第36回IBAFワールドカップ日本代表
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第36回IBAFワールドカップ日本代表(だい36かい-わーるどかっぷにほんだいひょう)は、2005年9月にオランダ各地において行われた第36回IBAFワールドカップに出場するために編成された野球の日本代表チームである。
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[編集] 概要
プロ野球はちょうどペナントレースの佳境にあることから選手の派遣ができず、結局都市対抗野球直後ではあるものの社会人から23人、大学生が1人の合計24人で日本代表が編成された。
[編集] 監督・コーチ
(かっこ内は所属;年齢。いずれも選出当時。)
[編集] 選手
(( )内は所属;年齢。いずれも選出当時。☆はその後にプロ入りした選手。【 】内はその後のプロ野球経歴)
[編集] 投手
- 11 磯村秀人(東芝;28)
- 13 宮西尚生(関学大;20)
- 15 高宮和也☆(ホンダ鈴鹿;23)【横浜(2006~ )】
- 16 坂本保(ホンダ;31)
- 17 斉藤信介☆(NTT西日本;23)【中日(2006~ )】
- 18 高崎健太郎☆(日産自動車;20))【横浜(2007~ )】
- 19 武田勝☆(シダックス;27)【北海道日本ハム(2006~ )】
- 20 松井光介☆(JR東日本;27)【東京ヤクルト(2006~ )】
- 21 土井善和(日本生命;35)
[編集] 捕手
[編集] 内野手
- 1 伊藤祐樹(日産自動車;33)
- 2 澄川昌也(日本生命;25)
- 5 草野大輔☆(ホンダ熊本;28)【東北楽天(2006~ )】
- 6 梵英心☆(日産自動車;24)【広島(2006~ )】
- 9 田中政則(日立製作所;21)
- 10 鈴木勘弥(三菱重工長崎;31)
- 14 西郷泰之(三菱ふそう川崎;33)
[編集] 外野手
- 7 池辺啓二(新日本石油ENEOS;23)
- 8 佐々木正嗣(日本生命;25)
- 24 中村真人☆(シダックス;23)【東北楽天(2007~ )】
- 25 金子洋平☆(ホンダ;23)【北海道日本ハム(2007~ )】
- 28 藤井淳志☆(NTT西日本;24)【中日(2006~ )】
[編集] 大会戦績
[編集] 予選リーグ
- 第1戦(9月3日、アルメーレ) 日本 9-2 スペイン
- 第2戦(9月4日、アムステルダム) 日本 4-5 プエルトリコ
- 第3戦(9月5日、ロッテルダム) 日本 19-0 チェコ (7回コールド)
- 第4戦(9月6日、アムステルダム) 日本 12-0 コロンビア (7回コールド)
- 第5戦(9月7日、アルメーレ) 日本 7-1 チャイニーズ・タイペイ
- 第6戦(9月9日、アムステルダム) 日本 4-2 オーストラリア
- 第7戦(9月10日、アルメーレ) 日本 7-6 アメリカ
- 予選Bブロックを6勝1敗の1位で通過
[編集] 決勝トーナメント
- 準々決勝(9月14日、アイントホーフェン) 日本 1-5 韓国
- 順位決定トーナメント(9月16日、ハーレム) 日本 5-0 プエルトリコ
- 5位決定戦(9月17日、アムステルダム) 日本 8-1 ニカラグア
- ワールドカップ日本チーム史上最低タイの5位に終わる。
[編集] 日本代表からの表彰選手
- ベストナイン(捕手) 高根澤力