エンジェル・ハート
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『エンジェル・ハート』 (Angel Heart) は、北条司の漫画作品。及びこれを原作としたテレビアニメ作品。略称は『A.H.』。
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[編集] 概要
『週刊コミックバンチ』(新潮社)誌上において2001年の創刊号より連載を開始し、原哲夫の「蒼天の拳」と共に『バンチ』の看板作品となっている。単行本はバンチコミックスより26巻まで発売されている[1]。2005年にはアニメ化もされている(後述)。
作者の代表作『シティーハンター (C.H.) 』を、家族愛をテーマとしてリメイクし、同作のパラレルワールドを描いている。この家族愛というテーマは前作『F.COMPO』においても主題となっていた物であり、その他多数の作品において読み取れる作者の大きなテーマとなっている。
『C.H.』と同様、新宿を主な舞台とした現代劇であるため、時代設定は10年程の開きがある。この為、『C.H.』時には無かった携帯電話が登場するなど、背景となる社会設定は大きく変わっている。また獠の口から老眼という言葉が出て来ている事から分かる様に、この時代設定の開きと同じだけ登場人物達も年齢を重ねている。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
1997年に発行された『C.H.』文庫版のあとがきには既に続編の構想と、その内容の一部が物議を醸すであろうことを臭わせる記述が見られる。また、連載開始時には『C.H.』の最新作とあいまいな宣伝(続編とは明記していない)をされたことから、読者のほとんどは『C.H.』の続編・後日譚として捉えた(注:実際には、コミックバンチ創刊号の初掲載時にも、同時掲載された作者コメントで、シティハンターの世界観をモチーフにした別の作品だという点については言及されている)。結果、『C.H.』のヒロインである香が冒頭で死んだことに大きな反響が起こり、周辺は混乱した。『エンジェルハート』単行本1巻において、本作品は『C.H.』の続編ではなくパラレルワールドであるという作者のコメントを掲載することで騒動は一応収束した。前述の経緯から大枠は作者の想定内であったようで、パラレルワールドという設定は少なくとも完全な後付けではない。またこの混乱で作者公式サイトの掲示板が一時停止し、再開後は登録者のみ書き込み可となった。
パラレルワールドを描いたリメイク作品である為、登場人物などの設定には『C.H.』から変更された部分と引き継いだ部分とが混在している。引き継いでいる部分については獠の性格の様にほぼそのまま継承されている物だけではなく、「姿形は変われど、ファルコンとミキ(美樹)が出会い、堅い絆で結ばれる」といった形を変えながら引き継がれている部分もあり、『A.H.』単独でも作品を成立させながら、『C.H.』と『A.H.』の双方を読む事によって作品に奥行きが生まれる様になっている。
[編集] あらすじ
台湾から来た殺し屋の少女と、新宿のスイーパーとの家族愛の物語。
新宿に現れた史上最強の暗殺者は、美しすぎる人間兵器だった。彼女(香瑩)のコードネームは「グラス・ハート」。彼女の仕事はまさに完璧だった。しかし、彼女の心は、任務を重ねるたびに軋んだ。暗殺は彼女の心を蝕み、とうとう彼女は自ら死を選ぶ……。しかし、彼女は組織の力によって、再び現世に呼び戻された。かつての冴羽獠のパートナー槇村香の心臓を移植されて……。
香の心臓を移植したことにより、「グラス・ハート」と呼ばれた彼女の心に感情が生まれた。そして暗殺から手を引き、組織と対立する意思をもつ。そして香の心臓を持つことにより無意識に獠と接触し、スイーパーとしてのシティーハンターの世界に入っていくこととなる……。
[編集] 登場人物
声優については、基本的にテレビアニメ版『C.H.』の声優がレギュラー陣をそのまま担当している。
- 香瑩(シャンイン)
- 声:川崎真央
