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アクセプト (バンド) - Wikipedia

アクセプト (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アクセプト
ACCEPT
基本情報
出身地 ドイツ ドイツの旗
ゾーリンゲン
活動期間 1976年~1989年,1993年~1996年,2005年
ジャンル ヘヴィメタル
レーベル G.U.N. Records
ポリグラム
メンバー
ウド・ダークシュナイダー
ウルフ・ホフマン
デイヴィッド・リース
ヨルグ・フィッシャー
ハーマン・フランク
ジム・ステイシー
ピーター・バルテス
フランク・フリードリヒ
ステファン・カウフマン
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アクセプトACCEPT)は、ドイツヘヴィメタルバンド。1970年代より活動を続け、ヘヴィメタルを形作った典型的バンドの一つとして、また欧州・日本で根強い人気を誇るジャーマンメタルの始祖(後にハロウィンが完成させることになる)として最も敬愛されるバンドの一つである。ドイツのハードロックヘヴィメタルバンドとして、スコーピオンズと並び世界的に有名なバンド。

目次

[編集] 経歴

 バンドの母体は非常に個性的な声と風貌(後述)で有名なヴォーカリストであるウド・ダークシュナイダーが1970年代初頭にゾーリンゲンで結成した。その後、彼を慕うミュージシャンが加入・脱退を繰り返す形でメンバーチェンジを繰り返すが、1979年にウルフ・ホフマン(ギター)、ヨルグ・フィッシャー(ギター)、ピーター・バルテス(ベース)と、1stアルバム制作後に加入するステファン・カウフマン(ドラムス)というラインナップを完成させ、アルバム"ACCEPT"でデビューを果たす。

 デビュー・アルバムはいかにも欧州的な叙情派バラードや、後のスピード・メタル路線につながるパワフルな曲など、後の成功を予感させる名曲が満載であったが、2枚目のアルバム"I'm a Rebel"では自分たちの意志ではなかったというアメリカン・ロックを強要され、不本意な作品となった。この時期はまだ商業的な成功にはほど遠かった。

 しかし1981年、3枚目のアルバム"BREAKER"が大きな転機となる。スピード、メロディ、男臭さ、といった現代のジャーマンメタルと呼ばれるバンドたちの必要条件を、このアルバムは全体ではないにせよちりばめていた。折しも英国ではNWOBHMのムーブメントが起こっており、それに呼応する形で彼らの存在が認められていった。このころからマネージメントを引き受けるようになった凄腕マネージャー、ギャビー・ホーク(現在はウルフ・ホフマンの妻でもある)の活躍もあり、ジューダス・プリーストの前座としてワールド・ツアーを行い、ヨーロッパのみならず米国でも高い評価を得る。

 ヨルグ・フィッシャーの脱退(後に復帰。ウルフのインタビューによれば、アルバムでは彼は殆ど演奏していないらしい)、ハーマン・フランクの加入を経て、アルバム"Restless & Wild"、"Balls to the Wall"で彼らのスピード・メタル、ヘヴィメタル・バンドとしての地位が確立される。前者の収録曲である"Fast as a Shark"はスピードにメロディックなツイン・ギターのソロという、現代のジャーマンメタルのお手本であるのみならず当時世界最速の曲の一つであったし、後者のタイトル・トラックは男臭いコーラスを観客が共に吠え、歌うことができる代表的なメタル・アンセムである。

 1984年、英国ドニントンパークで開催された第5回モンスターズ・オブ・ロックへの出演により世界的な名声を得たあと、1985年、不朽の名作とされる"Metal Heart"をリリース。どちらかと言えばスピードより重さを取った曲調が全体を支配しているが、ベートーヴェンの「エリーゼのために」をモチーフにしたソロがあまりにも有名なタイトル曲などはメタル・ファン必聴とされる。このアルバム発売の直後に初の日本公演を行う。絶頂期にあったそのパフォーマンスは本人たちも自認するほどの名演であり、また日本でも彼らの来日を待ちわびていたファンが多かったこともあいまって伝説的なライブとなった。エンディング曲として流れる"Bound to Fail"までを観客が合唱し、ライブ終了後に出てくるファンたちの中には感極まって号泣する者も数多くいたという。この模様は当初6曲入りのライブ・アルバム"Kaizoku-Ban"として発売され好セールスを記録したが、その後完全版"Staying a Life"として大阪公演が再リリースされた(ビデオも存在するが、映像は日本公演のものではない)。ウルフのギター・ソロは自らのソロ・タイムはもちろん、アルバムではフェード・アウトしている"Neon Nights"のエンディングなどで特に秀逸である。また名曲"Princess of the Dawn"では、日本ではあまり知られていない曲だろうと思っていたらしく、観客の大合唱にウドが驚いている様子までが収録されている。

