JALウェイズ
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JALウェイズ(ジャル-、英 JALways)とは、日本の航空会社で、JALグループの構成会社である。前身はジャパンエアチャーター。
目次 |
[編集] 概要
社名 | 株式会社JALウェイズ JALways Co.,Ltd. |
設立 | 1990年10月 |
本社住所 | 東京都品川区東品川 スフィアタワー天王洲 |
従業員数 | 2,030名 |
資本金 | 3,000,000,000円 (日本航空100%) |
航空会社コード | JAZ/JO |
無線呼出名称 (コールサイン) |
J-WAYS(ジェイウェイズ) |
拠点空港 | 成田国際空港 (使用:第2旅客ターミナル) |
[編集] 歴史
1991年より「ジャパンエアチャーター(JAZ)」の社名でチャーター便の運航を開始した。タイに訓練拠点を持ちタイ人の客室乗務員を多数採用することで運行コストを下げることが別会社を作った大きな目的の1つであったが、タイ人を採用したのは接客に定評があることと、日本から多数の直行便が就航しており、乗員の行き来がしやすいという理由もあった。また、パイロットも外国籍のパイロットが多い。
コスト低減に貢献した上に、タイ人を主体としたサービスも好評なことから後にチャーター便だけではなく、「リゾッチャ」サービスが実施される日本航空のリゾート路線を中心に定期便を運航するまでになった。現在はフィリピン人の客室乗務員も採用している。
なお、JALウェイズの現在の客室乗務員の制服のブラウスの色が黄色(ちなみに日本航空の客室乗務員はJALウェイズと同じ制服に白いブラウスを使用している)であるのは、タイにおいて黄色が王室の色であると同時に、この色の衣服を着用すること自体が同国の王室への敬意を表す意味があるため、あえてこの色を選んだからという噂がある。
外国人のJALウェイズ籍の運航乗務員が747-400への乗務も開始された。
[編集] 路線
- 東京(成田)・名古屋(中部)・大阪(関西)-ホノルル (一部JALによる運航)
- 東京(成田)-コナ (コナ→成田はホノルル経由)(JALによる運航)
- 東京(成田)・大阪(関西)-グアム (JALによる運航)
- 東京(成田)・名古屋(中部)・大阪(関西)-バンコク (JALによる運航)
- 東京(成田)-ホーチミン (JALによる運航)
- 東京(成田)・大阪(関西)-デンパサール (JALによる運航)
- 東京(成田)-ニューデリー (JALによる運航)
- 東京(成田)-シドニー
- 東京(成田)-ブリスベン
[編集] 機材
ボーイング747-300と同-400が主である。その他にも日本航空との共通事業機材である、ボーイング767や777も運航している。
[編集] サービス
[編集] ファーストクラス・エグゼクティブクラス
JAL ways でも、JALインターナショナル同様にファーストクラス・エグゼクティブクラスの上級クラスのサービスも行っている。JALインターナショナルとほぼ同等のサービスが提供されるが、エグゼクティブクラスではタイ人CAも多く担当しており、難しい日本語が通じないことや、マニュアル通りでサービスに融通効かないこともあるのがマイナス面として指摘されている。一方で、タイ人CAの明るい接客対応には一定の評価もある。 尚、現在は、積極的に元JALにて客室乗務員を経験した「経験者採用枠(契約制)」にも力を入れており、こういった日本人乗務員とタイ人との混成編成により、タイ人の弱い語学面でのサービス強化に力を入れている。
[編集] エコノミークラス
エコノミークラスはどの航空会社でも、形式的なサービスがほとんどであることに加え、タイ人CAの明るい接客対応が好評を博していることから、評価は高い。なお、747-300にはシートテレビを装備しないためハード面のサービスにやや遅れをとっている。
[編集] JALグループ企業 (グループ企業のうち、航空事業者)
◎JALグループは国際航空連合(アライアンス)「ワンワールド」に加盟しているが、※のある航空会社は経営施策上ワンワールドには加盟していない。
- 日本航空(持株会社)
- 日本航空インターナショナル(JAL)
- 日本トランスオーシャン航空(JTA)
- JALエクスプレス(JEX)
- JALウェイズ(JAZ)
- ジェイエア(J-AIR)
- (「運送の共同引受」により全便をJAL便として運航。法人名として表記する以外は対外的には「ジェイ・エア」を使用)
[編集] 事故
- 2005年8月12日:マクドネル・ダグラスDC-10で運行されていた福岡発ホノルル行58便が福岡空港離陸直後にエンジンから出火、市街地に破片が散乱する事故があり、地上にいた2人が負傷した。また、日本航空123便墜落事故から20年後の同じ日に発生したことから、ニュースでも大きく報道された。(JALウェイズ機エンジン爆発事故)
- 2006年2月28日:ボーイング747で運行されていたホノルル発成田行71便が太平洋上で乱気流に巻き込まれる事故があり、乗客2人が負傷した。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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日本航空グループ | 日本航空インターナショナル (JAL) - JALウェイズ (JAZ) - JALエクスプレス (JEX) - 日本トランスオーシャン航空 (JTA) - 日本エアコミューター (JAC) - ジェイエア (J-AIR) - 北海道エアシステム (HAC) - 琉球エアーコミューター (RAC) |
全日本空輸グループ | 全日本空輸 (ANA) - エアーニッポン (ANK) - エアーニッポンネットワーク (AKX) - エアーセントラル (CRF) - エアーネクスト (NXA) - エアージャパン (AJX) |
その他新興航空会社 | スカイマーク (SKY) - 北海道国際航空 (ADO) - スカイネットアジア航空 (SNA) - スターフライヤー (SFJ) |
その他独立コミューター航空会社 | オリエンタルエアブリッジ (ORC) - 天草エアライン (AMX) - アイベックスエアラインズ (IBX) - 旭伸航空 (KOK) - 新中央航空 - エアトランセ - 東邦航空 - エアードルフィン |
貨物航空会社 | 日本貨物航空 (NCA) - ギャラクシーエアラインズ (GXY) |
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アジア・オセアニア | 日本航空 - キャセイパシフィック航空 - ロイヤル・ヨルダン航空 - カンタス航空 |
ヨーロッパ | ブリティッシュ・エアウェイズ - フィンランド航空 - イベリア航空 - マレーヴ・ハンガリー航空 |
南北アメリカ | アメリカン航空 - ラン航空 |
加盟予定 | メキシカーナ航空 |
かつて加盟していた航空会社 | カナディアン航空 - エアリンガス |