- 獠と香の娘(養女)。台湾マフィア「正道会」(チェンダオフェイ)の殺人部隊“朱雀”に所属していた殺し屋であり、組織でのコードネームは「グラス・ハート」。度重なる暗殺命令によって彼女の心を蝕まれ、飛び降り自殺を試み鉄柵で心臓を刺し貫くが、マフィアが強奪した、獠のパートナーであった槇村香のドナー心臓を移植され一命を取り止める。心臓を移植されたことで香の心が宿り(実際心臓移植を受けた人は人格がドナーのそれと近くなる、という都市伝説がある)、香瑩は獠と行動を共にすることになる。
- 初期の頃はクールな性格で幼少の頃から殺し屋として教育された為、一般常識が欠落していたが、香の影響か話が進むにつれて明るい性格になり、獠達と過ごす中で一般常識も身に付ける。7巻の途中からは獠の娘となって2年目であり二部的な話になる。また獠と共にC・Hとして行動する。作品中で獠や冴子からは通称の「阿香(アシャン:和訳でシャンちゃん、原作より)」で呼ばれることが多い(但しアニメ版では香瑩のまま)。香の心を持っているがために、『C.H.』での香と同じく100tハンマーの使い手でもあり、獠の「もっこり」を抑え天誅を喰らわせる程の攻撃力を持つ。酷い時は馬鹿力で海坊主の店までボロボロにしたことがある(9巻)。コートの裏に多数の拳銃を隠し持っている。殺し屋の性か、危険を察知するとすぐ発砲してしまう(8巻)。使用拳銃はコルト・ガバメントカスタム(クラークボウリングピンモデル)。アニメ版ではノーマルのコルト・ガバメントである。
- 獠を「獠爸爸(パーパ)」香を「香媽媽(マーマ)」と呼んでいる。10巻では、香の姉・立木小百合のことを小百合伯母(イーマ)と呼んでいる。
- 槇村 香(まきむら かおり)
- 声:伊倉一恵
- 香瑩の母親(義母)。『C.H.』のヒロイン。本作は彼女が交通事故で死亡し、その心臓がマフィアによって強奪された所から始まる(ドナー登録者であったため移植用に摘出されていた)。心臓が香瑩に移植されたことにより、彼女の中に意識として残っている。自分の心臓を受け継いだ香瑩を娘と思っており、獠と共に香瑩の母親となる。
- 『C.H.』では愛用の銃に照準加工がされていたため狙い通りに銃弾を当てられないと言う設定だったが、本作では本当に射撃の腕が無いと言う設定にされている。
- 冴羽 獠(さえば りょう)
- 声:神谷明
- 香瑩の父親(義父)。『C.H.』と同じく、プロの始末屋(スイーパー)「シティーハンター」である。心なしか頻度は減ってはいるが、『C.H.』同様美女を見ると「もっこり」してしまう(海坊主の店の防弾ガラスを貫くほどの"強度"は健在)。『C.H.』では香には愛情表現が屈折しておりそっけない態度でいたが、本作では香が事故死する直前にプロポーズしていた(たとえ無事結婚できたとしても、獠には戸籍が無い為、事実婚となるが)。香瑩の中に意識として残っていた香が「香瑩は自分たちの娘だ」と言い、また香瑩の実の父親の李堅強からの依頼もあり、香瑩の義父となる。
- 因みに、「もっこり」の際は『C.H.』の香宜しく、いつも娘の香瑩に天誅を喰らっている。使用拳銃は『C.H.』と同じくコルト・パイソンである。ちなみに『C.H.』の時はグリップがコルト社純正の木製グリップであったが当作品ではフィンガーチャネルつきのラバーグリップに変更されている。また、名前も獠が持っていた数ある偽名の中から香が選んだことになっている(『C.H.』では育て親の海原神がつけた名前)。
- 劉 信宏(リュウ シンホン)
- 声:鈴木千尋
- 正道会の戦闘部隊“青龍(チンロン)”の元隊員。香瑩とは訓練生時代からの友人であったが、正道会の訓練という名の殺し合いの際に幹部にはめられ、香瑩に殺されかけた(序盤では「自分が殺した」と香瑩のトラウマになっていた)が、奇跡的に蘇生し再会を果たす。部隊の任務とはいえ、香瑩の実父である李堅強の弟李謙徳を狙撃し、殺害してしまった張本人。
- 現在は海坊主の元で居候生活を行い、喫茶店やスイーパーの仕事の手伝いをこなしている。最初のころと違い、明るい性格になっている。時には街中でもっこりするほどである。実は香瑩のことが好き。獠を心の師と仰いでいる。使用拳銃はベレッタM84(17巻)。主に狙撃などを得意とする。
