infix
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infix | |
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基本情報 | |
出身地 | 日本 |
ジャンル | ロック |
活動期間 | 1992年 - |
レーベル | バンダイビジュアル (1992年) アポロン (1992年 - 1998年) 徳間ジャパンコミュニケーションズ (1998年 - 2001年?) ネオプレックス (2004年? - 2006年?) |
事務所 | INFRIENDS |
公式サイト | infix official web site |
メンバー | |
長友仍世 (ボーカル) 佐藤晃 (ギター) |
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旧メンバー | |
大神豊治(ドラム) 野間口ヒロシ(ベース) |
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infix(インフィクス)は、1992年3月21日にデビューした、日本のロックバンドである。
目次 |
[編集] バンド名
デビュー前年の1991年に「INFIX(インフィクス)」に変更。片仮名表記で「インフィックス」と“ッ”が入るのは誤り。変更前のバンド名は「THE NEWS」。
アルファベット表記は1993年までは大文字で「INFIX」、もしくは片仮名表記。1994年より小文字の「infix」表記を兼用。1995年より正式に「infix」へ変更。以降、大神、野間口脱退まで「infix」で統一されていた。
2人体制になってからは必ずしもどちらかに限定されておらず、「Infix」と頭文字のみ大文字で表記される時もある。
[編集] メンバー
- 現メンバー
- 旧メンバー
- 大神豊治(おおがみ とよはる)、1967年1月22日生まれ、ドラム、 福岡県出身
- 3rdアルバムまでは「GAMMY大神」名義
- 野間口ヒロシ(のまぐち ひろし)、1968年9月14日生まれ、ベース、福岡県出身
大神、野間口共に1998年に脱退。
[編集] 来歴・エピソード
※日付や数字は、ファンクラブ会報による発表に基づく。
[編集] 1987~1989年(結成~上京)
1987年、福岡県久留米市で前身である「THE NEWS」を結成。当時は5人編成であり、ファンクラブ会報「INFINITY」にも当時の写真が掲載されていた。結成記念ライブでの1500人を皮切りに、小さな会場でも200人を動員するなど、地方のアマチュアバンドとしては相当の人気であった[1]。しかし、「ラジ王」の中で長友がこれらの数字は全てゼロを1つずつ加えた(つまり、ひと桁ずつ下駄を履かせた)数字であると語った。冗談かも知れないが、事務所への売り込みに際して多少の誇張はあったのかも知れない。
九州時代は練習場所を借りる費用もままならず、筑後川の河原や、有明海の海岸で練習していた。男4人でコーラスの練習をする様は異様だったのか、警官に職務質問を受けたこともあるらしい[2]。
また、大神の実家(呉服屋)は比較的広く、しばしば曲作りでメンバーが集まっていた。大神宅で「シンデレラ・タイム」のサビが出来た時に、忘れないようにとすぐ録音していると、丁度サビの部分で大神の父親が怒鳴り込んで来たという話はラジオやライブ等で度々ネタにされている。 1stアルバム「青春楽団」や2ndアルバム「JUST A HERO」には、この他にも大神宅で作られた曲がある。
1989年、長友、佐藤、大神、野間口の4人で上京するも、スカウトマンに騙されていた事が判明。無一文の4人は音楽どころではなくなり、楽器を売り払ったり、アルバイトに勤しむ日々が続く。
[編集] 1990~1992年(活動再開~デビュー)
偶然立ち寄った爬虫類ショップで、食うや食わずの生活に憔悴していた姿を心配され、食事を始めあらゆる施しを受ける(実はこの頃メンバーの中では心中しようという話も起きていた)。更にTHE ALFEEの坂崎幸之助や風見しんごを紹介してもらうなど、音楽活動への人脈的支援を受け、デビューへ向けて急速な追い風となる。
事務所がTHINK(シンク)に決定。
