近江鉄道700系電車
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近江鉄道700系電車（おうみてつどう700けいでんしゃ）は、近江鉄道の近郊形電車である。
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[編集] 概要
近江鉄道開業100周年を記念し、また、イベントなどで使用できるように、同社の彦根工場にて、西武401系（クモハ438+クモハ437）を改造して1998年（平成10年）5月12日に竣功し、近江鉄道本線八日市駅の改築竣功記念式と同じ、同年6月13日にデビューした。700系は、同じ種車を改造した800系や820系とは違い、転換式クロスシートや室内灯カバーなど、様々な部分が徹底的に改造されているため、一目見ただけでは800系などと同じ種車であるとは分らない。塗装はクリームを基調とし、赤と青のラインが塗装されている。
登場当時は、その斬新なデザインからは沿線住民の話題となった。現在でも、乗客からは好評を博している。
700系のデザインは、万葉集にも歌われた沿線の蒲生野をイメージしたもので、その中でも歌われている「あかね」を採って、「あかね号」と呼ばれ親しまれている。
彦根工場で2輛編成1本の計2輛が改造され、製造当時には、第2編成として702編成も計画されていたが、2006年現在、製造には至っていない。
固定運用がなく800系や820系と共通運用を組むことから、700系を選んで乗車するのは困難である。そのため、沿線住民からは、「この電車に乗るといいことが起こる」といわれている。
[編集] 在籍編成
- 第1編成（701編成）
- モハ701+モハ1701
[編集] 関連項目
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[編集] 関連商品
Bトレインショーティーで「あかね号」セットが商品化されている。
