Rappelz
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Rappelz(ラペルズ)は韓国のNFLAVORが開発し、株式会社ガーラが運営するWindows用のMMORPG。
2006年10月2日にオープンβサービスを開始し、2006年10月25日に正式サービスを開始した。2007年3月13日にはWindows Vista正式対応。アイテム課金制のためプレイは無料。
基本的にはプレイヤーが作成したアバターを操作することでフィールド上のモンスターを倒し、そのときに落とされるアイテムを収集したり、クエストをクリアすることでプレイヤーキャラクターを成長させるMMORPGである。多くのMMORPGと同様、最終的な目標というものは特には定められていない。
本項においては主に日本におけるRappelzについて記述する。 なお2008年6月現在においても、マイナーバージョンアップ(アップデート)が行われており、今後も仕様が変更になる可能性がある。
Rappelz | |
ゲーム開発: | NFLAVOR |
ジャンル: | MMORPG |
ゲームモード: | 多人数型 |
年齢制限: | 全年齢 |
対応機種: | Windows |
メディア: | ダウンロード |
入力装置: | キーボード, マウス |
目次 |
[編集] 世界
[編集] 通貨
ラペルズ内の通貨はルピと呼び、モンスターを倒すことで得ることができる。またモンスターが落としたアイテムやラク(後述)を換金することで得ることができる。
[編集] 主要な地域
- 修練の島
- 修練の島とは、全てのプレイヤーキャラクターが一番最初に現れるフィールド。島の各地にいるNPCの誘導に従い、クエストをこなすことで大まかな世界観や操作方法などをマスターできる。全てのクエストを終了させるか、レベルが18以上になると島を卒業となり、それぞれのキャラクターの属する種族によって各都市へ誘導される。1次転職を完了すれば全てのクエストを終了せずとも島を出ることはできる。またクエストを進めず、ひたすらレベルを上げ続けた場合は強制的に島から転出させられるが、レベルが15以下であれば再び修練の島へ戻ってくることも可能であり、クエストを続けることも可能である。
- 島の中央部に修練者のキャンプがあり、北部に潮香る坂道、北東部に銀杏の森、熱砂の海岸がある。
- ラクシ地方
- 修練の島を卒業したキャラクターのうち、デーヴァに属するキャラクターが最初に帰属する都市ラクシとその周辺地域。ラクシはキャラクターによる露店で特に賑わう。ラクシは2層構造の空中都市でフィールドは直接接続されておらず、テレポーターによって一旦ラクシの錨へテレポートすることでフィールドに出ることができる(従って都市全体としては3層構造となる)。都市周辺には妖精・精霊に属するモンスターが多く配置されている。
- 競売システムが実装されて以来、露店の数は以前と比べると減少している。
- 北東部に古代の遺跡、北部に秋の収穫の森、象牙の塔、妖精の森、リザードマン生息地、西部に魔法実験場、テンプラーヘッドクォーター、セイレンの島、南部に切り株の伐木場がある。リザードマン生息地、セイレンの島へはシクルトから直接テレポートすることができる。
- カタン地方
- 修練の島を卒業したキャラクターのうち、アシュラに属するキャラクターが最初に帰属する都市カタンとその周辺地域。都市周辺をアンデッドキャラクターが多く配置されている。
- 北西部にサイラグ廃墟、アサシンギルド、傲慢の傷跡、沈没の沼地があり北部に火刑場、追悼の墓地、南東部にメシー湖、東部に忘れられたポータルなどがあり、サイラグ廃墟と追悼の墓地へはシクルトから直接テレポートできる。
- ホライズン地方
- 修練の島を卒業したキャラクターのうち、ガイアに属するキャラクターが最初に帰属する都市ホライズンとその周辺地域。都市周辺はポールトリ・パンテラ・トルタスといったBasicクリーチャーが多く配置されている。
- 北東部に第一・第二バルモア炭鉱、北部にヤク牧場、岩塩鉱山、西部に月下の共同墓地、第一・第二月光遺跡、南西部に死霊の祭壇、南部に砂丘の絶壁がある。第一バルモア炭鉱と月下の共同墓地へはシクルトから直接テレポートできる。
- シクルト
- シクルトとは課金アイテムであるシクルトフリーパス(アイテムイベントリ内ではシクルト帰還券となっている)を購入し、各都市に存在するシクルトテレポーターに話しかけることで移動できる都市。他の都市よりも商店で販売されているアイテムが廉価であったり、ラクとブーストチップの交換比率が他の都市に比べて有利である。またシクルトでのみ騎乗用の中級ライディアンを借りることができる。
- また各地方の狩場へ直接テレポートすることもできる。シクルト自体は外部フィールドと接続されていない。
- なおシクルトフリーパスを持っていると、ログアウト中もスタミナが回復するため経験値の獲得に有利である。
- ロンド地方
- ロンドを中心に広がる。周辺を比較的高レベルのモンスターが配置されている。北のラクシと南西のカタン、南東のホライズンのほぼ中央に位置し、それぞれの都市から徒歩で移動することもできる。
- 北部に桜の道を経てパルミル高原、パルミル遺跡、パルライ牧場、東部に針葉樹林を経て水晶の山、セリュー砂漠、東部に青い葦の畑、マルドゥカ監視塔、漆黒の森がある。水晶の山、漆黒の森、パルミル高原へはシクルトから直接テレポートできる。
- マルドゥカ地方
- マレ村が中央にある他は荒廃となった土地。北部には都市遺跡があり、南部にはマルドゥカ監視塔がある。全体的に高レベルのモンスターが配置され、一部のモンスターはスキル(魔法)による攻撃をしかけてくることがある。
- 失われた秘密の島
- 2008年6月10日実装。ロンドのパルミル高原から西に向かった海岸沿いにワープゾーンがあり、そこに入ると失われた秘密の島にテレポートすることができる。
- 一面の雪原で狼型のモンスターが数種いるだけだが、いずれも[++][**]の表記があるようにダンジョンの雑魚・ボス程度の強さを誇るため、ソロで狩ろうと思うならばパルミルダンジョンでソロ狩りができる程度の強さが必要。
- 島の北東・北西・南東・南西の4箇所にダンジョンターヘル・ドラゴニアへの入り口がある。
[編集] ダンジョン
ダンジョンとはフィールドとは別に存在する巨大迷路で、フィールド上に各ダンジョンへの入り口が2箇所ずつ存在する。2つの入り口は1つのダンジョンへ入るための別々の入り口というわけではなく、それぞれが独立したダンジョンを構成している。すなわち全く同じ形状のダンジョンが2つずつ存在する。
ダンジョンはモンスターが数匹徘徊する小部屋と、それぞれをつなぐ通路で構成されている。ただし一定の間隔でダンジョン内を巡回するモンスターもいる(入り口を入ってすぐの部屋にはモンスターは入ってこない)。また小部屋にはそれぞれボスと呼ばれるモンスターがいる部屋もある。
ダンジョン内のモンスターは表記されているレベルよりも強力なものが多く(モンスターの名前の横に「++」「**」「??」などが付記されている)、特にボスは同等レベルのキャラクターなら簡単に殲滅させてしまう強さを誇る。そのためソロでの狩りは困難なため、パーティを組んで戦うことが多い。
ボスは中ボス・大ボスに分けられ、中ボスは一度倒した後20分を経過すると再登場し、大ボスは1時間後に再登場する(「沸く」と表現される)。
- ただしパルミル遺跡のソウルシーカーは、大ボス[??]であるが20分間隔で再登場する。
またダンジョンはギルド戦であるダンジョンシージ・レイドに使用される。このときは通常のダンジョンとは別に、同じマップのシージ・レイド用のダンジョンを使用する。
- 月光遺跡
- 月光遺跡はホライズン西にあり、月光1・月光2と称される。中ボスとしてトランクィラ(トラと略すことが多い。以下同様)、ケロロ、ダトリアン(ダト) 、クレイクォーツ(クレイ)、大ボスとしてオポリア、アブフーバがいる。
- ホライズンから徒歩で移動することもできるが、シクルトから月下の共同墓地へテレポートし、そこから移動することが多い。月光2へは、カタンの哀悼の墓地へテレポートし、北東へ進むほうがより近い。
- 忘れられた坑道
- 忘れられた坑道はホライズン北にあり、坑道1・坑道2と称される。いずれも第二バルモア炭鉱に入り口があり、第一バルモア炭鉱には入り口はない。中ボスはプリズム(猪)、エビスルケールホラー(魚)、クリプティックアタップ(ゴリ)、カニバルベンハム(カニ、69魚)、大ボスはプライマルスクリーム(死神)、タラニダ(蠍)。
- ホライズンから徒歩で移動することもできるが、シクルトから第一バルモア炭鉱へテレポートしてから移動することが多い。ただし大幅なショートカットにはならない。ロンド、あるいは漆黒の森から移動することもできる。ロンドからを除くと距離的にはいずれも変わらない。
- 水晶の谷
- 水晶の谷はロンド西にあり、水晶の山の中腹に入り口がある。水晶1・水晶2と称される。中ボスは黒い復讐者(黒)、クリスタルグラインダー(目玉)、ドラコ、エイリアンブレーン(エイリアン、アンコウ)、大ボスはクリスタルリノ、リキルス(リキ)。
- シクルトから水晶の山へテレポートし、そこから移動することが多い。
- パルミル遺跡
- パルミル遺跡は2007年9月18日に実装された。ロンド北のパルミル高原のさらに北部に入り口がある。パルミル1・パルミル2(パル1・2)と称される。
- ロンドから移動することもできるが、シクルトからパルミル高原へテレポートし、そこから移動することが多い。ただし大幅なショートカットにはならない。
- 中ボスはビッグフットヌアロ(足)、撲殺ハンマー、疾風イラムシ(虫)、黒炎(水晶の黒い復讐者と紛らわしいため黒とは略さない)、キングボーン、アヌビス、忍び寄る悪夢(悪夢、もしくは悪魔)、大ボスはソウルシーカー(鹿)、タキン。(2007年10月現在、特に決まった略称は用いられていないことが多い)
- 内部マップが他のダンジョンに比べ非常に広大な上、ワープゾーンなどもあるため非常に難解。
- パルミル遺跡は小部屋と中部屋・大部屋に分かれ、小部屋は常に3匹のモンスターが配置されているので3-4人の少数パーティで小部屋で乱獲するのが主流になっており、中部屋・大部屋でフル(8人)パーティでの乱獲や、ボスを対象にしたパーティ狩りは行われていないことが多い。
- ターヘル・ドラゴニア
