルバトロン/Galvatron
声:加藤精三/英:レナード・ニモイ
デストロンの指導者である破壊大帝。その奸智によりシャトルのサイバトロン戦士全員を殺戮し、サイバトロンシティを壊滅状態に追い込むも、コンボイとの決戦で瀕死の重傷を負う。スタースクリームによって宇宙に放逐されたが、ユニクロンにガルバトロンとして再生される。ユニクロンによって引き起こされる頭痛に悩まされ、渋々ながらマトリクス破壊任務に向かうが、マトリクスを手中に収めた途端ユニクロンを脅迫する。だが、マトリクスを開放できず、結局ユニクロンに飲み込まれ、ロディマスコンボイとの戦いで再び宇宙の彼方に飛ばされてしまった。メガトロンの時はワルサーP38アンクルモデルに、ガルバトロンとして復活してからはレーザーガンと移動砲台に変形。
サイクロナス/Cyclonus
声:稲葉実/英:ロジャー・C・カーメル
サイバトロンシティの決戦後、メガトロンと共に放逐されたスカイワープとボンブシェルがユニクロンによって再生され誕生した、デストロンの新しい航空参謀。誕生当初は無敵艦隊を編成する同型の配下がいたが製作途中での設定変更の名残りと推測されている。宇宙ジェット機に変形。ガルバトロンをコックピットに乗せて飛ぶ描写もあった。
スカージ/Scourge
声:島香裕/英:スタン・ジョーンズ
サイクロナスの率いる同型の親衛隊「スウィープス」のリーダー。彼等もまた、サイクロナスと同じ経緯を辿って誕生した。冷酷なハンターであり、自信を持っているようでガルバトロンにウルトラマグナス抹殺を豪語した。宇宙船に変形。
スタースクリーム/Starscream
声:鈴置洋孝/英:クリス・ラッタ
デストロンNo.2の野心家。負傷したメガトロンを宇宙に放逐し、戴冠式を経てリーダーになるものの復活したガルバトロンに一撃で破壊されてしまった。
その後は幽霊となって『2010』や『ビーストウォーズ』にも登場。
サウンドウェーブ/Soundwave
声:政宗一成/英:フランク・ウェルカー
カセットロンを率いるデストロンの情報参謀。メガトロンの忠実な右腕であり負傷したメガトロンを運ぶが、軍団の新リーダーを決めるためのバトルロイヤルには賛同し、ビルドロンを見下し自分がリーダーになろうとした。
カセットロン部隊/Decepticon Cassettes
普段はサウンドウェーブの胸のケースに収まっていて、カセットテープから変形する小型ロボット。人型のフレンジー/Frenzy(声:城山知馨夫/英:フランク・ウェルカー)&ランブル/Rumble(声:山口健/英:フランク・ウェルカー)、動物型のジャガー/Ravageコンドル/Laserbeakラットバット/Ratbatの5体が登場。偵察や通信妨害に活躍。サウンドウェーブとの信頼関係は非常に強く、彼らはサバイバルの際にもサウンドウェーブを猛烈に支持した。
デバスター/Devastator
声 - 島香裕/英 - アーサー・バーグハート
ボーンクラッシャー/Bonecrusher(声:石井敏郎/英 - ニール・ロス)、グレン/Hook(声:江原正士/英 - ニール・ロス)、スカベンジャー/Scavenger(声:難波圭一/英:ドン・メシック)、スクラッパー/Scrapper(声:難波圭一/英:マイケル・ベル)、ミックスマスター/Mixmaster(声:城山知馨夫/英:フランク・ウェルカー)ロングハウル/Long Haulの6人から成る建設車両ビルドロン部隊が合体して誕生する巨人兵。頭はあまり良くないが、サイバトロンシティ襲撃の際にはダイノボットをものともせず、戦局を変えてしまうほどの活躍をした。なお、ボーンクラッシャーは「積荷を軽くするために傷病兵を放逐する」というアイデアの発案者である。
アストロトレイン/Astrotrain
声:喜多川拓郎/英:ジャック・エンジェル
三つの形態を持つトリプルチェンジャーの一人。スペースシャトルSLに変形。スペースシャトル形態は仲間の輸送に活躍したが重量オーバーだったため、これに乗じたスタースクリームがメガトロンらを放逐した。スタースクリームの戴冠式では、スタースクリームの頭に冠をかぶせる役を担い、完全に彼の部下のようなものだった。
ブリッツウィング/Blitzwing
声:江原正士/英:エド・ギルバート
トリプルチェンジャーの一人。戦車戦闘機に変形。戦車形態にてロディマスを狙うが、チャーの機転を利かした行動により、仲間であるインセクトロンを撃つはめになる。その後、戦いに駆けつけたコンボイに轢かれそうになったりと損な役回りだった。
レーザーウェーブ/Shockwave
声:島香裕/英:コーリー・バートン
メガトロンの腹心。セイバートロン星にユニクロンが攻めてきた時、指揮を取った。設定上、本作で戦死したとされている。事実上今作におけるデストロン側メインキャラクターでは唯一の戦死者となる(メガトロン、旧ジェットロン、インセクトロンはユニクロンによって再生し、スタースクリームは処刑によって死亡したため。ただし、サンダークラッカーに関しては異説あり)。
ジェットロン部隊/Decepticon Jets
スタースクリームの同型のスカイワープ/Skywarp(声:江原正士/英:フランク・ウェルカー)とサンダークラッカー/Thundercrackerの二人。サイバトロンシティでの攻防戦に傷つき、スタースクリームによって宇宙に放逐されるが、ユニクロンの手によりサイクロナスやスカージに転生(何故か戴冠式のシーンにもスカイワープとサンダークラッカーの姿を確認できる。サンダークラッカーに関しては、『2010』では戦死したことになっている事から、転生したのは同じ色をした別のジェットロンではないかという意見もある)。
新ジェットロン部隊/Decepticon Jets
スタースクリーム達とタイプの違うダージ/Dirge(声:難波圭一/英:バド・デービス)、スラスト/Thrust(声:城山知馨夫/英:エド・ギルバート)、ラムジェット/Ramjet(声:阪脩/英:ジャック・エンジェル)の三人。サイバトロンシティでの攻防で活躍するが、出撃したコンボイの前に歯が立たなかった。後にユニクロンが攻めて来た際にユニクロンに破壊されたように思われるが、『2010』では生存しているので破壊されたのは同型のジェットロンと思われる。
インセクトロン部隊/Insecticons
昆虫に変形するデストロンの独立部隊。バッタに変形するキックバック/Kickback(声:塩屋翼/英:クライブ・レビル)、カブトムシに変形するボンブシェル/Bombshellクワガタムシに変形するシャープネル/Shrapnel(声:石井敏郎/英:ハル・ライリー)の三人。サイバトロンシティの壁を噛み破ろうとしたが、ロディマスとチャーに轢かれてしまう。スタースクリームによって宇宙に放逐されるが、ユニクロンの手によりサイクロナスやスカージに転生。
なお、ガラクタ惑星でのジャンキオンとの戦いにおいて彼らの姿が見られるが、これが作画ミスなのか、それともインセクトロンの分身生成能力によるものなのかで意見が分かれている。後者だとすれば、彼らは転生後も分身生成能力を持ったままであるか、転生したのは分身だったという事になり、『2010』の初期のエピソードにおいてインセクトロンが登場しているのにも説明が付く。

