長崎電気軌道1300形電車
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長崎電気軌道1300形電車(ながさきでんききどう1300がたでんしゃ)とは、1987年から1989年にかけ製造された長崎電気軌道の路面電車である。2006年現在、1301から1305までの5編成が存在する。
目次 |
[編集] 概要
基本構造は1200形とほぼ同じである。西鉄北九州線の300形の台車を使い作られた。パンタグラフや側面の車両番号の記載位置などが変更、運転台横の小窓が開く様になった。また車内に手すりが追加され、客席の上下引き違い窓の上部窓も開閉する様になった。全車アルナ工機(現アルナ車両)で作られた。
[編集] 主要諸元
- 製造初年:1987年
- 全長:11.700m
- 全幅:2.250m
- 全高:3.830m
- 自重:15.3t
- 車体構造:全金属製
- 定員(着席):53(28)人
- 出力・駆動方式:38kw×2、吊り掛け式
- 車種:電動客車(ワンマン)
[編集] 各車状況
- 1301:1987年9月竣工
- 1302:1987年9月竣工
- 1303:1988年5月竣工
- 1304:1988年5月竣工
- 1305:1989年6月竣工
[編集] 参考文献
- 『ローカル私鉄車両20年 路面電車・中私鉄編』(JTBパブリッシング・寺田裕一) ISBN 4533047181
- 『日本の路面電車Ⅰ』(JTBパブリッシング・原口隆行) ISBN 4533034209
- 『長崎「電車」が走る街今昔』(JTBパブリッシング・田栗優一) ISBN 4533059872
[編集] 参考サイト
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現役の車両 | |
87形(元西鉄福岡市内線花電車) - 150形(元箱根登山鉄道小田原市内線200形) - 160形 (元西鉄福岡市内線1系) - 201形 - 202形 - 211形 - 300形 - 360形 - 370形 - 500形 - 600形(元熊本市電170形) - 700形(元都電杉並線2000形) - 1050形 (元仙台市電モハ100形) - 2000形 - 1200形 - 1300形 - 1500形(西鉄北九州線600形の機器流用車) - 1700形(700形の機器流用車) - 1800形(西鉄北九州線600形の機器流用車) - 3000形 | |
過去の車両 | |
自社発注4輪単車(1~63) - 120形(元大阪市電) - 80形(元京都市電) - 130形(元阪急北野線) - 110形 - 有明形(各二代目、元西鉄福岡市内線) - 170形 - 800形元東京都電3000形
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