- ファルコン / 海坊主(うみぼうず)
- 声:玄田哲章
- 元傭兵・スイーパー。失明したためにスイーパーを引退しているが腕は健在で、失明しているとは思えない動きが出来る。現在は喫茶店"CAT'S EYE"のマスター。昔の習性からか店の窓は防弾ガラスになっている。ものすごい怪力でバズーカを簡単に2丁構え、バレットM82を片手で撃ち(14巻)、パンチで自分の店の防弾ガラスにヒビを入れてしまったこともあった(17巻)。14巻からストリートチルドレンのミキを引き取る。本人曰く、かつてアメリカ海兵隊に所属していた(17巻)。使用拳銃は前作と同じS&W M629(23巻)。『C.H.』では傭兵時代、獠と敵対する部隊に所属し、獠との戦闘が元で失明したことになっていたが、本作では同じ部隊の味方という設定にされており、失明の原因となる負傷はを獠を救出に向かった際に負傷した事が原因となっている(25巻)。
- 『北条司漫画家25周年記念、自選イラストレーション100』での北条司のコメントによると、当作品での海坊主は日本人・伊集院隼人ではなく黒人・ファルコンだと言うことである。
- 野上 冴子(のがみ さえこ)
- 声:麻上洋子
- 『C.H.』では警視庁の刑事であったが、本作では新宿西警察署署長である。未だ独身である。年齢は30歳後半(4巻)。そのため、陳さん(正道会の陳侍従長)にふられた。8巻では39歳である(かつて冴子をストーキングしていた遠山のパソコンのパスワードがsaeko39であったため)。
- 使用拳銃はワルサーPPK(3巻)グロック19(8巻)。
- 槇村 秀幸(まきむら ひでゆき)
- 声:田中秀幸 青年期は千葉進歩
- 獠の最初の相棒で、香の義兄。『C.H.』では元刑事という設定だったが、本作では刑事とシティーハンターの2足の草鞋を履いていた。また『C.H.』では巨大麻薬シンジケートの日本進出に伴う事件に巻き込まれ、その組織の手によって殺されたという設定だったが、本作では冴子につきまとっていたストーカーの遠山一真によって殺害された設定に変更されている。なお本作では「シティーハンター」は槇村自身が始めたことになっている。冴子とは恋人関係であり、婚約指輪を密かに購入していたが、渡せないまま死んでしまった。
- 使用拳銃はニューナンブM60。
- ミキ
- 声:小山茉美
- 関わる人々を幸せにする少女。母親(サトちゃん)は数年前に病死。元々はストリートチルドレンとして暮らしていたが、冴子との出会いをきっかけに海坊主に引き取られ、育てられることになる。父親はA国(アニメ版では「ダマナン王国」)国王で、サトちゃんとは新宿ゴールデン街の飲み屋で知り合った。絵本を読むのがとても上手い。不幸な人を見つけるのが特技で、そういった人を見つけると絵本を読み聞かせたくなる(19巻)。18巻では小学1年生。
- 『C.H.』では子供ではなく、元傭兵で海坊主のパートナー兼"CAT'S EYE"の女主人「美樹」として登場する。
- 陳(チン)侍従長(声:矢田耕司
- 李堅強(李大人)が弟・謙徳に次いで信頼する老人。正道会の堅強直属部隊‘玄武‘の指揮官。青龍部隊・張の反逆を抑えた後は、堅強から暇をもらい海坊主の喫茶店の隣に中華料理店「玄武門」を開店・経営し、堅強に代わって獠・香瑩父娘の後見人的存在をしている。店の料理は自ら調理しているが、評判は非常に良い。年のわりに耳がよく、女好きである。
- 李 堅強(リ ジィエンチャン)
- 声:有本欽隆 青年期は野島裕史
- 台湾マフィア正道会の正龍頭(大ボス)。香瑩の実の父親であるが、手下の謀反とはいえ娘を闇の世界へ引き込んでしまった責任から、実の父親であることを名乗らない決意をし、その意図を汲んだ獠に香瑩を託している。かなりの親バカで、香瑩に恋人ができたと聞いてわざわざ台湾から極秘来日したこともある(9巻)。
- 使用拳銃はベレッタM84(3巻)。
- 李 謙徳(リ チィエンダァ)
- 声:有本欽隆(二役)青年期は野島健児