 1986年、"Russian Roulette"リリース。スピードにも回帰したこの傑作アルバムをひっさげて2度目の来日も果たしていた彼らだったが、ウドの脱退というあまりにも衝撃的な事件が起こる。彼の個性的な声はヘヴィ・メタル以外の何者でもない声であり、今後の活動を広げてゆくためにはその声が限界にもなるから…という理由での友好的な脱退であるとアナウンスされた。ウドは自己のバンドU.D.O.を結成し、スピード&パワーにこだわったヘヴィメタル・バンドらしいバンドとして、今も活動している。なお、このバンドの1stアルバム"Animal House"の収録曲は実はACCEPTのメンバーによる作品で、メンバーがプレイしている曲も収録されており、事実上ACCEPTの「幻の」8作目のアルバムと言ってもいい内容だった。(ウド脱退により製作中止されたものと思われる)バンドが楽曲をウドに移譲したことで「友好的な脱退」を印象づけているが、脱退に至った真の理由としては、ウルフ・ホフマンと妻でありマネージャーのギャビーがバンドとしての権利を独占していたことが関係しており、事実上の解雇と言われている。そのためU.D.O.の"Animal House"はウドへの「慰謝料代わり」の作品と言われている。元々ウドと彼を慕って集まるミュージシャンのバンドだったACCEPTをビジネス的に成功させるための過程で、ウドを切り捨てる選択に迫られてしまったようだ。この軋轢は再結成のたびに問題となってゆく。

 その後、ヴォーカリストとしてアメリカ人のデイヴィッド・リースを、またヨルグが再度脱退したためジム・ステイシーを加入させ、1989年にアルバム"Eat the Heat"をリリース。アルバムは佳曲揃いであったが、ウドを脱退させてまで獲得したデイヴィッドの声質があまりウドと変わらなかったこと、またウドの幻影を求めるファンも多かったことから、このアルバムは批判を浴びることとなる。加えて、ステファン・カウフマンが激しいドラミングと長いツアーから背骨の異常をきたし活動不能になる。事ここにいたり、ウルフはバンドの解散を決意。ウルフは彼のもう一つのスペシャリティである写真家に転向、ステファンはU.D.O.をはじめとするジャーマンメタルバンドのプロデューサー(2度目の解散後、ギタリストとして再結成したU.D.O.に加入)として、またピーターはドン・ドッケンのバンドに招かれてそれぞれ活動する。

 ところが、バンド解散後に発表されたライブ・アルバム"Staying a Life"の名演が、皮肉にもファンの再結成を求める声をより強くする結果となる。このアルバムはロックの数あるライブ・アルバムの中でもその演奏、音質(大阪・厚生年金会館)、観客の反応、収録の完全さ、オーバーダビングされていない点などで最高峰に位置するひとつであり、全世界で復帰を求める声が大きくなったのも当然のことだろう。1991年に「引退宣言」をしU.D.O.を解散させたが、再結成により引退を撤回したウド、ウルフ、ピーター、そして体調の戻ったステファンの4人により、1993年、"Objection Overruled"で彼らは復活を果たす。この再結成は歓迎をもって迎えられ、スピードにこだわったこのアルバムは欧州・米国での好セールスを記録する。しかしスタジオはともかく、ライブでも2人目のギタリストを加入させず、彼らの特徴でもあったツイン・ギターが再現されなかったことから、ファンの間にはとまどいも広がるようになる。さらに次作"Death Row"(1994年)は時代に合わせたようなヘヴィ・ロックに転向してしまい、古くからのファンにそっぽを向かれてしまう。さらにステファンの体調が再び悪化し、ステファン・シュヴァルツマン(当時Running Wild ~ U.D.O.)のサポートでツアーを何とか終える。最終作"Predator"(1996年)を完成させる頃には彼らは疲弊しきっていた。完全に「お仕事」になってしまったラスト・ツアーを東京公演で終了し、バンドは2度目の解散。なお"Predator"製作時にウドはステファンをギタリストに転向させ、2人目のギタリストとしてバンドに戻すことを提案したが、ウルフに却下されている。これがU.D.O.再結成の際に、ギタリストとしてのステファン加入への伏線となっている。2度目の解散後、ウド、ステファンは前述の通りU.D.O.を再結成させ現在も活動している。ステファン・シュヴァルツマンも復帰(後に脱退、ハロウィンに一時期加入)。ウルフは写真家としての活動の傍ら、1997年にソロ・アルバム"Classical"を発表。ピーターはジョン・ノーラムのアルバムに参加するなど、セッション活動をしている。

 そして、2005年にロシア・日本・欧州ツアーのため再々結成。ここではステファン・シュヴァルツマンの他、ハーマン・フランクを久々に呼び戻し、ツイン・ギターの構成であった。しかし前述のビジネス上の問題などからウドはU.D.O.の活動にしか興味を持っていない(ウルフのインタビューでの発言)と言われており、一時的なものに終わる可能性が高い。

