諏訪敦彦
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諏訪 敦彦(すわ のぶひろ、1960年5月28日 - )は、広島県広島市出身の映画監督。即興的演出技法で知られる。母校である東京造形大学教授、学長。
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[編集] 来歴
広島県立廿日市高等学校卒業後、かわなかのぶひろの影響で東京造形大学デザイン学科に入学。大学在学中からインディペンデント映画を製作。『はなされるGANG』で、ぴあフィルムフェスティバル入選。
卒業後、石井聰亙や山本政志の作品に携わる傍ら、テレビドキュメンタリーの演出を手がける。
1996年に『2/デュオ』で長編映画監督デビュー。
1999年には『M/OTHER』で、第52回カンヌ国際映画祭の国際批評家連盟賞を審査員全員一致で受賞。第54回毎日映画コンクール脚本賞を受賞。ちなみに助監督を務めていたのは西川美和。
2000年の第3作『H STORY』(主演:町田康)では、アラン・レネ監督の『二十四時間の情事』(原題 Hirosima mon amour ヒロシマ・モナムール)をリメイク。故郷・広島をテーマにしたヌーヴェルヴァーグの代表作をリメイクするという大胆な試みが注目された。 また、この年には石井聰亙監督作品『五条霊戦記 GOJOE』に、原案、俳優として参加している。
2005年の『不完全なふたり』では、フランス人キャスト・スタッフで製作。第58回ロカルノ国際映画祭の国際コンペティション部門で準グランプリにあたる審査員特別賞を受賞した。
2006年には、フランスのオムニバス映画『パリ、ジュテーム』に参加。パリ2区を舞台にした「ヴィクトワール広場」を、脚本・絵コンテまで用意して撮影した。『パリ、ジュテーム』は、第59回カンヌ国際映画祭のある視点部門オープニング上映作品となった。
2002年4月1日母校である東京造形大学に着任。
2008年4月1日同校の学長に就任。
[編集] 監督作品
- 2/デュオ (1997)
- M/OTHER (1999)
- H story (2001)
- 不完全なふたり Un couple parfait (2005)
- パリ、ジュテーム Paris, je t'aime (2006)
[編集] TV演出
- ハリウッドを駈けた怪優/異端の人・上山草人(1995 東日本放送)