- 2008年6月10日のアップデートで実装。ターヘル・ドラゴニアのみダンジョンは1つしかない。
- 失われた秘密の島にターヘル・ドラゴニアへの入り口がある。入り口は失われた秘密に4箇所あるが、いずれも同じダンジョンへの入り口となっている。内部マップは非常に簡単で、全ダンジョン中最も狭い。
- ここのモンスターは他のダンジョンと違い[+++][***][???]で構成されており、他のダンジョンのモンスターとは一線を画す。
[編集] プレイヤーキャラクター
プレイヤーキャラクターはプレイヤーが操るキャラクターで、3種類の種族の中から1つを選び、それぞれ性別ごとにに用意された髪型、髪や肌の色、顔つきなどを特定のパターンから組合せることでアバターを作成する。作成したキャラクターはプレイヤーの操るプレイヤーキャラクターとなる。名前は任意でつけることができるが、各サーバー内にすでに存在する名前は使用することができない。
各種族に共通の基本スキルを習得し、レベル10、ジョブレベル10を達成すれば1次転職によって戦士、術者、召喚師のいずれかを選択することができ、その職業に特化したスキルを覚えることができる。さらに本体のレベルと1次職のジョブレベルを上げると2次職へ転職することができ、よりその職業へ特化したスキルを憶えることができる。2次職は2007年6月26日に実装された。
[編集] 種族
[編集] デーヴァ
神々しい神の子息 - 神が使わした光の使徒。
- 基本職
- ガイド:少量のHPを回復するスキルを持つ。
- 戦士職
- 1次職
- ファイター:戦士職中もっとも防御に優れる。
- 2次職
- ナイト:盾を使ったスキルが豊富で、壁役として活躍する。
- ウォリアー(ヲと略されることがある。以下同様):モンスターの能力を削ぐスキルが豊富。
- 攻撃が当たった直後に攻撃スキルを発動し、攻撃が当たったあとのモーションをキャンセルする「スキルコンボ」を使いこなすことが重要。スキルが当たったあとのモーションをさらに別の攻撃スキルによってキャンセルさせることもある。また前衛職の中では防御力がもっとも高いため、モンスターの攻撃を引き受ける壁としての活躍が望まれる。
- 術師職
- 1次職
- クレリック:回復・支援に特化した術師職。
- 2次職
- メイジ:回復魔法だけでなく、攻撃魔法にも優れる。
- プリースト:回復魔法に特化し、パーティー全員のHPを回復させるスキルを持つ。
- どちらも回復魔法に特化しているため、ほとんどのパーティで必須の職業。その役割上魔法を連発するためMP管理が重要となる。
- 回復魔法・支援魔法(バフ)のスキルカードの合成が重要であるが、スキルカードは需要も高いため高額であり、またMP管理上MP回復アイテムを自前で用意する必要があることから、金銭的に厳しくなる傾向がある。
- 召還術師職
- 1次職
- テイマー:クリーチャーの回復スキルを持ち、クリーチャーの能力を引き出すことができるスキルを持つ。
- 2次職
- ブリーダー(鰤):ペットを2体同時に召還することができるようになり、ソロ狩り性能が非常に伸びる。
[編集] アシュラ
闇の神の使徒 - 光とは相反する闇よりの使徒。
- 基本職
- ステッパー:一定時間攻撃を回避するスキルを持つ。
- 戦士職
- 1次職
- ストライダー:攻撃速度・回避に特化した戦士職。
- 2次職
- アサシン:若干防御に難があるものの、火力は最大。潜伏を上手く使うことで多様な活躍ができる。
- 片手長剣や短剣を両手に装備し、攻撃回数を増やすことで与えるダメージの増加をはかる二刀流が全て。
- レンジャー:弓を使った遠隔攻撃に優れる。攻撃力に劣るが攻撃速度に優れる石弓の攻撃力を伸ばすスキルを持つ。
- 術師職
- 1次職
- マジシャン:攻撃魔法に特化した魔法職。
- 2次職
- ソーサラー:さらに高度な攻撃魔法を使用できる。
- ダークマジシャン(DM):死体を利用した魔法、モンスターの能力を削ぐ魔法に優れる。
- 遠隔攻撃ができるためパーティでは釣りを任されることが多い。またパーティでは火力全開で攻撃するとモンスターのターゲット(タゲ)を取ってしまい、防御力の低い術師職は被ダメージ量が前衛職に比べ多いため、回復職の負担が増えてしまうので火力を抑えて攻撃せざるを得ず、そのためパーティではあまり歓迎されない傾向にある(これは少数パーティで顕著となる)。
- 召還術師職
- 1次職
- サマナー:ペットを回復させるスキルを持たないものの、クリーチャーの戦闘能力を最大限に引き出す。
- 2次職
- バトルサマナー(BS):ペットに対するパーティートグル型のバフを持つため、パーティー全体のペットの能力を引き上げることができるようになる。
[編集] ガイア
強靭な力と自然を操る種族 - 遥か昔より地上に存在する種族。
- 基本職
- 放浪者:瞬間的にクリティカル率を上げるスキルを持つ。
- 戦士職
- 1次職
- 闘士:最も瞬発力のある戦士職。
- 2次職
- 重戦士:最も瞬発力があり、気孔を利用したスキルが豊富。
- 狩人:罠を利用したスキルや、全職中もっとも攻撃範囲が広い(長弓使用時)ため遠隔攻撃が得意。攻撃速度に劣るが攻撃力に勝る長弓の攻撃速度を上昇させるスキルを持つ。
- 術師職
- 1次職
- 呪術師:回復・攻撃・支援全てを使いこなす術師。
- 2次職
- 魔道師:より高度な魔法を使いこなすオールラウンダー。
- 魔闘士:両手斧を使用し、接近戦に優れた術師。
- 攻撃力の高い両手斧をメイン武器とし、肉弾戦に優れているが術師職であるため防御力が低く、パーティでは火力を前面に出しすぎるとモンスターのターゲットを取ってしまい、戦士職がターゲットを引き受けるよりも被ダメージ量が増え回復職の負担が大きくなるのであまり喜ばれない。また回復魔法を使うことができるが、クレリック(メイジ・プリースト)と比較して回復量に対し消費MPが非常に大きいため連発することができず、回復職としてパーティに参加することも難しい。一方で他のメンバーの支援を行ったり、モンスターを弱体化させるスキルが豊富なためパーティではメンバーの支援に徹するほうが喜ばれる。
- 召還術師職
- 1次職
- 野獣士:もっとも自己火力に優れた召還師職。
- 2次職
- 魔獣士:もっとも自己火力に優れた召還師職。
- 魔獣士になるとクリーチャーを2体同時に召還することもできるようになるが、双獣召還術の効果時間内でしか行えないこと、また本体火力が高いためクリーチャーを召還するよりも本体で殴る方が早いことなどから、基本的にはあまり好まれない。
- ペットを2体同時に扱うこともできる前衛職という扱い。
デーヴァを選択したキャラクターは1次転職ではファイター・クレリック・テイマーのいずれかを選択する。ここでファイターを選択したキャラクターが2次転職をする場合、ナイトとウォリアーのいずれかを選択する。しかし1次転職でテイマーを選んだ場合2次転職ではブリーダーにしかなることができない。
[編集] 操作方法
プレイヤーキャラクターやクリーチャーはマウスとキーボードで操作する。ほとんどの操作はマウスのみで可能である。画面上のカーソルをマウスで操り、左クリックで移動、会話、攻撃等を行う。マウスを右クリックしながら操作することで視点を変更したり、マウスホイールによって視点の遠近を変更できる。
フィールド上の移動したい場所を左クリックすることで光のターゲットがそこに立ち、キャラクターはそこへ移動しようとする。移動できない場所にはターゲットが立たない。また迂回して移動できる場所であればターゲットを立てることができる場合もあり、キャラクターはそこへ障害物を回避して移動しようとする。
- まれに移動できない場所をキャラクターが通過してしまうことがあるが、これはマップ上のバグである。その場所はモンスターも通過することがあり、本来そのモンスターがいるはずのない場所を徘徊していたりすることもまれにある。
- また同様のバグにより、本来移動できない山頂や水中を移動できる場合もある。きちんと来た場所をたどれば戻ることができるが、もと来た場所を見失ってしまった場合などは帰還の呪文書やシクルト帰還券といったアイテムを所有していないと帰ることができなくなる。
モンスターやオートトラップを左クリックするとモンスターの名前が青地に反転され、もう一度クリックする、あるいはモンスターをダブルクリックするとモンスターの名前が赤地に反転され、プレイヤーキャラクターは攻撃を開始する。遠距離にいる場合は攻撃できる範囲まで近寄って攻撃を開始する。
NPCにターゲットを合わせ(1回目のクリック)、もう一度クリックすることで話しかけることができる。会話できる距離にいない場合はそのNPCのところまで移動する。他のプレイヤーキャラクターをクリックした場合、そのプレイヤーキャラクターのいる場所まで移動する。その途中で相手のキャラクターが移動した場合、プレイヤーキャラクターがクリックした時点でそのキャラクターがいた地点へ移動する。
- NPCとの会話は若干離れた距離からでも可能で、NPCに密着してしまうと他のプレイヤーがNPCをクリックしにくくなるため、少し距離を空けた所から話しかけるのがよい。
その他さまざまな操作は画面の右下にあるコマンドウィンドウより選択することができる。特定の操作はショートカットボタンが登録されており、そのショートカットボタンをショートカット登録欄に登録することもでき、その登録されたボタンをクリックしたり、対応するファンクションキーや数字キーを押すことで使用することができる(テンキーはショートカットの数字に対応していない)。他にチャット入力バーにコマンドを入力することでも実現できる。
[編集] スタミナ
スタミナとはキャラクターステータスの一つであり、スタミナがある程度以上のあればモンスターを倒したときの経験値が通常の2倍得られる(スタミナがなくなると得られる経験値が半減する)。
スタミナはモンスターを倒すことでのみ消費され、時間の経過と共に少しずつ回復する。フィールドよりも都市にいるほうが回復量は多くなる。
- スタミナの消費量は、倒したモンスターのレベルやクラス(雑魚・ボスなど)によって増減し、プレイヤーよりもはるかにレベルの低い敵を倒した場合はスタミナの消費がない。
