GRAPEVINE

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GRAPEVINE
基本情報
別名	バイン
出身地	日本
ジャンル	ロック
活動期間	1993年 -
レーベル	ポニーキャニオン （1997年 - ）
事務所	ポニーキャニオン
共同作業者	金戸覚 （サポートベース） 高野勲 （サポートキーボード）
公式サイト	www.grapevineonline.jp
メンバー
田中和将 （ボーカル、ギター） 西川弘剛 （ギター） 亀井亨 （ドラムス）
旧メンバー
西原誠 （ベース）
表・話・編・歴

GRAPEVINE（グレイプバイン）は、ボーカル・田中和将、ギター・西川弘剛、ドラムス・亀井亨の3人からなる日本のロックバンドである。1993年結成。レコード会社はポニーキャニオン。

目次 1 概要 2 来歴 3 メンバー 3.1 現メンバー 3.2 サポートメンバー 3.3 元メンバー 4 ディスコグラフィー 4.1 シングル 4.2 オリジナルフルアルバム 4.3 オリジナルミニアルバム 4.4 その他アルバム 4.5 映像作品 5 書籍 6 タイアップ 7 参加作品 8 エピソード 9 外部リンク

[編集] 概要

田中による文学的な歌詞、3人のメロディーメーカーによる曲、また力強いライブでファンを惹きつけるロックバンド。バンド名の由来はMarvin Gayeの"I Heard It Through The Grapevine"から。直訳すると「葡萄のつる」、転じて「よくない噂」という意味も込められている。

[編集] 来歴

1993年、西原誠、西川弘剛らにより大阪で結成。同年に田中和将、翌1994年に亀井亨が加入し、大阪を拠点に精力的に活動を行う。

1997年に東京へ進出、ミニアルバム『覚醒』でデビュー。1999年、3rdシングル「スロウ」でブレイク。同年5月に発表した2ndフルアルバム『Lifetime』では、オリコン初登場3位を獲得。

2001年、結成当時からのリーダーである西原誠が、ジストニア治療に専念するためバンドを一時離脱。翌2002年に復帰するが、同年内をもって脱退。

これまでにシングル20枚とオリジナルアルバム8枚を発表、2007年にメジャーデビュー10周年を迎えた。

[編集] メンバー

[編集] 現メンバー

• 田中和将（たなか かずまさ、1974年1月15日-）ボーカル、ギター、作詞、作曲。兵庫県神戸市出身。O型。FTK&Kでもボーカル、ギター担当。
  • Gibson SG SPECIAL、Fender JAZZMASTER、Epiphone CASINO、Gibson J-50を使用。
  • トレードマークは虹色ストラップ。
• 西川弘剛（にしかわ ひろよし、1969年11月14日-）ギター、作曲。奈良県出身。O型。桃山学院大学卒業。
  • Gibson LES PAUL Junior、Gibson LES PAUL STANDARD、Fender FAT TELEを使用。
  • 愛称は、兄貴、大統領、師匠、ミスターなど。
  • 幼少時代は、F-1レーサーになりたかったらしい。
• 亀井亨（かめい とおる、1972年8月2日-）ドラム、作曲。大阪府出身。O型。桃山学院大学卒業。FTK&Kでもドラム担当。
  • 幼少時代は、タイに住んでいたらしい。

[編集] サポートメンバー

• 金戸覚（かねと　さとる、1966年8月25日- ）ベース。愛媛県出身。A型。元WILLIES APPLE、元JOHN BRIEF、FTK&K。
• 高野勲（たかの　いさお、1969年3月5日-）キーボード。北海道出身。元benzo。

[編集] 元メンバー

• 西原誠 （にしはら　まこと、1969年8月21日-）ベース、作詞、作曲。広島県出身。B型。 THE LATERS、Drop。2002年12月1日脱退。

[編集] ディスコグラフィー

[編集] シングル

1. そら 1997.12.3（2000.3.15にマキシシングルとして再発売）
2. 君を待つ間 1998.4.1.（2000.3.15にマキシシングルとして再発売）
3. 白日 1998.9.2
4. スロウ 1999.1.20
5. 光について 1999.4.21
6. 羽根/JIVE 1999.8.18
7. Reverb 2000.2.2
8. ふれていたい 2000.11.1（初回盤限定8cmCD付）
9. Our Song 2001.1.31
10. discord 2001.6.20（初回盤限定CD-EXTRA付）
11. 風待ち 2001.7.18
12. ナツノヒカリ 2002.6.19
13. BLUE BACK 2002.10.17
14. 会いにいく 2003.9.3
15. ぼくらなら 2003.10.29
16. BREAKTHROUGH 2004.3.3
17. その未来　2005.7.20（初回盤限定8cmCD付）
18. 放浪フリーク　2005.9.21
19. FLY　2006.9.20
20. 指先/COME ON 2007.2.7（1万枚限定生産、DVD付）
21. 超える 2007.10.24
22. ジュブナイル 2008.3.5
23. CORE/wants 2008.5.21

