玄海町
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玄海町(げんかいちょう)は、佐賀県の北西部にある町で、東松浦郡に属する。現在、東松浦郡を構成する唯一の自治体となっている。町名は玄界灘の別名である「玄海」に由来する。
目次 |
[編集] 地理
佐賀市から北西へ約50km、福岡市から西へ約60kmの東松浦半島の西側中央に位置し、町域の北側から西側にかけて玄界灘に面している。中心市街地は町域中央部の内陸部にある。
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
[編集] 近現代
- 1956年(昭和31年)9月30日 値賀村・有浦村が対等合併し、玄海町が発足。
- 1957年(昭和32年)12月31日 切木村の座川内、湯野尾、藤平、田代を玄海町に編入(同時に切木村の他の地域は唐津市および入野村に編入)。
[編集] 平成の大合併
平成の大合併により、東松浦郡のほかの町村は2005年から2006年にかけて唐津市と合併した。 玄海町も当初参加していたが、周辺地域における行政支援の立ち遅れを懸念し合併協議会より脱会、単独自治の方向を選択。 現状では以下の玄海原子力発電所立地による多額の税収のため財政状況は比較的よいが、将来の運営については問題が山積する。税収はこれから漸次減少していく上、原発での労働者が生活に便利な唐津市に定住してしまうため、高齢化の進行が必至であり、対策が急がれる。
[編集] 産業
[編集] 原子力発電所
1975年(昭和50年)に九州で2ヶ所の原子力発電所の1ヶ所、玄海原子力発電所が運転開始している。現在プルサーマル発電の予定地として計画が進められている。
[編集] 農林水産業
タイの養殖、和牛、タマネギ・葉タバコ・温州みかん・ハウスイチゴの栽培が盛ん。
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
- 町立
- 有浦中学校
- 値賀中学校
[編集] 小学校
- 町立
- 有浦小学校
- 値賀小学校
- 仮屋小学校
- 牟形小学校
[編集] 小学校の統合
少子化の進行により2007年度において仮屋小・牟形小には既に複式学級(1学級に複数の年次の児童が在籍する形式)が存在している。2010年(平成22年)には更に複式学級が増加する見込みであるため、2009年(平成21年)までにこの2つの小学校を有浦小に統合する方向で検討がなされている。
[編集] 交通
[編集] バス
[編集] 道路
- 国道・主要地方道
- 国道204号
- 佐賀県道47号肥前呼子線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 外部リンク
- こころふるさと玄海町(公式ウェブサイト) - 町内のライブカメラなどあり。
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