金正哲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金正哲 | |
---|---|
{{{picture-type}}} | |
{{{caption}}} | |
各種表記 | |
チョソングル: | 김정철 |
漢字: | 金正哲 |
平仮名: (日本語読み仮名) |
{{{hiragana}}} |
片仮名: (現地語読み仮名) |
キム・ジョンチョル |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
英語表記: | Kim Jong-chol |
金 正哲(キム・ジョンチョル、1981年9月25日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国の最高指導者金正日の次男。母は大阪鶴橋生まれの在日朝鮮人二世で、帰国した高英姫。同母弟に金正雲、同母妹に金ヨジョンがいる。異母兄 金正男(母成恵琳)。
1996年頃にスイスのインターナショナルスクールに「Pak Cheol」(パク・チョル)という名前で留学していたことが確認されている。スクール内ではバスケットボールを好んでいたとの証言がある。1998年に卒業を前にして突如帰国した。
2006年6月、ドイツを旅行中の様子をフジテレビによって報道された。この旅行は何らかの治療のためだとの観測があった。尚、この旅行中、エリック・クラプトンのコンサートに4日間全て訪れている。その際取材しようとしたら「WHY?」の一点張りだった。2007年には金日成軍事大学で軍事学を修め、金正日総書記の軍視察に同行していたと報じられた。
朝鮮民主主義人民共和国では最高指導者の地位が金日成から実子・金正日に継がれたため、日本、韓国などのメディアでは金正日の後も、指導者の地位が世襲されることを前提にした報道が多い。そのため、日韓のメディアにおいては金正日の後継者が実子のうち誰なのかがしばしば取り沙汰され、実母の故高英姫が偶像化された金正哲の名前が挙げられている。ただ本当に後継者と国内で目されているのであれば、ほんの数人の同行者を伴うだけで外国を歩き回き、外国メディアにその姿を追跡・撮影されつづけることを、朝鮮労働党や朝鮮人民軍の支持者らが黙認するとは考えにくいともいわれる[1]。
[編集] 脚注
- ^ 『朝鮮半島最後の陰謀』 李鍾植, 幻冬舎 ISBN 978-4344013230
[編集] 参考文献
- 河信基(ハ・シンギ)著『金正日の後継者は「在日」の息子』(講談社)