秋田駒ヶ岳
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秋田駒ヶ岳 | |
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秋田駒ヶ岳 (2002年06月撮影) |
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標高 | 1,637.4 m |
位置 | 北緯39度45分28.4秒 東経140度48分09.2秒 |
所在地 | 秋田県仙北市、岩手県岩手郡雫石町 |
山系 | 奥羽山脈 |
種類 | 活火山 |
秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)とは、秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町に跨る活火山(ランクB)である。十和田八幡平国立公園の南端。標高1,637m。全国に数多い駒ヶ岳のなかで最も高山植物の豊富な山として知られる。
目次 |
[編集] 概要
南部片富士と呼ばれる岩手山の片富士側の尾根が乳頭山(岩手県側では、烏帽子岳と呼称・標高1,478m)を経て秋田駒ヶ岳につながっている。また乳頭山からは山頂が広い湿原となっている小白森と大白森を経て八幡平へ続く尾根が分岐する。これらの尾根が登山道となっており、間には避難小屋も整備されているので縦走に便利である。秋田駒ヶ岳から乳頭山への縦走路から外れたところには千沼ヶ原と呼ばれる大きな湿原があり、秋田駒ヶ岳山頂と比べて訪れるものも少なく、静かなたたずまいを見せる。
標高が低いため正確な意味では高山帯を持たないが、頂上効果によって広大な偽高山帯が発達して、秋田駒ヶ岳高山植物帯として有名である。現在も活発な活火山であり、頂上部の地形がが絶えず変形し攪乱を受けることも、偽高山帯が維持される要因となっている。近隣では愛称をこめた短縮形で「秋田駒(あきたこま)」とも呼ばれる。
[編集] 観光
8合目まで車道が通り、車で入山できる手軽さから、高山植物を観察するファンに人気が高いが、夏季には観光客が殺到するため、環境保護のため早朝から夕方までマイカー規制が取られており、駒ヶ岳火山防災ステーション(アルパこまくさ)から定時のシャトルバスが発着している。麓の乳頭温泉郷は、温泉ファンに人気が高く、混雑する秘湯として全国的に有名である。
[編集] 火山活動
細長いカルデラの中に女岳・小岳・南岳の中央火口丘があり、カルデラの外に最高峰の男女(女目)岳があり一等三角点が設置されている。男岳・横岳はカルデラ外輪山のピークである。最近では1970年に女岳が噴火した。このとき、女岳の山頂に形成されたスコリア丘から玄武岩質安山岩の溶岩流が発生しカルデラ内を約500m流下した。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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