[編集] ユニクロン

ユニクロン/Unicron
声:鈴木瑞穂/英:オーソン・ウェルズ
機械惑星の姿で天体を捕食する超巨大トランスフォーマー。日本語版での一人称は「余」。サイバトロンリーダーに受け継がれる宇宙の叡智マトリクスを、自らを破壊できる唯一の物として恐れている。メガトロンをガルバトロンとして再生させ手駒とし、マトリクス破壊を命じる。マトリクスを手に反逆したガルバトロンを飲み込み、制裁として巨人形態に変形しセイバートロン星を破壊しようとするが、ロディマスコンボイによって体内でマトリクスを開放され、自らの敗北に驚愕の叫びを上げつつ首を残して爆発四散した。

[編集] クインテッサ星人

クインテッサ星人/Quintessons
声:石井敏郎、政宗一成、速水奨、城山知馨夫、難波圭一/英:レジス・コーディック
ホットロディマス達が不時着した惑星を支配する五つ顔の奇妙な宇宙人。捕らえた異星人に対し擬似裁判を行い、一律に無罪判決を下しては、下僕のサメ型モンスターに変形する死刑執行人シャークトロン/Sharkticonの餌にして弄ぶ。他の下僕に、6本の腕を持った処刑人/Leader(声 - 江原正士/英 - ロジャー・C・カーメル)、ワニ型モンスターに変形するガード/Guard、腕が銃になっているカミキリムシのような門番/GateKeeperや、ミノタウロス風の牢番/Guardがいる。
脚本の変更により役名と裁判で果たす役割が少々食い違っている。
2010』において、トランスフォーマーの生みの親でセイバートロン星のかつての支配者だった事が明かされる(本作の初稿段階ではユニクロンが破壊した星の生き残りを処刑する存在だった)。
シャークトロンの玩具は日本では数量限定で販売された。