- 李堅強(以下堅強)の双子の弟。兄・堅強の影武者を自ら進んで行い、その瓜二つの影武者振りは、正道会の新宿での子分に当たる餅山も全く気づかなかったほど。39年前に堅強が一目惚れし、後に妻となった香瑩の実母との交際を仲立ちさせ実らせていく役も買って出た。しかし、正道会配下の「青龍(チンロン)部隊」指揮官張の反逆命令を受けた信宏により、新宿に堅強として極秘来日していたところを狙撃され、死亡してしまう(香瑩や信宏は部隊の末端であったがため、狙撃当時信宏は自分の属する組織の大ボス〔謙徳=堅強〕だとは露知らずそのまま命令を受け狙撃してしまう)。
- 彼が香瑩宛てに遺した遺産は台湾の国家予算1年分に匹敵する。堅強と同じく獠とは昔からの付き合いで、来日の際にはいつも獠と朝まで飲んでいた。
- ちなみに、アニメ版の李兄弟の青年時代を演じている野島裕史・野島健児は実の兄弟である。
- 楊 芳玉(ヤン ファンユイ)
- 声:緒方恵美
- 獠の傭兵時代の昔なじみ。黒豹部隊を率い、自身も女豹と呼ばれている傭兵だが、一方で各地の戦争孤児を引き取り育てており、子供達の母親としての一面を持つ。強引かつ豪快な性格で何か事を成すときは誘拐、破壊活動など破天荒な行動を起こす。幾つもの国で指名手配を喰らっている。女性らしい部分もあり、おだてやクサイ台詞に乗りやすい。傭兵時代から獠を愛していたが、香がいたために獠を諦め獠に自身の誕生日である12月25日(クリスマス)に祝いのメールを送るよう約束させた。いつかは獠と結婚しようと企んでいる。使用拳銃はFN ブローニング・ハイパワー。
- カメレオン
- 謎の人物で変装の名人。性別不明。学校麻薬汚染事件で香瑩と一戦交えた後、香瑩に興味を示し仲間に引きこもうとするが、不用意な発言から獠と海坊主の怒りを買い殺されかける。その後、その恨みも加わり、あの手この手で香瑩達を掻き回そうとしてくる。
以上で物語・作品に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] テレビアニメ版
2005年10月から2006年9月まで、読売テレビ、日本テレビ系の一部の局(系列局では1週間 - 2クールの遅れ放送)で放送。CS放送「キッズステーション」でも2クール遅れで放送している。2007年1月からはチバテレビ、テレ玉、同年3月からとちぎテレビでも放送(再放送扱いであり、UHFアニメではない)。
2005年4月にアニメ化されてのテレビ放映予定であったが、放送スケジュールの都合により半年間延期。2005年10月からの放送となった。制作会社は、『C.H.』のサンライズからアニメ版『キャッツ・アイ』を制作したトムス・エンタテインメントに変更になったが、プロデューサーの諏訪道彦と声優陣は『C.H.』から引き続き担当している。
制作者サイドの都合で、『C.H.』時代には無かった”一致しない絵のタッチ”と”シーンによって顔がまるっきり違って見える”等の奇怪な現象が頻繁に起きてしまい、一番酷い回では冴羽獠の顔形から体型までまるっきり違ったシーンもあったくらいである(特に中盤で目に付く)。そのため、DVDリリースに当たっては、あまりにも酷いカットの見直しがされている。
全50話を放送し、最初の13話はプロローグと位置付けられ、暗殺者グラス・ハートが香瑩(シャンイン)になるまでが語られた。なお、ヒロイン香瑩役の声優は、3,000人の応募があったオーディションで選ばれた川崎真央が務めた。
原作ではパラレルワールドと表現している『C.H.』との関係をアニメではアナザーストーリーと表現している(事前番組 (#0) より)。
アニメでは原作のギャグの大半(特にハンマー・カラス・極楽トンボ)はカットされていたが、39話以降総作画監督が青野厚司に変更されてからはギャグシーンが多くなった。また神谷明、内海賢二共演の際、2人がそれぞれ『北斗の拳』のケンシロウ役、ラオウ役である事から互いの名台詞「我が生涯に一片の悔い無し」「お前はもう死んでいる」を言いあう軽いお遊びも見られた。(42話)
