瑞穂 (水上機母艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
 |
|
| 艦歴 | |
|---|---|
| 計画 | 1933年（マル2計画） |
| 起工 | 1937年5月1日川崎重工神戸 |
| 進水 | 1938年5月16日 |
| 就役 | 1939年2月25日竣工 |
| その後 | 1942年5月2日戦没 |
| 除籍 | 1942年5月20日 |
| 性能諸元 | |
| 排水量 | 基準：10,929t 公試：12,150t |
| 全長 | （水線長：183.6m） |
| 全幅 | 18.8m |
| 吃水 | 7.08m （公試平均） |
| 主缶 | なし |
| 主機 | 11号8型ディーゼル4基2軸 15,200hp |
| 速力 | 22kt |
| 航続距離 | 8,000 NM / 16kt （重油1,200t） |
| 乗員 | |
| 兵装 | 40口径12.7cm連装高角砲3基 25mm連装機銃10基 |
| 航空機 | （常用+補用）：水上機24+8機 （射出機4基） |
| 他 | 補給用重油：3,348t |
瑞穂（みずほ）は、大日本帝国海軍の水上機母艦である。1942年5月2日、ガトー級潜水艦ドラム（USS Drum, SS-228）の雷撃をうけ沈没。駆逐艦や輸送船は狭義の「軍艦」ではなかったため、瑞穂は太平洋戦争で初めて戦没した軍艦となった。
目次 |
[編集] 概要
水上機戦力の充実に力を注いだ日本海軍は千歳型に続き準同型艦の本艦を建造した。前型同様、水上機母艦の任務の他、甲標的母艦変更、他艦への燃料補給を考慮するなど複雑な背景の艦であった。
千歳型と比較して機銃甲板廃止、高角砲を3基に増備等のマイナーチェンジしているが最大の変更点は主機をディーゼルのみとしたことである。ただしこのディーゼルは故障が多く、竣工後もたびたび改造工事をしている。
昭和17年4月の横須賀工廠での改造でようやく全力発揮が可能となったが直後に米潜の雷撃で沈没、日本の軍艦戦没第1号となってしまった。
同艦に三等整備兵曹として（沈没前日に昇進）乗り組んでいた、エッセイストの小林孝裕氏によると 戦死－士官七 下士官九十四。 と、報告されているが、実数は、その三倍ぐらいの戦死者はあったという。
[編集] 艦歴
- 1937年5月1日起工 神戸川崎造船所
- 1938年5月16日進水
- 1939年2月25日竣工 水上機母艦に類別
- 1941年12月から1942年3月、各地の攻略作戦を支援
- 1942年5月2日 米潜ドラムの雷撃により戦没
- 5月20日除籍
[編集] 歴代艦長
[編集] 艤装員長
- 青木泰二郎 大佐（1938年5月16日就任）
[編集] 艦長
- 青木泰二郎 大佐（1939年2月25日就任）
- 蒲瀬和足 大佐（1939年11月15日就任）
- 澄川道男 大佐（1940年11月15日就任）
- 大熊譲 大佐（1941年9月5日就任）
[編集] 参考文献
- 雑誌「丸」編集部、写真｜日本の軍艦 第4巻 空母Ⅱ、光人社、1989年
[編集] 関連項目
|
|
|
|---|---|
| 若宮 | 能登呂 | 神威 |  |
| 千歳型 : 千歳 | 千代田 | |
| 瑞穂 | 日進 | 秋津洲 | |
 |
この「瑞穂 (水上機母艦)」は軍艦に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。（P:軍事・PJ軍事・PJ船） |