また通常ログアウト時、スタミナは回復しないが課金アイテムであるシクルトフリーパス、またはテントを購入すればログアウト時も回復するようになる。またテントを購入するとスタミナの上限があがり、またフィールドでも回復量が増加する。その他スタミナを回復させる手段として、クエストをクリアしたときや、イベント開催時にもらえるスタミナPOTを使用すれば500又は1000のスタミナが回復する。
またスタミナセーバーという課金アイテムを使用すれば、スタミナが若干回復し、1時間の間スタミナが消費されなくなる。
スタミナの状態は画面上のプレイヤーステータスウインドウの、経験値の量を表すバーの色で表示される。通常白で表示されているが、スタミナが減ってくるとやや赤っぽくなり、スタミナがなくなると赤で表示される。
なおクリーチャーにスタミナという概念はなく、全てプレイヤーのスタミナ次第でクリーチャーの得る経験値も増減する。
[編集] 成長
プレイヤーキャラクターとしての成長は、キャラクターの成長とプレイヤーの成長(プレイヤースキル=操作技術)に分けることができる。
- キャラクターの成長
モンスターを倒したり、クエストをクリアすることでプレイヤーキャラクターは経験値をつむことができる。経験値は基本経験値とジョブポイント(JP)の2つに分けられ、基本経験値が一定の数値に達するとプレイヤーキャラクターは自動的にレベルが上がる。レベルがあがるごとに、次のレベルに達するまで必要な経験値の量は増加するため、基本的には高レベルなほどレベルは上がりにくくなる傾向にある。
ジョブポイントは、これを消費することでジョブレベルを上げたり、新しいスキルを取得したり、すでに取得しているスキルのレベルを上げることができる。どのスキルをどういう順番で取得するのか、またどういう順番で強化させていくのか、いつジョブレベルを上げていくのかは基本的にプレイヤーにゆだねられる。ただしジョブレベルが一定のレベルに達していないと取得できないスキル、強化できないスキルもあり、獲得したジョブレベルをどのように振り分けるのかでキャラクターの性格もかなり変化する。ジョブポイントの消費はキャンセルできない。 ただし課金アイテムを使用することで、それまで消費したジョブポイントをリセットし再度振り当てることができるようになる。
- ただしジョブレベル(JLV)に費やしたジョブポイントはリセットされない。また2次職になっていた場合、1次職のジョブレベルをあげることはできない。
- 転職
基本職のプレイヤーキャラクターのジョブレベルが10以上になると1次職に転職できる。プレイヤーは戦士職、術師職、召還術師職のいずれかを選択し、それぞれの種族に応じた職に転職できる。
また1次職のプレイヤーキャラクターがレベル50以上、ジョブレベル40以上になると1次職から2次職へと転職できるようになる。2次職で選択できる職業は1次職で選択したものを引き継ぐ必要があるため、戦士職から術師職、召還術師職への転職はできないし、また逆も同様である。また1次職におけるジョブレベルは50まで上げることができるため、可能な限りジョブレベルを最大まで上げてから転職することが勧められる。そうすることで、同じ2次職に転職する際ジョブレベル40で転職したキャラクターとジョブレベル50で転職したキャラクターとでは基本ステータスの数値が異なるため、より高いステータスを持つキャラクターを作ることができる。
- ただしその差が体感できるようになるのはレベル80を超えてからという意見が多く「誤差の範囲」と言い切る人もいる。
[編集] スキル
スキルとはそれぞれの種族、職業によって得られる固有の能力のこと。モンスターを倒したりクエストをクリアすると、経験値とは別にジョブポイントが取得でき、JPを消費することでスキルを取得できる。またキャラクターのレベルとはまた別にジョブレベル (JLV) を上げることで、新しく取得できるスキルが増える。スキルには取得するだけで自動的に能力が増加されるパッシブスキルと、そのスキルを取得し、行使することで初めて効果が得られるアクティブスキルに分かれる。また基本職で取得できる基本スキル、1次職で取得できる1次スキル、2次職で取得できる2次スキルに分けられる。
クリーチャーもそれぞれ固有のスキルを持つ。
一部のスキルにはレベルがあり、レベルを上げると持続時間や効果が増大するが、消費するMPも増大するので必ずしもレベルを上げるほうがよいとは限らない。またスキルカードというアイテムを装備することで該当するスキルの効果を増大させたり、消費MPを減少させることができる。
[編集] 装備
装備品には武器・防具とアクセサリー、装飾品があり、武器・防具・アクセサリーはキャラクターがそれを装備できるレベルが設定されており、それをランクと呼ぶ。
- 1ランクの装備は全てのレベルのキャラクターが装備できる。
- 2ランクの装備はレベル20以上のキャラクターが装備できる。
- 3ランクの装備はレベル50以上のキャラクターが装備できる。
- 4ランクの装備はレベル80以上のキャラクターが装備できる。
- 5ランクの装備はレベル100以上のキャラクターが装備できる。
- 6ランクの装備はレベル120以上のキャラクターが装備できる。
- 5ランク以上の装備はモンスターからのドロップのみで、5ランク以上のアクセサリーは未実装である。
またそれぞれの装備品の強化に使用するキューブは、それぞれの装備品のランクに合わせたものが必要となる。(後述)
装飾品はレベルに関係なく装備することができる。
[編集] PKモード
詳細はプレイヤーキラーを参照
PKとはプレイヤーキラー(Player Killer)のことで、プレイヤーは特定の操作をする(PKモードアイコンをクリックする、もしくはチャットバーにコマンドを入力する)とPKモードがオンとなり、他のプレイヤーキャラクターを攻撃できるようになる。PKモードにあるキャラクターは名前がオレンジで表示され、名前の横に髑髏マークが表示される。これによってフィールド上でのプレイヤー同士の戦闘が可能となる。
- PKモードのキャラクターとPKモードではないキャラクターは相互に攻撃可能で、PKモードのキャラクターによる先制攻撃が必要ではない。また同行しているペットにも攻撃を加えることができる。
- 同一パーティー、同一ギルドに所属するキャラクター同士ではPKモードを利用してPvP(プレイヤー同士の対戦)はできない。
- 都市内部ではPKモードに切り替えることができない。そのため、PKモードにした常態で戦闘不能になるなどし、帰還地へ帰還すると自動的にPKモードは解除される。
PKされ戦闘不能となったキャラクターは、経験値やルピ、アイテム等を失うことはない(反撃されてPKモードのキャラクターが戦闘不能になった場合もペナルティはない)。従って純粋にキャラクター同士の強さを争う個人対戦(PvP)あるいは団体戦(GvG)以外でのPKはゲーム遂行上全く意味がなく、またPKモードは通常はオフにされており、プレイヤーが任意にモードを切り替えない限りはPKモードにはならない。そのためプレイヤーの多くはPKされることを前提に行動していないため、無差別にPKを行うのはよくないという意見がある。一方でPKモードはゲームの仕様として搭載されており、PKモードのキャラクターに攻撃された場合、そのキャラクターには反撃することができるようになっており、非難されるようなことではないという意見もある。
- 女神の祭壇へ寄与することで、一定時間PKされなくなる「女神の祝福」を受けることもできることから、PKを否定する人間はこれを利用すればよいだけ、という意見もある。ただし女神の祝福を受けたキャラクターがPKモードにしたり、PKしてきたキャタクターに反撃すると女神の祝福は効果を失う。
また各都市の近くに設置されている闘技場内では、PKモードにせずともプレイヤー同士の対戦が行える。闘技場では全て一対一の対戦となり、同一ギルド内・パーティ内でも対戦することができる。
闘技場での対戦は双方のキャラクターが闘技場内におり、片方のプレイヤーがもう一方のプレイヤーに対戦を申込み、相手が了承すれば行える。対戦の申込みは相手をクリックし、対戦相手のキャラクターの顔が表示された右上のウインドウで右クリックし、表示されたメニューから行える。一方のキャラクターのHPがなくなるか、一方が闘技場から出てしまったら対戦は終了となる。またこの場合も死亡ペナルティはなく、対戦に勝利した側のモラルポイントも失われない。
- 闘技場内ではモンスターとの戦闘が不可能である。攻撃することもできないし、攻撃を受けることもない。
- 赤ネーム(アカネ)
赤ネームとはPKを行うことによりペナルティを受けた状態のキャラクターを指す。PKを行うとモラルポイントが失われ、行動速度などに制限を受けるペナルティを受ける。この状態になるとモンスターを倒した際得られる経験値の量が減少するため、レベルを上げたくないためにわざと赤ネームにする者もいる。レベルを上げない目的として 1.一定の狩場で狩りを続けたい場合 2.ジョブレベル・スキルレベルをキャラクターのレベルに対して高くしたい場合
- 赤ネームになっても、モンスターを倒したときに獲得できるJPは通常の状態に比べ減少しない。
が挙げられる。 またPKモードのキャラクターよりも極端にレベルの低いキャラクターをPKした場合(初心者狩り)は虐殺数がカウントされる。
モラルポイントはモンスターを倒したり、女神の祭壇へ寄与することで回復できてしまうため、ペナルティが軽すぎるという批判もある。
- MPK
(詳細はMPKを参照)
MPKとはモンスター・プレイヤー・キラーのことをいう。RappelzにおけるMPKは、故意による場合を除けばダンジョン内で発生することが多い。 自発的にプレイヤーを攻撃してくるモンスター(アクティブ)は、プレイヤーが傍を通過すると追いかけてくる。その際、攻撃対象となっているプレイヤーが死亡したり、ログアウト(キャラクターチェンジ)したり、スキルにより姿を消したり(潜伏)するとそのモンスターは元いた場所へ帰還しようとする。その経路上に別のキャラクターがいた場合、そのキャラクターを攻撃し始めることがある。そういったモンスターを多量に引き連れた状態で別のプレイヤーキャラクターの横を通過すること(トレインと称される)は、意図せずともMPKをしてしまう可能性があるため、なるべくその別プレイヤーの付近へ到達する前にキャラクターチェンジをしたりして、ついてきたモンスターを追い払っておくことが勧められている。また別のプレイヤーの横を通過する場合、一言かけるのがマナーとされる。