バンド名を「INFIX」と改称。都内ライブサーキットを行う。観客がメンバーの数を下回る会場もあり、苦難の日が続くが、最終日の渋谷エッグマンが予想外の大入り。
レコード会社がバンダイビジュアルに決まる。
関東各地でライブサーキットを行う。観客数が確実に増加していった。東京・大阪・名古屋でライブを行う。観客は名古屋で200人を超え、大阪では400人近く動員した。千秋楽(12月10日)の会場はなんと日本青年館で、デビュー前としては異例であり、更にXのTOSHIがゲスト出演するという豪華なものだった。1230人動員。
3月21日、シングル「Romancing Journey」とアルバム「青春楽団」の同時リリースでデビュー。2ndシングルまで坂崎幸之助がプロデュースした。
続いて長友がJFN系全国ネット(Bライン)「FMナイトストリート~パジャマプレス」月曜日担当となる。この番組の前担当は哀川翔であり、番組を引き継いだ当初は、女性が大半を占めるinfixのファンと哀川のファンである元々の番組リスナーのあまりの違いに戸惑った旨のコメントを残している。同番組は同年3月のFM富士のJFN離脱以降首都圏での聴取が困難となっており、これがinfixの中央での認知が遅れる大きな原因となった。
[編集] 1993~1997年(全盛期)
4月、映画『仮面ライダーZO』の主題歌と挿入歌を担当。続いて4枚目のシングル「WINNERS FOREVER〜勝利者よ〜」がテレビ朝日系アニメ『機動戦士Vガンダム』の主題歌となり、初めてCD売上10万枚を超えた(オリコン最高位38位で、100位圏内に初めてランクイン)。
このヒットにより、テレビ朝日系の音楽番組ミュージックステーションへの出演の話が持ち上がるが、同日に同じレコード会社アポロン所属(当時)の徳永英明、class、KIX-Sの出演が重なり、同一会社から多数の出演はできないため、“序列”でinfixが外されたと長友が何度か語っている。
当時AラインとBラインに分かれていたJFNの深夜枠が統一され、4月より『ラジ王』が新たにスタートした。長友はパジャマプレスに引き続き、月曜日を担当。東京を含む実質的な全国ネットとなる。
また同じく4月から日本テレビ系で放送が開始されたドラマ「西遊記」の主題歌「傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない」と挿入歌「100万光年の彼方」を担当。金曜20時ゴールデンタイムの番組である。ドラマ自体が低視聴率に終わり、残念ながら大ブレイクとはならなかったが、「傷だらけ~」は約30万枚(オリコン最高位:17位)、「100万光年~」は約15万枚(オリコン最高位 30位)と、「WINNERS~」の売上を上回った。またこの両曲のCDジャケットで、小文字表記の「infix」が初めて使用される。しかし、『西遊記』がミュージックステーションの裏番組に当たるため、infixは再び出演の機会を逸する事となり、現在にいたるまで同番組には出演していない。
2月、長友が月曜を担当していた『ラジ王』が終了し、デビューから続けていたラジオレギュラーが一旦途切れる。
フィルム&アコースティックツアー“INFINITY”を敢行(全会場入場無料)。
11枚目のシングル「answer」でNHK「ポップジャム」に出演。地上波での全都道府県ネットの音楽番組出演はこれが初めてである。[3]
[編集] 1998年~(「細胞分裂」~2人体制)
3月14日から3月28日まで『Break the Silence』ツアー。最終日の赤坂BLITZが、4人体制での最後の活動となった。3月31日、研音との契約が終了。この時点ではまだ移籍先は未定であった。
4月1日、infixが充電期間に入る。その2週間後の4月14日、充電期間の間個別に活動することが決まる。大神、野間口の脱退までに4人が集まった最後の日である。7月に発行されたファンクラブ会報「INFINITY」にて、ファンへ大神、野間口の細胞分裂(脱退)が報告された。
10月1日、レコード会社が「徳間ジャパンコミュニケーションズ」、事務所が「ズームリパブリック」に決定、ここに2名体制での“新生infix”がスタートした。
[編集] “オーディエンス”
infixは、自身の音楽活動に対してのファンの呼称として専ら“オーディエンス”という言葉を用いる。但し、ラジオパーソナリティとしての活動や、ラジオ番組そのもののファンに対しては、この語を用いない。
[編集] 代表曲
