山本政志
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山本政志(やまもと まさし、男性、1956年1月24日 - )は、大分県出身の映画監督、俳優。
[編集] 経歴
明治大学中退後、8ミリ映画の自主製作を開始する。1983年『闇のカーニバル』が、史上初ベルリン国際映画祭・カンヌ国際映画祭にて連続上映される。また、パンクバンドJAGATARA(じゃがたら)のファーストアルバム「南蛮渡来」をプロデュースし、江戸アケミや町田康(町田町蔵)、遠藤ミチロウなど当時のパンクロッカー達を俳優として起用するなど、カテゴリにとらわれない独特の世界観やその仕事が話題を呼んだ。
1990年代より国境に縛られない活動が盛んになり、そこから『アトランタ・ブギ』、『ジャンクフード』、『リムジンドライブ』が生まれた。『ジャンクフード』は、文化庁海外派遣文化研修員としてニューヨーク滞在時に、全米10都市で自主配給された。
1991年より南方熊楠を主人公とした作品『熊楠KUMAGUSU』の製作が開始されたが、資金繰り悪化のため製作は中断されたままである。
監督として活躍する一方、その独特の風貌・キャラクターを活かし、俳優活動も行っている。TVシリーズ『私立探偵 濱マイク』、映画『ゲルマニウムの夜』などでその存在感が垣間見られる。
[編集] 主な監督作品
- 看守殺しの序曲 (1979)※8mm作品
- 聖テロリズム (1980)※8mm作品
- 闇のカーニバル (1983)
- ロビンソンの庭 (1987)
- てなもんやコネクション (1990)
- アトランタ・ブギ (1996)
- ジャンクフード (1998)
- リムジンドライブ (2000)
- 3日 (2005)
- サイクル (2005)
- 聴かれた女[1](蒼井そら主演)(2007)