またパーティーへ合流する場合、多量のモンスターを引き連れたままパーティーの近くに行き、ログアウトするとパーティーメンバーへモンスターのターゲットが移行するため、あまり近寄り過ぎないところでログアウトするほうがよい。
[編集] クリーチャー
クリーチャーとは、一部のモンスターを捕獲(テイミング)することでプレイヤーの支配下に置き、育てることが可能なモンスターキャラクターのことである。通称ペット。 またこれとは別にキャラクター騎乗用のレンタル用クリーチャーがいる(後述)。
- 2008年6月10日のアップデートで、クリーチャーとは別に「ペット」が実装された。
[編集] クリーチャーの一覧
- 雑貨屋でカードを購入できるBasicクリーチャー
- その他のBasicクリーチャー
旧Common
- セイレン:基本形の見た目から幼女と呼ばれることもある。進化させると外見もより大人の女性へ成長する。モンスターの行動を阻害するスキルに優れる。長い髪を利用した(?)中距離物理攻撃ができる。
- レッドピクシー:通称赤ピク。中距離攻撃ができる。赤い光に包まれた小さな妖精のような外見をしている。攻撃範囲がプレイヤーキャラクターより広いため、ファーストアタックをすることでモンスターのターゲットを奪いやすいため、弓職や魔法職などの遠距離攻撃職との相性がよい。
- ブルーピクシー:通称青ピク。他者回復スキルを持ち、中距離攻撃ができる。青い光で包まれた小さな妖精のような外見をしている。
- スケルトン:通称骨。人体の骨格標本のような外見をしている。成長すると防具を身につける。
- オーク:豚と呼ばれることもある。
- イエティ:通称雪。基本形、成長形は舌をベロンとたらした仮面をかぶったような外見をしているが、進化形になると仮面はなくなる。また防御力を上昇させるカードスキルがある。
旧Uncommon
- サラマンダー:俗に皿。二本足で直立するトカゲのような外見をしているが、移動時は四本足で移動する。基本形は非常に愛らしいが、成長形以降は愛らしさが失われる。
- ホークマン:翼とくちばしを持つ人型クリーチャー。二本の足も爪があるなど鳥人といえるような外見をしている。
- Rareクリーチャー
- Uniqueクリーチャー
- ホワイトドラゴン
- ケルベロス:三つ首の犬のような外見をしている。
[編集] クリーチャーのテイム(捕獲)
クリーチャーをテイムするには、捕獲しようとするモンスターに適合したクリーチャーカードを保有していなければならない。クリーチャーカードは大きくBasicカード、Rareカード、Uniqueカードの3つに分類することができ、Basicはさらに3つ(Basic(基本)・Common・Uncommon)に分類することができる。しかし現在Basic・Common・Uncommonという表記はされておらず、全てBasicとして表記されている。以下において区別して記述する必要がある場合「基本」「旧Common」「旧Uncommon」と記述する。
クリーチャーカードは基本的にLV30以上のモンスターからのドロップでのみ入手できるが、Basicカード(基本)はNPCからも購入できる。
テイミングはNPCから購入したカードはレベル30以下(未満?)の、それぞれの種類に応じたモンスターに対して可能で、モンスターからドロップされたカード(旧Common、旧Uncommon、Rare)によってテイミングできるクリーチャーはカードによって指定されているモンスターに対してのみ実行できる。基本、旧Common、旧Uncommon、Rare、Uniqueの順にドロップ率・テイミング率が低くなる。そのため露店における取引価格も後者になるほど高価になる傾向がある。
召還術師職ならばクリーチャーテイミングのスキルレベルを上げることで、その他の職でもクリーチャーテイミングカードを合成することでテイムの成功率を上げることができる。
[編集] クリーチャーの操作
クリーチャーはテイムした後、自身またはNPCによって編成し、呼び出すことで初めて操作できる。クリーチャー編成画面はctrlキーを押しながらYキーを押すことで呼び出すこともできる(ショートカット)。なおクリーチャー編成画面ではクリーチャーにアイテムを装備させることもできる。通常クリーチャーは一体しか編成・呼び出しができないが、召還術師はスキルにより複数のクリーチャーを編成し、また一定時間2体同時に召還することができる。
- クリーチャーの移動
キャラクターが移動するとクリーチャーは基本的に自動で後をついてくる。このときshiftキーを押しながら画面上をクリックすることで、クリーチャーのみを移動させることもできる。ただしその後プレイヤーが移動した場合クリーチャーは付いてこなくなる。なおESCキーを3回押すことでクリーチャーの行動をキャンセルすることができ、クリーチャーが遠くにいた場合はプレイヤーキャラクターの傍に戻ってくる。その後は再びキャラクターの後を付いてくるようになる。
- クリーチャーの攻撃
プレイヤーがモンスターを攻撃する際、クリーチャーにも攻撃させることができる。モンスターにターゲットを合わせた状態でもう一度クリックするとプライヤーキャラクターの攻撃が始まるが、この時にAltキーを押しながらクリックするとクリーチャーのみの攻撃が行われ、Ctrlキーを押しながらクリックするとプレイヤーキャラクターとクリーチャーの合同攻撃となる。
[編集] クリーチャーの成長
クリーチャーを画面上に呼び出した状態で、プレイヤーがモンスターを倒すとプレイヤーと同じ経験値をクリーチャーも得ることができる。プレイヤーがスタミナボーナスを受取っていればクリーチャーもスタミナボーナスを得ることができる。
経験値が一定の量溜まるとレベルが上がり、レベルが上がるとクリーチャーはジョブポイント(JP)を1ずつ得る。それを消費することでスキルを習得し、使用できるようになる。
クリーチャーはレベルが上がると基本形から成長形、進化形と2段階に進化させることができる。基本形から成長形への進化はレベル50に達すると可能になり、成長形から進化形へはレベル100から可能となる。またそれぞれのレベルに達した後も、進化させずにさらにレベルを上げることができ、これをオーバーブリードと呼ぶ。基本形はレベル60まで、成長形はレベル115まで成長させることができ、最大レベルまで達した状態をマックスブリードと呼ぶ。オーバーブリードしている間はレベルが上がるごとにJPがさらに+1ずつ加算される(即ち1つレベルがあがるごとにJPが2ずつ加算される)。またオーバーブリーディングすることで、オーバーブリードパッシブスキルを取得できるようになるため、なるべくオーバーブリードさせることが推奨される。またオーバーブリードされたクリーチャーは種族名の前に+1、+2といった表記がされる。クリーチャーの進化は各都市のNPCに話しかけることで実現できる。
なお基本クリーチャーはレベル61になることはなく、成長クリーチャーはレベル116になることはないため、それぞれの上限レベルに達したらすぐ進化させるほうがよい。
[編集] クリーチャーの復活
HPが0になり、戦闘不能になったクリーチャーを復活させるためには、アイテムを使う、スキルを使って回復させる、NPCに依頼するなどの方法がある。
アイテムにはモンスターがドロップする「復活の書」や課金アイテムの「クリーチャー完全復活の書」があり、課金アイテムを用いると戦闘不能時に失った経験値を全て取り戻すことができる。
スキルにはクレリックの「リザレクション」や魔導師の「蘇生の呪術」、ブルーピクシーの「肉体の復活」がある。いずれもスキルのレベルによって、戦闘不能時に失った経験値の一部が返ってくる。
NPCに依頼することでもクリーチャーの復活ができる。HP,MPを全回復させる方法と、両方とも一部のみを回復させる方法を選択できる。
[編集] クリーチャーの装備
クリーチャーはそれぞれレベルに応じたランクの装備品を装備させることができる。クリーチャーによってそれぞれに装備すると特別な効果を得られる装備が指定されていることがある(例:セイレンに術師用防具を装備させると魔力が上昇する等)が、それ以外の装備をさせることも可能。クリーチャーにアイテムを装備させるには、装備させたい武器や防具、アクセサリーをユニットカードと呼ばれるアイテムと合成し、クリーチャー編成画面で装備させる必要がある。武器や防具に装填されている霊魂石の効果も、クリーチャーのレベルがその制限レベルを超えていれば反映される。
- なお別売りのアイテムを使用することでユニットカードに封印されたアイテムを取り出すことができるが、その場合ユニットカードは消滅してしまう。
ただしクリーチャーがアイテムエキスパートというスキルを取得していない場合、武器や防具そのものの攻撃力・防御力は付与されない。その装備をキューブによって強化した部分や、霊魂石による性能上昇分はスキルを取得していなくても反映される。またクリーチャーがスキルを取得していたとしても、クリーチャーのランク(Basic,Common,Uncommon,Rare,Unique)によって反映される数値が異なる。
[編集] クリーチャーのスキル
クリーチャーはジョブポイント(JP)を消費してスキルを取得することができる。それぞれのクリーチャーによって取得できるスキルは異なり、取得するだけで効果を得られるパッシブスキルと、スキルを行使することで効果を得られるアクティブスキルに分けられる。また基本形で取得できるスキルを基本スキル、成長形で取得できるスキルを1次スキル、進化形で取得できるスキルを2次スキルと言う。
アクティブスキルを行使するにはスキルのショートカットボックスに登録する必要があり、そのボックスを左クリック、あるいはAltキーを押しながら数字キーを押すことで行使できる。攻撃スキルを登録しているボックスを右クリックすると、クールタイム終了後自動で行使するようになる。
クリーチャーにはそれぞれカードスキルと呼ばれるスキルを持ち、このスキルを得たクリーチャーを封じたカードをプレイヤーキャラクターが装備すると、プレイヤーキャラクターのステータスが上昇する。
[編集] 騎乗用クリーチャー
