白糠町
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白糠町（しらぬかちょう）は、北海道釧路支庁管内の白糠郡にある町。
町名の由来は、アイヌ語の「シラリ」（磯）、「カ」（上）、シラルカ、シラリイカ等から。
目次 |
[編集] 地理
釧路支庁西部に位置。距離は釧路市都心部から西に約30km。町域の東西を釧路市に挟まれている。帯広市から東に約90km。
南部の太平洋沿岸に沿って東西に国道38号、根室本線が走る。人口の多くも沿岸に集中する。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
- 1632年（寛永9） 白糠場所が開設される。
- 1800年（寛政12）八王子千人同心、原半左衝門（原胤敦）ら50人が白糠に入る。
- 1884年（明治17） 白糠外六ヶ村戸長役場が開設される。
- 1915年（大正4） 白糠村と庶路村が合併し、白糠村となる。
- 1949年（昭和24） 大楽毛地区が釧路市に編入される。
- 1950年（昭和25） 町制施行、白糠町となる。
[編集] 経済
[編集] 産業
林業、漁業（シシャモ・鮭など）、工業、酪農が盛ん。かつては雄別鉄道の上茶路炭礦、明治鉱業の庶路炭礦など複数の炭鉱が栄えた。現在いずれも閉鉱している。
町東部には釧路白糠工業団地が置かれ、軽工業と食品加工業の企業を中心に立地している。また、西庶路地区西部にも軽工業団地が置かれている。釧路市、白糠町全域が釧路・白糠次世代エネルギー特区に指定され、ジメチルエーテルの研究・供給拠点の集積を図っている。
農業では、シソの生産が行われており、シソの産地白糠町内「鍛高」は、紫蘇焼酎「鍛高譚」（たんたかたん）の名に採られている。
[編集] 立地企業
- 広洋水産株式会社
[編集] 郵便局
- 白糠郵便局
- 庶路郵便局
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 地域
[編集] 教育
- 高等学校
- 北海道白糠高等学校（道立）
- 中学校
- 庶路、白糠
- 小学校
- 庶路、白糠
- 小中学校
- 茶路
- 大学施設
- 京都大学北海道研究林白糠研究管理棟
閉校された学校
- 縫別小中学校(1991/03)
- 北進小中学校(2001/03)
- 河原小中学校(2007/03)
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
かつては国鉄白糠線が沿岸部の白糠駅から茶路川に沿って北進まで通っており、さらに螺湾地区を通って足寄まで延伸する計画があったが、1983年に廃止されている。
[編集] バス
- くしろバス
- 白糠町営バス（国鉄白糠線代替バス）
[編集] 道路
- 高速道路
- なし
- バイパス
- なし
- 一般国道
- 道道
- 北海道道143号北見白糠線
- 北海道道242号上庶路庶路停車場線
- 北海道道314号白糠停車場線
- 北海道道665号上茶路上茶路停車場線
- 道の駅
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 文化財
- アイヌ古式舞踊（国指定重要無形民俗文化財）
[編集] 観光
- ハミングロード 白糠駅前にある大通、「広告景観優良地区」に指定。
- 不動の滝
[編集] 祭り･イベント
- 厳島神社例大祭（7月下旬）
- カミングパラダイス（9月中旬）
[編集] 郷土芸能
- 白糠駒踊り
- 白糠駒太鼓
- アイヌ古式舞踊
[編集] 名産品
- 銘菓駒踊り最中
- 紫蘇焼酎「鍛高譚」(製造・販売は合同酒精であるが、原材料の紫蘇は白糠町鍛高産。)
[編集] 出身の有名人
- 野宮真貴 歌手・ミュージシャン、元ピチカート・ファイヴボーカル
- 吉野勲 故人、高校教師、妹背牛商業高校女子バレー部を全国制覇に導いた。
- 越野忠則 1992年バルセロナ五輪男子柔道60kg級、銅メダリスト。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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