[編集] オリジナルフルアルバム

この項目は発売予定もしくは直後のアルバムに関する情報を扱っています。 ウィキペディアは速報サイトではありません。性急な編集をせず、事実を確認し、正確な記述を心がけてください。また、内容がある程度まとまってから編集を行ってください。

1. 退屈の花 1998.5.20（アナログ盤も同時発売）
2. Lifetime 1999.5.19（アナログ盤も同時発売）
3. Here 2000.3.15（アナログ盤も同時発売）
4. Circulator 2001.8.1
5. another sky 2002.11.20
6. イデアの水槽 2003.12.3
7. déraciné 2005.8.24
8. From a smalltown 2007.3.7（初回盤はDVD付き）
9. Sing 2008.6.18

[編集] オリジナルミニアルバム

1. 覚醒 (GRAPEVINE) 1997.9.19
2. Everyman,everywhere 2004.11.17（初回盤限定ライブDVD付）

[編集] その他アルバム

• Divetime （リミックスアルバム、アナログ盤も同時発売） 1999.8.18
• GRAPEVINE LIVE 2001 NAKED SONGS （ライブアルバム、初回盤限定ライブDVD付） 2002.2.20
• OUTCAST～B-SIDES+RARERITIES～ （カップリング集） 2003.9.18
• Chronology～a young person's guide to Grapevine～（シングル集） 2004.3.17
• 覚醒～10th Anniversary Special Package～　2007.9.19

[編集] 映像作品

• 7 CLIPS（ビデオ(後にDVD化)／ビデオクリップ集）1999.5.19
• GRAPEVINE LIVE 20012ビデオクリップ集）2002.9.4
• 7CLIPS+MORE （DVD／ビデオクリップ集）2005.9.21
• sweet home adabana 2005 （DVD／ライブフィルム）2006.4.5
• GRAPEVINE tour2007 “ママとマスター”FINAL （DVD／ライブフィルム）2007.8.8

[編集] 書籍

• 『書生・田中和将の“とんと、ご無沙汰。”』（田中和将）
• 『田中牛乳』（田中和将）
• 『「ママとマスター」インタビューブック』(ツアー会場・タワーレコードの通信販売のみの限定発売)

[編集] タイアップ

• そら（TBS「BLITZ INDEX」1997年12月オープニングテーマ）
• 君を待つ間（TBS「COUNT DOWN TV」1998年4月エンディングテーマ）
• 白日（NHK-FM「ミュージックスクエア (NHK-FM)」オープニングテーマ）
• スロウ（テレビ朝日「リングの魂」エンディングテーマ）
• 光について（TBS「新ウンナンの気分は上々。」NHK総合「てれごじ。」エンディングテーマ）
• いけすかない（フジテレビ「プロモマニア」エンディングテーマ）
• 羽根（NHK BS-2「新・真夜中の王国」オープニングテーマ）
• ダイヤグラム（テレビ朝日「AFCアジアカップ2000」テーマソング）
• discord（WOWOW「コパ・アメリカ2001」テーマソング）
• （All the young）Yellow（ダンロップ「デジタイヤ」CMソング）
• BLUE BACK（テレビ朝日「さまぁ〜ずと優香の怪しい××貸しちゃうのかよ!!」エンディングテーマ）
• 会いにいく（日本テレビ「TVおじゃマンボウ」エンディングテーマ）
• ぼくらなら（日本テレビ「AX MUSIC-TV」 POWER PLAY）
• Metamorphose（TBS「格闘王」エンディングテーマ）
• アダバナ（テレビ東京「30minutes鬼」エンディングテーマ）
• ノーランズ「恋のハッピー・デート」カバー（サントリー「カロリ」CMソング）
• 指先（日本テレビ「いただきマッスル!」2007年3月エンディングテーマ）
• COME ON(映画「フライ・ダディ」日本版イメージソング)
• 超える（TBS「神さまぁ〜ず」2007年9月・10月エンディングテーマ）
• wants(AT-X「無限の住人」エンディングテーマ)

[編集] 参加作品

• Mellowheadミニアルバム『ラハイナ』収録「ラハイナ-southbound mix-」
• ジョージ・ハリスン追悼トリビュート・アルバム『GentleGuitarDreams』収録「The Light That Had Light the World」（田中&亀井）
• コンピレーションアルバム『aloha all cast presents[12 smile＆pray]あろは』収録「青い魚」
• ザ・コレクターズトリビュート・アルバム『BEAT OFFENDERS A TRIBUTE TO THE COLLECTORS』収録「TEENAGE FRANKENSTEIN」（FT2K'S－現FTK&K）
• Mellowheadアルバム『Mellowhead』収録「ラハイナ２-southbound mix-」
• コンピレーションアルバム『802HAVYROTATIONS J-HITS COMPLATE 96-99』収録「白日」
• スキマスイッチシングル「全力少年」収録「さみしくとも明日を待つ」
• つじあやのシングル「Shiny Day/愛の真夏」
• ユニコーントリビュート・アルバム『ユニコーン・トリビュート』収録「ニッポンへ行くの巻」
• 柳田久美子マキシ･シングル『あなたと私』収録「レモン色の世界」(西川･ギター参加)
• The Ma'amミニアルバム『Always』収録「ハートエイクAZ　with田中和将」