騎乗用クリーチャーはプレイヤーキャラクターが移動する際に騎乗するためのクリーチャーで、職やスキルに関わらず所有することができる。騎乗用クリーチャーには中級ライディアン「砂漠のライディング」と下級ライディアン「夕日のオルニト」「海岸のオルニト」の3種類があり、「砂漠のライディング」「夕日のオルニト」はシクルトの冒険ガイドから、「海岸のオルニト」はシクルト以外の各都市の冒険ガイドからレンタルすることができる。これらに騎乗することでプレイヤーキャラクターは高速な移動が行えるが、騎乗したままではスキルの使用、モンスターへの攻撃などができない。騎乗中にモンスターの攻撃を受けると、落下させられてしまうことがあり、落下すると5秒間身動きが取れなくなる。またダンジョン内では使用できない。
下級ライディアンより中級ライディアンの方が移動速度が速い。また同じ下級ライディアンでも、「夕日のオルニト」のほうが「海岸のオルニト」よりも効果時間が長い。
下級ライディアンは二本足の恐竜のような外見をしており、中級ライディアンはライオンのような姿をしている。 どちらも通常のレンタルで入手したものは茶色っぽい色をしているが、イベントの賞品などで得られる特別なライディアンは青や赤などの違った色をしている。
[編集] ペット
2008年6月10日のアップデートで実装された。現在のところ連れて歩くのみで特に意味はない。
[編集] モンスター
モンスターはフィールド上とダンジョン内部を徘徊している(まれに都市に入り込むことがある)。倒すと画面上から一旦消滅するが、一定時間経過すると再び登場する。そのためフィールド上のモンスターの数はある程度一定に保たれている。
- モンスターのレベル
フィールド及びダンジョンを徘徊するモンスターはそれぞれレベルを有しており、尾プレイヤーキャラクターのレベルと比較してモンスターのレベルのほうがはるかに上であればモンスターの名前は赤文字で表示される。以下モンスターとのレベル差が小さくなるとオレンジ→黄色→白と変化し、逆にモンスターのレベルのほうが低くなるとその差が広がるにつれ水色→青→紫と変化する。 モンスターのレベルがプレイヤーキャラクターよりも上である場合はアイテムやルピ・ラクのドロップ率には変化がないとされるが、モンスターのレベルがプレイヤーキャラクターのレベルよりも5以上低くなるとドロップ率が低下する。そのためドロップアイテムを狙うのであれば水色~白~黄色を対象にするのがよいとされる。 またプレイヤーキャラクターとモンスターのレベルが開きすぎると獲得できる経験値も減少するため、プレイヤーキャラクターと同等レベルのモンスターを狩るほうが効率はよくなる。
- モンスター名の記号
モンスターの一部には名前の後に「*」「++」「**」「??」という記号がつくものがいる。いずれも同じレベルのモンスターよりも強く、「**」「??」は一人ではとても倒せないほどの強さを誇る。
- 「*」フィールドボス。倒すと10分後に再登場する。レアの霊魂石をドロップする。
- 「++」ダンジョンの一般モンスター。レアの霊魂石をドロップする。
- 「**」ダンジョンの中ボス。倒すと20分後に再登場する。
- 「??」ダンジョンの大ボス。各ダンジョンに2体ずつ配置され、倒すと60分後に再登場する。エピックタイプの霊魂石をドロップする。
- アクティブ
モンスターの中にはプレイヤーキャラクターの行動に反応するものがおり、これをアクティブモンスターと呼ぶ。アクティブモンスターはそばに近寄るだけで攻撃してくるが、プレイヤーキャラクターが本体への攻撃(チップをぶつけることも含まれる)以外のどの行動を取っていても、全く反応しないノンアクティブモンスターもいる。アクティブモンスターは名前が赤文字で表示されている。
- リンク
リンクとはあるモンスターを攻撃したときに、そのモンスターの一定範囲内にいる同種モンスターまでもその攻撃に反応してプレイヤーに襲い掛かるという現象のことである。どのモンスターがどうリンクするのかを把握することは非常に重要である。
- クリーチャーカードのドロップ
LV30以上のモンスターであれば、どのモンスターからもクリーチャーカードがドロップされる。モンスターのLVが高いほうが、より高度なクリーチャーカードがドロップされる。
[編集] アイテム
アイテムには装備品、消耗品、クエスト品、カード類、イベント品などがある。
- 装備品
装備品とはプレイヤーキャラクターやクリーチャーに装備させることで効果を得るアイテムで、武器や防具、アクセサリー、装飾品などがある。武器や防具の一部はキャラクターのレベルや種族、職業によって装備できるキャラクターが指定されており、条件の合わない装備は装備することができない。また武器や防具を装備するとプレイヤーキャラクターの外見が変化するので、外見からそのキャラクターのおおまかなレベルが推測できる(4Rの装備をつけている→少なくともレベル80以上である等)。
- ただしキャラクターがレベル100以上であっても、R4までの装備をすることも可能。
装備品は合成・鍛錬することで強化することができる。(後述)
- 消耗品
消耗品とは回復用ポーション、強化用ポーション、HP・MP回復の呪文書、その他の呪文書、課金アイテムのケーキ、その他イベントアイテム(団子、キャンディー)などのことでありNPCからの購入、モンスターからのドロップ、及び露店での購入によって手に入れることができ、使うとなくなってしまう。ほとんどのアイテムはクールタイムというものが設定されており、連続して使用できないようになっている。クールタイムが終了すれば、再び使用できるようになる。
- クエスト品
クエスト品とは「○○を集めて来い」といった内容のクエストを引き受けたときのみモンスターがドロップしたりフィールド上で採集できるアイテムで、該当クエストを保有していない場合そのアイテムを拾うことはできない。また他人に譲渡したり、捨てることができず、通常キャラクターが使用することもできない。
- カード類
カードにはスキルカードとクリーチャーカード、ユニットカードがある。クリーチャーカードの一部とユニットカードは雑貨屋から購入することができ、その他のカードは全てモンスターからのドロップ、あるいは露店から購入することで入手できる。各カードは「○○○C」と略される。○○の部分には、スキルカードであればスキル名、クリーチャーカードであればクリーチャー名(あるいはその省略形)が入る。
スキルカードは+10まで合成可能。(後述)
- キューブ
キューブとはアイテムの強化を行う際必要になるアイテムで、モンスターからのドロップ及び露店でのみ手に入れることができる。キューブ-スキルはスキルカードの合成を行う際に必要で、キューブ-ディフェンスは防具の強化、キューブ-ストライクは武器の強化を行う際に必要となる。しばしば「Q」と略される。
- 本来であればチューブ(cube)の省略は「C」となるはずであるが、カード(card)と紛らわしいため語感で「Q」になったものと思われる。またキューブ-ディフェンスは「QD」と略されるが、キューブ-ストライクを「QS」と略すとキューブ-スキルと紛らわしくなるため、通常キューブ-ストライクは「Q-st」などと表記するか、ランクも合わせて表記する(3RQSなど)。
- 霊魂石
霊魂石とは装備品のスロットに装填することによりプレイヤーステータスを上昇させる効果のあるソウルストーンのことである。モンスターからのドロップ・露店での購入で手に入れることができる。ノーマルタイプとレアタイプ、エピックタイプの3種類があり、また形状によって効果を得られる制限レベルが設定されている。使用中は霊魂力が消耗してゆき、霊魂力が0になると霊魂石の効力はなくなる。霊魂力はラクを使って充填することができる。
- その他
イベント品など。
[編集] アイテムの強化
キャラクターが装備できる武器や防具は合成と鍛錬、霊魂石の装填を行うことができる。またスキルカードを強化(合成)することもできる。
- アイテムの合成
強化とはモンスターがドロップするキューブというアイテムと、武器や防具、スキルカードを合成して性能を向上させるものである。武器を強化させるためにはキューブ-ストライクが必要となり、防具を強化させるためにはキューブ-ディフェンスが必要となる。スキルカードを強化させるためにはキューブ-スキルが必要となる。
キューブ-ストライクとキューブ-ディフェンスには使用できる装備のランクに合わせたランクのものを使用する必要がある。すなわち2ランクの装備には2ランクのキューブのみが使用できる。強化するには合成ウインドウを開き、強化したいアイテムと、そのアイテムと同じランクのキューブを合成させる。
強化されたアイテムには+1、+2といった表記がなされる。武器や防具の強化は+4までは必ず成功するが、+5以上は一定の割合で失敗する。強化に失敗したアイテムは壊れてしまい、そのままでは使用することはできない(商店に売却することはできる)。壊れたアイテムは別のアイテムを用いて、その壊れたアイテムからキューブを取り出すか、あるいは別の課金アイテム(再生の粉)を用いて修復することができる。キューブを取り出した場合壊れたアイテムは消滅する。再生の粉を用いて修復した場合は、壊れる直前の強化レベルの半分の数値のアイテムとなって復活する(少数以下は切り捨てられる)。また壊れた装備に装填されていた霊魂石は消滅する。
安定化の粉という課金アイテムを装備品とキューブと同時に合成ウインドウに入れて合成することでアイテムが壊れることを回避することができるが、この場合も一定の割合で強化に失敗することがあり、強化に失敗した場合強化の数値が半分に減ってしまう。また合成に成功した場合でも安定化の粉は消費される。安定化の粉を使用した場合、強化に失敗しても装填されていた霊魂石は消滅しない。
なお+5以上の武器は、オプションで武器の強化エフェクトを表示させておけば、強化レベルに応じてオーラのようなものが表示される(一部未実装)。 また武器と防具は最大+20まで強化することができる。
スキルカードの強化は、全く同じ2枚のスキルカードとキューブ-スキルを合成することで1ランク上のスキルカードを得られる。スキルカードは+10までの強化が可能で、+5のカードを作成するためには+4のカードが2枚とキューブ-スキルが必要となる。すなわち+5のカードを作成するためには、最低でも同一カード(+1)が15枚と、キューブ-スキルが15個必要となる。なおスキルカードは+1同士の合成であっても失敗することがあり、この場合カードもキューブも全て失われる。
キューブは課金アイテムの「元素」と合成することで、成功率の30%高い古代のキューブを作ることができる。ただし元々の成功率に対して30%の成功率アップであるので、元々の成功率が50%であった場合は50%+30%で80%の成功率になるのではなく、50%x130%で65%の成功率となる。