ちなみに、この前後編のヒロイン浅倉朋美役の山本百合子は「北斗の拳」でもヒロイン・ユリアを演じている。 他の回でも池田秀一と潘恵子を競演させるなど、なんとも贅沢なお遊びキャスティングをした。
アニメの『C.H.』では、アニメオリジナルのエピソードがあったが、当作品ではオリジナルのエピソードは一切なく、若干の追加シーンがある他は24話に前半のエピソードをまとめたものがある程度である。
[編集] スタッフ
- 原作:北条司
- チーフプロデューサー:諏訪道彦(読売テレビ)、吉岡昌仁(トムス・エンタテインメント)、植田益朗 (ANIPLEX)
- シリーズ構成:植竹須美男
- キャラクターデザイン、総作画監督:西城隆詞(1 - 24話)→青野厚司(12 - 50話)
- 美術監督:佐藤ヒロム・本田修
- 色彩設計:小林美代子
- 撮影監督:桑良人
- 編集:田熊純
- 音楽:岩崎琢
- 音響監督:長崎行男
- 効果:佐々木純一(アニメサウンドプロダクション)
- 録音制作:AUDIO PLANNING U
- 音楽制作/協力:ソニーミュージックエンタテインメント、アニプレックス、読売テレビエンタープライズ
- プロデューサー:北田修一(よみうりテレビ)、西村政行(トムス・エンタテインメント)、高橋優 (ANIPLEX)
- 監督:平野俊貴
- 製作:エンジェル・ハート製作委員会(よみうりテレビ、トムス・エンタテインメント、ANIPLEX、読売テレビエンタープライズ)
- 著作:©北条司 / YTV・TMS・ANX・YTE
[編集] 主題歌
注:第1話はオープニングテーマもエンディングテーマもサウンドトラックの曲を流した。
[編集] オープニングテーマ
- Finally(第2話 - 第24話)
- Lion(第25話 - 第38話)
- Battlefield of Love(第39話 - 最終話)
- 作詞・作曲・歌:伊沢麻未 / 編曲:DJ CLAZZIQUAI
[編集] エンディングテーマ
- 誰かが君を想ってる(第2話 - 第12話、第14話 - 第19話、第24話、最終話)
- 作詞・歌:Skoop On Somebody / 作曲・編曲:土肥真生 + SOS
- Daydream Tripper(第13話、第20話 - 第23話)
- 作詞:森雪之丞 / 作曲:石井妥師 / 編曲:土橋安騎夫 & 石井妥師 / 歌:U_WAVE
- My Destiny(第25話 - 第41話)
- 作詞・作曲・編曲・歌:カノン
- 哀しみのAngel(第42話 - 第46話)
- 作詞:Satomi / 作曲:羽場仁志 / 編曲:水島康貴 / 歌:稲垣潤一
- FEEL ME(第47話 - 第49話)
- 作詞・作曲:中西圭三 / 編曲:上野圭市 / 歌:中西圭三
[編集] サブタイトル
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[編集] その他
端役やゲストキャラクターのアフレコを有名声優やタレント・アナウンサーが行う事が多い。
- 1・20 - 23話:少女バイオリニスト・茅野夢(川澄綾子)
- 7 - 9話:正道会青龍部隊チーフ・趙(中田譲治)
- 10話:青龍部隊指揮官・張(檜山修之)
- 12話:幼少時の香瑩(金田朋子)
- 14話:女子高生・凪砂(井上麻里奈)
- 15 - 16話:幼稚園児・ターニャ(今野宏美) ターニャの母・イリーナ(児玉孝子)
- 16話:ターニャの父・倉橋克己(山崎たくみ)
- 19話:「玄武門」の女性客(山本舞衣子、日テレアナウンサー)
- 20 - 23話:茅野夢(川澄綾子) 夢の家庭教師・高波遥(湯屋敦子) ドッグウォーカー・風間雅臣(内田直哉)
- 20話&22話:マッドドッグ・夢の父(茶風林)
- 25 - 26話:食堂店主・福留裕介(玉置浩二) 裕介の弟・福留裕司(神奈延年) 福留兄弟の幼馴染・昭美(井上喜久子)
- 27 - 28話:画家・夏目芳樹(古谷徹)
- 29・41話:バー「Kyrie」(キリエ)マスター・信ちゃん(池田秀一)
- 29 - 31話:雑誌編集長、香の実姉・立木小百合(潘恵子)