[編集] エピソード

• ボーカルの田中の書く歌詞はデビュー当時から「非常に奥行きがあり、深読みしていけば尽きる事がない文学性を持つ」とメディアから絶賛されているが当の本人は「ストレートに書くと恥ずかしいからちょっと捻ってるだけ」と語っている(過去のROCKIN'ON JAPANインタビューより)
• 「アダバナ」のPVに荒川良々とおぎやはぎとバナナマンが出演している。荒川は田中和将役、バナナマン・日村は西川弘剛役、バナナマン・設楽は亀井亨役で、おぎやはぎ・小木は犯人役、おぎやはぎ・矢作は刑事役である。
• デビューとしては珍しいミニアルバムという形態であったが、それは当時の主流であった8cmシングル、また流行していた12cmシングルでデビューしたくないというメンバーの天邪鬼な性格からきたものだった。その後1st・2ndシングルは8cmで発売するが、3rdシングルからは12cmになり、また1st・2ndシングルに至っては12cmで再発もされている。
• ボーカルの田中はデビュー前、ボーカルの重圧に耐えかね一時失踪。その後、リーダー西原の説得により復帰した。
• ツアーの打ち上げはメンバー、スタッフが裸になり胴上げ、大五郎一気飲みといった過激な内容であったが、最近はあまりない。
• ギターの西川は経済学部卒業であり、以前雑誌でギターを選ぶ際の判断基準を聞かれ、コストパフォーマンスと答えている。
• アルバム「イデアの水槽」のジャケットの写真は利根川で撮影された。
• シングル「BREAKTHROUGH」では、歌詞に「スロウ」、「アイデアのスイートソウル」(「イデアの水槽」に聞こえる)など、過去の作品名が入っている。
• 田中はもともとボーカルでなくギターで入りたかったらしい。そのためギターの腕前は良く、よくライブで西川と掛け合いでギターソロをやっている。
• シングル「超える」のｃ/ｗ「エレウテリア」とは、サミュエル・ベケットの戯曲のひとつで、「自由」を意味する。
• アルバム「From a smalltown」のジャケットの下のほうのものをよく見ると、「株式会社　ヴァル研究所」(駅すぱあとを開発した会社)と書かれている。
• 亀井の携帯の着信音は黒電話。
• PV作品のほとんどがJET(スペースシャワーTV独占PV)である。(「ナツノヒカリ」等、一部例外もある。)
• アルバム「From a smalltown」に収録の「スレドニ・ヴァシュター」は、サキの作品「Sredni Vashtar」をモチーフにしたもの。
• 昔はバンド貯金をしており、そのために銀行に口座も作っていた。ちなみに、田中のCASINOはそのお金で買ってもらった。
• 田中の最近の趣味は「しいたけ栽培」家族でしいたけ狩りに行って以来はまっているようで、日々霧吹きをかけることが楽しみ。
• 西川は西原脱退の際に「ベースがいない音楽があってもいいじゃないか。だから残りなさいよ、君は」「（３人になっても）続ける意味があるのかと考えたとき、自分一人になった時に僕にどんな価値があるのかなと思って。そういうのを知る意味では正直辞めてもいいかなとちょっと思ったんですよ」とコメントしている。
• 音楽性、デビュー時期などの点において、TRICERATOPSと疑似しているといわれる。特に初期は、田中と和田の歌声が今よりも似ており、ブレイクした時期も近かったために、混同されることも多かった。なお、(偶然だと思われるが、)ユニコーン・トリビュートでTRICERATOPS(M-3「ヒゲとボイン」)の次の曲がGRAPEVINE(M-4「ニッポンへ行くの巻」)である。
• アルバム「退屈の花」に収録されている「1&MORE」は、矢野顕子の「ひとつだけ」に感銘を受け、アンサーソングとして書いた曲。
• シングル「君を待つ間」は亀井が初めて作曲した曲である。当時のメンバーはかなりベタホメしたらしい。
• かつてのプロデューサー、根岸孝旨と現在のプロデューサー、長田進はDr.StrangeLoveというユニットで活動している。

[編集] 外部リンク

• GRAPEVINE （ポニーキャニオンによるページ）
• PONYCANYON MUSIC （所属事務所公式ページ）
• GRAPEVINE（ポニーキャニオンによるアーティストページ）