- アイテムの鍛錬
装備品はNPCに話しかけることで鍛錬することができる。鍛錬できるのは現在装備しているアイテムのみで、1ランクの装備はレベル5まで、2ランク以上の装備はレベル10まで鍛錬することができる。ただし装備品には推奨レベルというものがあり、そのレベルに達していないキャラクターが推奨レベル以上に鍛錬した場合、鍛錬による強化効果のうち一部が付与される。
- 霊魂石の装填
マント・マスク・ベルト以外の装備品には霊魂石(ソウルストーン)を装填するスロットが通常2個ある。両手で使用する武器についてはスロットが4つある。ここへ霊魂石を装填することで、キャラクターのステータスを上昇させることができる。ただしその装備品を使用していると霊魂力が減ってゆき、霊魂力が0%となるとそのステータス上昇効果はなくなる。霊魂力はラクを使って充填できる他、新しい霊魂石を1つ上書きすることで霊魂力は100%まで回復する(全て上書きする必要はない)。
霊魂石にも形状により効果を得られるレベルが設定されており、そのレベルに達しないキャラクターが該当霊魂石の装填されているアイテムを装備していても効果を得られない。また一度装填された霊魂石を取り外すことはできないが、違う石を上書きすることはできる。
クリーチャーが装備できるユニットカードに封印されている武具に装填されているソウルストーンも、クリーチャーの能力値に影響する。この場合もレベルによる制限が存在する。
[編集] ラク
モンスターを倒すとルピ、アイテムの他にラクと呼ばれるものが出現することがある。プレイヤーがネックレスを装備しているとそのネックレスに合成されているカオスストーンにラクが自動的に貯蔵されてゆく(ステータス上は、画面にラクが出現したと同時に加算されている)。
各都市に存在するラクトレーダーに話しかけることで、ラクとブーストチップと交換したり、ルピに両替したりすることができる。また他にもストーン細工師というNPCに話しかけることで、武器や防具に装填された強化石(ソウルストーン)の霊魂力を補充することにも使うことができる。
- カオスストーン
- ネックレス全てに合成されている石で、ここにラクが溜まってゆく。雑貨屋で販売されているアイテムを使用する(アイテムとネックレスを合成させる)ことでネックレスからカオスストーンを取り出すことができ、取り出したカオスストーンは研磨剤と呼ばれる課金アイテムと合成することでレベルを上げることができる。レベルを1あげるごとに貯蔵できるラクの上限数が500ずつ増加する。取り出したカオスストーンをネックレスと合成することで強化が完了する。また取り出したカオスストーンを、同じくカオスストーンを取り出した別のネックレスと合成することもできる。
[編集] ブーストチップ
ブーストチップはモンスターにぶつけて使用することにより効果を得ることのできるアイテムで、これを使用するとモンスターに与えるダメージを100%増加させることができる(つまりダメージ量が2倍になる)。いずれも各都市のラクトレーダーに話しかけ、ラクやルピと交換することで得ることができる。4ランク以上のチップはラクによる直接交換ができず、ルピによる購入のみとなる。
- フォースチップは物理攻撃のダメージ増加。ソウルチップは魔法攻撃のダメージ増加。
- 2008年1月22日のバージョンアップで、物理攻撃・魔法攻撃の両方のダメージを増加させるルナチップが実装された。
- 1ランクチップ - レベル20以上のモンスターに使用すると失敗することがある。
- 2ランクチップ - レベル50以上のモンスターに使用すると失敗することがある。
- 3ランクチップ - レベル80以上のモンスターに使用すると失敗することがある。
- 4ランクチップ - レベル100以上のモンスターに使用すると失敗することがある。
- 5ランクチップ - レベル120以上のモンスターに使用すると失敗することがある。
- 6ランプチップ - 全てのモンスターに有効。
[編集] ソウルストーン(霊魂石)
モンスターを倒すとドロップされるアイテムの一種で、各都市に存在するストーン細工師というNPCに話しかけ、これをスロットのある武器や防具に装填してもらうことでキャラクターのステータスを上昇させることができる(有料)。装填されたソウルストーンは霊魂力というパラメーターを持ち、攻撃したりダメージを受けることで少しずつ減少してゆく。霊魂力がなくなると装填されたソウルストーンは効力を失う。霊魂力はラクを消費して充填することができる。
ソウルストーンには使用できるレベルの制限があり、プレイヤーやクリーチャーのレベルがそのランクに達していなければ、ソウルストーンの石が装填されている装備を身に着けていても、ソウルストーンの効力は発揮されない。 またソウルストーンにはランクがあり、レアタイプのものはベーシックタイプのストーンより1ランク上のストーンと同じ効力がある。Epicタイプのストーンはベーシックタイプのストーンより2ランク上のストーンと同じ効力がある。
ソウルストーンは7種類あり、それぞれに応じたステータスが上昇する。
同一の能力を持つソウルストーンは、両手武器を除いて2つ以上のスロットに同時に装填することはできない。両手武器においては2つまで装填することができる。すでにソウルストーンの装填されているスロットに、新たにソウルストーンを装填することもできる(オーバーライト)が、その場合元から装填されていたソウルストーンは消滅する。また霊魂石を1つでもオーバーライトすると、その装備品の霊魂力は100%に回復する。
またキューブによる強化の際、エンハンスに失敗するとスロットに装填されているソウルストーンは消滅する。 (再生の粉を同時に使用していた場合はソウルストーンは残存する)
[編集] ゲームシステム
その他のシステムについて説明する。
[編集] 地図
画面右上には常に小さな地図が表示されており、プレイヤーの現在地点と向いている方向・視野が表示されている。この地図にカーソルを持っていくと一時的に広範囲の地図が表示される。またこの地図をクリックすると、再びクリックするまで広範囲の地図が表示される。 この小地図にはパーティーメンバーやNPCの位置も合わせて表示される。パーティーメンバーは緑色の点で、NPCはオレンジ色の点で表示されてる。 またプレイ中ALTキーを押しながらMキーを押すと、全ての地方を網羅した全体地図が表示される。この全体地図に表示されている「+」(○の中に+の記号)をクリックすると、現在地点を中心とした近隣地方を表示できる。
[編集] クエスト
クエストとはNPCがプレイヤーに出す様々な依頼のことで、その依頼を引き受けることでクエストを得ることができる。クエストにはさまざまな条件があり、それをクリアし、依頼を引き受けた人物に報告することで報酬を得ることができる。ただし「○○に会いに行け」というクエストの場合は依頼人と報酬を受け渡す人物が別のこともある。クエストの内容としては特定のモンスターを一定数倒すもの、特定のアイテムを集めるものが多い。 ほとんどのクエストはそれ単独で完結するが、いくつかのクエストが連続したストーリーを持つものもある。
またクエストは放棄することもできる。放棄したクエストは再び受けることができる。クエストを終了させるための期限は特に設定されない。2007年8月21日より、クエストを保持できる最大数が20になった。
[編集] オートトラップ
ゲーム開始時に毎回「オートトラップを攻撃しないように」という趣旨の警告文が画面に表示される。オートトラップとはフィールド上に配置された石盤のような形状の物質で、これを攻撃すると「奈落へ落とされる」というペナルティを受ける。これはボット(BOT)と呼ばれる不正プログラム排除のために設置されており、5秒以上攻撃すると警告として移動速度などに10秒間のペナルティを受ける。30秒以上攻撃を続けた場合は不正プログラム使用者として扱われ、そのアカウントの持つキャラクター全てが「奈落」へ移動させられ、移動速度などにペナルティを受ける。
- 間違えて攻撃してしまった場合はESCキーを押せば攻撃は解除される(クリーチャーによる攻撃を解除するためにはESCキーを3回押す必要がある)。
なおBOTを使用しておらず、間違えてペナルティを受けてしまった場合は運営へ連絡することでペナルティを解除してもらえる。ただしあまり繰り返しペナルティを受けているとアカウント停止などの処置が取られることもある。 クリーチャーが攻撃してしまった場合はクリーチャーにペナルティが加えられる。この場合ゲーム内時間(ログイン時間)で24時間を経過するとペナルティは解除される。
- 環境モンスター
環境モンスターとはフィールド上を徘徊する生物のことである。ムーンラビット、タミアス、メガロケロス、ヤクなどがおり、これらはプレイヤーから攻撃ができず、またこれらの生物から攻撃をうけることもない。
[編集] 課金
ポテトと呼ばれる電子マネーを購入することにより、課金アイテムと呼ばれる通常ゲーム内では入手できないアイテムを購入することができ、より有利な条件でゲームを進めることができる。なお一部の課金アイテムはゲーム内で取引することができる。ポテトを購入するにはクレジットカードによる決済の他、コンビニによる決済、ビットキャッシュの購入、ネットバンクによる決済、また携帯による決済(Edy)がある。自らポテトを購入しない、あるいはできないプレイヤーが課金アイテムを購入するにはゲーム内にて取引するしかなく、その場合比較的高額で取引されるため、投入できる現金等が多ければゲーム内においても簡単に多量のルピを獲得することができ、有利な条件でゲームを進めることができてしまう。
また中央銀行にあたるものが存在しないため、ゲーム内通貨(ルピ)の総量は増加の一方にあり、ゲーム内のNPC(ノンプレイヤーキャラクター)による販売が行われていないアイテムについては、インフレ傾向にある。
[編集] 寄与システム
カタン・ラクシ・ホライズン・ロンドの各都市には1つずつ女神の祭壇が設けられている。ここに不要となったアイテムを寄与することでモラルポイントを受取ることができ、モラルポイントが100を超えると「女神の祝福」か「女神の聖水」のいずれかを受取ることができる。ただしルピ・使用中の矢・ブーストチップは寄与することができない。
- 女神の祝福:被ダメージの軽減と、PKプレイヤーからダメージを受けなくなる。ただしPKモードのキャラクターへ反撃したり、自らPKモードに切り替えると解除される。