- 30話:心臓外科医・Dr.シェクリー(家弓家正)
- 32 - 35話:白虎部隊の殺し屋・白蘭(岩男潤子) 隼鷹会幹部・早川俊輔(立木文彦)
- 34 - 35話:朱雀部隊の殺し屋(中尾隆聖)
- 37 - 38話:ミキの母親・サトちゃん(籐子)
- 39話:男性アナウンサー(五十嵐竜馬、読売テレビアナウンサー)
- 39 - 40話:女性アナウンサー(安部まみこ、中京テレビアナウンサー)
- 39 - 41話:女優・ジョイ=ロウ(大本眞基子)
- 41話:バー「ジョナサン」ママ(小宮和枝)
- 42話:女社長(高島雅羅)
- 42 - 43話:ニュースキャスター・浅倉朋美(山本百合子)、 コメンテーター・板東実道(内海賢二)
- 45 - 46話:科学者・チェン(置鮎龍太郎) 傭兵部隊長・マックス(郷里大輔)
- 47 - 49話:占い師・麗泉こと河本麗子(三石琴乃)、警察官・島津省吾(関智一)、島津の妻・スジョン(桑島法子)
- 50話:元戦災孤児の花嫁・スゥチン(ゆかな)、堀田母(池田昌子)、堀田父(大川透)
[編集] 放送局
NNN/NNS基幹局では、ミヤギテレビと広島テレビがネットしていない。
日本テレビ 火曜25:29枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
エンジェルハート
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STVテレビ 月曜25:26〜25:56枠 | ||
エンジェル・ハート
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[編集] ラジオ
NACK5で2005年04月03日より毎週日曜放送のラジオ番組『Heart of Angel』。
1回目より42回目までは『XYZ Ryo's Bar』として、43回目以降は『XYZ 香瑩's cafe』として放送された。
[編集] XYZ Ryo's Bar
全42回。関連の楽曲が多数流されている。 第19回は公開録音が1時間スペシャルとして放送された。最終回は歌だけの構成だった。
- パーソナリティ - 神谷明(40回目まで)
- ゲスト(初出が早い順に記述)
- 麻上洋子 - 第1回、第2回、第41回(バーのマスターの代理としてずっとキャラクターで話していた)
- 伊倉一恵 - 第2回、第10回、第12回
- 川崎真央 - 第3回、第19回、第29回、第40回
- インリン・オブ・ジョイトイ - 第4回
- 小山茉美 - 第6回、第8回
- 玄田哲章 - 第7回、第8回
- 田中秀幸 - 第11回、第12回
- 鷹森淑乃 - 第14回
- 藤田淑子 - 第15回
- 日高のり子 - 第16回
- 佐々木優子 - 第18回
- 山本百合子 - 第21回
- 深雪さなえ - 第22回
- 宇都宮隆・木根尚登 - 第23回、第24回
- カノン - 第31回、第32回
- SkoopOnSomebody - 第33回、第34回
- 尾崎亜美 - 第35回、第36回
- 牧伊織 - 第37回
- 北山陽一 - 第38回
- Sowelu - 第39回
[編集] XYZ 香瑩's cafe
2006年01月22日放送分よりタイトルが変わった。
[編集] 書誌情報
北条司『エンジェル・ハート』新潮社〈BUNCH COMICS〉
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[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- シティーハンター
- F.COMPO - 前の連載作品。
- 新宿
- レストアガレージ251 - 本作中に同作の主人公夢次郎がモブキャラとして登場。また逆に『C.H.』と本作の名脇役となっているカラスが同作に登場している。
- 喫茶キャッツアイ
- 記憶転移
[編集] 外部リンク
- エンジェル・ハート - ytvのアニメ公式サイト
- 北条司公式ホームページ:オーディションの結果