[編集] 特徴

アクセプトと聞いて多くのメタル・ファンが思い描くのは、ウド・ダークシュナイダーの風貌・声質と、ドイツ空軍が編隊を描くかのような2本のフライングVギターのフォーメイションであろう。1952年生まれのウドは元々オルガン奏者だった(ロックか否かは不明)というが、ある時突然歌うことに目覚めたという。良く言えばヘヴィメタルを歌うために生まれてきたような、悪く言えば怪鳥の絞め殺されるような声(通称・ダミ声)はバンドのアイデンティティでもある。それでいて決して音程を外すというわけではなく、実はなかなか上手い(再結成後は声が出なくなっているが)。また背が低いことと、ドイツのパブからそのまま抜け出してきたような愛嬌のある風貌は他に真似のできないキャラクターであり、フロントマンとして絶大な存在感を発揮する。さらに、彼を慕って集まるミュージシャンたちがこのバンドの母体になったように、飾らない面倒見の良い人柄でも知られており、現在もジャーマンメタルのゴッド・ファザー的存在として多くのバンドたちが彼に対する敬愛の念を隠そうともしない。

ツイン・ギターは初期のバラードや名曲"Fast as a Shark"では両方がハーモニーを奏でる(ツイン・リード)こともあるが、一般的には片方がソロの時には片方がバッキングを弾くということが多く、どちらかと言えばライブのための編成ともいえる。ウルフ・ホフマンのギターはクラシックに多大な影響を受けた現代的なヘヴィメタル・ギターであり、リッチー・ブラックモアの影響を強く受けているが、流麗なソロをちりばめながらも広い音域バンドサウンドを支えるギターという点では故ランディ・ローズと同じ路線のギタリストであると言っても良い。大柄なこともあり、ウドを中心にしてもう一人のギタリスト、ヨルグ・フィッシャー(またはハーマン・フランク)とともに白いフライングVギターを構える姿は象徴的であったが、他の種類のギターも併用していて音質的には特に必須ではなく、むしろ迷彩服や黒いシャツなどの精悍なファッションと共にバンドのイメージとして重要なパーツであると言えよう。

楽曲に関してはメンバー全員のクレジットとなっていて実際の作曲者が分からないが、全体として非常に分かりやすいヘヴィメタルである。アメリカのバンドほど明るくもなく、英国のようなひねりもほとんどない、観客が一体となって歌えるスタイルのメタル・アンセムと呼べる曲が多い。これは現代のジャーマンメタルのバンドたちにも受け継がれている特徴である。また、ごく初期のアルバムに数曲収録されているもの悲しい「泣き」のバラードも見逃せない。彼らが徹底したヨーロッパのハードロックのルーツを持っていることの証であり、これは現代の若いバンドたちにはなかなか真似のできない部分である。なお、これらの一部ではピーター・バルテスが渋いヴォーカルを聴かせる曲もあり、バンドとして変化をつけようとしていたことが伺える。 

これらの要素にステファン・カウフマンのパワフルかつ堅実なドラミングが組み合わさって、重厚にして華麗、スピードとパワーの両立した、ヘヴィメタルのお手本のようなサウンドが完成し、ドイツから登場したヘヴィメタル・バンドとしては初めて世界に名を知られるようになった(スコーピオンズは1970年代前半から活動していた『ハードロック・バンド』であり、へヴィメタルの範疇だけでは活動を総括しきれない)。パワフルでかつ分離の良い音も彼らの特徴の一つであり、黎明期~成熟期のヘヴィメタル・シーンに在ってその地位を確固たるものにした。彼らの活躍なくしてその後にジャーマンメタルの名で語られるバンドたち、ハロウィンブラインド・ガーディアンの登場はあり得なかったし、またアメリカでメタル・ファンに人気を得たドイツ人のバンドとしては、未だにアクセプトの域に達したバンドは現れていない。

[編集] メンバー

  • Vocal:ウド・ダークシュナイダー~デイヴィッド・リース~ウド・ダークシュナイダー
  • Guitar:ウルフ・ホフマン
  • Guitar:ヨルグ・フィッシャー~ハーマン・フランク~ヨルグ・フィッシャー~ジム・ステイシー~(一時不在)~ハーマン・フランク
  • Bass:ピーター・バルテス
  • Drum:フランク・フリードリヒ~ステファン・カウフマン~(サポートメンバー)

[編集] ディスコグラフィー

  • 「殺戮のチェーン・ソー」Accept (1979)
  • I'm a Rebel (1980)
  • 「戦慄の掟」Breaker (1981)
  • 「レストレス・アンド・ワイルド」Restless & Wild (1982)
  • 「ボールズ・トゥ・ザ・ウォール」Balls to the Wall (1984)
  • 「メタル・ハート」Metal Heart (1985)
  • 「ライヴ・イン・ジャパン」Kaizoku-Ban (Live, 1985)
  • 「ロシアン・ルーレット」Russian Roulette (1986)
  • 「イート・ザ・ヒート」Eat the Heat (1989)
  • 「ステイング・ラ・ライフ」Staying a Life (Live, 1990)
  • 「オブジェクション・オーヴァールールド」Objection Overruled (1993)
  • 「デス・ロウ」Death Row (1994)
  • 「プレデター」Predator (1996)
  • 「オール・エリアズ・ワールドワイド」All Areas - Worldwide Live (Live, 1997)
  • The Final Chapter (Live, 1998)

[編集] 公式ウェブサイト

[編集] 関連


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