- 女神の聖水:HPとMPを1000回復できる。クールタイム(同じアイテムを連続して使用できない時間)が15分とやや長め。暗黒の探知薬を合成するために必要。
[編集] 伏字
チャットバーで特定の文字(性的な表現?)を打ち込むと「Rappelz」と自動的に変換される。 例:パチンコ→パRappelz
[編集] ヘイト
ステータスの一つに「ヘイト」と呼ばれる数値がある。これは以前は表示されていたが、2007年11月現在画面上で確認できなくなっている。モンスターはこのヘイトの数字の高いものを攻撃するようになっている。プレイヤーの使用できるスキルの説明文で「ヘイトが高い」と書かれているスキルを使用すると、周囲のモンスターの攻撃が全て自分に向けられる可能性が高くなり、逆に「ヘイトを下げる」と書かれている場合は自分に攻撃していたモンスターの矛先が、他のプレイヤーに向かったり、自分を追いかけていたモンスターは元いた場所に戻っていこうとする。
- スキル「挑発」の効果を増幅させるスキルカード「挑発カード」では具体的に「ヘイト+○○○」(数値失念)の記載がある。
[編集] セキュリティー・パスワード
2007年12月18日のアップデートで実装された機能の一つで、ログイン・パスワードとはまた別にセキュリティー・パスワードの設定が要求されるようになった。これはプレイヤーが作成したキャラクターを削除する際に必要となるもので、操作ミスによるキャラクター削除を防止することができる。プレイヤーの任意により設定しないこともできるが、一旦削除したキャラクターは以降どんな理由があっても復活されないこととなった。
- 2008年6月10日以降、セキュリティパスワードの設定が必須となった。
[編集] オークション(競売)システム
オークションとはユーザー同士で取引する方法の一つ。2008年1月22日のバージョンアップで実装された。各都市に設置されたオーション会場にいる3人のNPCに話しかけることで、出品・入札の両方に参加することができる。出品されているアイテムの内容は、各都市・各NPCで共通なのでどの都市のオークション会場にいるどのNPCに話しかけてもよい。
- 出品
- 出品できる品
- オークションに出品できる品はクエスト品・イベント品・強化に失敗した装備品の残骸以外の取引可能な品に限られる。同じ品を複数出品する場合、通常取引で複数個同時に取り引きできるものは複数個まとめての価格設定となるため、個別に出品したい場合は1個ずつ数量を指定して出品する必要がある。
- 出品価格
- その出品したい品をNPCに売却するときの値段が最低価格となり、それ以上の価額であれば任意で設定することができる。また上限価格を設定することで、その価額での入札があれば自動的に競売を終了させることもできる。
- 出品期間
- ある品をオークションに出品できる期間は6-24時間で、短期(6時間)、中期(12時間)、長期(24時間)を任意に選択できる。
- 保証金
- 出品する際、設定した金額の3-5%を保証金として預け入れなければならない。保証金は出品する期間によって変動する。短期(6時間)の場合は3%、中期(12時間)の場合は4%、長期(24時間)の場合は5%となる。保証金は出品を取り消しした場合以外は返却される。
以上を設定すれば出品することができ、自分が出品した品の状況は出品リストから参照できる。
入札・落札されなかった場合は出品した品と保証金が保存ボックスに保管され、落札された場合は落札金額から3%の手数料を引かれた金額が保存ボックスに保管される。
- 入札
自分が出品したもの以外であればどの品であっても入札することができる。ただし入札にはその商品の入札可能価格を実際にNPCに支払う必要があるため、所持金が足りなければ入札できない。入札最低価格は出品者の設定した最低価額となり、すでに入札がある場合は現在の価額に1%以上(小数点以下切捨て)を上乗せした金額を指定する必要がある。指定しなければ自動的に1%の金額を上乗せした価額で入札される。一度入札した場合出品が取り消されるか、さらに高い価額で入札されないかぎり取り消すことはできない。また出品されている品に上限価額が設定されている場合、その価額を指定することで即決させることができる。自分が入札した品の状況は入札リストから参照できる。
無事に落札できた場合はその商品が、落札できなかった場合は入札時に支払ったルピが保管リストに保存される。
- 保存ボックス
- 保存ボックスに保管された品・ルピは15日間保存されるが、それ以降は消滅し取り出すことができなくなる。
- 問題点
出品した商品に対し、自分は入札することはできないが同一アカウントで作成した別キャラクター、あるいは別アカウントによる別キャラクターであれば入札することができるため、安い値段で出品しておいて別キャラクターで入札することで値段を釣り上げることができる、という点が指摘されている。 一方で露店による販売であれば、パソコンの電源を入れっぱなしにしておく必要があるがオークションに出品すればそういった必要がないため、オークションを歓迎するユーザーも多い。
[編集] レイド
レイドとはダンジョンシージへの参加権をかけて争われるタイムアタックのことで、ダンジョンにいる2体の大ボスを倒す時間を競う。
- 開催期間
毎週月曜日の0時から木曜日の24時に申し込むことができる。また一日に一度を限度にいつでも何度でも行える。ただし日をまたいで終了した場合、レイドが終了した日にレイドを開始することはできない。
- 申請
レイドを行うには、上記開催期間内にギルド(もしくは連合ギルド)マスターがダンジョンの入り口にあるダンジョンストーンに申請する必要がある。レイドに申請するには、ギルドマスターのレベルが各ダンジョンに設定されたダンジョンレベルから20を引いたレベルに達していなければならない。
また月曜日から木曜日までの1週間を通じて、異なるダンジョンへのレイドの申請はできない。例えば一度月光の遺跡のレイドに申請した場合、同じ週に失われた坑道のレイドに申請することはできない。一度申請すると、その週は何度でもそのダンジョンのレイドに挑戦できる。
- シージチーム
レイドに参加するにあたって編成する必要があるパーティーのことで、レイドを申請したギルドのメンバー及び連合ギルドメンバーで構成される。シージチームはレイドに成功、あるいは失敗すると自動的に解散される。レイドタイムアタックに挑戦する場合のシージチームに参加できる人数は、各ダンジョンに設定された入場制限人数の半分となる。
- 各ダンジョンの制限人数
- 月光遺跡:16人
- 忘れられた坑道:32人
- 水晶の谷:64人
- パルミル遺跡:128人
- タイムアタック
レイドはレイドを申し込んだギルドマスターがダンジョンに入ると同時に開始され、シージチームのメンバーは同時にダンジョンへ召還される。レイドは2体の大ボスを倒すまでのタイムを争うが、4時間を超えても終了しない場合や木曜日の24時に達すると自動的にレイド失敗となり、各キャラクターの設定した帰還場所へ戻される。
レイドに使用されるダンジョン内のモンスターは移動速度が2倍に設定され、制御装置のある部屋には守護神というモンスターが配置される。レイド中にモンスターを倒してもルピやアイテムのドロップはなく、経験値とラクだけが加算される。ただし2体目のボスを倒したときのみアイテムがドロップすることがある。
- クエストのアイテム品はドロップする。
レイドに成功した場合、レイドスタートから2体目のボスの死体が消えるまでのタイムが記録され、ダンジョンストーンには同じ週で最もよいタイムが記録される。その中にそのダンジョンで最もよいタイムを出したギルドが、ダンジョンシージに参加することができる。
- 同タイムの場合は先にそのタイムを出したチームが上位となる。
- その他
レイド中は死亡によるペナルティがなく、死亡時に表示されるウインドウの「帰還する」を選択すると、レイドのスタート地点へ移動させられる。また回線が切断された場合もスタート地点へ戻されるが、サーバー自体が落ちた場合はレイドそのものが行われなかったことになる。この場合同じ日に再挑戦することができる。
レイド中は移動系のアイテム(羽、シクルト帰還券、帰還の書)の使用が制限される。レイド中もダンジョンの外に出ることは可能。
[編集] シージ
ダンジョンシージとはレイドタイムアタックでその週にもっともよいタイムを出したギルドと、そのダンジョンを所有しているギルドが参加できるGvG(ギルド対戦)である。しばしばその語感から「CG」と略される。
シージはダンジョンを用いて行われ、シージの参加人数はダンジョンに設定されている制限人数となる。そのダンジョンを所有していたギルドが防衛側、レイドを勝ち抜いたギルドが攻撃側となり、例えば月光遺跡では16人対16人で行われる。 攻撃側はダンジョンの入り口(結界石のある部屋)からスタートし、守備側はダンジョンの大ボスのいる部屋(ダンジョンコアの設置される部屋)からのスタートとなる。ダンジョン内にはモンスターは配置されないが、中ボスのいる部屋(=制御装置のある部屋)には守護神が配置される。守護神はその制御装置を支配している側のギルドに所属する(シージ開始時は防御側)。またその守護神が属する側のギルドのキャラクターであれば、守護神にもバフ・回復スキルをかけることができる。
- ダンジョンコア
ダンジョンコアは、ダンジョンシージ防衛側のスタート地点に設置されており、これを破壊されると攻撃側・防衛側入れ替わってシージが続行される。ダンジョンコアにもバフ・回復スキルを使うことができる。
- 結界石
結界石はダンジョンシージ攻撃側のスタート地点すなわちダンジョンの入り口に設置され、これを破壊されるとシージ攻撃側の敗退が決定される。結界石にもバフ・回復スキルを使うことができる。
- 制御装置
制御装置はダンジョンの中ボスのいる部屋に設置され、ダンジョンシージ開始時は防衛側の守護神が制御装置を守っている。攻撃側は結界石のある部屋にいる守護神を倒し、その死体が消えた後であれば制御装置を操作し、占領することができる。制御装置を占領すると攻撃側の守護神が生成され、復活地点の一つとして認識される。
- 復活地点
キャラクターが相手側のギルドのキャラクターに倒され、行動不能になると復活地点で復活することができる。このときキャラクターは直線距離で最も近い、自陣の制御装置もしくはスタート地点で復活する。