[編集] 地球人、その他

スパイク/Spike Witwicky
声:江原正士/英:コーリー・バートン
コンボイらと行動を共にしてきた地球人の少年、スパイクの成長した姿。バンブルと共にムーンベース2にいたがユニクロンに飲み込まれてしまう。しかし、息子の手で救い出され、事なきを得た。
ダニエル/Daniel Witwicky
声:田中真弓/英:デヴィッド・メンデンホール
地球に住むスパイクの息子。父がムーンベースに行ってしまった事を寂しく思っている。アーシーらと共に宇宙に向かい、ユニクロンの内部で奮闘し、父やバンブル達を無事助け出した。宇宙ではカーモードに変形できるエクセルスーツを着て行動する。
『2010』において、カーリーが母親である事が明かされる。
クラニクス/Kranix
声:石井敏郎/英:ノーム・アルデン
冒頭でユニクロンに食われた惑星リゾンのただ一人の生き残りの科学者。クインテッサの牢獄でホットロディマス達にユニクロンの事を伝える。擬似裁判にかけられ、あえなくシャークトロンの餌になってしまった。クインテッサ星人に連行される際、何故か自分をクラニクス人と呼んでいた。
アーブラス/Arblus
声:山口健
クラニクスの助手。ユニクロンが襲来した際にシャトルで脱出を試みるがあえなく飲み込まれる。
ナレーター/Narrator
声:政宗一成/英:ビクター・カロリー
本作では冒頭のみ。

[編集] スタッフ

  • 製作総指揮:リー・ガンサー、マーガレット・ロッシ
  • 監督:申奈舜
  • スーパーバイジング・プロデューサー:ジョー・バカル
  • プロデューサー:ジョー・バカル、トム・グリフィン
  • 作画監督:角田紘一
  • 日本側総指揮:森下孝三
  • 製作担当:中村悟・五十嵐卓哉・目黒宏
  • 脚本:ロン・フリードマン
  • 音楽:ヴィンス・ディコーラ
  • 絵コンテ:ピーター・チョン・他
  • 特殊効果:佐藤昭司
  • 背景:海老沢一男・佐貫利勝
  • 撮影監督:福井政利
  • 撮影:片山幸男
  • 作画監督補:兵頭敬・大倉雅彦・林和男・越智一裕・榎本明広・うさみとしかず
  • 原画:佐々門信芳・ふじたかしげみつ・ふくだこういち・湖山禎崇兼森義則・稲野義信・白南烈・辻清光・筱雅律・森利夫・長崎重信・うわいやすよし・的場茂夫・山口聡・三井洋一・むらかみしげる・みきよしと・加々美高浩
  • 音声監督:ウォーリー・バー
  • 日本語版演出:田島荘三
  • 翻訳:平田勝茂
  • 監修:金田益美
  • 主題歌:ライオン『The Transformers』
作詞、作曲:フォード・カインダー、アン・ブライアント、カル・スワン、ダグ・アルドリッチ

[編集] 放送禁止表現

英語版の注意点としてスパイクの台詞「Oh Shit! What are we going to do now?(くそ!今どうする?)」がある。PG証を得るために放送禁止表現「shit(くそ)」が入れられたものである。日米の初ビデオ版ではこの台詞は修正されているが、現在流通している米英のDVD版では復活している。ウルトラマグナスの台詞「Open, Damn it, Open!(開け!畜生、開け!)」の「damn」も放送禁止表現ではないが、子供向け作品には珍しい。

サウンドトラックの場合はまた事情が異なる。カナダのロックバンド「キック・アックス」の名前は卑語「キック・アス(ケツを蹴る)」に似ているため、バンド名は「スペクター・ジェネラル」と変更。そしてNRGの曲「インストルメンツ・オブ・デストラクション」の元歌詞である「torture(拷問)」と「foreplay(前戯)」と「seduction(誘惑)」は「torment(苦しみ)」「fortune(富)」「eruption(噴火)」に差し替えられた。

[編集] 関連項目


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