アルゴ・ガルスキー
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アルゴ・ガルスキーは、アニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場する、架空の人物。ネオロシア代表のガンダムファイター。(声:宇垣秀成)
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
宇宙海賊の頭目、巨漢。かつて彼の率いる海賊達は、全宇宙に悪名を轟かせていたが、コロニー警察に捕まってしまったことによって部下と自由を奪われてしまった。
彼は部下の釈放を条件にガンダムファイトへの参戦を強いられており、いうことを聞かせるための小型爆弾を胸につけられている。海賊とは言っても、強い者との戦いを求めていくのがアルゴの目的であり、海賊としては珍しく無益な殺生は行わない主義であった。事実グラハム夫妻が勤務していた宇宙基地に海賊船が衝突した際、妻のノーマ・グラハムがエアに流されそうになり、彼女を助けようとして単身で出るが間に合わず、助けられなかったことを悔やんで涙を流していた。その夫アンドリュー・グラハムには彼が妻を殺したように見えたため憎しみを抱かれるが、「自分が殺したようなものだ」とその罪を重く受け止めていた。このことからもわかるように海賊としては特異な存在だったと言え、前述の通り自分の釈放より部下の釈放を優先していることからも他人思いであることがわかる。普段は寡黙かつ冷静沈着な性格であり、その頼もしさは海賊時代の部下達からも慕われていた。コロニー警察に捕まってからは自由を束縛されていたために戦いだけが彼の自由となり、故に以前より戦いを求めるようになっている。
ネオロシアでドモン・カッシュが投獄された際には、彼の強さを見出した後ネオロシアの方針に背いてガンダムファイトを引き起こすために脱獄の手伝いをするなど、大胆な行動すら取っている。逆に、力量の低いとみた相手とは戦おうとすらしない。2m以上の巨体に見合ったパワーファイトを得意とし、シャイニングガンダムとの初交戦では相手機の左腕部をもぎ取るなどの戦い方も見せた。
一時期はDG細胞に感染してしまうも、ブラック・ジョーカーに浄化されて、シャッフルの紋章を受け継ぎ、シャッフル同盟の一員となる。この際、デビルガンダムの幻影を恐れていた新シャッフル同盟の中で唯一脅えていなかったのはこのアルゴただ一人であり、シャッフル同盟随一の精神の強さが垣間見られる。
ギアナ高地での修行を経て、新必殺技の炸裂・ガイアクラッシャーを編み出し第13回ガンダムファイトに出場。ドモン・カッシュのゴッドガンダムと戦うが、ガイアクラッシャーによってかかる膝の負担が仇となってしまい、あと一歩のところで敗北してしまう。
その後はネオジャパンコロニー内部の死闘に他のシャッフル同盟の4人と共に参加し、勝利に導いている。
[編集] 主な搭乗機
- GF13-013NRボルトガンダム
[編集] 関連項目
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