- 愛が止まらない/微笑の行方(1993年)『仮面ライダーZO』主題歌/挿入歌
- WINNERS FOREVER〜勝利者よ〜(1993年)『機動戦士Vガンダム』エンディングテーマ
- 傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない(1994年)『新・西遊記』主題歌
- Strato Stars〜成層圏の瞳〜(2007年)『ROBO-ONE宇宙大会』主題歌
※上記のうち「微笑みの行方」は現在もinfixのアルバムには未収録、公式サイトには企画盤扱いで掲載という状態となっている。また「愛が止まらない」も2006年に発売されたベストアルバム『WINNERS FOREVER 21st Century』に収録されるまでは同様の扱いとなっていた。
[編集] 出演
infixがレギュラーをつとめた番組。 ※いずれもメインパーソナリティーは長友仍世である。
[編集] パジャマプレス
「FMナイトストリート~パジャマプレス」(JFN Bライン)月曜日担当 1992年4月~1994年3月
[編集] ラジ王
「長友仍世のラジ王」(JFN Aライン)月曜日担当 1994年4月~1995年2月
通常のコーナー
- 1時台
- ラジ王MONDAY'S CLUB
- ラジマン普及委員会
- 2時台
- 世界は成敗成敗
- 企画コーナー
- “東京大中継”(1994年6月20日放送)
- 「パジャマプレス」時代好評だった「おじゃまプレス」を踏襲した中継企画。中継メンバーは、大神、野間口の年下コンビにシャ乱Qのつんく、そしてTOSHI(X JAPAN)の実兄・出山謙一を加えた4名。本来は、中継各所でお宝を隠してリスナーに探させるという企画であったが、スタジオからの指示でつんくが青山霊園で墓石に足をかけて「上・京・物・語」を歌ったり、書店で「エロ本を下さい」と言わせたりと、ハチャメチャな中継となった。ちなみに出山がエロ本、つんくがホモ雑誌を購入。新しいリスナーからは批判的なFAXが届いていたが、「ラジ王」への改編以降おとなしめであった長友が、この放送を機に「パジャマプレス」のノリを取り戻した。
[編集] ナンスル
infixのナントカ・スルメディア(JFN)
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- Romancing Journey(1992年3月21日 BCDA-13)
- 愛しい人へ〜眠れぬ愛しい君へ〜(1992年6月21日 BCDA-15)
- KEEP ON ROCK'N ROLL〜俺達の時代〜(1992年11月12日 APDA-73)
- WINNERS FOREVER〜勝利者よ〜(1993年4月2日 APDA-84)
- 傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない(1994年6月13日 APDA-108)
- 100万光年の彼方(1994年6月13日 APDA-109)
- We're Alive(1995年3月8日 APDA-132)
- Starting Over(1995年7月10日 APDA-147)
- 涙・抱きしめて(1996年1月29日 APDA-166)
- 涙を味方にして(1996年9月21日 APDA-185)
- answer(1997年2月17日 APDA-208)
- STILL ALONE(1998年3月8日 APDA-239)
- Imaginary Girl(1999年4月21日 TKDA-71594)
- RUN FOR…(2000年7月26日 TKCA-71952)
- ROLLING DICE(2001年5月23日 TKCA-72125)
- 風の彼方に〜Live.believe the future〜(2002年4月20日 KIMS-0230)
- JUSTICE〜我ニモマケズ〜(2004年1月1日 RICK-1001)
- ACTIVE BOY(2007年6月27日 FCCF-0002)
[編集] アルバム
- 青春楽団(1992年3月21日 BCCA-20)
- JUST A HERO(1992年11月21日 APCA-71)
- INNOCENT AGE(1993年11月12日 APCA-94)
- MOTHERLAND(1994年7月21日 APCA-113)
