秋本吉徳
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秋本 吉徳(あきもと よしのり、1947年 - )は、日本文学研究者。清泉女子大学文学部日本語日本文学科教授。駿台予備学校古文科講師でもある。お茶の水校・横浜校に出講している。
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[編集] 経歴
[編集] 人物
駿台古文科の古参。講習会では「国語融合問題」講座で現代文科の二戸宏羲とペアで授業を行ったりもする。解法はあくまで正攻法にこだわり、論理的である。
大学では上代文学を担当。研究専攻は風土記、万葉集、古事記。日本芸能史の研究も行っている。
[編集] 編著書
- (斎部広成・伴信友・安田尚道) 『古語拾遺 (新撰日本古典文庫 4) 』(現代思潮社、 1976年)
- 『風土記 全訳注 1 (講談社学術文庫)』(講談社、 1979年)(1)
- (久松潜一 監修)『賀茂真淵全集 第26巻』(続群書類従完成会、 1981年)
- 『出雲国風土記諸本集』(編)(勉誠社、1984年)[1]
- 『常陸国風土記: 全訳注(講談社学術文庫)』(講談社、2001年) ISBN 4061595180 (1)の改題
[編集] 寄稿
- 「古文を自分のものにする学習法」 宮崎尊 『モリモリ勇気の出る受験勉強の集中講義』 (草思社、1990年、pp.168-175.)
- 「広場(エッセイ)」 『駿台フォーラム』第15号
- 「大学と高校のはざまで」 特集「教育変革と新しい予備校像」 『駿台フォーラム』第19号