- ダンジョンシージの勝敗のつけかた
勝負は守備側が攻撃側の結界石を破壊した場合、またはシージ開始から2時間が経過したときに決着する。守備側が攻撃側の結界石を破壊した場合は守備側のダンジョン防衛となり、シージ開始から2時間経過した場合はその時点で守備側にいたギルドの勝利となる。
[編集] パーティー
プレイヤーは誰でもパーティー(PT)を組むことができる。そのためにはリーダーがPTを作成し、メンバーとなるキャラクターを招待しなければならない。仲間が一人もいないソロPTを作ることもできる。また同時に二つ以上のPTに所属することはできないため、別のPTに加わるためには現在加入しているPTから脱退するか、PTを一度解散しなければならない。またPTメンバー同士でのみ会話できるPTチャットができる。PTチャットの会話は緑色で表示され、同じPTのメンバーにのみ距離に関わらず表示される。また画面上にPTメンバーが表示され、距離に関わらずHP,MPの状態が表示される。近距離にいるPTメンバーであれば、そのキャラクターにかけられているバフ、共に行動しているクリーチャーとHPやMP、バフの状態も表示することができる。
PTに所属するあるプレイヤーがモンスターを倒した場合、そのとき得られる経験値、ルピ、ラクはモンスターを倒したキャラクターから一定範囲内のPTメンバー全員で按分されるが、経験値はキャラクターのレベルによって若干修正される。同じPTに属するキャラクター同士のレベルが違いすぎると、本来得られるはずの経験値よりも少ない経験値しか入らない、またドロップ効率も悪くなるため、同一PTにおいてはレベルの差は上下10までに限定して募集されることが多い。また一定の範囲内にいないPTメンバーには経験値やアイテム、ラクは配分されない。ドロップアイテムはPTマスターが分配方法を決定できる。
- 個人分配:アイテムを拾ったキャラクターのものになる。
- ランダム:アイテムを拾ったキャラクターから一定範囲内にいるPTメンバーにランダムで分配される。
- 順番配当:(未実装)
PTを組んでモンスターを狩る場合、役割分担がされることが多い。クレリック(メイジ・プリースト)は主に回復役となり、その他の職業は戦力(火力と称される)となる。また遠方からモンスターを引っ張ってくる「釣り」という役割や、敵にチップをぶつける「ピッチャー」という役割もある。それらいずれに属さないキャラクターであったとしても、自らの体力を自分で回復させたり、回復職のMPを回復(MP再生の書を使用)させたりするなど、お互い協力しあう事がPTにおいては重要となる。
- 釣り
釣りとは複数のモンスターのいる場所から、パーティのいる場所までモンスターを連れてくる役割のこと。方法としては(1)弓による遠隔攻撃(2)魔法詠唱によってヘイトを高め、反応したモンスターを釣る(3)低レベルのチップをぶつけてモンスターを釣る、などの方法がある。いっぺんに多量のモンスターを釣ってしまうとPTが全滅する恐れがあるため、なるべく少しずつ釣っておき、PTメンバーがそのモンスターを倒しきったころに次のモンスターを連れてくるのが理想となる。その役割上動き回る必要があるため、足の遅いキャラクターには向かない。
弓を扱える職のキャラクターや魔法を扱える術師職が向いている。また貢献度が目に見えにくい召還術師が命じられることも多い。
部屋の真ん中に陣取り、周囲に沸くモンスターを手当たり次第に狩るスタイル(乱獲)では必要ない場合もある。
- 壁
壁とは主に前衛職が担当しモンスターの攻撃を引き受けて、他の職業のプレイヤーにモンスターのターゲットが行かないようにする役割のことで、必然的に防御力・最大HPの多い前衛職が担当する。他のプレイヤーにターゲットが向かってしまったときに、わざとヘイトの高い行動を取ったり、他のプレイヤーに向かったモンスターに攻撃したりしてターゲットを剥がしたり、また余裕があればMP回復の呪文書を投げることで術師職のMPを回復させたりとできることは意外と多く、スキルも使わずただ単にモンスターを攻撃しているだけのプレイヤーは嫌悪されることもある。またどうしてもモンスターの攻撃を受けることが多いため、防具の強化は必須であり、またターゲットを取るためには攻撃力を上げる必要があるため武器の強化も怠れない。最低でも強化安全圏の(失敗しない範囲の)+4LV10までは上げておくべきとされ、未強化の装備をしているプレイヤーは歓迎されない。
- ピッチャー(チッパーとも)
ピッチャーとは釣り職が釣ってきたモンスターに、ブーストチップを投げる役。モンスターのターゲットが向かいやすいため壁職が担当することが多い。基本的に他のメンバーはブーストチップのかかっているモンスターから順番に攻撃するため、モンスターをどういう順番で倒していくかの主導権を握るのはピッチャーとなる。その際回復職を攻撃しているモンスターを優先させるなどの対応は必須となる。またヘイト管理も必要とされる。
- リンクするモンスターはヘイトを共有するため、常に同じ種類のモンスターをPTに最低1匹張り付かせておくことでヘイトを蓄積させ、モンスターのターゲットを特定のプレイヤーに固定することができるようになる。
またたまにチップを消費したのにモンスターにチップがかかっていない状態(空振り)したり、狩場の都合(モンスターのレベルがチップの上限をやや超えるものがいる場所など)でチップをぶつけても効果が得られない場合などもあり、そういう場合は周囲のフォローも必要となる。またチップを1回で倒しきれなかった場合、2回目を投げて一気に倒してしまうほうがいいのか、それとも投げずにモンスターの体力が尽きるのを待つほうがいいのか、囲まれているモンスターの数や残HP、チップのクールタイムなども計算しつつ使用する必要がある。
- PTではフォースチップはメンバーから回収して使用することがほとんどであり、ソウルチップは術師職個人の負担となることが多い。
- 回復職
回復職とはクレリック、プリースト、メイジを指し、PTの総人数に関わらず最低でも一人は必要な重要職で、可能な限り二人体制が望ましい。壁職を初めとする火力プレイヤーのキャラクターがダメージを受けた場合に回復させることが仕事となる。基本的にメンバーのHPはなるべく満タンを心がけるほうがいいこと、高レベルの回復魔法だとオーバーヒールになる可能性が高いこと、またターゲットを取っているキャラクターに高レベルの回復魔法をかけるとモンスターのターゲットを奪ってしまい(ヘイトが高いため)、モンスターの攻撃を受けてしまうこと、MP消費量の問題等から魔法を使うタイミング、使う魔法のレベルを考慮する必要がある。少ないMP消費で大きな効果を得るために、使用する武器は魔力の大きい両手杖や両手メイスがメインとなり、ソウルストーンも知力石がメインとなる。またスキルカードもなるべく装備しておく必要がある。MPを回復させるためのアイテムが必須。またすることがないときでも万一の事態に備える必要があるため、その場に座ってMPを回復させることが推奨される(そもそも攻撃力が低いので火力としての貢献度も低い)。ただし少数PTなどでは火力としての参加も望まれる。
呪術師系も他者回復スキルを持つので補助的に回復職になることがある。クレリック系以外のキャラクターも、自己回復できるキャラクターはなるべく自己回復スキルを使用したり、ペットの回復スキルも使用して回復職のMP消費を低減させることが重要となる。
- その他
呪師系はバフ(強化・補助スキル)・デバフ(弱体化スキル)要員としての役割も持つ。異なる種族のバフは併用可能なので、併用するとPTの攻撃力、防御力はかなり上昇する。ペットがバフを使える場合はこれも併用するとパーティー全体としての被ダメージ量の減少、攻撃力の増加が期待できる。
その他バフを使えるキャラクターはバフを使用したり、デバフを使用したりすることでPTに貢献することができる。また回復職のMP回復をしたり、自分のHPを回復させることで回復職の負担を減らすなどの協力も推奨される。
[編集] ギルド
レベル20以上でギルドに所属していないキャラクタープレイヤーは、NPCに話しかけ100,000ルピを支払うことでギルドを作成することができる。ギルドを作成したキャラクターはギルドマスターとなり、他のギルドに所属していないキャラクターをギルドに招待することができる。ギルドに所属するとキャラクターの名前の上に所属するギルドのアイコンとギルド名が表示され、また同一ギルドに所属するプレイヤー同士でギルドチャットができる。ギルドチャットは紫色で表示され、同じギルドに所属するメンバーにのみ距離に関係なく表示される。またギルドに所属しなければギルド戦に参加できない。
ギルド戦とはダンジョンの所有権を賭けて争うダンジョンシージ(俗にCGと略される)のことである。これに打ち勝ち、ダンジョンの所有権を得ることができるとそのダンジョンに対して税率を指定でき、そのギルドに所属しない他のプレイヤーがダンジョン内モンスターを狩ったときに落ちる通貨などの一部を蓄えて受け取れる。シージに参加するには予選のレイドタイムアタックに申請し、通過タイム1位のギルドのみ本戦に参加できる。
ギルドを脱退した場合、以後1週間は別のギルドに入ったり、新規にギルドを立ち上げることができなくなる。またギルドがギルド連合から離脱した場合も、以降1週間の間は別のギルドと連合することができない。
[編集] 大規模アップデート情報
- 2007年6月26日 - epic4実装、Rappelz Revolutionとなる。
- 2次職の実装、クリーチャースキルの変更など。
- 2008年6月10日 - epic5実装、Rappelz DragonicAge 1stStageとなる。
- クリーチャースキルの変更など。
[編集] サーバー一覧
- White Dragon
- Salamander
大きく2つのサーバーに分けられ、プレイヤーはいずれかを選択して接続する。それぞれのサーバー内には互いに交流のない同一の世界が繰り広げられている(パラレルワールド)。そのため片方のサーバー内で作成したキャラクターはもう一方のサーバー内には存在しないし、また存在できない(同名の別キャラクターの作成は可能)。 それぞれ「白鯖」「皿鯖」と表記されることが多い。
- epic4実装時にSalamanderサーバーが上位に表示されるように変更されたが、epic5実装時にWhiteDragonサーバーが上位に表示されるように再度変更された。