- INFINITY(1995年7月24日 APCA-108)
- ANSWER(1997年5月24日 APCA-186)
- Break the Silence(1998年3月5日 APCA-208)
- Naive(2000年2月23日 TKCA-71862)
- thousand dreams(2001年6月27日 TKCA-72152)
- Gold dust Silver moon(2004年7月21日 NPPX55)
[編集] ベストアルバム
- SINGLES 1992~1998(1998年11月20日 APCA-250)
- JAPS -JYOSEI and AKIRA Personal selection-(2001年8月22日 TKCA-72198)
- WINNERS FOREVER 21st century(2006年3月24日 LACA-5506)
[編集] ライブアルバム
- LIVE BY LIVE 2002(2002年12月4日 BNCR-0003)
[編集] ビデオ・DVD
- ビデオ
- Break the Silence Gambling Road '98 1998.3.28 AKASAKA BLITZ Live Complete(1998年 INVC-0001)
- Break the Silence Recording & Tour(1998年 INVC-0002)
- DVD
- index of infix vol.1(2004年10月6日 NPPX58)
[編集] INFIXの逆襲!!
「INFIXの逆襲!!」とは、デビュー前のINFIXがライブ会場などで観客に無料配付したプロモーションカセットテープである。
ここでの“逆襲”とは、インチキスカウトマンに騙されるなどした、そういった業界全体に対して向けられた言葉。
- INFIXの逆襲!! Vol.1
- (1991年4月7日収録)
- 主な内容
- 「ガタガタ物語」ほか
- INFIXの逆襲!! VOL.2
- (1991年6月25日収録)
- 主な内容
- デビュー決定、日本青年館ライブ、F.C.発足等告知
- INFIXの逆襲!! VOL.3
- (1991年9月18日収録)
- 主な内容
- デビューCD発売日決定、ライブ告知
- 収録曲
- 危険なボーダーライン
- 涙のハーバーライト
- Romancing Journey
- 愛しい人へ~眠れる愛しい君へ~
[編集] タイアップ一覧
- 愛が止まらない - 映画『仮面ライダーZO』主題歌
- 微笑みの行方 - 映画『仮面ライダーZO』挿入歌
- WINNERS FOREVER〜勝利者よ〜 - テレビ朝日系アニメ『機動戦士Vガンダム』前期EDテーマ
- 傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない - 日本テレビ系ドラマ『新・西遊記』主題歌
- 100万光年の彼方 - 日本テレビ系ドラマ『新・西遊記』挿入歌
- We're Alive - フジテレビ系『天使のU・B・U・G』OPテーマ
- Get the Truth! - 日本ハムファイターズイメージソング
- Starting Over - 日本テレビ系『紳助のサルでもわかるニュース』EDテーマ
- 涙・抱きしめて - 日本テレビ系ドラマ『奇跡のロマンス』挿入歌
- 涙を味方にして - テレビ東京『P-Walker』EDテーマ
- answer - TBS系『ブロードキャスター』EDテーマ
- STILL ALONE - フジテレビ系ドラマ『甘い結婚』挿入歌
- Imaginary Girl - テレビ東京系アニメ『A.D.POLICE』OPテーマ
- RUN FOR… - テレビ東京系『愛の貧乏脱出大作戦』EDテーマ
- 風の彼方に〜Live.believe the future〜 - テレビ朝日系『さまぁ〜ずと優香の怪しい××貸しちゃうのかよ!!』EDテーマ
- ACTIVE BOY - 「ROBO-ONE」2007年度テーマソング
- Strato Stars〜成層圏の瞳〜TRUTH MIX(アレンジバージョン) - 「ROBO-ONE」宇宙大会公式テーマソング
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- infix official web siteinfix公式サイト